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『徒然日誌』 2019年1月から12月

2019年12月31日(火) 晴れ
大晦日。
あと8時間ほどで新しい年になる。天気予報じゃあたたかくなると言っていたのに、午前中はずっと靄がかかっているような天気で晴れ間も見えてこないし寒い。昼過ぎにやっと陽射しが出てあたたかくなるも、午後3時を過ぎたあたりから急に風が吹き出して、散り残っているケヤキの葉を吹き飛ばしせっかくきれいに掃除した境内ががっかり。でもまあ自然に行いにはあらがうことができない。何とか一年に幕を下ろせそうだ。年越しの護摩に来てくれる方も何人かありそうだ。夕べ飯富のDさんから行くよと電話があった。今朝は8時前に護摩の問い合わせの電話があり、「私たち一般の者も行ってもよろしいんでしょうか」と訊くので、もちろん大丈夫ですぜひお越しくださいと応えておいた。風もやがて収まっていい年越しの夜になるに違いない。一年お世話になった方々に、また来年もよろしく。よいお年をお迎えください。
2019年12月30日(月)
寒い寒い一日。
朝から雨降り始める。窓から見える毛無山は雪が降っているよう。冷えて寒くて体を動かすことができない。まあ雨だとわかっていたからほぼ昨日までに準備は済ませてある。今朝は明日の護摩のために雨が少し落ち始めたあたりに樒を取り、護摩壇を荘厳する。1台のストーブ下の受け皿のような丸い盤の下が錆びてきていたので、サンドペーパーをかけ錆止めを塗り黒色のペンキを吹き付けた。明日は天気が良さそうなのでしっかりと乾かせばいけると思う。檀家の何人か暮れのあいさつに寒い中来てくれる。
2019年12月29日(日) 晴れ
新年準備。
昨日も今日も朝は寒いが、比較的あたたかな日中になった。午前中本堂の掃除を終えてから大晦日の護摩の準備し、正月用に外陣も販売のお守りの配置を変える。朝早くから富士宮のIさんお参りに来てくれる。お昼前に身延から貴史暮れのあいさつに来てくれる。ウィスキー2本持たす。檀家も昨日今日と何人か見える。Sさん米も上げてくれる。護摩札も書く。外の便所も庫裏の便所も掃除をしたし、大体いいかなぁという状態になってきた。明日は午前中雨になる予報だ。
2019年12月28日(土) 晴れ
納めの不動の護摩を焚く。
まだ少しあるがまあ何とか一年無事に過ごせ、寺も護り、お不動様も大事にしながら祈りを続けてきた。この一年の終わりに感謝しながら午後不動護摩を焚く。終えて片付けと掃除を始めたが、柳沢家で来たり、剛一兄ちゃんも来たりして話をしたりしていたらすっかり夕方になってしまった。8割方終わっているので明日回しにすることにして今日は終了。今日も風は比較的穏やかで、朝鐘楼などにシメを付けたが強い風に千切れることもなく済んだ。
2019年12月27日(金) 晴れ
暮れの仕事。
昨日神棚のシメを張り替えた。来年は閏月(閏4月)があるので13月になりシメは13枚。今日は門松を仕上げる。自己流なので簡単に毎年同じように作る。梅のつぼみは年によって気候の違いで小さかったり膨らんでいたりするが今年は小さい。花が開くにはまだまだだ。南天の実は今盛りと赤が映える。30日が雨のようなので明日中には外のことを仕上げてしまおうと思う。
2019年12月26日(木) くもり
寒い寒い。
本格的に寒くなってきた。年末年始は厳しい寒さになるな。昨日資源ごみのプラの日を出し忘れたので朝直接衛生組合へ持ってゆく。午後3時半に帰ってきた息子が古くなった掃除機を持ってきたのでそれもまた処分に持ってゆく。衛生組合は今日もひっきりなしに車が出入りしている様子。11時から平山家の法事をする。お昼のお弁当を食べて帰ってゆく。寒い中を東京から来ていただいては彼の人も僕らもありがとう。平山さんが単身赴任しているインドネシアのジャカルタは、一年中真夏の気温だという。雨季と乾季しかないらしい。内船寺から今年も啓翁桜送っていただいた。
2019年12月25日(水) 晴れ
掃除。
朝の天候は雨になりそうで、法事もある。で、今日は朝から一日二人で落ち葉掃きをした。ブロアで吹き飛ばしながらの作業も少しずつ慣れてきて、思うところに落ち葉を集めていくことができるようになる。女房は午後焼き芋をする。明日の法事のHさん、普段来ることができないと一日早くきてお墓の掃除を丁寧にしていく。今夜はどこかに泊まるのだろう。風もなく穏やかな一日。
2019年12月24日(火) 晴れ
年末準備。
朝6時からS師と朝勤。9時過ぎに帰ってゆく。年末年始はハワイのお寺へ手伝いに行くのだと。午後少し暖かくなったので裏山に門松用などの松の枝を採りに行く。本堂前に門松の竹を準備していると若菜さん来山す。お酒をあげてくれ、長いこと祈ってゆく。この1年遠くから28日の護摩によく参座してくれました。
2019年12月23日(月) 晴れ
遠くの山雪景色。
夜雪になったようで、毛無山、醍醐山にも少し雪があった。今朝はこれまた冷え込みが厳しい。10時に車の6か月点検に行く。鰍沢まで行くと民家の屋根にもうっすらと雪があった。点検とタイヤ交換をしてもらう。夕方S師来山す。
2019年12月22日(日) くもり
法事あり。
10時半から一宮家の法事がある。4姉妹の家。二女が家をとり残りの3組がそれぞれご主人と来山する。皆さんそれぞれ早めに来てくれたようで10半前に始める。法事の最後に長女のご主人が尺八を奏でてくれる。墓参後に僕は着替えて明王寺の冬至祭典に出る。何とか夕方まで雨にはならなそうだ。明王寺のご住職も雨になるのを一番心配していたらしく、境内で供される「冬至のカボチャほうとう」も来山者にとても喜ばれていた。それでも天候は悪いので、片付けのころに降ってきてはそれも困ると少しずつ早め早めに進行して、護摩と錫杖でのお加持も例年のごとく終えて午後2時には終了する。お茶をいただいて帰ってきた。明日クルマの6か月点検に行きついでにタイヤ交換もするので積み込む。ぽつりぽつりと雨落ちてくる。早いが夕のお勤めも済ませ、法事の後片付けなども済ませる。明王寺祭典が僕には納めの祭り。
2019年12月21日(土) 晴れ
枯れた蓮を刈る。
シルバーから川口さんともう一人来てくれて、池の枯れた蓮の刈り取りをしてもらった。8時半ごろかな?と勝手に思いながら朝のウォーキングに出かけ、8時15分頃帰ってくると畑にもう刈り取られた蓮の山ができていた。仕事の始まりは年間通していつも7時半ころには始めるとのこと。途中一回お茶の休憩をして11時半過ぎに終了。鯉も泳ぎが楽になったのか池の面にはねたりしていた。きれいになって正月を迎えられる。午前午後と僕は池の周りなどの落ち葉の片づけをする。明日の天気が気になっていたが、少し変化してきて何とか午後まで雨にはならなそうだ。明王寺の冬至祭り。頭を刈る、手足の爪を切る。
2019年12月19日(木) 晴れ
夕暮れの風冷たい。
冬至も間もなくで、夕方の暗くなるのが少しずつ遅れてくるのが待ち遠しい。昼に行藏院から久しぶりに電話がある。来年も相変わらずよろしくである。ほんとに今年も全く忙しくなく一年が終わってしまうな。こまめに事を片付けているのであまりすることがない。午後檀家2軒が暮れの付け届け持って挨拶に来る。夕が暮れる前にと門松用の竹を裏山で切る。風が冷たい。
2019年12月18日(水) 晴れ
昼過ぎから暖かくなる。
午前中なかなか陽も差さず気温も上がらないようだったが、昼過ぎから暖かくなった。お昼を食べてから久しぶりに歩いた。暑くなってきたのでだいぶ汗をかいた。午前中内船寺で野菜をたくさん届けてくれた。女性二人が熱心に枯れた蓮池の写真を撮っていたので少し話をした。来年は花の時期に必ず来ると言って帰る。午後2時過ぎから墓地参道のもみじの落ち葉を片付ける。
2019年12月17日(火) 晴れ
寺務。
未明から雨になり午前中雨残る。上がってもどんよりとして寒い一日。明日は気温が20度近くにまでなるらしい。予報だと大晦日から三が日くらい気温上がらずとても寒そう。まあ仕方がない。午前中は御札や法事の塔婆を書いたりする。午後地元の檀家Sさん御札を頼みに来る。東京から旧姓佐田姉妹墓参がてら寄る。
2019年12月16日(月) 晴れ
掃除。
朝寒さが厳しくなってきたので、朝歩くのが億劫になってきた。午後駐車場の側溝の落ち葉の片づけ、八幡神社前の掃除などする。八王子の森さん親子墓参に来る。池田屋、雨宮さん暮れのあいさつに来てくれる。正月の門札を持っていってもらう。明日は天気が崩れるらしい。
2019年12月15日(日) 晴れ
終活年賀状。
高齢などから年賀状を出すのをやめにすることがあるとのこと。終活年賀状というらしい。「来年はもう年賀状を出しませんよ」ということを伝える年賀状にするらしい。僕も年賀状を出すことをやめた人はいるがまだもう少しやめにしたい人がいる。もう何十年も年賀状だけの人がいて、今後もその人と会う予定もないので、ここらでもうおしまいにしたいと思っている。今年は出すことにしたが、文例があったので来年には参考にしようかと思う。「誠に勝手ながら今年をもちまして 新年のご挨拶状を最後とさせていただきます」、「高齢になり今まで通りのお付き合いも難しくなってまいりましたので本年をもちまして年始のご挨拶を失礼いたします 勝手ではございますがなにとぞご容赦ください」など。こういうことを書いているこれも、もういつでもやめにしようかとも思う。知り合いの石材店が、工場を閉鎖するという手紙をいただいた。展示場の方は続けるというが、こういうお知らせをいただくと、お寺のお祭りの案内などももう来年は出さない方がいいなというようなことを考えてしまう。お寺は積極的に案内は出した方がいいよと言われるが、どうもそういうことには小心者である。「御札を頼みたくなければ、案内を出した方が頼んでこないから」と言われるが、どうしても先に先方のことを考えてしまうのである。こういう寺の事情も切なくつらいものだ。午前中落ち葉掃く。残り半月。
2019年12月12日(木) 晴れ
午後風少し強く吹く。
吹くんならもっと思いっきり吹いて、枝に残る葉を吹き飛ばしてほしいんだけどなかなかそうこちらのわがままを聞いてくれる風にはならなかった。午前中、落ち葉焚きをし、裏山に入って立ち枯れの枝を拾い集めてくる。昼時あたたかくなったので頭を刈る。午後秋山さん、籾と一味届けてくれる。夕のお勤めの後香盛りする。新年のこともする。
2019年12月11日(水) くもり
暮れの掃除。
午前中サッシ戸や蛍光灯のカバーなどを拭く。毎年年末の恒例行事みたいなもの。やらないと後悔が残る。午後申込みの御札書きなどする。今日はあまり陽が出ずどんよりとした一日。寒さはそれほど感じない。
2019年12月10日(火) 晴れ
日中あたたかい。
南部は朝まで雨が降ってたらしい。シルバーからの職人さん、少し遅めの到着で仕事はじめてくれる。お茶も飲まずに熱心にしてくれる方で、今日も剪定の後落ち葉の掃除もしていってくれる。午後にはお茶飲みながら少し話をする。2月に梅の枝の剪定に来てくれることになる。シルバーの日当が以前より下がっていることにはびっくりした。これでは働き手が減るわけだ。午後4時半前に御朱印の夫婦あり。内船寺で話をしてきたらしい。T工房から祈願の腕輪届く。28日の護摩でよいとのこと。山ア師から、仙台公演の会場限定の会場限定グッズのピンバッジ(ROCK MUST GO ON2019)とハンカチタオルを送っていただいた。サンキュー。
2019年12月9日(月) 晴れ
山ア師と話す。
山ア師から豪華なものが送られてきたので、夜電話しようと思っていたら先に彼から電話が来てしまう。女房が東京へ友達に会いに出かけて遅くなるとのことだったので、ちょうどチャーハンを炒めはじめた時。3秒待ってくれと言って火を消す。矢沢の仙台公演のあと、国立代々木競技場第一体育館にも行ってきたとのこと。今年70歳の彼は今年のツアーの1公演を体調が万全でないと中止にするということがあった。仙台公演は直後ということでアンコールも少なかったようだが、熱狂的な信者には、矢沢が見られなくなるのではないかという不安が広がっているようで、チケット取りにも相当な熱の入れようらしい。会場限定グッズも送ってくれたらしいので心待ち。
2019年12月8日(日) 晴れ
暮れの仕事する。
朝歩く。ほんとに寒い。帰ってきて映画を見ながら炬燵で体を温める。秀ちゃん暮れの付け届けに来てくれ、15分ほどお茶を飲みながら世間話をする。飯富のK君、新年の御札を頼みに来る。ジム通いをしていて7キロ減量したという。僕は歩いても飲んでしまうのでほとんど減量しない。夏場は汗を大量にかいたが、寒くなって発汗が少なくなりやや体重が戻り気味なところもある。気を付けなくちゃ。御札書きする。風が吹かず葉が落ちないので少々イライラしている師走。
2019年12月7日(土) くもり
夕方になると冷えてきて寒い。
雨が予想されたが雨にも雪にもならず。年賀状を作る。書かないので作るが正しい。宛名も書かない。午後外を少し掃除して、そのあとシメを切ったりする。貴永、姪っ子を連れて暮れのあいさつにリンゴなど携えて訪ねてくれる。おばさんの様子などを訊く。内船寺にも行くというので早めに送り出す。祖父永城が大正7年12月6日に大聖寺に入山し、父永知から僕へと受け継いでちょうど100年が経つ。もうしばらくここで頑張ってしっかりと後継に託そうと思う。
2019年12月6日(金) くもり
剪定再開。
中断していた庭木の剪定がシルバーから来てくれて再開した。アブラムシがついているようで松がところどころ黄色くなり始めていたので良かった。午前中、御札を書いたり、法事の塔婆を書いたりする。午後外に出て明日天候が下り坂のようなので、女房と落ち葉を片付ける。もう一、二度風が吹いてくれるとケヤキも裸になるのだが、なかなかこちらの思うようには自然は動いてくれない。シルバーの方が作業後に、落ち葉の片づけを手伝ってくれる。落ち葉を吹き飛ばすブロアを僕も買おうと思う。
2019年12月4日(水) 晴れ
良い天気。
午前中外仕事。諸堂の煤払いをする。竹林の周りの草地は朝霜で真っ白だ。竹を切り、客殿から本堂までぐるっと境内全部の一年のすすを払う。終えてから山門の蛍光灯を洗ってきれいにする。午後台所の外の窓を拭く。
2019年12月3日(火) 晴れ
日中あたたかい。
あたたかな昼だったので、何か始めなければならないと、新年の神棚のシメ、五大明王幣など作る。風もなく外は穏やか。あとは特になし。
2019年12月2日(月)
一日雨。
雨が一日たっぷりと降った。年賀状のことを考えるも進まず。宛名だけ印刷する。WOWOWで録った「The Hate U Give」を見る。なかなか面白い作品だった。久しぶりに感じ入った。2PACというラッパーのことなど出てきたので、YouTubeで検察する。ラップは一番苦手なジャンルだが、訳詞のある日本盤を探してみようかとも思う。
2019年12月1日(日) 晴れ
師走入り。
一年なんてものも過ぎてしまえばつくづく早いなぁと感じる。師走に入った。一か月後は元日だ。寒さばかりが増してきて老いていくからだは年ごとに気力の萎えなどを感ずる。残りのひと月、落ち葉を片付けたり、新年のシメを切ったり、神棚を飾り替えたり、御札を作ったりとしなければならない。今日は撮りためたドラマ映画など見る。
2019年11月30日(土) 晴れ
法事あり。
遠藤家の四十九日忌の法事が10時半からある。今朝も冷え込みが厳しい。この数日まるで冷凍室にでも閉じ込められたような痛いような寒さの日が続いている。布団から抜け出るのが段々ずるくなってきた。朝歩きながら宮木の方から対岸の山を眺めると、富士見山も七面山にも雪の跡が見られた。富士川に架かる橋の歩道は霜で凍り付いていて滑りそうで端っこを気を付けながら歩いた。寒いので客殿での法事の際はストーブを焚く。昨日襖や障子戸を入れた。あまり寒くない冬になってくれたらいいと願っている。
2019年11月29日(金) 晴れ
陽がかげると寒い。
午後4時を過ぎて太陽が東の山の稜線に隠れてしまうとぐっと冷え込んでくる。昼過ぎに頭を刈ったのでそれも手伝ってかやたら体が冷えて小便が近い。体の震えを我慢しながら本堂で夕のお勤めをしてきた。朝部屋の窓から醍醐山の向こうに望む毛無山を見ると、うっすらと雪化粧になっていた。午前中本堂の護摩壇などの掃除をする。さっぱりときれいになった。明日の法事の準備などする。
2019年11月28日(木) くもり
寒い寒い。
昨日も寒いし今日ももっと寒い。朝からちょっと雨があったりしたが、9時少し前から護持会の配りものがてら歩いてきた。まったく陽は出ず。ごご例月の護摩を焚く。寒い中を上野原の若菜さん参座してくれる。終わってから護摩壇の掃除などしようとしたが、雨が降り出して次第に雨脚が強くなってきたので、気力も萎えてしまったので明日やることにする。「まったく寒いなぁ」といいながら、アツコさん新聞代の集金に来る。
2019年11月27日(水) くもり
陽が出なくて寒い。
妻娘は長野市芸術館での「上原ひろみ JAPAN TOUR 2019 “SPECTRUM”」を見るため出かける。朝5日ぶりに歩く。寒くなり朝も6時でも暗い。午前中海老原君久しぶりに来る。午後定期受診のため出かけようとすると修さんがやってきて、枯れた蓮の刈り取りの件で話をしてゆく。飯富病院まで歩く。途中でKoさんと会う。できるだけ歩いてくださいと励まされる。思いがけなく早く終わったので、そのまま宮木経由で朝と反対ルートで歩いて帰る。護摩の準備などする。
2019年11月24日(日) 晴れ
七五三。
午後1時半から若尾家のK君5歳の七五三の祈願を本堂でする。両親に手を引かれ緊張した面持ちで本堂に上がってくる。レンタルなのだろうが、立派な羽織はかま姿であった。若尾家は不動明王の従者としてついてきた若尾美作守の末裔であり、不動明王を守護する役割を持った人たちであるということなどを話す。七五三の祈願などまず頼まれることはないが、S師にも協力いただいて何とかこなすことができた。いい思い出になりますと言っていただけたので良かった。月末の日曜で、佐藤さん家族も参詣す。新年のお札1枚申し込んでくれる。
2019年11月23日(土) 晴れ
63になる。
昨日は一日雨でほんとに寒い日。夕方から甲府の北口で壬生さん、坂本さんと飲む。寺を続けていくということに未来はあるのかなと。竜電3場所連続の負け越しとなる。夜風呂から出ると秋山さんから「誕生日おめでとう」と電話がある。いつでもいいから飲みましょうと話す。こういう話を互いに交わしても、実はこの頃はほとんど会って飲むということがなくなった。枯野のように老いてゆくのだ。
2019年11月21日(木) 晴れ
ケータイの修理受付終了。
こういう通知が送られてきた。NTTのガラケーは2026年携が2026年3月31日でサービス終了とのこと。いよいよ僕ら夫婦にも危機がやってきた。年が明けたらスマホに買い替えようと考えている。時代に追いつかなくてもいいのだが、使うものがなくなってしまうのでは仕方がない。朝夕とても寒く冷え込んできた。昼間は少し暖かいが、日がかげると一気に冷えてくる。暖かいうちにと頭を刈ったが、夕のお勤めで本堂への行き返り頭がさぶい。護持会のことをし、月末の法事の塔婆を書く。加川良をしみじみと聴く。
2019年11月20日(水) 晴れ
柚子。
昼前に一宮さんが家で採れた柚子だと、ビニール袋にたくさん持ってきてくれた。半日台所に置いていたら部屋の中が柚子の甘い香りでいっぱいになった。焼酎の湯割りには使い忘れたが風呂に3個入れて柚子風呂を楽しんだ。柚子の香りは何ともいい。竜電、貴景勝に完敗で7敗目。もう明日には負け越しが決まってしまう。檀家に出す暮れの通知などのこと始める。
2019年11月19日(火) 晴れ
落ち葉を掃く。
ほぼ一日昨日の強風で散った落ち葉掃き。朝一番で本堂の回廊にたまった落ち葉を片付ける。こういう細かな作業を根気よく続けなければならんのである。でもサルが来なくなったのはほんとにありがたい。午後からは女房と境内の落ち葉を片付ける。ビニール袋に入れ、また知り合いにたい肥として使ってもらい。僕らはその丹誠の成果を少しいただくことになる。墓地の参道の坂道の溝の落ち葉は畑で燃す。秋の夕暮れは早い。相撲と晩酌の時間前に夕のお勤めをしなければならない。
2019年11月18日(月) 晴れ
風吹き荒れる。
朝ちょっとの間、雨がある。一日晴天だったが今年の秋初めての風が吹き荒れた。夕方になってもまだ強く吹いている。暖かい風なので木枯らしの趣はない。ケヤキの葉はだいぶ散り、境内は落ち葉の吹き溜まりがいくつも出来上がっている。朝早くヌルデを伐りに裏山に行く。甲府のお寺さんに散杖と一緒に護摩木も少し使ってもらおうと思う。田舎の寺では自分で山から切ってきて護摩に使う木は全部こしらえる。風は強かったがあたたかくて汗ばむほどだったが気持ちよかった。お昼前に秋山さんが訪ねてきて15分ほど話をしていく。彼女の家に毎年新年用のシメを切っているのだが、用意できていたので持って行ってもらう。正月に来るときに、モミを少しほしいとお願いした。昨日竜電の取り組み見たらやっぱり負けた。それにしても情けないほど怪我の休場が多い。これは金返せじゃないかと思う。
2019年11月17日(日) 晴れ
畑する。
玉ねぎの苗のダメになったところにコメリで苗を買ってきて植えなおす。管理機で畑をかける。裏山へ行き、腐葉土を集めてきて畑に漉き込む。ウォーキングシューズがメッシュ地で爪先が寒くなったので冬用のシューズを買う。今場所竜電の取り組みをテレビで見たときすべて負けてしまい、取り組みが終わったあとに結果を見たときには勝っているのだ。昨日はちょうど始まる所で、「見ないでおこうか」と女房に訊くと「見よう」というので取り組み見たらほんの数秒で見事に負けた。大相撲も休場力士が多くてつまらない。昨日の新聞を見るとすり足などの基本ができていないから怪我するものが多いのだとあった。こんなに大勢が休場するなんてことはかつてはなかったように思う。怪我で序二段まで落ちてしまって今場所復帰した宇良は、今場所負けなしの4連勝。多分優勝できるんじゃないだろうかと期待。
2019年11月16日(土) 晴れ
散杖づくり。
新年になってから使う散杖を作る。ここ数年ほかのお寺にも貰っていただいているので護摩壇用のを二組ずつ作った。月一度としても二組あれば大体足りる。以前はたくさん作ったが、結局使わなくて処分することになった。必要な分だけ作ればよい。去年一昨年の残っていた散杖は短く切って乳木として使うことにした。穏やかな秋の一日。
2019年11月14日(木) 晴れ
秋葉山と可睡斎。
朝少し雨があった。6時の電車で甲府に向かい、山梨文化学園の「秋葉山と可睡斎〜火伏の神・不浄を払う神〜」に参加する。浜松の秋葉神社に着いたのは11時半ごろ。長いバス旅だったが、おかげで滞っていた本を一日で1冊読むことができた。秋葉山は最初の鳥居から本宮までは7キロの道のりで車道も狭く対向車があるたびに運転手さんもすれ違いに大変な様子だった。こういう場所は自分で来るのは大変なので、いい機会に恵まれた。予報通り風が強く外は冷たかった。全国にある秋葉神社の総本山で一度来てみたかったところ。よかった。平成27年「参拝記念植樹 二宮和也」と札が立ててある梅の木があり、近くにいた巫女さんに「ひょっとして数日前に結婚報道がされた嵐の二宮さんですか」と訊くと「そうです」と教えてくれた。昼食後袋井市にある可睡斎へ。神仏分離により、神社格として秋葉神社が残り、寺としては曹洞宗の可睡斎が残り、共に火防の本山となっている。ここでとくに有名なのは、烏枢沙摩明王が祀られている東司(お手洗い)。立派なきれいな手洗いである。丁寧に案内していただき、午後3時半から秋葉三尺坊様のご祈祷も受けた。曹洞宗の作法はよく知らないのだが、祈祷の初めに導師が遮水作法をするなど、我々と少し似ていたが、可睡斎の独特な祈祷法なのかもしれないとも思えた。帰り下山で降ろしてもらい女房の迎えで帰る。
2019年11月13日(水) 晴れ
散杖。
隣の角屋の敷地にある梅の木の若い枝がまっすぐに天に伸びていて皆できがいい。お昼過ぎに檀家でもあるMさんに少しとってもいいかと訊くとOKが出た。脚立を持っていき剪定ばさみで10数本切らせてもらった。先日採ったのと合わせて20本以上にはなったので、行藏院、玄法院、不動寺にも年末に渡すことができる。散杖づくりは来週になるか。午前中庫裏の廊下などのサッシ戸を拭く。年末の仕事が一か所片付いた。
2019年11月12日(火) 晴れ
法事の依頼はいる。
ジャカルタへ単身赴任しているH氏よりメールで年末の法事の依頼が入る。遠藤工業、水路の補修工事順調に進んで終わる。秋山家の新年のシメを切る。明王寺から12月の冬至祭りの案内状届く。23日の天皇誕生日に毎年行っていたが、代替わりしてしまったので平日に戻ってしまった。で日曜開催となったが今年は22日の日曜がちょうど冬至になった。こういう便りが届くと一年が暮れていくなぁと思う。新年の散杖にする梅の枝を少しとった。
2019年11月11日(月) くもり
午後雨。
午前3時前から5時ころまで雨が屋根を打ったが夜明けには止んでいた。雨だったので幾分寒さは緩んだ朝になる。新聞休みの月曜。檀家の遠藤工業に参道の水路の傷みの補修をお願いしたが朝見に来てくれた。昼前に見積もりをもらいお願いすることにした。午後から仕事にかかると始めてくれたのはよかったが、午後1時ころから3時過ぎまで雷を伴った雨が時に激しく降り、途中で仕事を切り上げてゆく。あすは大丈夫だろう。十五夜の月が上がった。
2019年11月10日(日) 晴れ
法事あり。
