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『徒然日誌』 2018年1月から12月

2018年12月31日(月) 晴れ
平成最後の大みそか。
なんでもここのところ、「平成最後の」という言葉が頭につくことが多い。雪国の寒いところの人たちには申し訳ないが、山梨も十分に冷え込んでいる。3日連続の極寒の朝を迎える。極寒は僕の感想である。池も凍りついている。朝食、お勤めを済ませて大晦日の朝を1時間ほど歩く。今日はもうほとんどすることはない。鐘楼にシメを張り、今朝いただいた供え餅などあげる。日が陰ってきてまた夕暮れには冷え込んできた。予報を見ると今夜零時過ぎ付近は零度以下になっている。重文に温かいものを着て、腹の中も温めておかねばならん。なんとか無事に年が越せそうだ。
2018年12月30日(日) 晴れ
夕方になってまたぐっと冷え込んできた。
昨日も今朝も寒い。外の水道は連日氷る。ほぼ準備は終わる。佐藤さん、今日が12月の最後の日曜ということで参拝してくれてあった。正月にはまたお札を受けに来てくれるというのに、これまた頭の下がる思いである。昼食後に頭