午前10時半過ぎから佐野家の法事。先月予定していたが台風接近で日延べしていた。子供含めて10人が静岡から来山。終えてから庫裏で食事をする。気さくな家族でとても気持ちよく接してくれて楽しい。孫のノリもすこぶるいい。Doctor-Xの話などする。令和4年に父親の50回忌と母親の13回忌になり、ここで一応檀家としての区切りをつけることになる予定であるが、今の方たちは静岡で独立しているのでこれも致し方のないこととはとらえている。よい天気で墓参も寒くなく済む。いよいよ今日から今年最後の大相撲始まる。怪我で再び落ちてしまった宇良が4場所休場し序二段で今場所土俵に戻ってきた。初日白星。
2019年11月9日(土) 晴れ
刈り込み。
資料館脇の生け垣に長い枝が伸び始めてどうにも見栄えが悪いので刈り込む。毎年初夏の一回きりの刈込で済んでいたが、今年は成長が早いのか、境内のツツジも例年より勢いよく枝が上に目立つ程に伸びている。ツツジまでは刈り込むつもりもないが、こういう自然の営みからも自然が大きく変化していることが想像できる。今年は昨日が立冬だった。朝はだいぶ冷えてきた。ウォーキングの時の帽子を今朝はニット帽に替えた。午後頭を刈り両手足の爪も切る。
2019年11月8日(金) 晴れ
御朱印一件あり。
新年の門札を作っていると御朱印を求める女性が訪ねてきた。だんだん寒くなるけど月に5件くらい御朱印あるかなぁ。昨日から始めた門札づくりは夕方には終えてしまった。二種類で50枚程度だから慣れたもので最近は早く終わる。一つ年末のことが片付いた。民俗資料館へも昨日今日と一人ずつある。山梨文化学園の史跡めぐりが新聞に出ていて、浜松市の秋葉山、秋葉神社と袋井市の可睡斎をまわるコースで、秋葉山には一度行ってみたいと思っていたので興味が湧いたが、これまたなかなか自分の中で決着がつかず、昨日晩飯の時になって申し込みをした。申込みの締切が昨日だったが締切時間は書いてなかったので、電話してみたら受け付けてくれた。申し込んだのでこれはもう行かなきゃならん。来週の14日。のんびりと一日バス旅行を楽しんでくるか。
2019年11月7日(木) 晴れ
除草剤散布。
今年最後の除草剤を散布する。草も勢いがなくなっているのだろうから、撒いた除草益を思いっきり吸い込んでくれるかはいささか疑問にも思うが、じわじわと効いてくれたらいい。そのあと墓地の掃除に行く。日曜に法事があるので、その墓の近所くらい少しきれいにしておこうと。一輪車に竹箒など載せて押していくと、墓の掃除とお参りに信子さんが来ていた。彼女が手伝うというので「大丈夫」と応えたが、「掃きます」というのでお願いした。タイミングよく出会い、30分くらいで掃除を終えることができた。今年最後の帰省け?と訊くと、年末にもう一度来るとのこと。午前中、新年の檀家に配る門札を作り始めた。
2019年11月5日(火) 晴れ
高野豆腐で唐揚げ。
昼の番組で高野豆腐を使った鳥の唐揚げ風の料理があり、晩飯に女房が作ってくれた。これがなんと、うまかったのだ。精進料理に高野豆腐は欠かせないが、こういう風に唐揚げにもカレーにもあらゆる料理に応用できるようだ。朝はだいぶ寒くなりました。朝の5時はまだ夜で、西の空にオリオン座の輝きが見える。本堂へ歩いて渡りながら空を眺めるのが楽しみな季節になった。本堂観音扉の格子窓の障子も張り替えた。少しずつ年末。
2019年11月2日(土) 晴れ
天気がやっと安定してきたようだ。
S師昼前に帰る。夕方お勤めをしていると外陣に人が入ってくる。終えて振り向くと、妹と内船寺のお母さんだった。父の墓参に来てくれた。知り合いからいただいた枝豆を少し持って行ってもらう。ラグビーワールドカップの決勝戦を見ながら晩飯。南アフリカ優勝。楽しませてもらった。
2019年11月1日(金) 晴れ
23回忌。
先代の父の命日であるのはわかっていたが、23回忌になるのを今朝まであまり考えていなかった。気が付いたので塔婆を書いて午後墓地で回向する。今朝は今年一番の寒さを感じたが、日中は暖かくなった。畑に管理機をかける。長雨が続いたので、せっかく植えた玉ねぎが半分くらいダメになってしまった。夜、先代を偲びつつ飲む。
2019年10月31日(木) 晴れ
S師来山。
10月も今日が晦日、残り2か月。秋もだいぶ深まってきた。ツワブキが花開かせている。ケヤキの葉も少しずつ落ち始めた。S師ひと月ぶりに来山す。午前中鉈の使い方から教えて護摩木づくりをしてもらう。午後柴燈護摩作法を簡単に教える。先代の使っていた黒衣などちょうど背丈にあっていたので貰っていただく。夜枝豆をつまみに二人で飲む。
2019年10月30日(水) 晴れ
障子張り。
本堂入り口の重い障子も今日張り替えた。ただ、先に下を張らなきゃいけないのに、うっかり上の方を先に張ってしまいそこだけ失敗したが、まあまあうまく張り替えられたかなというとこ。今日は暖かな日になる。昨日も今日も障子の張り替えのBGMは、スカイドックブルースバンド。ごご、N先生が、町の新しい地域おこし協力隊の隊員になった方を一人連れてきたので、本堂を案内する。
2019年10月29日(火)
寒い。
朝のお勤めをして5時半過ぎに本堂を出るとポツポツと雨が落ち始め、30分もすると本格的な雨になってきた。歩けないので障子を張ることにして7時過ぎから庫裏の三和土で始めた。YouTubeで事前学習してあったのでほぼその通りに特に問題なく進んだ。ただ破れにくい障子紙という少し高い紙だったのでポリエステルが配合されていて、カットするときに少し注意がいった。明日S師が来るので間に合ってよかった。昼食を甲府のスシローへ食べに行く。雨だから混んでいるのかわからないが、昼時混んでいて、雨で仕事の流れた男たちが6人掛けのイス席で大いに盛り上がって楽しそうだった。そこからメガドンキに寄り、年末年越し用に焼酎を買い込む。ここも平日なのにとても混雑。普段出かけることがほとんどないので、人の多いのにびっくりしてしまう。
2019年10月28日(月) 晴れ
例月の護摩。
今日もいい天気であたたかな一日。納戸の障子が古くなってきたので自分で張り替えてみようと思う。昨日YouTube学習したのでなんとかできると思っている。一枚張りというのが最近の主流らしい。コメリに行き障子紙、糊、カッターなど一揃え仕入れ、昼前に障子紙だけ剥がしきれいに水拭きした。今日はここまで。張るのは明日だ。
午後から不動護摩厳修。上野原から若菜さんお二人参座。始めて間もなく内船寺の正仰一家が来山し参座してゆく。終わってから少し話すと、11月1日からの日蓮宗の荒行に入るのだが、明日もう出発するとのこと。先輩たちと車で向かうという。出発前に墓参りに来てくれた。体に気を付けながら励んで来いと送り出す。成満して堂を出るのは2月10日。
2019年10月27日(日) 晴れ
今日は久しぶりにあたたかい昼間になった。
青空が広がりあたたかな昼になった。朝富士川の向こう側を歩きながら、烏森山をみるとだいぶ紅葉が進んでいた。11月まであと5日だ。明日の護摩は台風や大雨で亡くなった人らを悼みたい。そして早い復興を願いたいと思う。東京五輪のマラソン会場を札幌に変更するにも巨額の変更資金がいるという。大体ここ数年の暑さの夏のことを思えば、7月開催が如何に選手ファーストでないかがわかる。開始時刻を早めればいいってもんじゃないだろうに。読みの甘さが大きな無駄遣いにつながる。こういうのは、今年の台風や大雨によって命を落とされた方や、土砂流出や堤防の決壊によって家屋への甚大な被害を被った数多の人たちに対して無礼千万である。防衛予算を削ってでも、札幌開催をまた東京に戻してでも、可及的速やかに災害復旧や被害家屋の人たちに対して全力を挙げて取り組む必要があるだろう。年末年始が迫る時期となり、被災地の人たちの暮らしを思うといたたまれない気持ちになってくる。50年や100年に一度来るか来ないかわからない災害に対して備えることは難しいといわれるが、もうその言い訳は通用しない。温暖化の影響で海水温が上昇し、ここ数年同じような台風災害がこの列島で頻発している。50年とか100年でなく、毎年起こっているということだと思う。
2019年10月25日(金)
雨降り続く。
降りっぱなしの雨が今日も朝から続き、K師、予定していた帰りのバスを予約変更して9時35分のバスで帰る。雨脚もだいぶ強くなる。こんなに雨の多いのも珍しい。ニュースを見るとまた千葉県では川の水位が上昇していて、幹線道路が冠水したり、住民への避難勧告も出ている地域もあるという。早めに帰って正解だ。
2019年10月24日(木) くもり
K師来山。
千葉からK師来山す。高速バスで来るので到着時間を見計らって切石のバス停まで迎えに行く。時刻表通りにバス到着。台風で一時中央道が不通になっていたので、今日までに開通するか少し気をもんでいたがよかった。お土産をたくさんいただく。まず客殿で略したが得度式をお行う。やはりこれをしておかないと僕の方も一応師僧という立場上気持ちが収まらない感じがしていた。その後庫裏の客間で護身法やそのほかの基本となることなど教える。これから毎日これらの習得に励まなければいけない。午後から雨になった。午後4時過ぎに本堂に行き本尊を開帳し、夕のお勤めをして、法螺の立て方なども教える。6時前からいただいたお酒を飲みながらゆっくりと歓談する。枝豆や湯葉を喜んでくれる。また新潟の山ア師も、K師が来ることを知っていたかのようなタイミングで地酒を送ってくれて、こちらも有り難く飲み干したのであった。
2019年10月23日(水) 晴れ
法事あり。
朝歩く。富士川から川霧が立っていてこの早朝の景色は実にいい。きりっと引き締まるような冷え込みもまたいい。今日の晴れは明日につながらない予報なので、庫裏玄関入口などに残しておいた10枚ほどの網戸を洗って土蔵に仕舞う。10時からS家の三回忌の法事。ご主人が亡くなっているのを知らずに2,3日一緒に住宅に生活していたので、その時の奥さんは少し訳のわからんことを口走り、葬儀というか僕が火葬も全部してあげたのだが。その後奥さんは入院していて、この人ももう戻ってこないと思っていたのだが、夏前だったか、突然電話がかかってきて「主人の位牌を作りたい」というあたりから、またしっかりと現実の世界に戻ってきたようで、今日の法事も本人の意思によるもの。独り暮らしなので、怪我なく安全に暮らしていくことが大事。昼食後、あたたかかったので、メダカの鉢も掃除して水瓶ひとつだけにまとめた。何匹冬を超えるだろうか。アツコさんから枝豆貰う。明日K師が来るのでちょうどいいものをいただいた。
2019年10月22日(火) くもり
なかなか天候が回復しない。
台風で被災した各地のことを思うと恨めしくなるような天候が続く。昨日の夕方には雨が降り始め、就寝後雨音が激しくなり目を覚ますと午前零時を過ぎたところだった。遠雷も聞こえてきて激しく降る雨になかなか眠りに戻れなかった。4時過ぎに起き録画した番組を見た後お勤めをする。6時ころには雨が止んでこれで上がるかなと思ったがまた8時ころには降り始め雷も強く鳴った。昼頃には雨がやみ予報では明日は晴れるようだが、それも1日で終わるようだ。今日は新天皇の「即位礼正殿の儀」で特別休日。まあ僕にはあまり関係ないが、でも雨で観光地は今日も稼ぎが少なかったのかもしれない。今日はホットカーペットを使う。映画やドラマをよく見た。WOWOWで録った「ボヘミアン・ラプソディ」見る。フレディ役はあの出っ歯なところがよく似ていた。圧巻は最終版のライブエイドでの20数分の演奏の再現。これはなかなかに見ごたえがあった。
2019年10月21日(月) くもり
遠藤家葬儀。
5時少し前に起床。すぐにお勤めに行き、朝食をとって6時半過ぎに出かける。7時20分から出棺のセレモニー。20分ほどかかって火葬場に着き火葬。10時ごろから骨上げ。葬祭場に戻り10時50分から葬儀。11時半に終了。11時50分頃から初七日と御斎。大正8年生まれ満百歳の媼を厳かに送った。昭和の60年も平成の30年も蹴っ飛ばして令和の門まで開いた百歳はやっぱりすごい。残された5人の娘さん方に、今日からはあなた方の命のある限り、110歳でも120歳でもお母さんを胸の内でさらに長生きさせてくださいと話した。御斎をいただいて12時半に帰らせてもらう。今夜また雨になる模様。帰ってきて衣をたたみなおしたり片づけ物などする。
2019年10月20日(日) 晴れくもり
八幡神社秋の祭典。
朝歩いてくる。前回まで上はTシャツだったが、今朝は長袖を着た。八幡神社の祭典で子供神輿が出る。担ぎ手の子供の参加が少なくて、「おとな神輿です」と同志会の人たちが言う。昨日に続いての枝豆収穫の方は、開始予告の10時より1時間ほど早くから来場者があり、次々と訪れ駐車場の係りの相川君も大忙し。10時40分頃に予定していた、タビックスのお客さんたち10名が
来山し、初めに本堂の拝観と僕がご本尊の説明などし質問など受けて30分ほど。その後皆さんは枝豆収穫にと行く。御朱印も3人頼まれる。午後から集落のふれあい運動会が開かれ後半は皆で持ち寄ったものをいただきながら歓談する。いつもは飲むが通夜があるため飲めず。5時からの納棺のため4時少し過ぎに出かける。司会進行はいないと思っていたら女性が打ち合わせに来る。お寺のHPを見たという。こういう人は初めてだった。家族親族以外に来ないので、6時前から通夜を始める。30分ほどで終えてすぐ帰路に着く。宇佐美でガソリンを給油し朝に備え着く。ちょうどラグビーの南アフリカ戦の開始少し前で、飲みながら中継を楽しんだ。敗れたがいい試合だった。
2019年10月19日(土) くもり
葬儀になる。
何もなく今年も暮れていくのだろうと思っていたが、朝早く電話があり檀家の方が亡くなった。数日前に家族からいよいよ危なそうですと話を聞いてはいた。この8月には満百歳になったと聞くも、特別に悪いところはないとのことだった。日付が変わってすぐに眠るように亡くなったと。昭和町の葬祭場に連れてきてあるからとのことで9時半に行き枕経をあげる。その後日程を打合せする。明日の通夜翌日の葬儀で、子供たちだけで送るということで家族葬だと。先々代が逆修で戒名を授けてあるので、戒名は考えなくて済む。後山という今はやりの「ぽつんと一軒家」みたいな集落に一人住まいしていたが2014豪雪で2人2世帯だったが、二人ともその後そこを離れてしまい、もう後山は役割を終えた。2軒とも寺の墓地にお墓も移転してある。正月と盆くらいの付き合いでしかなかったが、年月を遡りながら媼との思い出を諷誦文にしたためた。
今日は時々雨も舞ったりしたが大したことはなく、枝豆の収穫の方も随分と来場者がありにぎわっていたようである。
2019年10月18日(金)
寒くなったので夏を終わりにする。
ウォーキングするとき以外ほとんど素足だったが、昨日から家の中でも靴下をはきはじめた。庫裏の客間にホットカーペットを敷いた。今月中は夏ごろも出いようと思っていたが(ほとんど着る機会はないが)、ここ数日の寒さがひどいので、夏の衣をしまった。朝から雨になっている。明日の明け方までにまただいぶ雨が降るという予報が出ている。明日あさってで『あけぼの大豆産地フェア2019「枝豆収穫体験」』が八日市場でもあり、駐車場を提供している。主催のG氏とY氏、雨の中を幟旗を立てたり準備に忙しそうにしていた。明日は雨のようだが、日曜は回復するとのこと。去年は駐車場内に車が収容しきれないほどお客さんがあったが今年はどうなのか?夕べは鍋物の夕食になった。部屋があたたかくてほっとする気分になった。
2019年10月17日(木) くもり
急に寒さが増してきた。
「秋の日は釣瓶落とし」というが、冬の始まりにまで落ちてしまったかのように寒くなった。昨日も今日も朝から寒くて今日は雨も降ったりで、熱燗でもやりたくなってしまう。夕方秋山さんが枝豆を持ってきてくれたので、豆をつまみに焼酎の湯割りでも飲む。連日台風で被災した各地の報道を見るが、心痛い思いになる。自然界がなす脅威に立ち向かう気持ちを高めるために祈りがあったのだとしたら、この小さな島に生かされている者として、与えられた役割を果たしていかなければならないということか。それにしても寒い。
2019年10月15日(火) 晴れくもり
内船寺に行ってくる。
枝豆をもらったのでおすそ分けで内船寺に届けた。下山から波木井の間の国道が通行止めとなっている。小一時間ほどお茶を飲んで住職と話をして、白洲次郎の書いた文庫本を1冊貰ってきた。後継となるSが11月1日からの荒行に入るとのこと。午後、墓地の中沢川の橋に山から流れ出した土砂を全て片付ける。一昨日は歩けるほどにしか片付けなかった。山土だからちょうどいいかと、柴燈護摩の壇の下になる所に持って行って均した。山ア師にComplexと吉川晃司のWOWOWで録ったDVD送る。一緒に「やみつきホルモン」を送ってあげようとセブンイレブンに行くと、なんと新商品の「燃えつきホルモン」というスパイシー版が登場していた。これも一つ送ってあげた。
2019年10月14日(月) くもり
今日はまた雨になり寒くなった。
台所の床のイグサの敷物を片付け、冬用のホットカーペットに敷き替えた。昨日と打って変わり曇り日でやがて雨になった。秋が一気に深まったようで寒さを感じる。台風は去ったが、中央道が止まっている。JR中央本線も止まっている。なので物流が滞っているようだ。今日もテレビは各地の被災状況を報道する番組ばかり。
2019年10月13日(日) 晴れ
台風去る。
今度の19号も各地に大きな被害の爪痕を残した。特に川の氾濫が何河川かであり、家が水没したりしているので復旧まで長く時間がかかるだろう。今年も残り2か月半だ。ここは今回の台風も発表されたような非難をしなければならないような状況にはならず、風もほとんど吹くことなく、日を跨ぐ頃まで雨が降るのかと覚悟していたのに、8時半ごろには雨音が静かになり、9時ころにはもうほぼ雨は止むような状況だった。お不動さんのお陰かなとも考えるが、各地での被害状況が伝えられるのを見ていると何とも申し訳ないような気分になった。今朝4時少し前に起き、本堂と客殿でお勤めをし、軽く朝食を済ませてからカメラを持ってウォーキングに出た。思ったより富士川の水は嵩が少なかった。明け方まで降り続いたというような雨ではなく、午後9時ころにはこちらの雨が上がったので、9時間ほど経過する中で水嵩もピーク時よりはるかに減っていたということだろう。対岸に渡りいつもの道を行くと通行止めになっていた。それでもそこをくぐって歩きはじめると、300メートルほど先の道路のり面のコンクリートの吹き付けが剥がれ落ちて土砂が道路に押し出していた。川沿いのガードレール沿いに避けて通る。もう一か所少し押し出しているところがあったが、他にはなく靴が泥に埋まったが歩いて帰ってくることができた。帰ってきてそのまま墓地へ行き、墓地の脇にある側溝の泥上げをし、中沢川に架かる短い橋に流れ出して堆積した山道からの土砂を一輪車持って行って角スコで片づけた。今回の雨の降り方は過去に経験のないような雨量であったことは確かで、山道を流れてくる土砂は十分に予測できていた。温暖化でこういう台風がこれから毎年あるのかと思うとなんだかつらくなってくる。それでも大風が吹いて建物の屋根瓦が飛んだ去年のような被害にならなくてほっとした。台風一過で朝から暑くなった。午前中に、踏んでしまった眼鏡を直してもらいに甲府の眼鏡屋に行ってきた。道路も比較的すいていたので、9時に出て11時半前には帰ってこれた。
2019年10月12日(土) 大雨
台風19号接近中。
朝から雨が降り続いている。ものすごい降水量だろう。参道の側溝は水量が多くて呑み込めなくなり駐車場にまであふれだしてきた。ただ風が全く吹いていないので、これだけはありがたく、強い雨音だけなので、風が窓をたたいたりするような激しい恐怖を感じることは今のところない。現在午後4時25分。テレビは台風の情報だけに終始しているので、Primeテレビでドラマや映画を見たりしている。衛星放送は少し映りが悪くなってきた。日付を跨ぐ頃には雨も収まってくるようなので、風が吹かないように祈りながら過ごすことにする。東京も降っていますが、そちらは大丈夫ですかと、S師より見舞いの電話あり。なるほどヤフーのトップ見ると、身延町全域に避難勧告とか土砂海外発生の恐れなどが告知されている。じっとして我慢しながら時間の過ぎるのを待つだけである。
2019年10月11日(金) くもり時々雨
台風が来る。
テレビを付ければ一日どこの局も接近中の台風19号のことばかり。関東にとっては最悪の進路が予想されるといい、50年に一度の台風だとか、自分の命は自分で守れだとかいう。でも実際に遭ってみないとこればかりは仕方がない。それでもテレビで言っていたことを実践した。物干し竿を外して軒下に置いた。風で舞ってしまうことがあったので、墓参用の手桶を全部影響のない場所にまとめた。ここら辺は夕方になって少し雨が降り始めた。明日が土曜日なので、計画運休も比較的受け入れられるだろう。3連休のイベントは大打撃だ。大打撃は僕にもあった。法螺貝の鳴りが悪いので本堂前にある水道の水を螺に飲ませるため、雨が降っていたので眼鏡を濡らすのが嫌で、本堂の入り口の畳に外しておいて外に出て、螺が気持ちよく鳴ってくれたので眼鏡のことをすっかり忘れて一歩足を踏み入れたら、眼鏡を踏んでしまった。見事に曲がってしまい、力入れて直そうかとも思ったが、まだ買ったばかりだし、台風が去ったら甲府に出かけてみようと思う。
2019年10月9日(水) 晴れ
畑をする。
台風19号が週末に接近するらしいので、寺周りの水路、墓地の側溝の泥上げなどし備える。昨日草を刈った墓地の参道をきれいに掃く。桜の葉がだいぶ散っていたのでこれも掃いて落ち葉を焚く。白い煙が空に上がるのは秋の景色によく合う。午後から畑に管理機をかけ、ひと夏食べさせてもらったナスを片付ける。コンポストを新しい場所に移す。最後に買ってきた玉ねぎの苗を植える。13日に法事予定だったS氏から電話があり、台風が予想されるので11月に日延べしたいと連絡がある承知する。千葉のK師から連絡あり、24日に来山する予定を組む。発泡酒1箱買う。
2019年10月8日(火) くもり晴れ
来山者あり。
夕べからの雨が朝には小止みになったが、なかなか上がってくれず、時々雨が降ったりする天気が昼過ぎまで続いた。千葉のK師の本山からの度牒が届いた。どうも師僧のところへまず送ってくれることになっているようだ。なかなか電話がつながらないので郵便局から千葉へ送った。帰りにコメリで玉ねぎの苗を買った。先月植えたのもネギの葉が伸びてきたがもう少し植えてみようと思う。午後2時過ぎにエルクのお客さんを社長が連れて寄ってくれた。中高年層の6名で、身延山に行ってきたとのこと。僕は身延山というのは寺の山号だとばかり思っていたが、身延山という山はあり、ちゃんと頂上に頂の標があるらしい。僕のところの三守皇山は純粋な山は存在しない。本尊を開帳し、庫裏で信玄の書状を見てもらいながらお茶を飲んでいってもらった。皆が帰ってから刈残しの畑を刈ってしまい、墓地参道周辺も燃料使い切ろうと5時少し前まで刈る。大体今年の草刈りはこれで終わりかな。
2019年10月6日(日) 晴れ
環境整備作業。
午前8時から区の環境整備作業。町道沿いの側溝の泥上げをし、終わってから中沢川沿いの土手の草を刈る。5月の作業の時にも刈って以来で、こ りゃすごいなという草の伸び方だった。丈の高いのは、草というより木の幹のような直径7、8センチあるような奴が勢いよく伸びていて、今年の草の伸びはいつもの年よりひどかった。終えてから獣よけ柵の下草刈りをして解散。11時ちょっと前だったが、そのまま畑の草を刈る。今年最後の畑の草刈り。全部は終わらなかったが続きは明日かあさってか。それにしても暑い。半端なく暑い。
2019年10月5日(土) 晴れ
護摩木づくり。
朝6時に歩きはじめると、富士川から山側に向かって靄が流れるように上がっていく光景が見えた。久成の枝豆は今日から出荷が始まると言っていたが、今朝はよく冷え込んでいい枝豆が穫れるだろうと思った。秋山さんに貰った枝豆を夕べいただいたが、豆が大きく真ん丸に膨らんでいてとてもおいしかった。歩きはじめたらちょうど下田原へ渡る橋の手前で、元同僚だったS君に後ろから声をかけられた。彼は国道沿いをどこまでも走っている。護摩木の百八支を四座分作った。今日も陽ざしの強い残暑が厳しい日で、作りながら汗が流れた。グレイトフル・デッドを聞きながら作業。午後3時を過ぎたところで文化財の巡視に行かなければいけないのを思い出し、とりあえず久成から平須分を回って確認してきた。
2019年10月4日(金) 晴れ
網戸を洗う。
雨は朝8時ころまで残ったが徐々に回復してきた。10時ころまで本を読み、晴れてきたので、思い立って網戸を洗うことにした。まだ残暑があるので全部は片づけられないが、とりあえずもう必要のないところ、客殿や庫裏の廊下の網戸などをはずした。ケルヒャーを準備して洗おうとしたが、うまく作動してくれない。午前中は結局原因がわからず洗えなかった。昼食もそこそこに再び原因を探し、ようやくノズルの1ミリにも満たない先端が目詰まりしていてそれで水が発射できなくて停止してしまっていた。針で穴を掃除して水が通ることを確認して動かすと問題なく作動した。後れを取ったが午後、気温の上がった時間帯1時間半ほどで洗えた。3時前には片づけてまた後日残りを洗うこととする。お昼近くに秋山さん、初物の枝豆を晩酌用にと届けてくれる。よく膨らんでいる。明日から出荷が始まるとのことだった。枝豆の季節、また楽しみだなぁ。
2019年10月3日(木) くもり
今日は幾分涼しかったが。
湿り気を含んだ風が昼過ぎから気持ちよく広い寺の中を過ぎた。その中でゆっくりと本を読んだ。昨夜組長から区内の葬儀連絡があり、夜6時からの通夜に出向いた。93歳の奥さんの葬儀で、同じか少し年上だろうご主人は喪主席に座り、焼香する人たちに頭を下げていた。終えて外に出ると、「一人になってしまうからこの後どうするのだろう」という会葬者の人たちのささやきが聞こえてきた。明日は我が身のような思いがする。そう遠くはない現実なのだと思う。朝のお勤めをする5時前後はまだ夜明け前で、本堂でのお勤めが終わる頃に白々と明けてくる。今夜から明朝にかけて雨になる予報だが、午前中には雨が上がり、午後にはまた30度越えの残暑厳しい一日になるらしい。
2019年10月1日(火) 晴れ
10月に入ってまだこんなに暑い。
おそらく30度くらいにはなっていた。11時過ぎに横浜から牛山家の皆さん墓参に来るも、暑いですねという。それから彼岸花の群生を見てまた驚いている。今年の彼岸花の時期も珍しく遅い。頭を刈り爪を切る。午後読書する。午後5時半すぎて網戸になっている部屋の中は28度くらいある。
2019年9月30日(月) 晴れ
9月晦日。
今年の9月も今日で終わり。今年も9か月寺は静かに静かにひっそりと過ぎてゆく。今日明日、獣除け柵の扉の開閉当番。4時40分頃から朝のお勤めをして5時半に扉を開けに行く。外はまだ朝にならない。だんだん秋も深まってゆき寒くなる。読書。
2019年9月29日(日) 晴れ
雨にはならず。
どうも予報が外れたようで雨とはならず気温も上がる。明日も明後日もこんな天気だろう。牛山家から午後電話があり、10月1日に墓参に見えるとのこと。彼岸花がきれいに見てもらえると思う。
2019年9月28日(土) 晴れ
例月護摩。
明日から雨になりそう。朝歩く。午前中彼岸花の写真を撮りに来た高齢夫婦あり。午後1時前から護摩を焚く。富士宮からのカップル、上野原からの若菜さん親子参座。今日は混沌の時の仏器が手に取れた。それだけ少し気温が下がってきたということ。終わって4人とお茶を飲んで帰ってもらう。その後本堂と護摩壇の掃除など、午後5時前にすべて終わる。きれいになった。
2019年9月27日(金) 晴れ
護摩木づくり。
昨日行った裏山の道に除草剤を朝散布する。その後午前中護摩木づくりする。涼しくなり少しこういう作業がしやすくなった。畑の玉ねぎも芽が出始めた。読書するが、やぶ蚊が出てくる。
2019年9月26日(木) 晴れ
彼岸の明け。
朝歩き、そのあと墓地へ行き邪魔になる竹やツバキの木を切ったりする。そのあと裏山に行き来春の柴燈護摩の小木とする木を採る。林の中はクモの巣があちこちに張っていて、何度も顔にクモの巣を受ける。久しぶりに裏山に上がった。午後は映画を見たり本を読んだり。彼岸明けの今日もいい天気で気温も30度くらいいったんじゃないだろうか。夕の勤行の後護摩壇の準備する。
2019年9月25日(水) 晴れ
秋晴れの空に雲が静止している。
一日良い天気で秋の空が広がっている。朝の5時はまだ夜明けの始まりのような暗さになってしまった。本堂に入ってお勤めをするのにも蝋燭の明かりだけでは物足りなくて、電球を点けるようになってきた。夕方はまあまだいい。5時を過ぎてまだ水色の空に静止しているかのような雲がいる。午後定期受診する。薬局で向こう2か月の薬をもらう。コメリで九条ねぎの苗とパセリの苗を買ってきて植える。読書。やっと涼しくなってゆっくりと本が読める。
2019年9月24日(火) くもり
午前暑く午後涼しく。
昨日も今日もポツポツと墓参あり。午前中は30度近くなった。消費税が上がる前に頼んだ方がいいということで、線香を仏具店に頼んでいて納品された連絡が入り貰いに行ってきた。走らす道から遠く甲府盆地の方を眺めると秋の空と雲が広がっている。昼食後少しの時間雨が降った後、畑に挿し木で育てたツツジを植え替えた。しっかりと大きくなってくれるといいが。午後読書する。相撲がが終わっちまって寂しい。
2019年9月22日(日) くもり
竜電7勝で終わる。
黒星がひとつ多いだけの負け越しで済んだのはまあ良かったが、序盤で勇み足で負けたり、明らかに優位だったの敗れた取り組みもあった。ここは来場所に向けてもう一度鍛え直さないといけないところだろう。優勝は御嶽海。今日も墓参者あり。夕方5時近くになって雨が落ちてきた。女房は久田子のおばさんの納棺と通夜のため出かける。
2019年9月21日(土) くもり
竜電負け越し。
竜電負け越し。今日の一番は貴景勝。ほぼ勝ち目はないと思ったが、昨日の大関豪栄道が貴景勝に勝った取り組みを参考にすれば、体格の違うふたりの取り組みに、勝機が見いだせるかも知れないと勝手に思ってはいたが、本番は一方的な相撲で手も足も出ずに土俵を割り負け越し。せめて明日勝って負け数をひとつにとどめておきたいもの。
雨も予想されていたが、一日曇で雨落ちずに過ぎる。土曜なので墓参者もある。だいぶ過ごしやすくなってきた。頼まれた彼岸の塔婆を書いたり、信者さんからの祈願札を書いて祈願する。読書。
2019年9月20日(金) 晴れくもり
彼岸の入り。
残暑が厳しいせいか、彼岸花の咲くのが例年より遅くなっている。今朝は3時前に起きてしまった。4時半からあ勤めをし、終わって彼岸の塔婆を建てに寺墓地や無縁墓を回り経をあげる。朝食後に歩く。だいぶ気温が下がってきて歩くのにちょうどいい。帰ってきて頭を刈りシャワーを浴びる。読書。午後2時から木村家へ七回忌の法事に行く。中部横断道を使うので10分かからずに着く。庭木職人さん、明日から雨、台風など予想されるので、天気が落ち着くまで休むとのこと。メダカを少しあげる。夕方も涼しい。
2019年9月19日(木) 晴れ
彼岸花咲き始める。
本堂の裏の群生地に今年も彼岸花が姿を現した。ちょうど明日からの彼岸に間に合うかのように現れた。今日から境内の松などの手入れのために職人さんが入ってくれた。もう10年近く頼んでいるので、いつものようにお願いしますで済む。昨日と打って変わり日中は気温が上がり日差しも強かった。僕は午前中畑に管理機をかけ、挿し木にして育ってきた桜、花桃、ツツジをプランターや鉢から抜いて地に下ろした。上手く育ってくれればいいけど。女房の親戚の久田子のおばさんが今日亡くなった報せが入った。竜電負けて6勝6敗。
2019年9月18日(水) くもり
竜電快勝。
御嶽海に快勝した。過去の対戦が2勝1敗と竜電優位だったが、まさか今日も勝ててしまうとは。苦手意識が芽生えてきたか御嶽海。これで6勝5敗と白星が先行したが、終盤戦の取り組みがなかなか厳しい。明日は大関の豪栄道である。やっと応援のしがいのある終盤になってきた。午後から雨になる。気温もぐっと下がり、夕方は少し肌寒いくらいになる。
2019年9月16日(月) 晴れ
敬老の日。
我が家では敬老を祝う人はない。昨夜遅くに帰ってきた妻と娘は朝ゆっくり。今日は歩かず。日中は今日も30度を越える暑さになる。静岡市の山本氏、購入した持仏の開眼のため午後2時来山する。本堂で開眼する。5月の連休にも一度きていた方。一緒に般若心経唱える。来年のお祭りにはぜひ来たいと言ってくれる。八木沢の木村氏より、20日に父親の七回忌したい旨連絡ある。引き受ける。
2019年9月15日(日) 晴れ
暑さを走るのは酷だ。
4時過ぎに起きてお勤めをし、5時半から歩く。7時ころ帰ってきてご飯を炊いて食べる。この時点で陽射しがある。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を見る。9時前に男子、その15分ほど後に女子がスタートする。来年のオリンピックの本番のスタートは午前6時になる予定が報道されているが、時期はまさに真夏だ。選手のコンディション作りなどを忖度すれば、暑い時期だから気温の上がらない早朝に始めてしまえというのは、一方通行の言い分のような気がして、酷い話だと思う。到底記録などは望めないだろうし、今日のレースも2時間11分台だった。11時過ぎに終わったが既に気温は30度を超えていたという。レース中も給水ポイントでは、口の中を冷やすための氷や、体を冷やすためのスポンジをとる選手が多くみられた。ただ、今日のこのMGCという、オリンピック内定を決めるレースは見ている方にはとても面白かった。タイムよりも2位までに入れば内定という、この大会への参加資格を得た国内トップクラスの選手たちが走ったわけだから。それでも、2時間を見ていると暑い夏のレースは酷だなと思えた。山梨も暑かった。特にこの残暑は厳しい。彼岸花があちこちに開きはじめた。
2019年9月14日(土) 晴れ
暑くなる。
朝9月になって初歩きする。新しいシューズを買った。今度は26センチの靴を買った。下り坂でつま先に負担がかかり、足の爪が変形してきたのでまた少し大きめの靴にした。今日歩いたがほとんど苦痛なく歩けた。
民俗資料館前の草を刈り、駐車場、参道の端に除草剤散布する。午前中で終えあとは映画を見たり。夕のお勤め前に「令和元年秋彼岸」の塔婆を書く。今日はまた暑くなった。
2019年9月13日(金) くもり
勇み足。
今場所の竜電は、勝てる相撲を取りこぼすことが目立っている。今日がその最たるもの。勇み足で負けてしまった。今夜は悔しくて眠れないだろう。なんとも情けない2勝4敗。今日は朝から気温上がらず涼しい一日となる。昨日でだいたい畑の草刈りも目処が立ったので、女房と娘は四国に旅行に出かけたし、涼しい一日をあそんでしまった。
2019年9月11日(水) 晴れくもり
携行缶で草刈用のガソリンを買う。
燃料が乏しくなったのでガソリンを買いに行った。そしたら、今までのような売り方ができなくなったと言われた。7月の京都アニメーション放火事件を受けて、今後は販売店から提示された用紙に住所氏名、使用用途を記入し、運転免許証も提示することになった。めんどくさいことだが、これもあーいった馬鹿者の犯罪を予防するためには受け入れざるを得ない。
午前午後1時間半ほど草刈り。民俗資料館の周りに除草剤撒く。夕方少し雨に降られる。除草剤ちゃんと効いてくれるだろうか。
2019年9月9日(月) 晴れ
台風の影響ほとんどなく。
午前5時ころには雨はやみ朝からまた一段と暑くなった。町の広報無線でも久しぶりに上手な暑さ予防に心がけましょうと放送があった。電車も今日は運休することなく朝から運転を再開した。午前中来客2件あり。個人名義になっている参道脇の農地のことを頼んでいるK行政書士。もう一つは知り合いの葬祭業を営む方。完全に真夏の再来で体動かせず。これを書いている部屋も30度超えている。
2019年9月8日(日) 晴れくもり
大相撲。
秋場所始まり、竜電初日白星で幸先のいいスタート。今日から15日相撲が楽しめる。台風15号が今夜山梨も通過するとのこと。身延線はもう運転見合わせとなっていて、午後9時以降から明日にかけては運休となる発表をしている。身延線、鹿や猪が飛び込んで毎週電車の遅れが出たり、台風では来る前からビビって停めてしまう。非常に不便な路線である。今日も朝から台風の影響か、午前中は日差しの強い気温の上がる日となる。7時前から強い陽射しがあった。雨が降るのに備えて、墓地参道の側溝などきれいにする。
2019年9月7日(土) 晴れ
残暑厳しい。
明日が二十四節気の白露。確かに墓地の草を刈っていても、午前中なら、草が湿っているのを感じる。しかし暑い。午前中草刈後の墓地参道を竹箒で清める。朝から強い陽射しがある。今日だって午後5時を回ってもまだ30度ある。たまらん。山ア師から今週と来週、MUSICFAIRの「矢沢永吉 MUSICFAIR SPECIAL」を録ってくれと頼まれたので焼酎飲みながら見る。
2019年9月6日(金) 晴れ
暑くなる。
昨日と今日で墓地の草刈りほぼ終わる。昨日は涼しかったが今日は朝から残暑厳しい一日になる。自分の命は自分で守りましょうみたいな言葉が最近は、大雨の時などによくテレビで言っているが、暑い日に草刈りをするのも自己責任である。幸い生き残れた今日は。朝草刈りを始めようと思ったが、どうしても山側の草の蔓や雑木、竹などが気になって、午前中はこちらの方に時間を費やしてしまった。何とかきれいになった。
2019年9月4日(水) 晴れ一時雨
夕暮れ時涼しくなる。
今日も朝から暑くなった。女房は朝涼しいうちに歩きたいと5時半ごろ起きてきた。僕は今日も歩かない。11時の鐘を撞いてから少し風があったので、車庫周辺の草刈りをする。始めるとなかなかやめられなかったがすぐに正午になってしまい、草刈り機は音が大きいので、お昼の時間も続けていることが憚られたので止める。午後1時過ぎから再開し、墓地参道の刈残しを刈るなど1時間ほど作業すると雨が降り出してくる。続行できなくてやむなくやめる。シャワーを浴びた後読みかけの本の続き。今日の夕方は久しぶりに少し涼しくなった。
2019年9月3日(火) 晴れ
今日も残暑厳しい。
昨日と全く同じ高温で外になど出られないで終わる。5時半から二人で朝勤行する。朝食後8時ごろに師は大阪で自己研鑽するため出発する。経費節約のため大阪まで高速を使わずに下道を9時間ほどかけてゆくのだとのこと。21歳の若者だからこういうこともヘッチャラなのだ。夕べ飲みながら話したが、やはりこの寺の後をやっていくのは相当に覚悟がいる。夢のように現実が簡単に好転していくとはとても思えない。お互いに難しい10年くらいの時間が始まるのかもしれない。
2019年9月2日(月) 晴れ
今月も残暑厳しい。
とにかく暑い。朝から陽射しも強い。とても外で刈り払い機を振るおうなんて気持ちにならない。女房は「無理にしなくてもいいから休んでいろ」という。おとなしくその言葉にうなずいている。仕方なく読みかけの本を読み進める。10時S師来寺。1か月半ぶり。醍醐への転派申請の書類がそろい、僕の印鑑を押し郵便局から出す。師は午後から護摩を焚く。夕方常葉の池田さん立ち寄る。小一時間ほど話をして帰る。庫裏の三和土で冷たい茶を飲みながら、会話が途切れると蜩の鳴き声など聞こえてくる。確かに秋には秋なのだ。
2019年9月1日(日) 晴れ
防災訓練あり。
7時半から区の防災訓練が寺駐車場である。毎年同じことが繰り返されて1時間ほどで終了するが、ここでは、絶対にないとは言えないだろうが、川の氾濫とかはないと思う。富士川は支流から流れ込む水を十分に飲み込むだけの容量を備えている。関心が高くなっているのか参加者も祭りより多いような気がした。終わってから客殿裏の庭の草刈りをし、午後1時間ほど墓地参道の草刈りをする。陽が陰って作業しやすいかなぁと始めてみると、カーっと照ってきたりする。午後はだから1時間ほどで降参した。あとは読書。
2019年8月31日(土) くもり晴れ
八月が終わる。
8月も今日で終わり。令和元年の8月はもう戻ってくることはない。考えれば時間の経過はそれを捨て去ってゆくということで、もう決して戻らない時を生きていることにある。今朝は5時半から歩いた。7時過ぎに帰ってきて朝飯を食っていると雨がザーッと降ってきた。いっときで雨はやみ、そのあとは少々風が強いが蒸し暑い一日になった。女房が庫裏の着物のお手ある部屋を掃除していて、畳が虫食いになっている個所を見つけたので、畳をあげて干した。とても畳替えをする余裕などないし、床が腐っているわけでもないことがわかり、今までちょっとずぼらに積み上げてあったりしたので、覚悟を決めて思い切って捨てるものは捨ててしまう英断をし片づけた。かなりきれいに片付いた。大きな空の段ボールをコメリに貰いに行って、2個分の処分する箱ができた。月曜に焼却場へ持ってゆくことにする。
2019年8月30日(金) くもり
蒸し暑い。
歩こうと思って4時半過ぎからお勤めをしたが雨が降り出してきて歩けず。午前中本を読んだり。午後になって雨が止んだので歩く。歩き終えて墓地の草を刈るとまた雨が降ってきて20分ほどでやめにする。雨は30分ほどでまた止んでしまう。蒸し暑く感じる一日。
2019年8月28日(水) くもり
例月の護摩。
九州方面ではまた豪雨災害が発生していると伝えているが、こちらは雨も大したことなく、午後からは曇り空となっている。草刈りの後で腕が重い。午後は護摩を焚く。上野原から2名、静岡から1名が参座してくれる。終えた後庫裏でゆっくりとお茶を飲みながら話をする。リコリスが開いた。
2019年8月27日(火) くもり
きおんあがらずちょうどいい。
午前中昨日コメリで刈ってきた玉ねぎを植える。管理機で耕して畝を切り20個植える。はじめてなんでうまくいくのかどうか。天気は下り坂で今日はあまり暑くならず。午後は墓地の草刈りをする。少しくたびれた。
2019年8月26日(月) 晴れ
またはじめる。
墓地の草刈りを始めた。お盆の台風の後の草の伸びがすごい。とても彼岸まで持ちそうにない。一度買って、また彼岸前に刈ることになるだろうか。ただ残暑が厳しい。今日も10時前までやって終わりにし、午後4時前から1時間ほど境内の草の目立つところを刈った。暑いが、汗をかくのがまた気持ちよくも感じられる。夏の終わりが感じられる。矢沢のアメリカでのレコーディングの様子がNHKで放送されたのを見た。最後の録音になるかもしれないと本人も語っている。老いは避けられないが、こういう元気な人たちを手本に田舎の坊主も何とか生活していることは確かだ。新潟の山ア師にDVD送る。
2019年8月25日(日) 晴れ
暑くなる。
今日の暑さもまた体にこたえるような温度。今朝も5時半から歩く。ipodの画面表示が壊れてしまったのか、操作ができず、昨日も今朝も歩数計使えず。でも大体もう距離とか歩数もわかっている。正午から不動寺の檀家の葬儀の助法。11時前に出る。途中くろがねや駐車場に置いてある、新聞、段ボールの回収コンテナを利用する。葬祭場は涼しくていい。しっかりと1時間お勤めしてお布施をいただいて帰る。
2019年8月24日(土) 晴れ
滝に行く。
数日ぶりに今日はいい天気になった。5時半から歩く。一日を通して感じたことだが、確かに暑さは和らぎ、風も秋の装いになった。庫裏の部屋で名がいるに寝転がりながら本を読む時間が少し増えたので、なかなか読み進めなかった本が一気に読了となってゆく。10時に甲府の行藏院、玄法院ご住職が来て3人で早川の大塩の滝へ水行に行く。早川はここよりもっと秋色が濃い。昨日も雨があったので心配していたが、滝壺に勢いよく水が落下していたが入れないことはなく、3人とも自分の体を流されないよう水中に確保しながら錫杖を振った。東海さんも一昨年は一緒に来たなぁと思い出した。南アルプスプラザで昼食をとった。僕は親子丼980円。二人はラーメン大盛り990円。30分ほど家でお茶飲みながら雑談して帰る。去年のようにまた3人で秋の夜の宴会をしようと話す。
2019年8月23日(金)
雨。
朝から一日雨。こういう日もいい。幾分気温も低くて、のんびりと本を読んだりする。高校野球も終わり、夏が少しずつ終わっていくなぁと感じる。雨の外を眺めると、また草の伸びが目立ってきているのを見ると現実に引き戻される。不動寺から葬儀の助法を頼みたいと連絡が入る。自立できなくて、ほかの寺に支えてもらって成り立っている寺。昨日、柚木裕子「慈雨」を読んだ。
2019年8月20日(火) 晴れ
12日ぶりに歩く。
朝少し曇っていたので歩いてみようかという気になった。7時前だったので8時を回ったころに帰ってきた。曇っていても最低気温が高いので暑い。雲の裏側からの日差しを感じるだけでも暑いなと感じる。まだちょっと歩きを再開するには無理があるかもしれない。午後今日も庫裏で読書する。午後の風は幾分涼やかに感じたが、冷房と比べると差がありすぎる。冷房に体が慣れてしまうというこの現実の恐ろしさをつくづく感じる。
2019年8月19日(月) 晴れ
今日も夕立がある。
昼過ぎから2時間ほど庫裏で長椅子に寝そべりながら本を読む。幾分暑さのしのげるような天気で、網戸からの風を期待したがさほど流れては来ず。本を読みながら昼寝もする。誰も訪ねては来ず。今日も午後4時を過ぎて夕立がある。KさんとPCからのメールのやり取りができず手紙を出す。これ結構めんどくさい。
2019年8月18日(日) 晴れ
夕立あり。
盆が終わって台風が去って、暑さがまた戻ってきて、だけど特別にすることもなくだらだらとして過ごしていっると暑さのみが頭の中を支配してうんざりする。夕立がある。
2019年8月17日(土) 晴れ
護持会総会。
台風10号の影響が午前中くらい残って雨が舞ったりしていたが、お昼からは天候回復し暑さが戻ってくる。午後2時から盂蘭盆会法要と護持会総会。13人も来てくれる。法要の後の総会もホントにちゃちゃっと10分もかからずに終わりあと懇親会。キンミヤを用意しておいたが、皆「うまい、うまい」と飲んでくれた。秀ちゃん、孝和君が最後まで残ってゆっくりしていってくれた。盆が終わる。
2019年8月15日(木)
台風。
台風の影響がかなり出てきた。雨がたたいてきたり、止んでかぁーっと暑くなったり異常な天気。9時を回ったところで下山の遠藤家に行く。「雨の中を悪かったね」と声かけてくれる。終わって食卓で紫蘇ジュースをごちそうになりかえる。これで今年の棚経は終了。あとは明日の護持会総会を残すのみ。のんびりとゴロゴロとするも、NHKなんかは一日中台風関連の情報のみが流れる。仕方ないので、Primeビデオなんかを見る。中国地方から日本海に台風は抜けていくようだが、なぜか山梨の南部の雨量が異常に高い。深夜ごろまでまだまだ風雨強くなりそう。山ア師より出羽三山奥駆けの写真が届く。
2019年8月14日(水) くもり
棚経。
朝7時10分に家を出る。富士ケ嶺にむかう。本栖のトンネルを抜けて普段なら富士の山が正面に大きく見えるのだが今日は見えず。台風10号の影響で天気が悪い。本栖湖は下に綺麗に眺めることができたので螺を立てる。気温は23度。だいぶ涼しく感じ、エアコン入れず窓を開けて走る。雨は落ちていない。8時に遠藤家着。正月に来た時にはそうでなかったが、遠藤さんは肺気腫の在宅酸素療法をしていた。次に望月家に行く。本栖から甲府精進湖線
に入る前で急に便意が襲ってきて我慢できなくなり、精進湖畔のコンビニに飛び込みトイレを拝借する。稲荷寿司とおにぎりと水を買い、トイレ使用の礼を「助かりました」とレジの主人に言うと、「危なかったですか?」と訊かれ「ええ、ほんとに助かりました」と応え店を出た。精進湖で雨になる。甲府で東海さんの新盆で訪ねる。東海さんと葛城へ入峰したときのことをお話する。ご家族から彼の使っていた修験の袈裟などを形見分けとしていただいた。お昼前に尿意をもよおしきたので行藏院に寄ってトイレ拝借。ついでにお昼も食堂で食べさせていただく。竜地の天野宅を出るときには土砂降りになっていて車に乗り込み帰ってくる。こちらに向かうほどに天気は良くなりまた暑さが増してくる。今年も地区の納涼会は公民館の中で行われる。同志会の若者たちと酒を飲む。
2019年8月13日(火) 晴れくもり
盆の入り。
台風が来ているので午後からは雨雲が出てきた。6時過ぎに寺墓地で経をあげ、地蔵堂や無縁墓など参る。修一さん、信子さんは早くからきてお墓を清め先祖をお迎えしている。10時過ぎに1件棚経に行き、11時に遠藤家の墓地で供養する。12時半の金岡家からの盆の棚経始める。でも帰ってきたのはもう7時近くになる。寺の後継が決まったことなど訊かれて話し込むと滞在時間が長くなってしまった。最後秀ちゃんのところで毎年のことで接待受けながら飲む。去年は土砂降りの夕立があったが今日はパラパラと落ちたりもしたが自転車で濡れずに帰ってきた。
2019年8月12日(月) 晴れ
庫裏の納戸にエアコン入れる。
祖父が生前使っていたが今は客室用としている。新潟の山ア師や大阪の渡辺師が使ったりし、これからは定期的に後継となるS師が使うことになる。が、さすがにこの夏の暑さである。冬は寒いし、エアコンを入れることにして今日取り付けてもらった。タイミングよく入れられた。明日S師が来るということなので、快適に使っていただくことができてよかった。今日も暑い暑い一日。午後4時を回って少しばかり暑さがしのげるような時間帯になったので、墓地に行き盆の紙幡を昨日立てておいた笹につけてきた。何とか台風の影響を受けずに15日ころまで雨降らずにいてもらいたい。
2019年8月11日(日) 晴れ
今日もひどい暑さだった。
午後5時を過ぎても一向に過ごしやすい気温にならない。開け放ってある寺の客殿でも30度を超えている。午前中メダカの鉢の水替えなどする。メダカたちも湯船のような暑さの中で泳いでいるのだ。日除けの蓋をしてやっているが、水温を下げるような効果にはなっていないだろう。3時過ぎから本堂裏の茂みに入り、盆幡を付ける笹をとる。墓地一つ一つに笹を立ててくる。日曜ということもあり、今日墓参に来る人たちもある。
2019年8月10日(土) 晴れ
滝に行く。
草刈りもひと段落したので早川の大塩の滝に行ってきた。9時に着く。車の中で外の気温を見たら28度。だいぶ心地よい気温。螺を立てて滝への道を進む。5月末に来て依頼。今日は竹箒を持参してお不動様の台座となっている巨岩を掃除した。苔に覆われていたが、まるでシートを剥がすような感覚で苔が簡単に剥がれたので、だいぶきれいにできた。細い木が育ったりしているので、次に行くときは剪定鋏でも持っていこうと思う。新しいシメを張り読経する。滝も力強く落下していた。ひんやりとした滝壺にゆっくりと入っていき心経など唱える。台風前でちょうど良い日だったかもしれない。帰りの山道を歩いていると、小さなこの手を引いた夫婦が下から歩いてきた。また暑い夏の寺に帰る。山梨学院高校の試合が始まっていた。結果は延長12回裏サヨナラホームランで負け。お昼ごろエルク夫婦来寺。
2019年8月9日(金) 晴れ
夕方になって風が出てきた。
台風10号の動きが心配だ。朝1時間半ほどでやっと畑の草を刈り終える。これで完璧。午後になって台風の影響か風が出てきて少し空も曇る。テレビには「峡東雷雨注意」などのテロップ出るもこの辺りは降る気配なし。午後2時半に八木沢の木村家に盆のお経に行く。今日の午前中で仕事に区切りをつけたとのことだった。18日の日曜まで長い盆休みに入るとのこと。毎年危険な猛暑続きで、木村さんとこの仕事は外仕事でほんとに大変そう。外がゴロゴロとうるさくなってきたので早めに夕のお勤めを済ませる。少し降ってもらいたいものである。
2019年8月8日(木) 晴れ
お盆に台風が気にかかる。
午前中1時間、午後3時過ぎに早めの夕のお勤めを済ませ、4時から1時間ちょっと畑の草刈りをする。まだ終わらず明日に持ち越し。暑さのせいであるが、1時間以上日中の作業は自分でもわかるくらいにくらくらとする。台風9報10号が接近しているようだ。9号は九州南部を北上していくようなのであまり影響はなさそうだが、小笠原諸島辺りにある10号がゆっくりと上がってきていて、ちょうどお盆の時期に近づくようでこれが心配である。傘をさして雨の中の棚経はできれば避けたい。
2019年8月7日(水) 晴れ
暑い、暑い。
畑と境内の草刈りなど。暑くてほんとに大変。午前と午後頑張るも終わらず。夕方、盆の付け届けに来てくれた檀家から、「よく刈るじゃん!」と言われ、「仕方なく泣きながら刈ってる」と愚痴がこぼれた。あー暑い夏ももうおごっさんだな。
2019年8月6日(火) 晴れ
葬儀助法。
正午から甲府で行藏院の檀家の葬儀があり助法を頼まれる。7時前から昨日の続きの草刈りをはじめ、9時過ぎに刈り終わる。もう片側は明日以降。10時少し前に出発。甲府も連日の真夏日であるが、盆地はよく夕方雷雨がある。だが僕の住むところはゴロゴロと遠雷が聞こえるだけで全く降らない。お不動様が雨が嫌いなんだと小さい頃からその話を聞いてきた。なぜという理由は知らないが、不思議と雨が降らない。一緒に助法に行った此田君に訊くと、「よく降りますよ、降ると洪水です」と。さすが甲府盆地で、モクモクと力こぶを自慢しあうような雲が盆地を囲む山の稜線に沸き立っていた。久しぶりの葬儀のお手伝い。昼食もおいしくいただいて、夏空眺めながら、The CongosのReggae Music聴きながら帰ってきた。S師の使用する部屋にエアコンを入れようということになった。早速富士川町の電気屋さん見に来てくれ、なんと、12日に取り付けてくれることになった。
千葉のK師より電話あり。醍醐で修験得度したい旨の相談ある。
2019年8月5日(月) 晴れ
盆の紙幡づくり。
一切如来心秘密全身舎利宝筺印陀羅尼の盆の紙幡を作る。午前中1時間半、午後3時過ぎから1時間ちょっと、参道左側の畑の草を刈る。刈り終わらず。超危険な暑さの日が続く。明日の葬儀助法に備えて頭を刈る。衣を着る機会もだいぶ少なくなった。
2019年8月3日(土) 晴れ
ここは夕立もない。
ゴロゴロと遠くから雷が響くだけで雨は降らない。「かみなり」でなく「空鳴り」ばかり。雨の多い7月だったが、ちょっとは涼しいなぁと感じられるような夕の風も欲しいところだ。午前中は裏山の山道の草を刈った。最近は歩くコースが変わったので、裏山に行くことが少なくなったが、それでも時々は様子を見に行かないといけない。疱瘡神のある辺りはだいぶ草が茂っていた。今日は午前中の1時間半ほどで終了。危険な暑さの午後は映画を見たり。水ばかり飲んでいる。
2019年8月2日(金) 晴れ
連日熱い。
朝歩くも、6時から歩くのと7時から歩くのでは気温が違う。今日は後者で、この時間帯はもう歩くにはちとしんどい。民俗資料館脇の生け垣を刈りこむ。1時間半ほどで終了。もう外仕事はこのくらいが限界だ。午後3時から墓地の参道を掃く。午前も午後も1時間ちょっとの作業でパンツまで汗びっしょりになってしまう。庫裏の小さなバスタブに水を貯めて水に5分ほど浸かって火照りを冷ます。
2019年8月1日(木) 晴れ
葉月はじまる。
いよいよ八月。客殿裏庭の掃除をする。草刈り、垣根の刈込。午前中もうちょっとやりたかったが、刈り払い機を止めたら次になかなかエンジンがかからなくて、10時半過ぎだったがやめにした。午後は3時過ぎに再開する。危険な暑さが続いていて3時過ぎくらいでないと外に出られない。続きを始めて間もなく遠来が聞こえてくるも雨はここは降らず。1時間半ほどかかって作業終了。ずっと雷鳴りっぱなしだが降らず。天野家の法事の塔婆書く。S土建より工事安全の祈願くる。
2019年7月31日(水) 晴れ
夏らしくなって7月終わる。
今日も暑かった。午前中墓地の草刈りの後始末をする。ペットボトルも2本くらい一気に飲んでしまう。夕方にはビールを飲んでしまう。飲み物が一番体が受け付けやすくなっていて、ご飯もお茶漬けのようなもので済ますようになった。とにかく暑くて熱い。午後病院を定期受診。病院の中は快適に涼しい。で、レゲエをかけては聴いて夕方を過ごしている。
2019年7月30日(火) 晴れ
新しい管理機。
ハンドルが折れてしまって新しい管理機を買ってから、雨が多かったり奥駈に行っていたりしたので、畑に出す機会がなかったが今日初めて使ってみた。とても快調に働いてくれて、草も取れたし柔らかく耕すこともできた。なすは二株植えただけだが今最盛期なのだろうか毎日たくさん生る。食べきれないのに檀家や近所からもらう。田舎人間は、畑を遊ばせて草を茂らすのはご法度だというように自家消費できないくせにたくさん植える。夏はやはりBeach Boys聴いてしまう。護摩用の洗米作る。
2019年7月29日(月) 晴れくもり
梅雨明け。
関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表があった。歩いてきてから映画を1本見て、それから本堂の掃除と荘厳をする。正午ごろは暑さもピークで、本堂にいても汗が流れた。回廊も掃いたり今日は気合をいれて掃除をした。午後になると遠来が聞こえぽつぽつと雨が落ちたりするも夕立には至らず。欅の枝が風に揺れ、油蝉の激しく鳴く声のみ聞こえている。
2019年7月28日(日) 晴れ
雨あがり、草刈りをする。
夜明け前には雨がやんでいた。この頃はもう午前4時はまだ夜明けにはなっていない。檀家の皆さん集まってくれて7時から墓地の草刈りを始める。大勢の作業は早い。途中で一服休憩して再開、8時には作業終了する。終わりの会で盆の棚経のこと、それから寺の後継者を決めたことを話す。皆さんそれほどの驚きもなく黙って聞いていてくれる。僕は正直に「決めることができてほっとしている」と打ち明けた。まだ実際の交代には10年近く時間があるが、檀家の人たちにも若い後継が入ってくれるというのはこの先の百年が明るく見えるように思えたのではないだろうか。昼前に新潟の山ア師から電話ある。午後例月の護摩を焚く。若菜さん親子、都留の佐藤さん家族参座してくれる。熊野三山巡りで神社からいただいたお土産を少しずつお土産にしてもらう。暑い一日で護摩も汗びっしょり。夏はほんとに護摩がしんどい。本堂少し片づけ後は明日にする。夕のお勤めを済ませてから頭を刈る。今午後5時半前、ゴロゴロと雷が鳴りだし、夕立があるかもしれない。若い頃のようにこういう夕立があって梅雨明けとなるのかなぁと思う。
2019年7月27日(土)
終日雨になる。
朝起きた4時半ごろには雨がなかった。昨日と今日が獣除け柵扉の開閉当番で、お勤め前に明けに行く。台風は去ったのだと思うような青空があった。6時前に歩きはじめると、下田原へ橋を渡ったころには細い雨が降り出した。雨が帰って気持ちよくてそのまま歩き通して7時過ぎに戻ってきた。新聞を読みテレビを見ると、台風はまだ関西にあり、今夜山梨辺りを通過する予報で、朝から強い雨や弱い雨が途切れることなく降り続いている。おかしなことに時には陽射しがあり青空が覗いたりもしている。明日の草刈りは7時からだがどうなっているのかなんとも予測もつかない。
2019年7月26日(金) 晴れ
台風が来る。
台風6号が週末にかけてくるという。今夜から日曜まで雨になるようなので、墓地の奥の山側と、竹林の周りの草刈りを一日した。午前中8時から草刈りをしたが暑くて暑くて、9時半にはギブアップしてしまった。台風の影響かお昼近くから小雨が降ったり曇ってきたりしたので午後再開し、4時半まで草を刈る。日曜の朝の護持会の草刈りは中止になるかもしれない。まあもしダメでも、お盆までにのんびりと刈ればいい。
2019年7月25日(木) 晴れ
除草剤散布。
参道や境内、駐車場に除草剤を午前中撒く。午後墓地の邪魔になる雑木や竹を切る。アジサイもいくつか花を落とす。30度を超える暑い日になる。奥駈けから帰ってきて、本堂の添え護摩木を置く三方を見たら「京都アニメーション 有志一同」として護摩木が供えてあった。女房に訊いたら、放火事件のあった7月18日の翌日の夕方にはこの護摩木があったという。19日僕は奥駈のために京都行きのバスに乗っていたし、醍醐寺も同じ伏見区にある。28日の護摩にしっかりと祈願させていただく。
2019年7月24日(水) 晴れ
暑くなる。
夏が始まったという感じの一日。草も伸びている。大峯では蜩を聞いたが、ここはまだ油蝉が盛ん。池の蓮も一段と勢いを増してきた。午後4時過ぎに送り返したスーツケース届く。修行中は雨に濡れ汗にまみれだったが、今日は座っているだけでじっとりと汗ばんできて、こういうのはとても心地いいとはいいがたい。午前中に旅のことをまとめ、Googlephotoに写真をアップする。昨日持って帰ってきた地下足袋を洗う。まだ数日は奥駈けの熱が気持ちの中に残るだろう。年齢の上下関係なく、長く参加されている先達には深い感謝があるのみだ。また来年大峯に「帰る」という気持ちになる。東海さんも結局は行けなかったが、魂が帰峰したところは大峯だと信じている。行藏院住職から、来年は体を鍛えて参加するかなというメールはいる。ここにその証を記しておく。
2019年7月23日(火) くもり晴れ
大峯奥駈C。
5時半過ぎに起き温泉に入る。朝湯、川べりの露天がすこぶる気持ちがいい。いささか二日酔い気味。7時前からバイキングの朝食。パンも食べ、納豆も食べる。普段あまり飲まない牛乳も3杯飲む。気持ちよく排便。いつもこの宿に来ると、ロビー脇に熊野関係の本のコーナーがあって、中上健次の全集が並んでいるのを見るだけで、彼の路地の世界に入っていけるようでうれしくなる。宿の従業員に見送られ出発。12時半醍醐寺帰着。すぐに列して駆出し護摩に向かう。バスを降りたらいきなりの猛暑が襲ってきてびっくりする。おそらく30度を超えた暑さ。広島の村上師、伏見のパンクな松本師が出迎えに来ていてくれた。駆出しの護摩を終えて三宝院玄関前に戻って帰山報告して解散。最後の写真を撮る。その後白書院にて御斎。20分ほどで退席して帰りの準備をする。修証殿の2階では帰りの準備を始める人、それから福岡の橋本師が持参した法螺貝を試し吹きする人、行の疲れをいやす整体が始まったりする。僕は橋本師とのご縁を残そうと、彼が自作した螺の網を一ついただいた。皆さんに来年の再会を約束して醍醐寺を辞す。醍醐駅から山科経由で京都駅に出、4時の新幹線に乗る。電車の着く15分くらい前から、土砂降りの雨が降り出す。名古屋に近づくにつれ天候もよくなり、いよいよ梅雨明けになるなという感じを受ける。特に何もなかったよという寺に帰ってくる。
2019年7月22日(月) くもり時々雨
大峯奥駈B。
朝4時半朝食。雨降り始める。排便少しある。雨具を着て5時半小仲坊のご家族に見送られ雨中を出発。天候だけはこちらの思い通りにはならない。途中不動七重の滝で小休止、6時半過ぎ。天候が悪い分滝は見事な流れを見せてくれる。小止みになり雨具を脱ぐ。西村大先達、赤津先達にも記念写真に入っていただく。前鬼口に着き迎えのバスに乗り込む。ここから熊野三山巡り。10時速玉大社着。内陣にて正式参拝。宮司よりお祓いをしていただきご法楽。月曜日ということで参詣者も幾分少ない感じ。巫女よりお神酒をいただく。11時かまぼこセンターにて昼食。ここで5年連続の排便をしお尻を洗ってもらう。この後、那智の大滝の飛瀧神社、那智大社、青岸渡寺と回る。土砂降りの雨になって雨具を着て歩きはじめると雨が止むといったことが繰り返しある。午後3時過ぎに熊野本宮大社に着く。東御前(天照大神)前で最後のご法楽。無事に奥駈け終わる。明日本山に戻っての駆出し護摩を終えれば終了。毎年のことだけど、しみじみと感じ入るものがあり、目頭が少し熱くなる。やっと目標の半分の5度を終えた。元気でいなくては。4時過ぎ川湯温泉・みどりやに入る。まずは山ア師とビールで乾杯。温泉に浸かり夕食会。椅子席になっていたので女中さんに訊ねると、去年の8月の集中豪雨で、宴会場の天井付近まで逆流してきた川の水が入り、3か月休館して改修工事をしたとのことだった。千葉から初参加のK師ともゆっくりと熱燗を酌み交わす。来年も来たいと言ってくれたので良かった。夕食後も大先達の部屋に行き、過去のお話を聞きながら懇親を深める。
2019年7月21日(日) くもり時々雨
大峯奥駈A。
4時半ごろ起床。風呂に入り、5時20分から朝食。快調な排便あり。6時半宿を出発し旭登山口に向かう。4か所ぐらいでバスを停めて運転手が道路の石を除けて進める。8時半登山口着。ご法楽の後登山開始。山の天気はわからないが、とりあえず雨はなし。早速岩崎本山先達による「慚愧(さんぎ)懺悔(さんげ)」の掛念仏がはじまる。釈迦岳に向かう途中で雨降りだすも、この後、前鬼の小仲坊に着くまで降ったりやんだりの繰り返しで、こっちもポンチョを着たり脱いだりする。11時釈迦岳着。ご法楽の後、記念写真を撮りここで昼食。12時半過ぎに深仙宿着。ご法楽の後記念写真。山の恵みの湧水を飲む。藤井先達から「洒水加持」に使うといいと教えられる。熊笹の山道を歩きながら、長い長い前鬼までの下りが始まる。雨で滑って転ばないように足元に気を付けて慎重に歩く。午後2時半二ツ石着。ご法楽。午後4時過ぎ予定より早く前鬼小仲坊に着く。宿泊所に入り泥まみれの地下足袋を脱ぎ、雨に濡れた衣体を解く。明日もまたこれをそのまま着なければならない。ありがたい前鬼の風呂をいただき、ほっと息をつく。ご主人夫婦に息子さん夫婦、二人の女のお孫さんが迎えてくれた。台所にはこの時季でも薪ストーブが焚かれている。6時から精進の晩御飯をいただく。宿泊所で「山賊会議」をもつ。自家発電機が止められる午後9時過ぎに就寝。
2019年7月20日(土) くもり
大峯奥駈@。
4時過ぎに起床。隣で寝ていた手塚師が「腰の痛みが引かないので、皆に迷惑をかけるといけないので帰ることにする」と言う。今日はほぼバス移動のみなので、「行ったらいいじゃないか」と説得したが、明後日の行程で脱落することになるのが心配だといい、泣く泣く5時過ぎにまた車で長野に帰ってゆく。参加者が少ないのにここで一人欠けてしまう。一年ぶりの再会を楽しみにしていたのでとても残念。6時三宝院玄関前に集まりご法楽の後護摩道場で駈入り護摩。峯中先達は昨年と同じ本山の田村先生。本山先達は4名。参加の随喜衆は13名。駈入り護摩ののちバスに乗り込み出発。少ないのでバスはゆるり。一番後ろの席に千葉のK師と座る。10時半に洞川龍泉寺に着く。本堂でご法楽をし、柴燈護摩奉修。庫裏で昼食をとらせていただく。ここで山先達の小屋さん、三原さんの二人が合流。花徳のご主人にもばったりと出会う。大峰山の入り口の結界門手前の遥拝所でご法楽。三重の一心寺の団参の方々と会う。柴田さんは来ておられなかった。ここから長い長いバス移動。午後4時ごろ十津川温泉・一乃湯着。夕食時に自己紹介する。西村、赤津大先達とともに田村先生の並びに座らされる。西村先達は今回が33回目の奥駈入峰で、今回を奥駈けの区切りにするという。
2019年7月19日(金) くもり
京都行き。
6時の電車で甲府に出て、7時30分の大阪行き高速バスに乗る。乗客は10人ほど。雨が混じる天気。奥駈けの期間中晴天は無理かもしれない。養老パーキングで昼食休憩。名古屋トンコツ、チャーハンセット千円。午後2時過ぎに京都八条口にて下車。車中で一冊読んでしまったので本屋に行き文庫一冊買う。バス停で山ア師と合流。14名の参加者と少ない。花供同様奥駈けもだんだん参加者が少なくなってしまうのか。惜しいなぁ。夕方山ア師とパセオダイゴローへ行き夕飯を食べる、というか飲む。夜になって長野の手塚師来寺。ぎっくり腰になったとのこと。
2019年7月18日(木) くもり
桃をいただく。
貴永がいつもの年のように桃を持ってきてくれた。今年は天候がすこぶる悪いので、果樹の生育にも影響しているようなのでどうだろうなと思っていたが、昨日晴れたので、雨のない今日の午前中に桃を収穫したとのことだった。大きな桃をたくさんいただいた。昼過ぎから雨になったので、内船寺には僕が代わりに届けた。届けたらお茶やビールをいただいてきた。ありがたいこっちゃ。明日から大峯の奥駈のため本山に上る。台風も来ているようなので、良い天気は期待できそうにないのでそれなりの覚悟をして出かけようと思う。久々に、長野の手塚師や新潟の山ア師にも会える。午前中メダカの鉢の水替えをし終わってから頭を刈る。竜電は昨日負け越しが決まったのでもう大相撲もどうなろうが興味なし。
2019年7月17日(水) 晴れ
やっと晴れた。
やっと晴れ青空が広がり暑くなった。それでも朝のお勤めの後本堂を出たのが5時半前だったが、雨が蓮の葉をたたく音がして石畳に少し落ちた。雨はそれだけで終わり、4日ぶりに朝歩いてちょうど8時の町のチャイムが聞こえてきた時間に雲切れ間に日差しが覗いた。着替えてまず客殿裏庭のツツジなどの刈残しを剪定した。それから刈り払い機に持ち替えて竹林に入り、ものすごくたくさん伸びてきている細い若竹を刈り払った。近年珍しい竹の繁茂だ。午前中いっぱいかかって終える。昼食後今度は紐の刈払い機に持ち替えて境内の草刈りをした。明後日から出かけるので、帰ってきてからより一度ここで刈っておいた方がきれいだと思う。除草剤の散布もしたいのだが、明日の午後にはまた雨が降るかもしれないと言っているので躊躇している。風がない時間帯に撒きたいし。まあ今日はこれで十分だ。
2019年7月16日(火) くもり
今日も午後から雨。
昨晩も雨になり、午前中は曇り。午後からまた雨になる。雨の落ちていない朝になっても、前夜の雨で草が湿っていたりするので外で仕事をしようという気持ちになれない。内船寺住職昼前に「蓮を見に来た」といいながら、段ボールにいっぱいの野菜を抱えて訪ねてくれる。ありがたい。ここも世代交代があったようで、息子のSが東京方面の棚経に出かけているとのこと。奥駈のスーツケースを本山に送る。
2019年7月15日(月) 小雨
海の日。
この3連休も結局雨で夏らしくなく終わる。八王子も朝からまた雨。10時前に佐田家でお経をあげる。11時半の電車に乗り1時半前に帰る。本山から総代の西海さんへの感謝状が届いていたので、コメリで額を買って届ける。「令和元年」という日付の感謝状を本人も喜んでくれる。山梨も降ったりやんだりの一日で、この先もずっとこんな天気予報。
2019年7月14日(日)
東京棚経。
6時の電車で東京に行く。雨。一日雨。八王子から横浜戦に乗り換え町田へ。甲地里家に行く。娘さん家族と次男が集まっていてくれる。体の調子など訊ねて帰る。町田駅に送ってもらう途中、公園のような空き地に「生ビールフェスタ」の横断幕が張られ大勢が準備をしていたが、今日の天候を予想していただろうか。東大島の平山家に予想より早く着く。新宿に戻り国分寺の赤井家についたのが午後2時過ぎ。去年はバスを降りてすぐに家に行けたが、今日はまたあらぬ方向へ歩いてしまい、15分くらい歩き回ってしまった。敬さんが僕の後20分ほどしてつき、盆のお経をあげてから飲み始める。今年のお祭りには来ていただけなかったので少し心配していたが、伯母さんもすごく元気でほっとした。寺の光景のこと、来年の祖父の33回忌のことなどを僕から話す。皆よく飲む。敬さんと二人で一升空ける。6時前に奥さんに駅まで送ってもらい八王子の宿に入る。ロビーに中国からの団体客が来ていた。
2019年7月13日(土) くもり時々雨
草刈り。
何日かぶりで朝歩く。明日あさっては東京へ行くので歩けない。今日も朝から草刈り。午後4時過ぎに終了。一応予定通りに済ますことができた。暑くはなかったが雨が降ったりやんだり。刈払い機の調子がいいのでだいぶはかどった。頭を刈ってシャワーを浴びる。草刈り疲れで右肩が重い。
2019年7月12日(金) くもり晴れ
管理機を購入。
一昨日管理機で畑をうなっていたら、ポキッと左側のハンドルがハンダ付けのところから折れてしまった。もう30年近く使っていてかなりだましだまし使っていたので、ハンドルが折れてしまってはもう仕方がない。ただなくても何とかなるからいいやというものではないので、出費を覚悟でY兄弟商会へ今朝出向いた。税込11万円の新しい管理機を買った。午前中に届けてくれたが、雨の後なので今日は使わず。午後から残りの畑の草刈りを始めた。雨が降らなければ何とか明日中に片づけたい。
2019年7月11日(木) くもり
片側の畑の草刈り終わる。
今日も朝から天気悪く、午後にはもっと強い雨が降るかもしれないとのことで、S師は朝食後に帰る。高野からの醍醐への転派の承認が下りたので、次は醍醐への転派の申請となる。8月中には申請できるだろうとのこと。午前中かかって畑の片側の草刈りを終える。正午のチャイムと同時に音を立てて雨が降り始めた。グッドタイミングで終了。明後日までにもう片側も済ませてしまいたいがどうだろう。大相撲、竜電今日負けて序盤2勝3敗。本格的に雨が降っている。週間天気予報すべて雨か曇り。大峯奥駈どんなふうになるのかいくらか気にかかる。
2019年7月10日(水) くもり晴れ
久々に暑くなる。
6時から朝勤。今日は外に出ようと思ったが霧雨が外に舞っているので尻込みしていたが、少しするとできそうな気がしてきたので外に出る。S師には這松の刈込を頼む。僕は畑の草刈りを始める。昼前から急激に暑くなり夏空が広がる。青空も久しぶり。ハイマツが終わった後、タケノコの細いのを刈り払ってもらい午前中で作業終了。午後二人で叔父の不動寺へ行く。甲府盆地には夏の雲が力強くわいている。30度近くまで気温上がる。S師を紹介し1時間ほど話してくる。叔父も期待と励ましの言葉をかけてくれる。昨日今日と二人で晩酌。
2019年7月9日(火) くもり
ずっと天気が悪い。
もう7月も3分の1が終わろうというのに雨や曇りの日ばかりだ。エアコンの消費量は抑えられていいかもしれないが、桃やブドウのような果樹にはこの天候は痛手らしい。早くから客殿裏の植栽の剪定を始めたが、1時間もたたぬうちに雨が落ちてきて中止。10時にS師来寺。草刈りなどやるつもり出来てくれたが今日は天候悪くやめにする。何かしたいことがあるかと訊くと「護摩を焚いてみたい」というので護摩木、樒や僕の準備の仕方など教えながら準備をする。彼曰く「2年ぶり」の護摩焚きとのこと。終わった後に掃除片付け、仏器洗いなどの手順を説明する。終えてから新たな香盛りなど済ます。夕のお勤めに神祇講式を読みたいとのことで一緒に読む。寺の建物の中は涼しいというよりちょっと冷えているといった感じ。いったいどういう夏の始まりだ。
2019年7月8日(月) 晴れくもり
陽射しと青空が久しぶり。
朝歩く。久しぶりに朝の陽射しがある。今年の梅雨は雨が多く、草が伸びる伸びる。嫌になってしまう。でも午後には陽射しも消えてまた曇り空に変わる。10時から車の6ヶ月点検にゆく。1時間半ほどで終わる。午後墓地のツツジなどの刈り込み。残すは客殿裏の庭の植栽の刈り込み。駐車場にも大分草が目立ってきたので、晴れた日に除草剤も撒かなければならない。夕方S師より電話。あす午前中に来るとのこと。不動寺の叔父に連れてゆきたいと連絡し、10日の午後行くことに決める。
大相撲竜電、対安戦。物言い、取り直し後に勝って初白星上げる。
2019年7月7日(日) くもり
完全に休養日。
昨日の酒が残っていて休養日。飯富のK氏、盆の棚経に来る日を変えてほしいと来寺。少し話をしてゆく。蓮池の光景をとても喜んでくれる。身延駅に東京行きの電車の切符を買いに行く。Bob Marley聴く。
2019年7月6日(土) くもり
宗務所会議。
午後3時から壬生宗務所長の行藏院にて山梨宗務所の会議。大体いつものメンバーに加え、今年は上野原の北辰寺の後継となる方が初めて出席。今年は終わってから前後讃など勉強する。充実した会議。そして毎年恒例の夕方からの「醍醐夏の陣」。いつもの七賢で飲む。明王寺ご住職がすでに来られていて生ビールを飲んでいたので頼んで乾杯。僕は皆さんに寺の後継が大体決まって将来の約束ができたことを話す。皆さん一様に複雑な表情をしておられたが、僕にも幾分かはちょっと複雑な心持もあるが、それでも八方塞がりのまま老いていくことを思えば、絶対にこれはとてもありがたいことであるということに間違いはない。
2019年7月5日(金) くもり
涼しくて刈り込みはかどる。
池の端のツツジの刈込をする。今日は一日曇りで適度に風もあって作業するにはもってこい日和。ツツジを刈りこみながら、梅や山茶花、アジサイなどの目につくのが気になって枯れ始めたアジサイは首を落としたり、山茶花の混みあった枝を梳いたりする。昼食でいったん休憩し、午後再開して3時過ぎに終了。護持会の夏の通知を郵便局で出し、集落は歩いて配る。
2019年7月4日(木) くもり
今年も各地で雨による災害が起きている。
教もニュースは豪雨による災害の発生や、注意を喚起する話題が多かった。ここはそんなに雨は多くはなかったが、午前8時半ごろから30分ほど強い雨が降った。次第に衰えて昼前には雨が上がり、昼食後に歩いてきた。富士川は流れのはやい濁流。奥駈けまでに今年は梅雨が明けるだろうか?
2019年7月3日(水) くもり
外に出る。
今年の梅雨はほんとに梅雨らしい曇りや雨の日が多い。ツツジの刈込がなかなか進まない。やっと今日は雨がなさそうなので、歩かずに早くから外に出てツツジや外便所の生け垣の刈込を始める。始めるとなかなかそれだけでは終わらない。梅の枝が気になったり、ツバキやモミジの枝を少し切ったほうがいいと思ったりして、のこぎりを持ってきて思い切って太い枝を落としたりする。暑くはなく作業的には今日のははかどった感じ。11時の鐘を撞いてから作業を終え、枝の片づけをはじめ昼前にいったん中止。午後再開し3時前に終了。畑に持っていって杉っ葉を大量に中に押し込んで火をつけると風もあり勢い良く燃えてくれる。作業していると長野の手塚さんから電話。奥駈の相部屋の件で電話ある。山ア、手塚、石田で去年のように調整してもらおうとそういう希望を書いておくよう話す。昨日もホントは降らなかったので外仕事ができたのだが、使っている寺院管理ソフトの日付が新しい元号の令和になってなかったので、そこのところをパソコン屋さんと遠隔操作でやりながら過ごしてしまったのだが、やっと今日の夕方その問題もめでたく解決することができでホッ。
2019年7月1日(月) くもり
葬儀助法。
歩きはじめるとすぐ細かな雨が絹糸のように落ち始めたが、大した影響もなく歩く。一昨日墓地の雑木を切ったのを竹林の隅に片づける。11時前に不動寺の葬儀の助法に出かける。叔父と永啓に会うのもうちの祭典以来2か月ぶり。曇り空ではあったが蒸し暑く気温も上がる。久しぶりの葬儀の助法も何とか無事に終える。叔父に寺の後継者が一応決まりそうだということだけ伝え、近いうちに一度連れて行くと話す。終わった後控室でお昼をいただき、「ユキエ」に眼鏡を受け取りに行く。ガラスのレンズ加工が少し遅れるとのことで、新しく作ったものをかけて帰ってくる。むる魔の運転もさほど気にならなかったし、眼鏡をかけたまま新聞も読め、夕のお勤めもいつもより経本も見やすかったように感じた。『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』を帰ってから見る。
2019年6月30日(日)
今年も半年が過ぎる。
平成の世から令和に移って2019年も半分が終わる。寺は相変わらず何事もなく静かである。一日雨だ降った。午後、佐藤さん一家お参りに来てくれる。明日の不動寺の葬儀に行く準備をする。葬儀の助法も年に数回にとどまるので、忘れ物はないかチェックしなければならない。護持会への夏の通知を作る。頭を刈る。
2019年6月28日(金) くもり
蒸し暑い一日となる。
雨は夕べも大して降らず、今日も結局ここは雨は落ちてこなかった。代わりにとても湿気のあるじめじめとした蒸し暑い一日となった。じっとしているだけでも汗ばんできて顔から汗が噴き出た。昼過ぎから定例の護摩を焚く。上の原の若菜さん親子参座。いよいよ本格的な夏というか、今日の護摩は暑くて顔からも体中からも汗が噴き出て滴り落ちた。終わってから本堂の護摩壇の掃除と仏前荘厳。5時前に終える。この間も汗だらだらである。夕方の発泡酒がとても楽しみ。本山から奥駈修行の日程表送られてくる。昨年と同じ行程。もうしばらく暑い日を歩いてバテない体に仕上げなくてはならない。
2019年6月27日(木) くもり
ジャガイモを掘る。
お昼前から雨になるとの予報だったので、一人だけ簡単に早く朝飯を食べて雨の降る前に歩いてくる。それから雨の日が何日か続きそうな予報なので、ジャガイモを掘ってしまったほうがいいと思い、ウォ−キングの後そのまま畑でジャガイモを収穫した。はじめてにしてはまあまあの成果だったかもしれない。なにしろ何も施肥をしない。収量は少なくても自分で植えて採った確かなジャガイモだ。それからタケノコも採ってくる。竹林がすごいことになっている。今年は竹の生え方とその数が尋常ではない。竹林が枯れてしまう前の乱れ咲きのような不気味ささえ感じる。10時半に女房と甲府へ出かける。スシローの優待券の期限が今月末なので、もったいないので使ってしまおうと出かけた。その前に行藏院へ寄り、タケノコと他所からもらったジャガイモ、玉ねぎ、ニンニクなど届ける。ご住職がタケノコ食べたいといったので朝取りした。お返しに高価なビールをいただいてしまう。勝手に生えてくるものを持って行っただけなのに、ビールをいただいては詐欺師のようなものである。スシローで高めのを思いっきり二人で食べて帰ってくる。途中一度雨が降ってきたが、増穂のあたりで雨から抜け出しそのまま帰り着く。蒸し暑い一日。
2019年6月25日(火) 晴れ
暑くなる。
梅雨晴れは暑い。空ももう夏模様の雲だ。生垣の刈込など午前中する。少しずつ片づけていけばいい。11時半ごろ仕事を終わりにする。昼食後しばらくしてから、従姉の仲野夫妻墓参に訪れる。今日は中央線を使って電車できた。高齢者の自動車事故が多くなっているとか言っていたが、まだそんなに高齢ではない。どうしても女性のほうが夫の運転を心配する感が強い。墓参りの後台所でしばらくお茶を飲みながら互いの状況など交換する。午後3時半のふじかわ号に乗るというので甲斐岩間まで送る。二人が帰った後、1時間ほど墓地の草刈り。
2019年6月24日(月)
眼鏡を作り替える。
朝から強い雨で外には出られないので、ここのところずっとどうしようか迷っていたが、思い切って眼鏡を作り替えることにして出かけた。近視と老眼があり、新聞や本などを眼鏡をはずして読んでいる。ただここのところ、お勤めで読んでいる教本の字がちょっと、ピントがずれるような感覚があるので、今の眼鏡はもう10年くらいかけているままだから一度みてもらったほうがいいのかなと考えていた。甲府の眼鏡のユキエというお店で作ったのでそこに行った。丸メガネの在庫が充実している。前回眼鏡を作ったのは2008年ということだったので11年前だった。11年同じレンズのまま使い続けるってのは視力の状態があまり悪くなっていなかったからだといわれた。今の状況を話し改めて視力検査をしてもらう。遠近両用のレンズにして使い慣れてもらうことを勧められたのでそうすることにした。少し高額なレンズを試させてもらったらほとんど違和感なく見えて歩行もできた。ただこのレンズプラスチックレンズなので、護摩焚きの時には向かない。結局新しいフレームを別に求めて、今使っているほうに少し値段を下げたガラスのレンズを入れてもらうことにした。
午後3時過ぎに秋山さん訪ねてくる。ちょうど雨が上がったところだったので、タケノコを6本ほど採って、昨日の法事にいただいたみのぶ饅頭も少しあげる。雨が上がり陽が射してきたが、わずか30分ほどでまた雷が鳴ってザーッと雨が降ってきた。本山から、花供入峰の最後の蔵王堂での集合写真が送られてきた。
2019年6月23日(日) 晴れくもり
法事あり。
11時から遠藤家の七回忌の法事がある。去年後山の墓地から寺の墓地に墓を移転したが、遠藤さんのところは寺で法事をしたことがなかったのもあり、今日は4人の兄弟夫婦がお母さんと一緒に参ってお父さんの法事をし、墓参の後庫裏で若大将からの仕出しでお昼をとっていった。お母さんもだいぶ足が悪くなっていて、もうお寺に来てくれることはないかもしれない。
皆が帰った後、女房と娘と3人で手分けして片づけをする。便所も全部きれいに掃除する。午後3時を回って曇り空になり湿った風も出てきた。法事は降らなくてよかったが、明日辺りはちょっと雨があってもいいように思う。うれしいことがあった。花供でご一緒した柴田さんからメールが届いた。花供の写真も見てくれたらしい。一年に一度しか会わないがこれからもお互いに元気で花供に参加したいものである。
2019年6月22日(土) 晴れ
ジャガイモを掘ってみる。
あまり大きくならずに枯れ始めているジャガイモの苗4株を試しに掘ってみた。まあ予想はしていたが、3個ほどの芋がついているだけで惨憺たるものだった。俄か百姓だから仕方ないのだが。来週の日曜辺り全部掘って収穫しようと思う。今年は真竹のたけのこは予想以上に収穫できている。今年はこの旬の味を十分に堪能できる。明日の法事の準備などする。夜明け前に少し降っただけで朝には雨あがっている。
2019年6月21日(金) 晴れ
雨ほとんど降らず。
語p後3時から20分ほど雨がきたが止んでしまい、また青空が今は広がっている。ちょうど午後の草刈りを墓地で始めたころだったが、刈ろうとしていたところは片が付いた。日曜日に久しぶりに法事があるので、墓地も少しきれいにしておこうと。お昼を食べているときに飯富の下田さんから電話があり、一昨年亡くなったご主人の位牌を作ってほしいと頼まれた。富士川町の仏具屋に行き頼んできた。もう今年も半年が終わろうとしているが、檀家の皆さん健康で長生きだ。夕べは名古屋の秀ちゃんと久しぶりに電話で話した。なかなか友人たちにも会えなくなったが、鬼籍に入ったやつもいるが、いつでも顔を思い出せばあの頃に戻れそうな気がする。
2019年6月20日(木) 晴れ
パソコンもろもろの作業。
先月後半にパソコンが壊れてしまって更新できないでいたが、今日の午前中で徒然をアップしたり、DL用のソフトなどを引っ張ってきて使えるようにしたりと、元の環境とほぼ同じような状態に仕上げることができた。女房と娘は京都へ1泊の旅に出る。東寺の朝市がお目当て。午後境内の草刈り。午後は湿り気を帯びた風が少し強く吹いてくる。明日は雨になるか?本山より、宗務所長退任したことへの感謝状送られてくる。
2019年6月19日(水) 晴れ
パソコン新しくなる。
ようやく新しいパソコンが来た。朝早くからやってきてくれて、午後6時過ぎまでかかってデータの移動設定など完了。Windows10になったのでいささか使い勝手が難しい。だんだん新しいものに順応していく能力が欠如していくようだ。スマホをやらないので、この手の新しいものになれることが遅い。業者の人にもスマホやったほうがいいですよと言われる。正午からのM先生の葬儀に焼香に行く。平日なので昨夜の通夜はさぞ大勢が弔問したのであろう。穏やかな方で、この地区にはとても大事な人だった。朝早く歩いて帰ってくるときに、先生の家に向かって帽子をとってお別れをした。明日はHPを更新しなくちゃ。夕べ新潟から山形にかけて大きな地震があったと朝知る。山崎師にメール出すと「大丈夫です。アリガトウ」と返ってきた。
2019年6月18日(火) 晴れ
午後風冷たくなる。
午前中は暑くなったが、午後からは湿り気を含んだ冷たい風が出てきた。明日はまた雨になるのかもしれない。今日は朝歩いてから参道の畑の草刈りの続きをやって昼前に終わる。蓮の花が2つほど開いて、これから続いて開きそう。今年の夏も蓮池が楽しめそうだ。奥駈け修行申し込む。本山に他派からの転派の件問い合わせる。書類を送ってくれるとのこと。
2019年6月16日(日) 晴れ
梅雨の晴れ間暑くなる。
朝には上がっていたが、遅くまでよく雨が降った。富士川は濁って増水していた。畑の草刈りをする。参道右側は午後までに済ませた。土蔵の屋根の樋が外れていたのでなおす。朝組長から葬儀の連絡がある。1組のM先生が亡くなった。父より一つ上で、この集落にはなくてはならないとても尊敬する先生だった。檀家ではないが、うちの寺のこともいつも気にかけていてくれて、お祭りにもお札を必ず申し込んでくれた。巨星墜つの感あり。父の日ということで、夕飯は珍しく豪華版でうな重。
2019年6月15日(土)
雨中に蓮の花ひらく。
昨日だんだん開き始めていた一輪が、雨の池に開いた。これからたくさん開いてくる。とても楽しみである。先週の土曜は大峯に入った日で、やはり雨に降られた。一日のんびりと映画など見て過ごす。本山より大峯奥駈けの案内が届く。申込用紙の記入だけすませ、新潟の山ア師にメールする。パソコンがまだ駄目だが、花供で撮った写真をGooglephotoにアップする。
2019年6月14日(金) 晴れくもり
タケノコ食う。
5時からS師と朝勤行。朝食後僕は1時間ほどウォーキング。彼はその間に本堂で持参した褊衫・如法衣で自行したらしい。裏山に久しぶりに行きと鹿を見た。奥の竹の林から中沢川に下り、墓地から寺の竹林に入ると、意外や真竹のタケノコの結構太いのが生えていた。ここのところサルがいないので、食われずに今年は残っているのかも。去年もおととしもタケノコを収穫できなかったが、10本ほど採って女房に煮てもらった。昼に食べたが旨い、まさに旬の味。S師も初めての味わいと言ったが旨そうに食ってくれた。沢山は取れないかもしれないが、家で楽しむ分くらいはありそう。
S師3時のお茶を飲んで帰る。甘々娘を少しお土産に渡す。見えない将来の一番の心配事に、なんとか光が見えて開けていける道が見えてきたのがありがたい。
2019年6月13日(木) 晴れ
暑くなる。
S師10時ちょうどに来山。天候が良くなったので僕は朝から庭の梅の木のひこばえを剪定ばさみで切っていた。梅の枝は夏には切ってはいけないというのが定説のようだが、どうしても花の終わった後若芽の伸びてきた梅の木は枝が混んで見栄えも悪く、脚立も使って少し枝を落としたくなってしまう。
S師、さっそく手伝うというので、生け垣の刈り込みをお願いする。刈りこみ幾も初めてなので使い方を教え、延長コードを切断してしまうことのないよう注意する。午前中いっぱいかかって終わる。畑で燃すと風も少し強く、白い煙が上に横に流れ、眺めていて気持ちがいい。昼食後に彼と話す。将来寺の後のことを彼が引き受けてくれるというので、こちらと彼の希望などもお互いに確認する。彼はこちらに来るために、少なくとも5年ほどは準備期間が必要であるといい、僕も特に病気も今のところはなく、70歳くらいまで住職を続けたいことを話す。お互いにここのところは納得できたので良かった。
2019年6月12日(水) 晴れ
小学2年生来寺。
朝6日ぶりに歩く。疲れが今頃出てくるのか腰が痛い。今年も下山小2年生が校区探検で22名が11時過ぎに来る・本堂でお不動様を開帳し、寺の歴史など話し質問に答える。女の子が多くにぎやかな児童たちだったが、一人が立ち上がるとつられるようにほとんどが立って勝手に本堂内を歩き始めたりして、2年生といえど、若い男性担任の言うことに素直に応じることがなく、「こりゃ、むずかしいこどもたちだなぁ」と感じた。 今朝の新聞には、県の教員採用試験出願が2008年以降の最低に落ち込んだという記事が載っていた。部活や夜遅くまで学校で仕事があるというような教員の労働状況の過酷さが最近話題になっているので、教員にはなりたいけど、採用後の仕事量などへの不安が今どきの大学生にためらいを持たせているのかもしれない。午後4時過ぎに雨降り始める。23日の法事の塔婆を書く。お昼に御朱印1件。先日お参りになった方の病気平癒のお札を作る。S土建より依頼された工事安全のお札を作る。名古屋の遠藤夫妻から「日記が更新されてないぞ」とKタイにメール入る。事情説明の返信をする。
2019年6月11日(火) 晴れ
のんびりと。
朝のお勤めをして、メダカの様子を眺め、昼前に届いたスーツケースを開いて汚れ物の洗濯を女房に頼む。梅雨入りで貴重な晴れ間。ポンチョ、地下足袋を洗い、引敷、螺ノ緒、菅笠など乾す。午後3時前に連絡をもらっていた本尊拝観と御朱印を欲しいという方たち来山。令和記念の御朱印も順調に数少なくなる。夕方雨降り始める。
2019年6月10日(月) くもり
帰る。
朝早かったが今日はゆっくりと目覚める。それでも6時半ころ。坂本師は今年も東寺の朝勤行に行ってきたとのこと。京都駅で山崎師と別れ9時59分の新幹線に乗り、午後2時頃帰りつく。梅雨の雨。
2019年6月9日(日) くもり晴れ
花供入峰C。
午前2時半朝食。排便まあまあ。昨日山から下りてきてスッキリの排便があったので。雨と泥で汚れた地下足袋を玄関先の水道で汚れだけブラシで洗い流しておいたが、宿でみな、新聞紙を丸めて足袋の中に入れておいてくれたのでほぼ乾いた状態で履くことができありがたい。リュックも宿で吉野駅まで運んでくれるので身軽で出発できる。朝3時50分龍泉寺にあいさつし発足。坂本師は膝痛のため今日はバス組。夜明け少し前を小南峠目指して歩く。林の中3か所ほど獣道を一気に下る。雨降らずに歩けてありがたい。行者堂跡ご法楽、川戸、地蔵堂ご法楽を経て鳳閣寺着。午前8時鳳閣寺柴燈護摩。鳳閣寺は真言宗鳳閣寺派の本山だが無住。いつものように地元の皆さんがぜんざいで接待してくれる。林の中を金峯神社まで4キロほど歩く。天候回復し暑くなる。金峯神社ご法楽し昼食。冷たいお茶と甘いチョコレートも休憩所に用意してくれてある。ありがたくいただく。11時半、吉野下りも終わり蔵王堂の手前でバス組と合流し吉野蔵王堂に螺を立てながら歩く。今日は日曜で宿通りも蔵王堂も賑わいがある。蔵王堂でご法楽。終えてロープウェイで吉野駅まで下りる。宿のご主人が待っていてくれ、荷物を受け取り帰りのバスに積み込んで、缶ビールで乾杯する。午後1時半バス出発。2時間後本山到着。最後の駆出護摩。白書院で入峰証をいただき修証殿に戻り荷物の整理。送り返す荷物を三宝院玄関に預ける。山梨組3人と山ア師で京都八条口の御旅庵に入る。戦闘で汗を流し、去年も行ったお好み焼き屋でゆっくりと話しながら飲む。宿も僕らのほかには客がいず、こっくりこっくりするまで話して飲む。
2019年6月8日(土) くもり
花供入峰B。
午前1時過ぎ起床。1時半から本山、伝法学院生たちと龍泉寺池で水行。そんなに寒くはない。帰って風呂で体を温めて朝食。おかわりする。排便するも到底満足には至らずやや不安。山での便意が募ってくるのだけは何としても避けたい。龍泉寺を午前3時に発足し洞川宿を螺を立てて歩く。大橋茶屋を通り、いよいよ結界門をくぐって一年ぶりの大峯に入る。雨は堕ちてはいず明りを頼りに上り始める。やがて風が強くなり、雨も交じってくる。汗をかくが立ち止まって一息つくとすぐに体が冷えてくる。こんなに寒い峰入りは初めて。寒いので持参の水もほとんど飲まず。大峰山寺で杖に「令和元年」の焼き印をもらう。
小篠根本道場へ向かう山道も雨風強く、昨年の大雨や台風による倒木や登山道の痛みなど各所にある。小篠道場で柴燈護摩。戻って辻堂で柴燈護摩。龍泉寺参篭所で昼食。天候が悪いため今年は覗きの行場のみ行われたとのこと。ゆっくりと山を下り、午後2時過ぎに大橋茶屋に着く。アイスコーヒー甘くして飲んだらなんと美味いこと。龍泉寺で解散し宿に戻りかんばしで山ア師と乾杯。土曜日なので、娘さん家族が店の手伝いに来ていた。輸入物のオオカミの引敷がある。明日の昼はおにぎりに飽きたので、地元のパン屋で総菜パンを買う。今夜は豪華な夕食。ビールと冷たい酒飲む。名水豆腐、アユの塩焼きなど絶品。明日は天候が良くなりそう。
2019年6月7日(金)
花供入峰A。
4時起床、4時30分から朝食。排便あるもやや不安あり。5時40分から三宝院玄関前でご法楽。駐車場より大型バスで大阪:報恩院に向けて発足。7時半報恩院着。近畿の多くの講の方たちと合流。雨降り始めポンチョ着て大阪の市中を連行し四天王寺で柴燈護摩。終えて近鉄阿倍野駅まで歩く。構内のコンビニでハンドタオルとカレーパン買う。貸切電車にて下市口駅まで移動。下市口からバスで洞川に向かう。午後1時半過ぎ洞川着。泊る宿「花徳」の車に荷物を預け、洞川宿を連行しながら龍泉寺に向かう。雨の中をいつものように、小中学生、地元の
方たち大勢が「ようまいり」の言葉とともに温かく迎えてくれる。毎年この光景に胸が熱くなる。龍泉寺道場で柴燈護摩。龍泉寺にあいさつし宿に入る。着替えてすぐ「かんばし」にゆく。生ビールと鹿コロで喉と腹を潤す。宿の花屋徳兵衛には僕ら含めて11人が泊まる。
2019年6月6日(木) 晴れ
花供入峰@。
朝4時過ぎ起床。お勤めをして朝食。7時過ぎ下部温泉駅からふじかわ号乗車。2号車に行藏院、玄法院ご住職乗っている。10時45分京都着。弁当を買い、バス待合所で新潟の山ア師と合流し11時15分の醍醐寺行バスに乗る。三宝院寺務所にあいさつし修証殿に入る。今年の随喜は17名(内新客6名)。女性はなし。午後2時過ぎから駈入護摩。5時半から夕食。なんと肉入りのハヤシシチュー。肉が出るなんて初めてである。感激もないが驚き。風呂に入り畑山へ気の合う行者方と飲みに行く。京都の昼は30度を超える暑さだったが、明日の午前中からは雨が降り出す予報。家に電話を入れると山梨は梅雨入り。
2019年5月24日(金) 晴れ
カンカン照り。
友川かずきがちあきなおみに作った「夜へ急ぐ人」という歌があり、歌詞の中に「かんかん照りの昼は怖い 正体あらわす夜も怖い」があるが、昨日から怖くなるくらいのカンカン照りの昼が続いている。30度超えは全国各地で。僕ももうTシャツに短パンである。池の蓮も毎日毎日大きくなってきている。大相撲も残り強を入れて3日。竜電は勝ち越せるだろうか、今日は御嶽海戦である。
2019年5月23日(木) 晴れ
今日は暑くなる。
もう夏である。午前中草刈りと墓地参道の掃除などする。草刈りは今回分は終了。これで終わりではなく、これから花の終わったツツジや生け垣などの刈り込みもしなければならない。ただ、今週はもう外作業はしない。土曜には玄法院にも行かなければならないし。夏になったので、エアコンのフィルターを洗ったりする。花供の参加費を振り込む。夕方になり飲みたい飲みたい病が起こってきている。今日竜電は初の横綱挑戦。勝てば勝ち越しだ。
2019年5月22日(水) 晴れ
草刈りなど。
今朝の富士川は昨日の雨でだいぶ水嵩もまし濁っていた。歩いてきた後草刈りの続き。午前中やればもう午後もやるという気力が萎えてしまう。客殿裏庭はまた明日。午後土蔵の上の樋の修理に上ろうとしているところへご朱印を欲しいと来る。令和バージョンも勧めると求めてくれる。進めるとほとんど「貰います」と言ってくれる。2枚で500円いただいている。静岡からの方で本堂を案内してしばらく話をする。通るたびに寄ってくれるという事だったが、会ったのは初めて。また来たら声かけてねと言って別れる。樋を修理して溝を掃除する。今日は暑くなるといっていたのになかなか暑くならず、午後3時を過ぎてから夏のような空になって気温が上がってくる。本山より、花供入峰の参加費振込の通知来る。雨の無い峰入りであることだけ願うのだが、さて今年はどうだろう。
2019年5月21日(火) 晴れ
大雨になる。
予報どおりに日付が変わったころから雨降りはじめ、朝が明けてからだんだん激しさを増す。正午過ぎには雨が上がったが、こんな風な雨の降り方はあまりないし、今年も異常な天候が続いて、去年のような台風がまた来るのではないかと心配になってくる。雨が上がると陽が射してカーッと暑くなる。溝を掃除し、樋の詰まっていた箇所に長橋語をかけて詰りを解消する。土蔵の屋根の樋が一か所外れているのでまた後日直さなければならない。大雨になると伽藍の周りを見回り、水路が詰まってないか、樋が詰まってないかなど、雨の中を歩かなければならない。雨が上がったので、ついでにメダカの水蓮鉢の掃除をする。
2019年5月20日(月) くもり
草刈りの続き。
午前中墓地の草刈りの続きをする。雨が降ってくれ心配があったので、朝歩かずに7時前から作業始める。10時過ぎまでやって止めにする。根を詰めても仕方がない。のんびり路線に変更。あと二日くらいはかかるだろう。午後4時過ぎたがここはまだ雨が落ちてこない。お昼ご飯後に歩いてくる。明日は朝から降っていてほしいような気がしている。
2019年5月19日(日) 晴れ
墓地草刈り。
あまり暑くならないうちからと、歩いてきた後、8時半ごろから墓地の草刈りの続きを始める。2回ほど休憩して水分補給し11時半までやって今日は終わりにする。大分はかがいったのであと1日か2日といったところだろう。雨が降ったら止んでから再開すれば何とかなる。
大相撲、竜電好調6勝目。遠藤、美しい技で全勝の栃ノ心に土を付ける。貴景勝、右ひざ負傷休場から復帰するも碧山の立会変化で敗れる。勝負の世界は厳しい。
2019年5月18日(土) 晴れ
住民健診あり。
朝飯を食ってはいけないので、お勤めの後6時過ぎからウォーキングに行く。1時間半ほど歩きもうほぼ毎回きっちり10qを少し超える。帰ってきて風呂で頭を刈る。健診にはいつも受付時間終了の10時半近くに行くのだが、今日は早く受付時間開始に行ってみようと思い、8時半より少し早い25分頃に会場駐車場に着く。が、もう問診票を持った人たちの動きがある。凄い人が受付を待って並んでいる。40人ほどが待っていただろうか。順番を待ちながら近くの人たちの会話を聞いていると、もう7時半ごろには列ができていて、厚生連の人たちが準備ができた8時ごろから始めたそうである。土曜日という事も関係しているのかもしれないが、受付から保健師の問診までにおよそ40分くらいかかった。それでも順調に進んで10時過ぎには帰ってきた。中途半端になるのでお昼までご飯は食べず映画など見て過ごす。今日はどうしようかと迷いながらも、午後2時から墓地に行き草刈りを4時半近くまでする。来週は雨が予測されるので、明日明後日で片付けてしまおうと思う。
2019年5月17日(金) 晴れ
暑い。
空の雲は夏の雲だ。とにかく暑くなった。春と秋はやがてなくなってしまう。民俗資料館の生け垣の刈り込みをする。刈込機の刃をストックしてあった新しいのに3年ぶりくらいで替える。快適に刈り込める。やはりこういうものは切れ味がよくないとだめだ。ちょっとずつ毎年の作業は進んでいる。午後風強い。
2019年5月16日(木) 晴れ
畑の草刈り。
一日かかって参道脇の畑の草刈りを済ませた。確かに草が柔らかいので、比較的容易に刈り進める。刈払機も去年買ったのに高速回転のスロットルがついているので、紐を長くして高速回転させることによって刈るスピードが早い。燃料消費は少し早いかもしれないがこんなものは問題じゃない。さて明日墓地を始めるかは明日の朝の気分次第だ。
2019年5月15日(水) 晴れ
草を刈る。
夕べの雨も上がり朝からいい天気になった。ウォーキングの終盤にUさんが草刈りを始めようとしていたので立ち止まって話す。まだあまり伸びていないように見えるが彼曰く、「月一で刈ることにした。そうすれば草の伸びも少なく、容易にきれいに刈ることができるから」というものであった。全く僕も同じ。去年畑の草をまめに刈ったら、大きくなっていないので、高速回転の紐で刈ると、刈った後の始末もしなくて済む。回数は若干増えるが楽に刈れるので、僕ももうそろそろ刈りはじめようと思っていた。午前中、T工房から依頼のブレスレットの加持をし、午後宅配便に依頼。午後1時からカーポート周辺の草刈りから始め、本堂周りなどやってしまって石段を降り、民俗資料館前庭、畑と草刈りをする。快調に飛ばせた。畑も明日一杯には刈ってしまえるかもしれない。ちょうど終わって戻るとメールを受信。行藏院さんから、宗務所長会デビューの報告いただく。
2019年5月14日(火)
雨で怠けものは部屋にこもる。
なかなか雨が降ってこないので、どうなってるんだと思ったくらい。でも朝歩けたのはよかった。10時位からぽつぽつと降りはじめる。昨日植えたオクラの苗にはいいお湿りになっていることだ。山ア師が祭典にあげてくれた新潟のお米を、初めてコイン精米所へ持っていって精米する。玄米15キロほんの5分ほどで終わる。なんて便利なんだ。雨で少し寒く感じるが、のんびりと過ごすにはこういう日も必要。晴れていると引きこもっているのに後ろめたさを感じてしまう。
2019年5月13日(月) 晴れ
畑をする。
コメリでオクラの苗を買ってきて植える。オクラはサルが来ても取らないので、オクラはいい。でも去年からサルが出なくなっているので、今年は初めてジャガイモも植え、ほぼ他の畑と比べても見劣りしないよう苗に成長している。トマトのシシトウもピーマンも苗は1本だけ刈って植えた。ナスは2本。サルが出なけりゃこんなに楽しいことができる。畑を獣除けの柵で囲ってまで百姓をしようとは思わない。取られたらすっぱりとくれてやる。作業をするという行為が気分転換になるから、これに払う対価としては苗くらい安いものだ。天候が不順、今日も昨日の夕方のように雷が鳴り急に雨が降りだす。畑にはうってつけの雨だ。
2019年5月12日(日) 晴れ
50年ぶり。
50年も前に付き合いのなくなった過去の友人とまた会うなんてことはとても考えられないし、そういうこともあるだろうなんてことも考えたことはなかった。でも今日実際にそういうことが起こった。午前中は地区の環境整備作業。ゴミを拾い、側溝を掃除して、土手の草を刈る。10時前に終了。今日は歩かず。午後1時過ぎに出かけ、西嶋のお寺で佐野さんの七七日忌の法要に出る。事情を話して途中で帰らせていただく。午後2時には帰り着いたが、50年前小学校3年生まで一緒だったMさんは、ご家族とともにお出でになっていた。面影はゆっくりとよみがえってきた。向こうもそうだったかもしれない。30分ほどの再会だったが、こういう日が来てほんと嬉しかった。今は群馬で生活をしている彼だが、ぜひまた会いたいものである。下田逸郎が僕らをまた引き合わせてくれたという縁にも感謝しなければならない。
2019年5月10日(金) 晴れ
行藏院へ行く。
ガソリンが値上がりしていてもほとんど出かけないので車を使わない。4月中は一度も燃料補給をしなかったし、今月もまだガソリンを補給していない。10時少し過ぎて出かける。甲府の行藏院へ所用。途中で早昼飯を食う。無性に腹が減り、とんかつが食べたいと思い、道路端にあった「かつ華」という県産の「富士桜ポーク」を食べさせる店に入った。これが当たり。柔らかくて久しぶりに美味いとんかつを食べた。ご飯も半ライスおかわりして腹いっぱい。行藏院には愛知から3人の方がみえる。まあ諸事情あるお話を30分ほどしてお帰りになる。玄法院も来ていたので、大峯行きを相談し、3人とも参加という事になり、ちょうどお昼時だったので、新潟の山ア師に電話して「花徳」への宿泊のことを頼み、壬生さんには来週の宗務所長会の時に泊る、「御旅庵」に大峯の帰りの宿泊が4名になったことを伝えていただくようお願いする。しっかりと歩いて足を準備していかなくちゃ。
2019年5月9日(木) くもり
三國院。
佐田家の屋敷神さんの祭祀をする。午前10時から佐田家の三國院のためのお祀りをする。螺を立て経をあげ真言を唱え祝詞もあげる。なんでもありでお祭りをする。雨はなかったが少し天候も下り坂のよう。終わって座敷でお酒をいただく。亡くなった父と同い年なのでもう90になるがお元気。お寺の行事にはもう出ていただけなくなっているので、お盆と今日ぐらいしかゆっくり話すこともない。ゆっくり飲みながら話をさせていただく。ずっと頼りにしてきている方なので、お寺の今後のことも僕は正直に話している。なかなか難しい。昼前から飲んでいる超自由業の身分。昨日は午後大分風が強かったが今日は比較的穏やか。本山から大峯花供入峰の案内が届く。一応申込用紙書き込んで、また明日行藏院のご住職に会ってからFAX。
2019年5月7日(火) 晴れくもり
令和になって大気不安定。
今日も午後から急に天気が悪くなって雨が降ったりする。不安定な天気の日がずっと続いている。朝歩いて帰ってくると駐車場に黒塗りの高級そうな車が停まっていた。本堂を見るとサッシ戸が開かれているので参拝に来ているようだった。でもまだ時間は朝の8時を過ぎたころである。それにしても早い。男女のお二人で、帰りがけに「御朱印いただけますか」と声かけられた。御朱印を書いて渡し、「ご旅行ですか?」訊ねると、「いいえ、ここに来たんです」と目的がこの寺であったと言われる。お二人はご夫婦ではなく、女性が大阪、車を運転してきた男性は三重県の方だった。朝5時に出発してこの寺をわざわざ訪ねてくれたのでは、「お時間があるなら本堂の中をご案内します」というと、大変に喜んでいただけた。お厨子を開け、内陣にお二人を招きお不動様を拝していただいた。女性は「この寺とお不動様に導かれてきました」とのこと。またまた今日もこういう不思議な方たちと出会うことができた。
2019年5月5日(日) 晴れ
焼香に行く。
午後2時半に行藏院集合で、先月21日に亡くなった東海さんの家に焼香に行く。以前一度だけ彼の家に寄ったことがあったのだが、新しく家が建て替えられていた。明るい部屋に壇が設けられていて、遺影は、僕といった葛城入峰の時の写真で、僕が撮ったのかもしれない。あいにくの土砂降りの入峰だったので、僕のと同じ緑のポンチョに笠をかむっている。笑っていてとてもいい写真だ。「石田さん」と呼ばれそうな気持になった。今でも信じられない。奥さんも娘さんも同じことを言っていた。また一人大切な人を失くした。
2019年5月3日(金) 晴れ
歩く。
6日ぶりに朝歩く。いい汗をかいた。超大型連休も後半。歩いて帰ってきて外便所の掃除をし、庫裏のトイレも掃除を済ます。大体これで祭典の後片付けは済んだ。御札も峡南郵便局から発送する。10時に清水のY氏、自身の所有する不動明王像の開眼をしてほしいと来山する。本堂で開眼の法要をし、終わってから少し話をした。来年はお祭りにも来たいとのこと。午後B夫妻祭典の御札を受け取りに来山する。本堂で奥さんの病気平癒のための経をあげる。望月石材店さん御札を貰いに来山。メダカを眺めながら少し話す。暑い一日、でも風強く吹く。
2019年5月1日(水) 晴れ
令和の朝。
山ア師と夕方から呑み始め、勢いづいて本当に令和の時代の深夜まで飲み続けてしまう。二人ともゆっくりと起きた。雨が上がったので本堂の片づけもする。山ア師、カレーを食べて正午過ぎにお帰りになる。夕方には電話がかかってきて帰りもまた4時間で新潟に着きましたと。それだけ道路の混雑もなく、速度もかなり出せたということ。3年続けてこんな遠くまで来てくれてホントにありがたい。彼が来てくれると勢いがつく。帰峰した東海師に捧げる平成最後の不動尊祭典。熱を冷ますように火照った体を少し休めてまた普段の生活に戻らなければいけない。
2019年4月30日(火)
平成最終日は雨。
今日明日はテレビはどこもみな現天皇の退位と新天皇の即位番組ばかり。朝から雨で、庫裏客殿の片づけをする。山ア師は平成最後の今日と、令和の新しい朝を大聖寺で迎えてくれることになる。
2019年4月29日(月) くもり晴れ
不動尊祭典。
5時に山ア師と本堂・客殿でお勤め。朝食後護摩道場の準備。7時過ぎから檀家の皆さん手伝いに来てくれる。朝は寒い。雨さえ降らなければいい。明日は雨になる予報。9時過ぎには助法の皆さん来山。毎年同じメンバーなので打合せも簡単。10時前に本堂に入る。参詣者も大勢ある。5月1日の改元による特例の10連休の影響だろうか。埼玉からも大型バスにて写真愛好家のグループ来寺。本堂護摩は30分ほど。山ア師の火加持は勢いがある。坂本師太鼓。貴永、物品の加持もここのところ盛ん。他の皆さんは参詣者一人ひとりを錫杖で加持して回る。無事済んで客殿に戻り、11時前に出発。八幡神社で法楽。参道正面より護摩道場に入る。少し天候が悪いので、風もあったりなかったり。点火後今年はあまり強い風吹かず壇の火も風に巻かれることなく燃えてくれる。去年は式衆の一人としてきてくれた東海師が21日に亡くなってしまい、僕らの気持ちも少しさびしかったが、東海さんが今日もここに来てくれている思いが強く湧いてきた。今年は彼の魂を大峯にもきっと連れてゆく。「火渡りの証」には特別に令和元年と入れ、火渡りした人たちに手渡す。にぎやかな祭典になりよかった。
2019年4月28日(日) 晴れ
祭典前日。
今朝は冷えて寒かった。朝本堂で護摩を焚くのになかなか着替えに気持ちが向かなかった。7時前から本堂で祈願者のための護摩を焚く。終わって午前中で本堂内の掃除。午後1時半から檀家の方たち準備の手伝いに来てくれる。幟旗、吹き流し、受付テント、柴燈護摩の道場の結界など。来年は祭り前日は平日になるがどうしようと相談すると、まあ何とか来れる人でやろうと前日準備という事に決まった。山ア師午後4時過ぎに到着。新潟の米、酒をあげてくれる。天候は問題なさそうだが、風が穏やかであって欲しい。
2019年4月27日(土) くもり晴れ
祭典準備。
朝歩いて帰ってくると、女房から夕べこういう電話があったと話された。「まさか、そんなことは信じたくない」という内容だった。これ以上は何も今のところは書けない。幾分重い気持ちで外作業にかかる。明日の午後檀家の方たちが準備に来てくれるので、事前に準備できるところはやっておく。10時に森林組合で桧葉もってきてくれる。去年の秋台風があって植林地もだいぶ被害があったようで、そのために下した枝にも少々痛みがあった。昼飯を挟んで2時頃までかかって柴燈護摩の壇を作り終える。昼食後には雷が鳴ったりしていっとき雨も風もあったが、夕方になるにつれ回復してきて、午後5時前であるが日差しと青空が広がっている。明日は朝護摩を焚くのでウォーキングも明日からはちょっとお休みだ。護摩の準備をする。御札を本堂に運ぶ。頭を刈る。大体こんなもんで今日はおしまい。
2019年4月25日(木) 晴れ
午後暑くなる。
いまYahoo天気予報見ると、29日は「曇り」で降水確率40%で昨日の今頃の予報より改善した。よし!このまま行け!午後柴燈護摩の壇を作る。ちょうど森林組合のMさんから電話がかかってきて、土曜日の午前中に桧を届けくれるという連絡。ちょうどいい、午後から壇を作れる。午後から暑くなる。畑で草削りをする。メダカの稚魚が何匹か認められた。ハチトラップ新しい液を作り替える。別のペットボトルにもスズメバチ1匹入っていた。
2019年4月24日(水)
久しぶりに雨。
朝歩いて、帰ってから野良着に着替えて外に出たころからポツポツ落ち始めた。久しぶりの雨になった。だがこの雨、というか天気、週末から月末にかけてはっきりしないんである。いまYahooの天気予報見たら、身延町はなんと!29日が「曇一時雨」になっている。毎日変わっている予報だから、必ずしもこうなるとは限らないだろうが予断を許さない。雨が降ってきそうだったので、八幡神社の裏に行って杉っ葉を落ち葉を集めたりする大型の袋に集め、鐘楼の下に確保する。畑のジャガイモの脇に草が伸びはじめたので、急いでそれも草を削る。午後御札書き。その他準備の細々としたこと。昨日は新潟の山ア師から電話があった。28日午後の到着予定とのこと。もうここまで来たら、当日雨の降らない天候であることを祈るばかりだ。
2019年4月23日(火) 晴れ
ハチトラップ成果。
今月の初めにハチトラップを10本くらい作って境内のあちこちに仕掛けたが、気温が定まらず蜂の飛び交う姿が見られなかったが、ここ数日でぐっと暖かくなってきたので、スズメバチも飛び始めた。実は昨日トラップに入っているでかいのを見つけたんだが、外に出て逃げられてしまった。ペットボトルの外に出てしまったのをカメラに収めたが5センチくらいはあるようなでかいので、きっと女王蜂じゃないかと想像した。で、今日の午前中もう一度同じボトルを見に行ったらスズメバチが中で死んでいたので、出してみた。昨日見た奴かどうかわからないがこれも大きい。こういう成果が出てくれるとスズメバチの巣作りしない夏を期待できそうだ。去年は家の周りでスズメバチの巣作りは確認できなかったので、大いに期待したいところ。
シャガや紫蘭の可憐な花がひらいた。29日の祭典にあるテレビ番組の製作会社から、番組出演者が火渡りするところを撮らせてもらえないかという問い合わせがあったが、先方から夕べ断りの連絡があった。出演者のスケジュール調整ができないとのことであった。こちらも、そういうことになったらちょっと考えなきゃならんかなと思い、連絡が遅くてイラついていたが、なくなってホッとした。これで例年通りという事でやれる。
2019年4月22日(月) 晴れ
一週間後だ。
いよいよ来週の月曜がお祭り。女房も僕も何となくせわしなくなってきた。庫裏や客殿にテーブルを並べたり、山ア師用の部屋の掃除をしたり。御幣を幣串に挿したり。メダカの鉢や瓶を掃除したり。柴燈護摩の壇を作りはじめたり。御札を書いたり。
2019年4月20日(土) 晴れ
草刈り。
今日は歩かずに朝7時から墓地の草刈りを始めた。夕べも晩酌をして風呂に入って8時頃には布団に入り、そのまま熟睡だ。疲れて寝てしまう。今夜もきっとそうだ。昼飯を挟んで1時から3時半過ぎまでかかり、畑の草も刈ってしまう。一応きれいにしておいてお祭りに来る人を迎えたいという僕なりのこだわりで、墓地も、檀家の方がみえると墓参りもするのできれいにしておきたいという事。体力のある限りはこういうことをしていかなければならない。頭の無い奴は体で働けという事の典型だ。それにしてもやはりきつい。夕方のお勤めは休もうかな。
2019年4月19日(金) 晴れ
草刈り。
午前中墓地の草刈り。午後畑の草刈りを始める。どちらもまだ終わらない。住居の方にも網戸を入れる。午前中は幾分過ごしやすかったが、午後からはとても暑くなった。昼飯後、テレビを見ていてもいつの間にかうとうととしてくる。昼過ぎに海老原夫妻来寺。去年の秋以来だ。新居の方は若干遅れ気味で、6月末完成予定とのこと。まあ家ができあがらないわけではない。仕事もだいぶ順調のよう。墓参後お茶を飲んで帰る。
2019年4月18日(木) 晴れ
池きれいになる。
朝、ウォーキングの後風呂で頭を刈る。その後、客殿と庫裏に網戸を入れる。去年も4月中だった。お昼を食べて市川の丸井紙店へ注文した御札を受け取りに行く。メガドンキで祭典用に缶ビール、清酒、焼酎などとともに、最近はノンアルコールが喜ばれるので2箱買う。帰ってきたら、内船寺の住職、副住職が池の去年の名残の枯れた蓮を片付けようとボランティアで来てくれる。僕はこのままでいいやと思っていたが、二人が来てくれたおかげで、2時間ほどで刈り取って片付けまですることができた。ありがたく親戚という情にすがらせてもらった。
2019年4月17日(水) くもり
苗物を植える。
朝コメリにLED電球を買いに行く。悟良さんに会う。ついでにトマト、ナス、ししとう、ピーマンの苗を買う。ナスは2株あとは1株だけ買った。ミニトマトの苗は後で欠いた芽を挿せば育つので、今年は少し高いのを一つだけにした。11時の鐘を撞いてから畑に出て植える。今日は一日曇り日で暑くならず。昨日ほどではないが今日も鼻水止まらず。桜が終わって、ハナミズキが咲いてきた。紫蘭も開いた。
2019年4月16日(火) 晴れ
例えるなら。
しんしんと冷え込む真冬の夜。明日の朝水道が凍結したらいかんと、水道の栓を少し捻って細く水を出しておくことがある。今朝ウォーキングの後、祭りの松明用の竹を取りに竹林に入ってから、くしゃみが何度か続き、その後鼻水が止まらなくなった。蛇口から細く流れ落ちる水のように左側の鼻の穴からの鼻水が止まらなくなった。水道で鼻をかんで、掌に水をすくって鼻で水を吸い込んで鼻水の道を洗っても効果なし。夕方までには収まるよう期待したい。今夜は大切な飲み会がある。10時少し前に横浜の牛山家の皆さん墓参に来寺。道が空いていて大分早く着いたとのこと。10時過ぎに、あらかじめ連絡のあった、埼玉の岡本さん本尊の拝観に来寺。いい天気。
午後6時から秋山さん、川口さん夫婦と若大将で飲む。夕のお勤めでも鼻水がダダ漏れだったので、トレペとビニール袋持参。結局終りまで何度も鼻をかむ。でも今年正月に皆さんと飲めなかったのでいい夜。
2019年4月15日(月) 晴れ
草刈りはじめ。
午後3時過ぎから1時間半ほど客殿の裏の庭周辺の草刈りを始めた。毎年突然に「アー草刈らなきゃな」と思い立ったらこれが一年の草刈りはじめ。去年買ったばかりの刈払機は紐専用にしてあって快調。来客があって、庫裏の部屋から裏庭を眺めたら、刈らなきゃの衝動が走った。午前中は御札を書く。今日も良い天気。
2019年4月13日(土) 晴れ
法事あり。
角屋のおじさんの13回忌を10時からする。4人。10時はまだ気温が上がらず、客殿も寒かったので、急きょホットカーペットを出して少しあたたかく臨んでもらった。終えて墓参。昼前になってようやく少し強い陽射しになってくる。祭りの事務的なことを少しする。修さんやってきて、16日の夜に変更する。秋山さんもOK。
2019年4月12日(金) くもり
今日はまた寒さに戻り。
一日おきに暑さ寒さが繰り返し、おろおろと春の野を歩いている。ジャガイモの芽が少し伸びてきた。朝歩いていても体が温まらなくて帰ってくるまで寒かった。「火渡之証」の今年度限りバージョンを作る。老いるという事は避けられないことだけど、できれば避けたいね。
2019年4月11日(木) 晴れ
あたたかくなる。
雨から霙、雪、雨となった昨日の天気。夜遅くまで雨があったが今朝は朝からさわやかな春の陽ざしが注いだ。午前中の空は真っ青な空が広がった。本堂の裏の林に入り、チェンソーの燃料を使い切るため、3年程前に切り倒した杉と去年の台風で倒れた木を1m程に伐り運ぶ。柴燈の火床をきれいに掃除する。今年も砂利石は比較的丁寧に掃いたつもり。去年も火傷したとか火ぶくれになったとかの申告は助法の大徳からはなかったので、今年もこれでいけるだろう。今朝歩きはじめると、中沢川の沢沿いにある桜の古木の終わりかけの桜から、雪の降った七面山に三脚を立ててカメラを向けている人が二人いた。僕もそこで立ち止まってその景色を眺めてみた。
2019年4月10日(水)
4月に雪が降るなんて。
天気予報はまさに大当たり。午前3時過ぎから雨が降りだし、朝のお勤めを終えて台所にストーブを焚きながら御札を書いたりして、9時過ぎから霙になりはじめ、やがて大粒な雪になってくる。4月の雪はほんとに珍しい。もう20年近く前になるか、勤めていた頃4月の雪の晩、Nと酒を飲み行ったことがあった。町の文化財担当の深沢君より博物館に寄託してある絵画の貸し出しについて電話あり。観光課の熊谷さん所用で来る。暑いお茶をホッとするように飲んで帰る。祭りの願文、お手伝いいただく僧侶方の配役など考える。RCサクセション/シングル・マン久しぶりに聴く。沁みるキヨシロー。
2019年4月9日(火) 晴れ
富士吉田からお二人来山。
朝歩く。対岸を歩きながら、烏森山から伊沼、八日市場の裾にかけて眺めると、一昨日辺りまでははっきり見えた点々とある山桜が散ってしまったのだろう、もうすっかり緑の山の色に同化してしまった。今日も暖かな一日になったが、明日は一転10度まで届かないかもしれないとの予報。10時に富士吉田の加々美さんご夫妻本尊拝観に来山す。手に加藤雅彦さんの著書「鳴弦物語 : 加賀美遠光の生涯 」を持っておられ、この本を読んで興味をもって訪ねたとのことだった。本堂で寺の縁起などお話しする。あと庫裏でお茶を飲んで帰ってゆく。今朝メールを開くと、埼玉の方からも16日にお不動様を拝観に伺いたいが都合はどうかと入っていた。返事を書き10時を目安に来ることになった。宅間工房からも腕輪の追加注文があったので祈願を頼むとの連絡が入る。午後その分のご朱印を書き、少し御札も書く。
2019年4月8日(月) くもり
一日風強く吹く。
未明から雨が降る。朝にはほぼ上っていたが、一日中春の嵐のような風が吹き荒れる。桜の花びらもだいぶ散らされてしまった。午前中、祈願のお札を書く。雨も久しぶりだったが、晴れていたら歩くところ、休むのもありがたいことだった。
2019年4月7日(日) 晴れ
信玄女子。
暑い一日となる。メダカの産卵もだいぶ多くなった。境内の桜は、今がピークで、毎日少しずつ散り始めている。桜の花びらが本堂の回廊や、板戸の隙間から堂内に飛び込んでくるので、散り始めたら、早く散ってしまって欲しいと思うようになる。
夕方、昨日からの甲府での信玄公祭りから流れてきた「信玄女子」が二人来山し、本堂で信玄像を紹介する。二人とも高そうな一眼レフを持参していた。春爛漫である。
2019年4月6日(土) 晴れ
二宮金次郎。
朝歩いて原小の址の満開の桜を眺めていて次のような句がひらめいた。「廃校の尊徳像に桜ふる」。「声消えて久しき校庭(にわ)に桜満つ」。少子化で田舎の学校はたくさん廃校に追いやられてしまっている。いま原小の校舎は、曙大豆の拠点として利用されている。いつも歩いていて、二宮金次郎の像が校庭の隅に残されているのを見ていると、こうやって廃校になっても二宮金次郎だけは撤去されることなく置き忘れられているのかなと思うと不憫だ。例えば合併して新しい学校の校舎が建設されても、いまの時代、校庭に新しく二宮金次郎が薪を背負って本を読む像なんて設置されないだろうと思う。僕らは二宮金次郎のことを少しは教えられたであろう世代だけど、今の児童にはそもそもこの像が何で置かれているのかなど教えられていないのではないか。全国の置き忘れられた二宮金次郎の心中を忖度する。新年度の組長、区費などの預かり金11000円集金に来る。
2019年4月5日(金) 晴れ
暑くなる。
今朝は寒くはなかったし、日中は25℃越えだ。11時の鐘を撞いてから甲府のスシローへ昼飯を食いにゆく。優待券を使うにも不便なところなので遠出という事になってしまう。初めてメガドンキに寄り、スズメバチトラップ用の安い焼酎と僕用にキンミヤ焼酎を買う。暑かったので、帰ってきてから晩酌で、焼酎のノンアル割でぐいぐいとやっちまう。19日に若大将で秋山さんらとお祭り前の打ち合わせ会と称した飲み会をすることに決める。
すごいなぁ、55年ぶりくらいで、小学校3年の時まで同級生だったMさんから突然のメールが届いた。いまは群馬県に住むという。インターネットは世界を席捲したな。ストーンと昔に戻った。ミック・ジャガーの心臓手術成功しますように。
2019年4月4日(木) 晴れ
霊場巡り一行来山。
午後1時半過ぎに、放光寺主催の甲斐百八霊場巡りの一行30名ほどがご住職引率で来山す。午後は暖かくなった。昨日も今朝も、メダカの水蓮鉢には薄氷が張っていた。寒の戻りのようだがこれも今朝までとの予報。明日以降は昼の気温もぐっと上がるようだ。お開帳をしてお話をする。20分ほどで次にバスで移動してゆく。御朱印を15枚頼まれる。午前中ウォーキングの後、裏山に行って立ち枯れの木をチェンソーで伐って運ぶ。午前中気持ちのいい汗をかいた。
2019年4月2日(火) 晴れ
午前中は寒いなぁ。
なかなか朝から気温が上がらなくて、ホントに寒い。冷え込んでいるというか。花もちはいいようだが、枝垂れはもう終わりになる。桜の花ってのはほんとに短い。来年まで花が見られないのだから。村薫さんの新元号に関してのコメントが新聞に載っていたが、うなずけるところは多々あった。「令和」事態に僕は特別違和感は持たないのだが、やっぱり一番は安倍晋三が大嫌いなので、あいつの以前からの主張「美しい日本」を、万葉集から選定されたという「令和」にも特別に感じているようで、そこには違和感をはっきりと覚えた。美しい日本の国を建設していくという彼の考えの中には、刀杖を持つ国へと発進させていこうとする魂胆があるので、僕たちは彼の言動に騙されないよう十分に気持ちを引き締めていかなくてはいけない。
午前中歩いて、午後からはお札書きを始めた。
2019年4月1日(月) 晴れ
新元号発表。
昼前から女房は「これを見なきゃ」と意気込む。午前中、井上電気さんが新しいブルーレイレコーダーを取り付けに来てくれる。あまりにコンパクトで小さいのにびっくりした。しかし、価格は10年程前に買ったのと比較にならないほど安く、容量はさらに大きくなっている。旧いのがボケはじめてうまく予約で録画されないような状態が続くので買い替えることにした。接続するコードも新しいのに交換してもらったので、静岡からとっているチャンネルも映りがよくなったように感じた。で、新元号。「令和」になった。レイワという音にはじめ違和感を感じた。「リョウワ」の方がいいとか。半日もテレビでしゃべっているのを聞いていると「レイワ」でいいかって気持ちにもなってくる。お祭りの願文にも新元号のことも少しは入れなきゃななんて漠然といま考えている。花冷えの一日。新元号発表で一杯やろうか。
2019年3月31日(日) 晴れ
玄法院祭典。
身延線で甲府まで行く。駅から歩く。年度末の最終日。明日からの自分はどうなのだろうとか思わなくていい年齢になっている。ご住職、太志君、女性陣、それぞれの受け持ち場で働いている。行藏院のご住職はすでに来ておられた。着替えて本堂で先代を供養し、観音経をあげる。11時から柴燈護摩法要。珍しく朝から風が強く吹いていて少し心配したが、危なげなく無事終了。天候は良かったので、大勢の参拝者があり、火渡りをしていただく。終わってから新元号の話などしながら料理をいただいて飲む。
2019年3月30日(土) 晴れ
葬儀助法。
教昌寺の檀家の葬儀の助法に行く。正午に会場に着く。玄法院住職と3人。葬儀の助法も久しぶり。昨日今日と着物を着て、僧侶気分を味わう。明日は玄法院の祭典。3月が終われば4月に入りまたちょっと静かになる。そんでしばらくするとうちのお祭りが来る。
2019年3月29日(金) 晴れ
上京。
S氏の葬儀通夜に行く。甲府を午後2時の新宿行きバスに乗る。年末、春休み中という事もあり、バスは満席。都内に入ってから少し渋滞したが、ほぼ予定時間通りに着く。初めてバスタ新宿に降りる。たまには都会に出てみないと、田舎と進む時間の早さが違うので、風景が過去知ったものと一変してしまう。一変したところに残されるともう浦島太郎になってしまう。地下鉄に乗り換え会場の護国寺に向かう。受付を済ませ会場に入りご家族に挨拶する。今夜帰ることを話し早めに焼香させていただくことにする。護国寺は真言宗の寺だが、葬祭場は一般貸出ホールで、S家は日蓮宗の寺に墓を取ったという事で、寺院控え室でご住職を紹介していただいた。同級生の広君も奥さんと来ており通夜式の一番前の席に並んで座った。焼香を済ませすぐに失礼する。池袋からJRに乗る。券売機で午後7時発特急の指定席を取る。電車も年度末の金曜でほぼ空席はなかった。全席指定となったため、電車の中はとても静かで快適な心地がした。
2019年3月28日(木) 晴れ
準備をする。
東京行き、石和行きの準備をする。S氏には、護寺会でも香典することにする。諸々の準備などあったり、外の用事もあり、例月の護摩は取りやめにする。月曜に焚いたことも一つの要因だし、若菜さんが来なくなったことも一つ。それから他に誰も現れなかったし。臨機応変という事で勘弁してもらう。
2019年3月27日(水) 晴れ
予定が変更になったり。
夕べ9時過ぎて甲府のお寺から助法を頼めないかと電話があり引き受けた。土曜日という事なので、東京のS氏の葬儀は通夜のみとさせてもらって帰ってくることにした。なので、宿もバスも予約をキャンセルし新たに予定を立て直した。僕にはあまり関係はないが、世の中はちょうど年度末の忙しない時季なのである。娘も送別会があるといっていたし。病院を定期受診。診ていただいていた女医が転勤になるとかで、次回はまた5月新しい先生になる。今日もきっちりと歩く。コタンバラを歩いていたら、一つ下のK君と会った。いまコタンバラの住人はK君一人だとのこと。
2019年3月26日(火) 晴れ
朝寒い。
正午からの知り合いのT君の父上の葬儀に行く。僕も含め、ちょうど年齢的に親を送るような時期に来ている。そんな時に、東京のSさんと船橋のCさんが昨日時間差はあるが亡くなったと、親戚の方から連絡があった。Sさん、Cさんは弟姉の関係である。こういうことが起こるんだなぁ。東京のSさんの葬儀には行かなければならない。祖父、父、僕と寺にも大変にお世話になった。29日の通夜、30日の葬儀のため、会場の護国寺の近くで宿を捜し予約し、行きの高速バスの予約も取る。帰りは電車になるだろう。31日の玄法院の祭典には出られるのでよかった。祭典の案内を出そうと思っていた矢先、大切な人たちを亡くしてしまった。
2019年3月25日(月) 晴れ
俳誌「裸子」句友来山。
午後1時に一行23名来山す。本堂で30分ほどで一座護摩を焚いて、俳句上達など祈願す。終えて寺の歴など話す。今夜は下部温泉泊まりとか。旧下部町を中心とする同人が多く、高校の恩師、役場の上司など知った顔が何人かいた。終えて庫裏でお茶を召し上がってお帰りになる。本堂の片づけを始めたところへ上野原の若菜さんやってくる。28日所用で来ることができなくなったと、「へぇ、護摩焚いたんですか」と30分ほど祈願して帰ってゆく。
2019年3月24日(日) 晴れ
大相撲千秋楽。
ふた月に一度の相撲も今日でもうおしまい。平成最後の大相撲も終わった。竜電、今場所好調の琴奨菊に完勝して10勝目上げる。悔しいが白鵬が全勝優勝。それにしても強すぎる。次は5月。楽しみはしばらくお預けだ。
朝、今日も橋を渡って一周する。今朝はだいぶ冷えたのか、庫裏の外に置いてあるメダカの睡蓮鉢の一つに薄氷が張っていた。日中は暖かくなる。彼岸明けになる今日も日曜ということで墓参者何人もあり。頭を刈る。明日の護摩の準備する。
2019年3月23日(土) くもり晴れ
久しぶりに歩いた。
朝の勤行を済ませ、7時過ぎから歩いた。今朝は寒かった。歩きはじめると空が曇ってきて雨が少し落ちてきたが、かまわずに歩くことにした。途中で雨は止んだ風も強かった。先日開通した中富ICへの取付け道路で富士川に橋がかかり、橋を渡って下田原に行き、そこから富士川の土手に出て宮木まで歩き、飯富橋を渡って52号沿いを歩いて帰ってきた。1時間20分ほど。ちょうどいいコースだった。何十年ぶりかで歩くようなところもあったし、勤労センターから眺める八日市場もほんとに久しぶりだった。今日は午前中とても寒く、墓参に来た人も寒いという。昼は暖かいうどん。
2019年3月22日(金) 晴れ
午前中から気温上がる。
正午には20度になっていた。籏持君のところの葬儀にゆく。10時からだが、彼の住む地域では、通夜も葬儀もその時間より1時間前から会葬者の焼香がはじまり、定刻になるといったん会場は閉められてしまう。僧侶と喪主親族のみの葬儀時間となり、会葬者の弔問は受けてくれないのである。このことを知らずに5年ほど前に知り合いの葬儀に出かけたのだが、葬儀中で焼香することができずに、香典だけ出して帰ってきたことがあった。今回は、葬祭場に事前に電話をしてこれらのことを確認した。そしたら1時間前からという事を教えてもらったのである。何年かぶりで籏持君にも会った。お父さんはまだ元気そうである。大学の時に夏に何泊かさせてもらった思い出がある。山の中にある一軒家みたいなところだったが、いまもそこに家があるのだろうか。今日もまた暑くなった。タイヤを交換した息子は昼を食べて戻っていった。
2019年3月21日(木) 晴れ
彼岸中日。
朝まだ雨が残っていた。風が強く吹いていた。彼岸の中日なので晴れてほしかったが一日不安定な天気で終始する。新聞のお悔み欄で、籏持くんのお母さんの訃報を見る。明日の葬儀に行くことにする。天気が悪くても墓参者あり。墓地にハンドバックを置き忘れた人があり、他の方が寺に届けてゆく。中を開けてみると財布も携帯もスケジュール帳も入っている。財布の中のカードから名前をさがし自宅に欠けるも出ない。昼食後外にいると「つかぬ事をお尋ねしますが」と忘れ物の本人がお孫さんとやってきた。無事お返しできた。息子明日タイヤ交換のために帰省する。イチロー現役引退表明。
2019年3月20日(水) 晴れ
20度超える。
昼近くからぐっと暑くなった。20度を超えた。境内の桜も河津桜に続いて、枝垂れが開花しだした。明日の春分の日の予報は雨にはなっているが、墓参に訪れる人もあるだろうし、咲き残っている紅梅や早い桜を少し楽しんでいただくことができるだろう。新聞には、年末の行政機関の人事異動の掲載はじまった。身延町、早川町などの異動蘭を今朝は見た。竜電勝ち越す。
2019年3月19日(火) 晴れ
午前中がなかなか気温が上がらないので寒い。
天気が良くなると朝の気温と10度くらいの差が出る。お昼近くにならないと陽射しも強くなってこない。メダカの水蓮鉢の水もとても冷たいが、よくしっかりと生きている。寒さに耐えて丈夫な体を作っていく魚へと変化していくのだ。お祭りの案内通知を作る。檀家、一般、寺院向け。今月末に発送。竜電勝ち越しまであと一勝。
2019年3月18日(月) 晴れ
彼岸の入り。
寺墓地や無縁墓に供養塔婆を建てる。朝の冷えている。松田屋でいつものように朝、赤飯を届けてくれる。八田の長谷寺の観音祭典に行く。出がけにちょうど天野さん親子墓参に見える。去年は18日が日曜で西光寺の祭典と重なったために、お休みさせてもらったが今年はまたお招きいただいた。お昼は赤飯におでんやサバの味噌煮などの手作り。いつもおいしい。近くの公民館からこのはる入学の稚児と行列して本堂に入る。ご住職他6名の出仕。醍醐は僕一人。2年ぶりの大般若転読もなんとかやりこなす。とてもいい日和になった。帰り、白根ICから中部横断道に乗り、きっかり20分で家に帰り着く。さすがに少しスピードは出したが、驚きの早さで帰る。
2019年3月17日(日) 晴れくもり
西光寺祭典。
市川三郷町西光寺の秋葉尊祭典に行く。今年が29回目だとのことなので、ほぼ平成の時代と同じ歩み。父から後を任されてからもう20数年が経つ。西光寺の後継の息子さんも数年前からお祭りを手伝っている。10時半に着き、檀家の方々の準備を手伝う。檀家の方々も20数年の間に顔ぶれが変わってくる。行藏院ご住職、瀧本院副住職がすぐに到着して3人で手伝って準備する。今年は行藏院さんに導師をお勤めいただいた。お昼を御馳走になり、その後、秋葉尊のお堂で参拝者にお加持をする。終えてからメインの柴燈護摩。少し風が強くなる。梵天払いと法弓もなんとかこなす。初の導師も落ち着いて役をこなしていただいた。片づけをする皆さんに挨拶をして帰ってきた。柴燈護摩の法要をするお寺が少ないので、曹洞宗のお寺でこの催しを続けていただくのは僕らにとっても、ホントにありがたいことである。地元の方々も今日の日を楽しみにしていてくれるようにもなってきたように感じる。いいお祭りをさせてもらった。感謝。
2019年3月16日(土) 晴れ
雨も雪も降らず。
下り坂の天気予報が外れた朝はうれしい。心配していたことをもう気遣わなくて済む。朝メダカの鉢を外に出して陽に当てる。松明用の灯油に浸した割木も陽にさらす。11時近くに3人の親子連れ来寺。お参りの後御朱印。うきうきするような心が涌いて出かけたくなる季節なのだろう。山ア師にメールの返事書く。Cowboy Junkiesの名前は知っていたけど、今まで聴くことが無かったが、一昨日DLして聴いてみたらはまってしまった。Margo Timminsという女性ボーカルが枯れていてとてもいい。こういうBandはこの国にはなさそうだな。
2019年3月15日(金) 晴れ
ジャガイモ植える。
午前中ジャガイモを植える。今夜遅くからあすの午前中にかけて、雪から雨の予報になっているので、ちょっとためらったが、以前買った黒マルチが倉庫にあったので、これを張れば雨、寒さよけにもなるだろうと畑に出た。管理機をもう一度かけて種芋を穴を掘って植えていった。結局40個近い数になった。どんなふうに育ってくるか楽しみである。午後、メダカの瓶を掃除して水換えをする。昨日買ってきたメダカだが、ビニールハウス内で飼育されていたので、日中は暑いくらいだし、夜から朝の冷え込みも抑えられているだろうと思ったので、昨夜晩飯後に庫裏の三和土に鉢を入れておいたが、今朝4匹が死んでいた。気温の管理ができないので、メダカの順応力に任せるしかないのだがちょっと惜しいことをした。
2019年3月14日(木) 晴れ
メダカ仕入れる。
芽出しで陽にあててきたジャガイモをカットしてまた一日陽にさらす。小さいものは丸ごと植えればいいようだ。数日のうちに植えることになりそう。午後思い立って「メダカのおおさと」に仕入れに行く。色のついたメダカが2匹になってしまい寂しい限りなので、2年ぶりに店を訪ねる。25匹仕入れてくる。途中で電話が入ったエルクに寄ってくる。木犬のダンテの名を冠したオリジナルコーヒーをいただいてきた。水蓮鉢を3つ出して水を入れて日中置いておき、温くなった中にメダカを夫々放つ。メダカを見ていると春から夏がまた今年も楽しくなりそうだ。昨日ご朱印二人あり。
2019年3月12日(火) 晴れ
一日中の仕事する。
西光寺の祭典に持っていく幣を野竹の幣串に付ける。あとは雨の降らないのを祈るだけ。今年は行藏院のご住職に大祇師をお勤めいただく。その代わり法弓を受け持つ。法弓の願文などの口上を思い出しながら朝のお勤めなどで予習している。4月の祭典のための幣、シメも切る。午前中はこれで終わり。午後から客殿の絨毯を仕舞い、ホットカーペット、大型の石油ストーブも灯油を抜き取って片付ける。冬の間入れていた襖や廊下の障子を外す。夏仕立てに衣替えした。暖かい一日だった。
2019年3月11日(月) くもり晴れ
N家葬儀。
エルクの実家のN家のお母さんの葬儀に行く。正午からだったので、11時半に家を出る。昨日開通した中富ICから中部横断道に乗る。隣りの六郷ICまでは国土交通省管轄の無料区間である。全線がつながると、六郷から富沢ICまでが無料区間となる。だからやたらICが多い。走ってみて率直な感想。「こりゃ便利」「快適」「時間短縮半端ない」。ゆっくり走って15分足らずで増穂ICまで行ってしまう。これからは、例えば甲斐岩間から電車に乗るときなど、この道を走ったら5分で着いてしまう。N家葬儀は前後の人たちの話してるのを聞いていると、夕べの通夜は日曜だったこともあり、ずいぶんと大勢の会葬者だったようだ。今日もだいぶ列はできていた。豪一兄ちゃんと会う。長谷寺の小暮住職にも会う。帰りがけ明王寺の標住職も見た。ヒトシさんの巨摩校の同級生たちだ。柴燈護摩の松明用に乾燥した木を細く割り、タッパーに入れて油に浸けてあるのを取り出し、日にさらす。乾いたら完成。森林組合のMさんに「今年もヒノキお願いします」と一発目の電話を入れる。OKとのこと。ちょっとずつうちの祭りの準備も始まっている。ヒキガエルの春の営みも始まっている。
2019年3月10日(日) くもり
不動寺祭典。
不動寺の31回目の祭典。曇りで午後3時ごろから雨の予報だったが、本堂での息災護摩が終わって退堂するまで雨は降ってこず無事に終わる。東京から赤井の兄と伯母さん、横浜から敬さんも例年の如く来てくれる。叔父と永啓、貴永、永明で行う。叔父も90歳に近くなり、衰えは確かに感じさせるが、今年もとてもよい願文を読んだ。見習わなくてはいけない。終わって従兄たちと語らいながら飲む。開は今日が誕生日。女房が朝連絡を取る。今夕インドへ学会のため旅立つとのこと。無事を祈る。中央弾道の中富インターが夕方開通。明日通ってみようと思う。暗くなって雨が降ってきた。
2019年3月9日(土) 晴れ
1リットル、10円引き。
宇佐美が今日と明日、中富IC開通記念でリッター当たり10円引きのセールをするので、9時に給油に行く。その前に昨日の畑の続きを30分度していたので、9時をちょっとまわっていた。しっかりと混んでいた。昨日の夕方思いついて、草刈り機用のガソリン缶にも20?買うことにして持ってゆく。インターへの橋の交差点も青信号が点いていた。草刈りは4月の中ごろにははじまる。帰ってきて畑の続き。管理機をかけ、11時半過ぎに終える。風呂で頭を刈る。今日もあたたかい日になる。明日叔父の寺のある地域は、午後からの雨予想が強い。気温は上がっているが比較的強い風が本堂の風鐸を鳴らしている。
2019年3月8日(金) 晴れ
畑に出る。
今日はいい天気。気温もそこそこ上がる。犬の散歩をする元町長と「三寒四温」の会話をする。昨日テレビを見ていて、ジャガイモを植えてみようと思いついた。いまのところ猿の群れが現れないのである。このまま今年も猿害のない年になってくれるといいのに。コメリでジャガイモの種芋を買ってくる。ネットで調べたら、しばらく日向に置いてジャガイモの芽を出させた方がいいらしい。護摩木を乾かしている横に芋を並べる。種管理機を出して畑を耡う。この【畑を耡(うな)う】、変換されなかった。耕すの方が一般的な用語なのだろう。耡うは消滅するなきっと。硬いところはシャベルで掘り起こす。生ごみコンポストを新しい場所に移動する。明日も天気はよさそうなので続きは明日。御朱印1件。これとは別に女性二人、10時半頃から12時過ぎまで本堂に居る。時々来ているようだ。落ち着く場所なのかもしれない。ビーチボーイズ/スマイル聴く。畑では携帯で太田裕美を聴きながら。
2019年3月7日(木) 晴れ
午後になってまた曇ってきた。
明日は晴れ予報なんだけど、朝雨が上がったので、お昼過ぎに野竹を取りに行ってきた。西光寺の祭典に使う幣串用の竹。午後3時を回ってまた空は俄かに曇って重い空になってきた。午後4時を過ぎて夕立ちのような雨が急に降りだし15分ほどで止む。南の静岡側の空から晴れ間がのぞいてきた。
2019年3月6日(水) 晴れくもり
今夜また雨のようなので。
午前中に外の仕事を済ます。墓地に行き、墓所の枯れた花などを片付ける。水の落ち葉も片付ける。資源ごみ(ビン)(ミックス紙)をステーションに出す。コメリでもう一袋鹿沼土を買ってきて、啓翁桜を挿し木にする。息子から送られてきた寄附金等の証明書で確定申告をする。
2019年3月5日(火) 晴れ
外に居る時間が増えてくる。
春になって天気が良くなれば自然と外に居る時間が多くなってくる。祭りの準備も始めなければならないし、春の彼岸も来る。午前中護摩木を割り、百八支を2束こしらえる。護摩木は全部自分で手作りしているので、本山で使っているような真四角で、炉に積み木を積むような所作はできない。木の元と末の大きさが違えばバランスも悪くなるが、うまく護摩木を選りながら積んでいく。山や沢辺に行けばいくらでも木があるので、元気なうちは護摩木は自分で作りたい。午後、啓翁桜を少し挿し木にする。うまくいくかどうかわからないが期待は持っている。そういえば去年も3月末にはメダカの産卵があった。3月の卵が孵化したとは思えないが、暖かい日が続いてくれば去年と同じようなことになるかもしれない。メダカも5匹の金魚も冬を越え、日中には少し温んだ水の中で泳ぎが活発になり、餌も食べるようになってきた。
2019年3月4日(月)
雨降り続いている。
午後5時を回ったが雨が降っている。昨日の朝から、雨脚が緩くなることもあるが、ずっと降り続いている。明日は啓蟄で、春が目覚めてくる時節という事だ。雨が降っているので体感は寒い。猫はコタツで丸くなりといったところ。護摩木作りもできないので、庫裏の部屋にストーブを焚いて彼岸の塔婆を書いたり、添え護摩木にカンマンの種字を押したりなどする。大型ストーブももう出番はなさそうなので、灯油を使い切ってしまわないといけない。今週も天候は定まらず、晴れたり雨予報だったりする。日曜が雨マークになっているが、不動寺のお祭りなので予報が外れてくれるといいのだが。
2019年3月2日(土) 晴れ
タイヤ交換。
もう今年は雪は降らないだろう。今年の冬はとうとうここでは雪は降らなかった。まだ楽観できないといわれるかもしれないが、僕的にはもう降らない予想。午後からタイヤ交換をする。明日は午後から雨のようなので、陽射しのあるうちにと始めた。タイヤ交換をし、ケルヒャーで洗車する。車内のマットを洗う。掃除機をかける。一年に二度ほどこういう掃除をすることがある。タイヤを土蔵にしまい、乾かないマットは軒下の物干しに吊るす。午前中護摩木作り。ジョン・レノン、Beatlesを聞きながら。池でカエルが鳴きはじめた。
2019年3月1日(金) くもり晴れ
今日も気温上がらず風が冷たい。
好天を期待するが叶わず。それでも午前9時に地区の文化財の現況調査に出る。担当箇所は13か所。前回10月に回ったので場所はもうわかっているし、車もどこまで行けるかも承知している。11時半には終えて帰ってきた。久成から平須に行き、そこから曙に抜けて遅沢に下ろうと富士見山林道を走ったが、途中で「通行止め」。仕方なく引き返し、切石から下田原経由で宮木のお寺に行く。どこも梅がほぼ満開できれい。最後にコメリによって鹿沼土を2袋買ってきた。啓翁桜を挿し木にしてみようと思う。1時間ほど護摩木作りをする。午後冷たい風吹く。甲府駅南口駅前の「山交百貨店」が9月閉店するとのこと。昭和を代表する山梨の顔がひとつなくなってゆく。
2019年2月28日(木)
朝からたっぷりと2月を閉じる雨降る。
「平成最後の2月の晦日は雨だった」という思い出が記憶に残るかな。久しぶりのジャンジャン降りになる。朝8時に家を出て上求寺に向かう。大滝不動の祭典。ここのお祭りに行き始めてから初めての雨になる。如法衣だけを持っていく。山修行のようにリュックを負い、ポンチョを着てどろどろの林の道なき道を15分ほどかけてお堂まで上がってゆく。式衆は行藏院、玄法院ご住職に不動寺永啓、上求寺貴永。今日は雨にもかかわらず、気鋭の知り合いが何にも来てくれていて、こんな雨の寒い日に気分が少し落ち込むようなところなのに、しっかりやってねと背中を押されているような心地になってくる。雨だったけど堂内の冷え込みはそれほど厳しくはなく、一年ぶりの護摩法要を終える。ここもまた「平成最後の」である。下って上求寺に戻って豪華なお昼をいただく。吸い物、炊き込みご飯、手作りの煮豆、サラダ、馬刺しなど美味しいものばかり。午後1時を回ったところで辞す。何度か眠気に襲われそうになりながら帰ってくる。玄法院の3月31日の祭典案内状をいただく。かえってくると、八田の長谷寺の18日の観音祭典の案内状も届いていた。春の祭りの始まりである。やっぱり一年でこのお祭りの時季が心躍って楽しいな。
2019年2月27日(水) 晴れ
2月の護摩を焚く。
明日上求寺の大瀧不動のお祭りがあるので今日護摩を焚いた。上野原から若菜さん母子参座してくれる。午前中なかなか気温が上がらなくて寒かったけど、午後から好天したのでほっとした。ただ明日の天気は雨予報なので、長靴を履いてひょっとしたら合羽を着てお堂まで悪路を歩いて行かなければならない。雨だと予測して、行藏院のご住職にも「作務衣に輪袈裟を持っていっていただければ結構です」と伝えた。僕も作務衣で、汚れてもいい如法衣を持っていくことにする。午前中中沢川を上って、護摩木用のヌルデを少し伐ってきた。たくさんストックしても割と早く虫が入るので、無くなったら採ってくる方がいい。午後1時前から護摩を焚き、終わってから護摩壇と本堂の掃除。すべて終わって午後5時。夕のお勤めをして一日の終わり。2月ももう明日が晦日。
2019年2月26日(火) くもり
寒く感じる一日。
気温差があると体は寒いとか暑いとか直感的に反応してしまう。昨日は暑かったがもう今日は駄目だ。午後2時から文化財審議会がある。身延山で1件町の文化財指定の諮問があった。終えてそのまま久遠寺内の会議室で会議。身延山も参拝者は少ないようだ。店の並ぶ参道商店街もほぼ人が歩いていない。「かつての賑わい」という門前町になってしまうか。暮らし方も、生きる方向も違ってきたという事なのか。
2019年2月25日(月) 晴れ
気温上がる、春爛漫の陽気。
お昼近くになってからぐっとあたたかくなった。夕べから半袖の下着にした。今朝もあまり寒さを感じない。朝の明けはだいぶ早くなってきた。11時の鐘を撞いてから風呂場で頭を刈る。女房は雛壇を出して庫裏に飾った。朝上求寺に少し持っていこうと杉っ派を拾いながら墓地の奥まで歩いた。なんとフキノトウが出ていた。2月にフキノトウが採れるなんてのはあまり覚えがないので、あたたかいのだ。あたたかくなれば気分も上昇してくる。T師から近況を知らせるメールが届く。夕方飯富のD氏夫妻来山。27日に目の手術をすることになったという事で、手術安全の祈願をする。27日ちょうど護摩を焚くのでまた併せてその時にも祈願すると話す。夜フキノトウの天ぷら味わう。
2019年2月24日(日) 晴れ
御朱印あり。
巡礼する人たちもちょこちょことくるようになった。県内の人や「甲斐百八霊場」を知っている人以外にもくる。今日の方は朱印帳を開いてみると、不動明王の寺をまわっているようだった。午後佐藤さん一家お参りに来る。1月の最後の日曜は京都に行っていたので、家も本堂も戸閉だったので、先ずそのことを詫びて、五大力尊のお守りを一つ差しあげ、上がっていたお酒も1本持っていってもらった。もう3年程毎月最終の日曜に一家でお参りに来てくれている。こういうお参りの人たちがいるのはこっちにとっても励みになる。今日は昨日ほど天気も良くなく気温もそんなに上がりはしなかった。
2019年2月22日(金) 晴れ
あたたかい。
のんびりと過ごす。今日もあたたかい。今年は桜の開花も一週間くらい早いだろうという予想が出た。春が早い。福寿草、クロッカス、黄梅も開きはじめた。春の黄色の花はいかにも待ち遠しかった春の贈り物だ。ロウバイの薄黄色もいい匂いを放っている。サンシュユも間もなくだ。
2019年2月21日(木) くもり
弘法市。
朝7時を少し回ったころに東寺に向かい、はじめて「弘法市」をみる。すごい店の数。びっくりした。ほんとにすごい。まだ明けきってはいないような朝に、何百という店がそれぞれにテントなどで店を出している。骨董、古着もあれば食べ物屋もある。ちりめん山椒の店はすぐわかった。たくさん買ったらひとつ店からいただいた。きっと深夜のうちに炊いたちりめん山椒。薄味と濃い味2種類あり、どちらもオーナーの言うとおりにうまい。これは飯も酒も進む味。東寺にはもうひとつ見たい場所があった。蓮池。去年個々の蓮を見て感動した。で、冬の蓮池はどうなっているのかを確かめたかった。我が家の蓮池は、終わった蓮がそのままになってまさに冬ざれている。なんと蓮池に刈れた蓮は1本もなく、澄んだ池に錦鯉の姿も確認できた。東寺の売店の女性店員に訊ねると、花の終わる9月の末ごろに、庭木の職人さんたちが池に入って蓮を刈り取りきれいにするという事だった。なるほどねぇ、ぼくんちじゃそんなことできないけど、こりゃまいったねの感ひとしお。たこ焼きを買って宿で食べる。10時前の新幹線で帰ってくる。秋山さんにちりめん山椒みやげに渡す。
2019年2月20日(水) くもり
仁王会前行A。
4時半起床。5時40分には三宝院玄関前集合なのである。雨は止んでいた。早暁の座を終えて外で上醍醐を遥拝しながらの勤行中に雨降りだす。「今日は天気が良くなるという予報だったはず」が裏切られたやな予感。早足で三宝院に列戻る。如法衣けっこう濡れる。9時、午後1時と出仕する。段々足が痛くなる。天気は一向に良くならない。天気が良くなり気温も上がった今日を思い描いていたので、この座をもって終わりにする。次のバスの上手い時間が無くまた地下鉄とJRで京都駅に戻り御旅庵に入る。疲れてしまい、宿のシャワーですませ、駅構内の店で酒、つまみ、おにぎり買って帰り、オーナーと話しながら飲む。五大力尊のお守りを一つあげる。5周年の記念のタオルをつくったとかでいただく。明朝東寺の弘法市へ行く旨話すと、「絶品のちりめん山椒がありますよ」と、店の出店場所も教えてもらう。
2019年2月19日(火) くもり
仁王会前行@
7時前のふじかわ号で京都に向かう。天候が最近は落ち着いていたのに、こういう時に限って崩れだしてくる。京都に着くと小雨になっている。昨日前行衆として出仕して僕と入れ違いで帰る行藏院ご住職とメールのやり取りしてると、朝土砂降りでしたとある。雪駄も普通のしか持ってきていないので少し不安になるも仕方がない。申し込みは4座目からだったが、寒い京都駅で12時半のバスを待つのももったいなくて地下鉄で醍醐まで向かう。折り畳み傘を挿して醍醐寺入り。受付にて、午後1時の3座目から出ることを申し出て修証殿に入る。前行衆15名ほど。2年来ていなかったの少し不安もあったがなんとか無事に終了。1月に来たときは雪だったので、金堂まで足を向けなかったが、仁王門から金堂に向かう、僕の一番好きな緑陰の道の両側の林がきれいさっぱりと木が伐採されてしまっているのには驚いた。これも台風被害を今後避けるための事情なのだろう。前行衆は以前と比べて少ない。ここにもまた何かあるんだろうか。東京の加藤尼にも会う。三憲伝授を無事終えられたことによる出仕のようである。夕食後はやばやと床に就いて本を読む。
2019年2月18日(月) 晴れ
葬儀。
11時に檀家総代さん宅の会所集合で正午より葬儀。今日は智山以外は僕一人。暖かい日になり見送るに最適の日和。智山派の経も声明も古義と違っているので、棒読みのところ以外の独特な節回しなどには全くついていけない。同じ真言宗なのに、なんでこんなにそれぞれを区別したがることになったのか理解できないところだ。葬儀の終わりにご住職が本堂で挨拶をする。今日が18日で、観音菩薩がご本尊なので、今日が観音様の縁日であること。熱い熱い住職が思いを少し押し殺したように、それでもしっかりと祖父、父、母の思いを受け継ぐと語る。いい葬儀に参列できた。気温が15度を指す道を帰ってきた。
新潟の木村さんより連絡が入る。息子さんの命日で、今日が五十回忌にあたるとのこと。集落の富士川側を走る国道のバイパス道路建設のために家族とともにここに暮らしていた木村さんだが、当時5歳だった息子さんを不慮の事故でここで失った。うちの檀家の家を借りていたため、祖父が戒名をつけ弔いをした経緯がある。夕方懇ろに供養の経を上げる。
2019年2月17日(日) 晴れ
通夜。
八田の長谷寺のご住職のお母様の通夜に出る。会奉行を務める明王寺のご住職から「随喜で来られないか」とメールを貰った。宗務所長の行蔵院の住職も行くというので誘って駐車場で待ち合わせた。6時からの通夜。祖父永城が智山、高野と県内の三派をほぼ渡り歩いていたので、私もどうしてもその付き合いを引きずっているようなところがある。いつ会っても熱い熱いご住職が退堂する式衆に五体を畳に投げている姿が印象に残った。明日の葬儀にも出る。
2019年2月15日(金) 晴れ
牡蠣を食らう。
牡蠣を送っていただいた。広島産の牡蠣である。訳ありという事ではないが、送り主の名は伏せさせていただく。その方が送り主にもよいと思う。実は昨年もこの時期に送っていただいた経緯がある。待ちわびていたわけではないが、「今年もあればいいなぁ」と家族で話していたのは事実だ。酒蒸しにしていただいた。山梨辺りではきっと普段出会えないような大きなみで濃厚。日本酒の熱燗によく似合う。娘のいない夜だったので女房といただき、明日の晩また残りを3人で食すことにする。
午前中身延駅へ京都行きの切符を買いにゆく。ついでに荷物の準備も始める。春が近くなってきたという事か比較的強い風が数日続いている。ロウバイ、紅梅、サンシュユも開きはじめた。
2019年2月14日(木) くもり
昨日も今日も寒い。
気温が上がらないので寒い。三寒四温の時季なのだ。共済組合から年金の振り込み通知が届く。明日振り込まれる。初めての年金支給を受ける。働きはじめたのが25になってからで、55まで勤めてきっかり30年。なので、貰える年金の額も大したことはないが、それでも今までなかったお金がふた月に一度手にできるのはありがたい。いくつまで生きられるかわからんが、大事に使いたいとは思っている。東京五輪の競泳種目で、一番金メダルに近いと言われていた女子競泳の池江さんが白血病にかかったことが本人によって公表された。テレビも昨日の朝から彼女についてのことでもちきりだ。せめて僕も朝夕の祈りの時間に病気平癒と一日も早い回復を祈願しようと始めた。
2019年2月12日(火) 晴れ
いい天気になる。
今日は少し気温も上がり午後は暖かくなった。ロウバイも蕾がほころび始めてきた。あたたかくなるとちらほらとお参りがある。「お不動様を訪ねてみようか」とほっこりした気持ちが湧いてくるのかもしれない。夕方のお勤めを終えてメールを見ると、明王寺のご住職から、八田の長谷寺のお母様が亡くなられたとの一報が入っていた。来月の観音様のお祭りを楽しみにしていただろうにさびしい事である。
2019年2月11日(月) くもり
各駅停車で帰る。
C君を10時半に波高島駅まで送る。彼は各駅停車の鈍行のみで京都まで帰る。午後7時前に「到着です」と携帯にメールが入った。とても僕にはこういう電車の使い方はできないが、慣れっちゅうもんなのだろうか。独特な自分の世界と生き方をしている人だ。来月には渋さ知らズのテント公演の手伝いに木更津に行くといっていた。不破氏と高岡君が10数年ぶりに「低音環境」をやったという。時間を経ればまた打ち解けてゆくこともある。
2019年2月10日(日) くもり
寒い寒い一日。
隣りの八幡神社は春の祭典。神主が来て神事をする。区の役職と当番の組の人たちが参拝する。C君、最近神社のお手伝いもしていると聞いた。2年後に区長になる副々区長の選挙がある。11時からT工房で来山す。昼過ぎ久しぶりにご朱印の方来山。寒いので巡礼も大変。こっちはこたつで丸くなって過ごす。
2019年2月9日(土) くもり
遠方より来客あり。
雪が降るかもしれない予報だったが、ここは結局雨も降らなかった。ただ一日寒い。午前中西光寺祭典用のシメ、幣など作る。夕方6時前にC君を身延駅に向える。2年ぶり。今また京都に住み始めたという。今日は、平塚のベーシストのF氏のところから来る。この後京都に帰る。2年の北海道での生活などのことを聞きながら夕飯を取る。北海道はいまものすごく寒いと伝えられている。夕食後炬燵で渋さ知らズのYouTube動画を鑑賞。ここの所とんとご無沙汰していたが、また聞きたくなった。
2019年2月7日(木) 晴れ
パンダの永明。
NHKの昼番組で和歌山のアドベンチャーワールドで飼育されているパンダの永明(えいめい)が紹介された。1992年の中国生まれで25歳というのは、人間の年齢でも相当なご高齢のようである。寿命も30年位らしいので、相当なものである。ネットで調べると、来日『以来精力的に繁殖活動に励み、最初の奥さん「梅梅(メイメイ)」との間に自然交配で6頭、梅梅の姉「蜀蘭(シューラン)」との間に人工授精で1頭、さらに父親の異なる梅梅の娘「良浜(ラウヒン)」との間に8頭の子を設けている』とある。僕もそれなりに頑張らなければなと思う。不動寺より祭典の案内届く、3月10日。地区のK氏の葬儀の通夜に参列する。ここ数日風邪っぽい症状あり。
2019年2月6日(水) 晴れ
雨降る。
朝雨が降ってきて、午後には雨が上がり陽が射すも、気温は上がらず。午後行藏院ご住職お見えになる。今年の西光寺の柴燈は壬生住職に導師を勤めてもらうことになっているので、その打ち合わせなど。総代の任期の更新手続きもしたので、本山からの委嘱状も届けていただく。
2019年2月4日(月) 晴れ
立春。
夕べからの雨が朝まで降り続いた。こんなに雨が降ったのは今年はもちろんだが、年末にもなかったかもしれない。昼間は気温が19度くらいまで上がり、4月後半の気温となる。午後内船寺へ、女の子誕生の節句の祝いに行く。雛をもって訪ねる。内船寺はここよりも暖かく、池の端の白梅もほころんでいた。茶を飲みながら1時間半ほど過ごさせてもらった。
2019年2月3日(日) 晴れ
節分。
午後5時になって、本堂で夕のお勤めをし、そこで節分の豆を外に向かって撒く。毎年の一人豆撒き。一年が災いの無い良い年でありますように。前鬼の五鬼助さんのところでは、家の中に向けて「鬼は内」と豆を撒いているのだろう。今年も行くからね。豆を撒いて本堂を出ると、ぱらぱらと枯れた蓮の葉に雨の当たる音がしはじめる。ヒイラギの小枝にイワシの頭を挿して呪いとする。昼頭を刈る。
2019年2月2日(土) 晴れ
節分、立春の札を貼る。
割と穏やかな日中あたたかな一日となる。午前中、庫裏入口、客殿、本堂2か所と内陣に節分、立春の札を貼る。庫裏入口の札は、台風など来るとよく剥がれてしまったので、ちょっとでも影響が少なくなるよう、四方を細木で囲ってみた。この札を貼ると、また一年が改まったなという感じがしてくる。荒神幣、歳徳神の幣も新しくし、庫裏の決められた場所にも寺内安全の札を納めた。
2019年2月1日(金) 晴れ
やっと大地が湿る。
昨夕から雨になり朝には止んでいたが、1か月以上ぶりの雨量でカラカラの土が湿った。本堂の太鼓も皮が少し緩んだようで打っていても気持ちがよかった。2月である。節分、立春になる。
今朝トイレの便器に座りながらFM-Fujiを聴いていると、Yes! Morningという番組のDJが、小学4年の女児と女子大学生が殺された事件のことを話していた。すると途中で声が途切れてBGMだけが10秒ほど流れるという事態になった。森雄一というDJが感極まって声を詰まらせたのだった。こういうのって初めての経験だったので、暖かい便器に腰掛けて用を足しているのが少しだけ申し訳ないような気分になった。それにしてもひどい事件ばかりが起きるものである。オレオレ詐欺というのも「平成」の社会が生み出した陰湿な事件だ。今日も400万円が奪われるという事件が伝えられた。安心して暮らせる社会になって欲しいものである。

2019年1月31日(木) くもり
雪になるのかなぁ?

朝から曇っている。夕方から夜にかけて雪や雨になるという予報。護摩壇をきれいにして荘厳する。床もモップで水拭きをする。10時に行政書士のKさんと打ち合わせ。個人名義の土地の名義変更について。彼がいろいろと調べてくれたら問題な点がいくつか出てきた。畑田などの農地は、宗教法人に名義変更はできないこととなっている。だから、寺名義にするにはまず地目を農地以外のものに変更しなければならないのだが、どうもこれが相当厄介なようだ。寺の住職が変わっても、元々寺が所有していた農地は農地開放時の住職名義になっているため、親から子への相続はいいとしても、住職が変わっても新住職の名義に農地であれば替えることが叶わない状況にあるという事。融通の利かぬ厄介なものである。寺が疲弊してゆき、寺じまいなどの状況が今後は各地で事例が出てくると思うが、農地法の見直しが迫られるのではないか。少し勉強になった。とりあえず行政書士に預けた。
2019年1月30日(水) 晴れ
念珠ブレスレットの護摩加持。
インペリアルxxxx社の新年企画商品「宝珠般若心経」という腕輪の護摩加持をする。会社の方と、制作した甲府の工房の方お二人がみえる。冷え込みの厳しい本堂なので、一段のみの護摩を焚いて加持をして、商品のヒットも祈願する。今回は動画も撮っていき、案内状に掲載するQRコードを読み取ると護摩を焚いている動画が見れるようにするということである。手の込んだことをするなといささか感心もしたが、売れてくれるとまたこういう機会が生まれるかもしれないし、ヒットしてほしいものである。午後定期受診する。薬局で薬をもらう。コメリにSDカードを買いにゆくと、元同僚のSさんがレジにいて退職以来初めてお会いした。彼は目に持病を抱えていて、暗くなると視野が狭くなって車の運転もできなかったのだが、話すと、運転免許はまだ持っているが今はもうハンドルを握っておらず、いまも同僚の運転で買い物に来たとのことだった。町が合併してから4年ほど一緒に仕事をした。「元気でね」と別れた。帰ってきて護摩壇の掃除をはじめるも今日では終わらず、明日に持ち越し。明日は正月晦日だ。
2019年1月29日(火) 晴れ
昼暖かくなる。
冷え込みはそんなに厳しくなかったが、朝は風があり寒く感じた。午前中、明日の護摩の準備をし本堂を荘厳する。本堂は寒い寒い。山崎さんからメールが届く。佐渡から帰るところだとのことで、何本かメールやり取りする。今年の祭典にも来ていただけるようだ。今年は長い長いGWになるからな。昼過ぎ秋山さん香典返しを持ちに来る。外の方が日差しがあって暖かく、縁端に座って少し話をした。こういう天気になると春が待ち遠しい。
2019年1月28日(月) 晴れ
初不動。
山梨は寒い。今朝も寒い。午前中ドラマや映画見る。昨日の知事選挙の結果を知らなくて、今朝の新聞で現職が負けたことを知る。自民党がまとまって、中央から党の幹部が山梨入りして訴えるのだからやっぱ強いな。50歳と若い知事の誕生で、3期はやりそうかな?正午に二人で、樋川さんの奥さんの葬儀に行く。早川町で若いころながく助産師をして女房も取り上げてもらったという。僕は勤めていた時に、福祉課や社協で看護師としての助っ人に頼む機会が多くあり、いつも気持ちよく引き受けていただきお世話になった。去年の暮れに、女房が焼き芋を届けたら喜んでくれたという。聞くところによると、炬燵にあたっているときにそのまま息を引き取ったというが、大往生の生涯ではなかったか。焼香後喪主に挨拶すると、「内船寺の住職も来てくれている」と。親族らの席に最後まで座っていてくれたようだった。
葬儀から帰ってきてそのまま着替えて、初不動の護摩を焚く。上野原の若菜さん親子、甲府の姉妹などが参座してくれた。外は少し風が強いようであったが、本堂で静かに厳かに祈りの護摩が焚けた。終わって片づけ。30日の護摩の準備にかかる。
2019年1月27日(日) くもり晴れ
京都2。
バイキングの朝食。京都御所そばの松屋常盤へ松風を買いにゆく。二人は初めて。丸太町で地下鉄を下り外に出るとまだ雨が少し舞っている。少しの雪景色がある。いったん駅に戻り、その後バスで祇園へ行き界隈を散策する。寒いが朝から観光客は多い。中国語が遠慮のない大声で飛び交っている。着物姿で歩いている女性も中国語だ。京都は夏の時期も、きっと一年中外国人が歩いている町なのだ。天候次第に回復してくる。夕方5時半過ぎに帰ってくる。大相撲初場所は関脇玉鷲が初優勝。竜電は6勝。大晦日の晩に「京都へ行くか」と話し、娘がその場でホテルの予約を取っての京都行き。寒かったがそれなりに楽しめた。僕はまた来月も。
2019年1月26日(土) くもり細雪
京都。
午前3時半に起き朝食をとりお勤めを済ます。7時前のふじかわ号で甲斐岩間から電車に乗る。静岡で新幹線に乗り換え。天気が気になるが名古屋まではとてもいい天気で、車窓から陽も射しこむ。白洲正子の「遊鬼」を読みつつ。名古屋を3分ほど過ぎたら一天空模様が変わってきて、重い雲が垂れ、雪が激しく舞う景色となる。低い雲が新幹線の速度以上に速く動いている様子も見える。京都着。女房娘と別れ、回転寿司で昼食をとって醍醐寺に向かう。細雪が舞い、寒い寒い灰色の街。午後1時から仁王会前行法要の声明の伝授を受ける。前半は管長自らが声明を指導伝授してくれる。後半は藤沢師より。50人ほどが受講。渡辺師の弟子のMさんとたまたま隣席となる不思議な縁もあった。前後讃の中で長いわかっていない部分などがあったが、なるほどと腑に落ちたところもありよい機会だった。午後4時少し前に終了。外に出ると4時6分。バスの時刻表を見ると4時6分始発。走って、畑山商店前から走ってくるバスが来るのに間に合い乗車。3人で中華の夕食をとり、大坂ナオミの全豪の決勝を部屋で見る。
2019年1月25日(金) 晴れ
寒さ厳しい。
今週末は強い寒気が押し寄せるという。今日も一日冷えた。明日明後日と京都へ行くので、帰ってきて翌日が初不動となるので、護摩の準備をする。寒い時季なので、樒も仏器に供えてしまう。昼飯のあと少し陽が出てきたので、この時間を逃したら寒くてかなわんと風呂場で頭を刈る。手の爪を切る。持ってゆく荷物など準備する。改良服でということなので、作務衣で行って、本山に着いたら上だけ脱いで改良服を着ようと考えている。竜電負け越す。山梨学院春の選抜出場決まる。
2019年1月23日(水) 晴れ
ぼーっと過ごしている。
寒いので頭のはたらきも悪く、ぼーっと過ごしている。チコちゃんに叱られてしまうが仕方がない。土日の京都行きは決まっているが、せっかく声明を習ってくるのだから前行に行かなくては申し訳ない。連泊するのは寒くてかなわない。御旅庵の予約状況を見たら、20日に空きがあったので予約した。19日に出かけ午後3時からと次の日4座出て、帰りに駅前の御旅庵に泊まろうと計画を立てた。2月には初めての年金も振り込まれるしな。
2019年1月22日(火) 晴れ
初場所、けが人多し。
力士に怪我が頻発している。怪我で休場する力士が多い。今日も幕内の取り組みで二人が車椅子で運ばれる。幕下でも幕内復帰を目指す宇良がまた膝を痛めて車椅子で運ばれた。大事無ければいいが、これでまた長い休場となると、相撲人生の岐路に立つことにもなりかねない。竜電7敗目。今場所もダメだな。白鵬にまた優勝が転がり込むことになるのは何とも面白くない。
2019年1月20日(日) 小雨晴れ
降雨あり。
年をまたいで初の雨降りになる。朝小雪がちらつき、消防団が回ってきたころにみぞれが降りだし、やがて雨になる。午後3時頃まで大した量の雨ではなかったが大地を湿らすには十分な雨が降り続いた。陽が射さないので、部屋の中は真冬の寒さで、ストーブとエアコンは一日稼働する。夕方になって雨はやみ晴れてくる。
2019年1月19日(土) 晴れ
法事あり。
11時から甲府の佐田家の法事。お母さんの17回忌。お母さんの亡くなった日は雪になり、僕は午前中橋くんと甲府へ出張していたが、連絡をもらい職場へ帰った後早退し、着替えて雪の道を甲府へ枕経をあげに行ったことを覚えている。昨日に引き続きあたたかな日となり、施主も「母も今日をよろこんでくれているだろう」と話す。地に下したフクジュソウが花開きはじめた。こんな日が続くと、日当たりの良いところではフキノトウでも顔を出すのではないかと思ってしまう。
2019年1月18日(金) 晴れ
昼は暖かくなる。
明日法事があるので、今日も昼ごろあたたくなっていたので、風呂掃除と合わせて頭を刈る。足の爪も切る。客殿の法事の準備をする。新年三つ目の法事。なんとか1月はこれで乗り切れるだろう。竜電調子上がらず4敗目。白鵬が薄氷を踏むような相撲を取り続けているが、悔しいが負けない。何とかほかの力士に優勝を勝ち取ってもらいたい。
2019年1月17日(木) 晴れ
立春の準備。
節分、立春の札や三宝荒神、歳徳神の幣を作る。寒さはまだまだこれからだ。午後富士川町のOさんがお参りに来ていた。風もなく少しあたたかく感じていたが、彼曰く「でも本堂寒いですね。2回もトイレに行きました」と。彼は年に3,4回ふらっとやってくる。バイクで四国の霊場を巡ったことのあるという人で、般若心経などは読む。本堂の外陣で熱心にいつも1時間ほどは経をあげてゆく。去年の12月明王寺の祭典でお会いしたときは明王寺の本堂で一緒にお勤めをした。
今日は朝も昼も午後も、ワイドショーでは稀勢の里の特集を組んでいた。一昨日までは彼が気になったが、もう引退してしまえば終りであるので、彼を讃える言葉など何度繰り返されても僕には何も響いてはこない。昼間少しあたたかかったので、「頭刈ればよかったかなぁ」などと少し悔やんでいる。
2019年1月16日(水) 晴れ
稀勢の里引退。
横綱としての威厳を保ちつつ涙の引退。最後は相撲ファンの厳しい声を片側で聴きながら土俵に上がり続けたが、今日のこれでよかったのだと思う。大関の豪栄道や栃ノ心が初日から4連敗であっても彼らには引退の言葉が向けられることはないが、横綱は番付を下げることがないのだから仕方がない。かわいそうな横綱として童話にでもなるかもしれない。相撲界も新旧交代の時期に来ている。若い力が台頭してきているので、ここ1,2年くらいで変わっていくのだろう。
母の命日。昼前に墓参する。寺墓地に冷たい風があった。夕方暗くなり始めた時刻に妹が墓参に来てくれる。30分ほど話をして帰る。個人名義の土地を寺名義に変えるための相談をK行政書士に相談する。少しずづまた動き始めていかなければならない。
2019年1月15日(火) 晴れ
午前中とても寒い。
朝から曇っていて風も少しあり寒く、9時過ぎくらいから風花が舞い始める。午後には少し陽射しもあったが一日通しては寒い日になる。僕と娘の所得税の確定申告を郵送し、屋根の修理代を振り込む。
竜電今日も負け。稀勢の里、もうこれまでだろう。栃煌山に完敗。初日から三連敗。どちらが横綱だろうという負けの内容ばかり。もうここで終わりだろう。寄り切られた土俵際で、頭が二度下がったように見えた。うなだれたというよりも、引退を決意した二度目の小さな頷きが僕には見えたような気がしたが。横綱が自身の幕を下すのを他人任せにしちゃいけない。決断の夜だ。
2019年1月14日(月) 晴れ
竜電白星。
竜電は今日白星。このまま今場所勝ち越しを目指せ。幕下の宇良も1勝。横綱稀勢の里は、たったいま逸ノ城に完敗。昨日からの連敗である。昔の横綱なら、間違いなく先場所までの自分を振り返り、横綱審議会からの苦言も重く受け止めていたら、間違いなく今日の土俵をもって引退を申し出るはず。ここが横綱の横綱としての決意の時なのだろうと思う。もうこれ以上の成績は彼には多分残せない。
2019年1月13日(日) 晴れ
いい陽気の小正月となる。
二つの法事がある。10時から甲府の遠藤家の回忌法要。朝から日差しがあり、多分僕の記憶の中で、今年に入って一番暖かな朝となった。墓参も寒さが薄らいでくれる。午後2時から千葉の遠藤家の七七日忌法要と納骨がある。諸事情があって、実家の墓地に埋骨することになった。午前お法事が終わると、11時過ぎに同志会の獅子舞がやって来る。酒を出し、コーヒーを出して一休みして言ってもらう。秋山さんから、正月にあげた敬翁ザクラが花開いたと。うちのも開いている。長く楽しめるらしい。静かに寺の一年がスタートしたといったところか。大相撲始まる。竜電黒星。崖っぷちの稀勢の里も御嶽海に完敗。場所中の引退もありうるか?
2019年1月12日(土) くもり
どんど焼き。
小正月行事。2度目の同志会長の好貞君、今日は休みを取って下準備をするために朝、寺の畑を使うので挨拶に来る。好青年。昨年秋にお父さんを亡くしたが張り切っている。セルバで買ってきたフクジュソウを地におろす。午前中、駐車場脇の水路の吹きだまった落ち葉を片付けたり、本堂前の門松を片付けたりする。午後高校サッカーの準決勝など観戦。夕のお勤めを終えて本堂を出ると、午後4時半、待望の雨が少し落ち始めていた。どんど焼きには影響なさそう。雪にもなるかもしれないというが、明日はもうまた好天になるそうだ。
2019年1月11日(金) 晴れ
少しあたたかさを感じた日。
今日と明日が獣除け扉の朝夕の開閉当番。朝5時過ぎに真っ暗な道を開けに行く。変な人が歩いていたと思われるのも嫌なので、小さな電灯を点けて歩く。大峯の山登りのように。夏ならもうとっくに夜が明けているというのに、まだまだ朝の明けは遅いままだ。昨日農協で相談してきたら、今日の午後、瓦屋の職人さんが見積もりと請求書を持って訪ねてきた。向こうも気になっていたようだ。これで請求書が提出できる。やはり足場を組んだのが高く、20万円ちょっとの請求になっている。護寺会費からの支払いだが、いくらかでも保険料が入ってくれたらありがたい。来週の仕事。年末からずっと雨が降っていないが、明日の夜が雨か雪が少し降るかもしれないという。今日も天気がよかったので、あまり崩れる予感もしないが、明日の夕方のどんど焼は無事に終わって欲しい。
2019年1月10日(木) 晴れ
冷え込みが厳しい。
異常に寒い。冷え込みが異常に厳しい。9時過ぎに郵便局へ護寺会の金をおろしに行き、その金をもってJAに寄って建物共済の掛け金を払い込む。9月30日から翌朝にかけての台風で瓦が飛んで修理したのだが、いまもって屋根屋さんから請求書が届かない。きっちょ仕事が忙しいためなのだろうと想像しているが、一応、農協の窓口で、請求に時効があるのかとこちらの事情を話すと、「大丈夫です」との確認が取れたのでほっとする。昼あったまるラーメンを作って食べる。山梨県知事選告示。昼過ぎ風呂場で頭を刈る。一日中鼻水が出ている。
2019年1月9日(水) 晴れ
お昼を食べに。
今朝は少し寒さが緩んでいたような気がしたが午前中は少し風が強く吹いた。11時過ぎに二人で早川の南アルプスプラザへお昼を食べに行く。女房はラーメン、僕はハンバーグステーキを頼む。店の中は静かで客も少なく、閑散とした過疎の村の食堂といったところ。大塩の滝、今年も2回ぐらいは来れるかな。
帰りにセルバに寄って段ボールの空き箱を数個貰ってくる。どんど焼で古い札を焼くので箱に詰める。あと資源ごみの「ミックス紙」を貯めておくのに便利。仁王会の声明伝授の講習会参加の申し込みをFAXで本山に送る。久しぶりに登山してみるか。
2019年1月8日(火) 晴れ
秋吉敏子。
NHK-BSの「秋吉敏子&ルー・タバキン 永遠のデュオ」を見る。もう90歳に手の届く秋吉さん、彼女の代名詞でもある「Long Yellow Road」からはじまる。毎日練習を欠かさないという。僕の父親と同い年である。秋吉さんはまだまだ元気で生きていて、夫のルーと演奏活動を現役で続けている。彼女はジャズの生活の中で、人種問題などをいつも深く考えてきたのだという。ルーとのビッグバンドのアルバムはとても個性的で秀逸である。大学生の時に初めて聞いて以来、今でも年に何度かアルバムを聴く。自己を深く見つめるということはいくつになっても大切なこと。昨日届いた東海さんからのメールでもいろんなことを考えた。今日の夕方僕の想いを東海さんにお返事した。
2019年1月7日(月) 晴れ
お厨子を閉める。
僕の中では今日までが松の内なので、夕のお勤めの後、晦日から開けてあった本堂のお不動様の厨子を閉め、外陣の幕を外し、本堂・庫裏・客殿に供えてあったお座りもさげる。外の門松は12日のどんど焼きに片づけることにする。月曜なのでもう今日は訪れる人もいなかった。高校女子サッカーの準決勝、高校ラグビーの決勝戦を観戦する。躍動する若い力をうらやましく思うような年になった。東海師より久しくなかったメールが届く。喪中なので賀状を出さなかったので、寒中見舞いを出そうと思っていたのでうれしかった。
2019年1月6日(日) くもり
一日鈍色の空。
気温上がらず寒い寒い寒い一日。炬燵にでも入らなければ一日震えているような日。GRATEFUL DEADを聴く。JERRY GARCIAの流れ、滑るようなギターの音色に少しあたたかくなる。女房と娘は上の兄さんのところへ新年会に行く。お参りもひと組ふた組ほど。またいつもの静かな寺に戻った。寒いので昼間少し飲む。炬燵でうとうとしながら吉永小百合の映画を見る。
2019年1月5日(土) 晴れ
のんびりと。
三が日が過ぎ、昨日のお札配りも終えたので、今日はのんびりと映画など見て過ごす。10時過ぎに大月の蔦木さん家族来山し護摩札を持って帰る。この方たちももう20年近くお不動様をお参りしてくれている。WOWOWの吉永小百合特集の映画を昨日あたりから見ている。やはり「夢千代日記」は秀逸であった。彼女の美しさも際立っている。陽射しもあり、閉め切った部屋の中は暖かく感じたが、山に陽の沈む今頃になるとぐっと寒さが増してくる。きのう山ア師から電話があったが、新潟市内にはほとんど雪はないようだ。去年のような豪雪でなく彼の新年のスタートになればいい。今年は花供にも入峰できるとのこと。
2019年1月4日(金) 晴れ
−5℃で出かけ6℃で帰ってくる。
連日朝は氷点下だ。こんなにも正月の朝が寒いなんて感じるのは年齢のせいなのか?檀家へのお札配り。ここ数年暮れのあいさつに来て持っていってくれる人にはお札を持っていって貰っている。だから今日はかなり時間短縮もできた。例年より30分遅く家を出る。本栖へ上がる300号線はマイナス5度。中之倉のトンネルを抜けると太陽は富士の右肩上方に輝いていた。車を路肩に止めて富士に向かって螺を立てる。富士ヶ嶺の遠藤家に行く。そこから甲府精進湖線を甲府に下る。気温はマイナス2度くらいになってくる。行藏院に寄る。七福神めぐりの方々が三が日も大勢来たとのこと。ちょうど10時過ぎだったので、今日最初の方たちが4人ほど来る。本堂前で螺を立てて辞す。こうたくさんの方が訪れると家を空けられない。寄る家々でお土産をいただく。お酒、お菓子、白菜。ちょうどお昼過ぎに帰ってくる。気温は6度になっていた。送る祈願札を女房は午前中作ってくれていて午後発送終る。
2019年1月3日(木) 晴れ
東海大学初優勝。
青山学院は往路の4、5区の失速が取り戻せず、2位に終わり5連覇はならなかった。東海大学が初優勝。山梨学院はかろうじて最下位は免れ、総合21位で終わる。各大学がそれぞれにレベルアップしてきて、これでは今年の予選会は突破できないというようなことになるかもしれない。夕方祈願札を下げてくる。
2019年1月2日(水) 晴れ
箱根駅伝はじまる。
娘はもう今日から仕事で明日も仕事。今日と明日は箱根駅伝を見るのだが、山梨学院なんと往路最下位。ここ数年の低迷は著しかったが今年はその極みになった。ほぼ明日を見たいという欲も薄れた。午後2時頃に秋山さん年始に来る。今年は修さんが来られないので、秋山さんもマイカーで来たため僕一人で飲む。帰りに啓翁桜お土産に渡す。
2019年1月1日(火) 晴れ
平成最後の元旦。
穏やかな元旦。きっちりと襟を正した元日の日という感じだった。晦日の夕べは午後9時半ごろに富士宮からカップルが訪れ、年越しの護摩に参座してくれた。午前2時過ぎに床に就く。7時ごろ起きて勤行し護摩壇を掃除して本堂をきれいにする。三が日は内陣の不動明王前でお参りできるようにしている。メールを見たら、山ア師からお酒が今日届くことになっていた。元日から宅配の人に済まないなぁと思いながらも楽しみにしてしまっている。10時ごろ届く。今年から同志会の新年会には行かないと決めていたが、いただいた酒を抱えて皆とその酒を飲む。年賀状のいつもの方々からいただく。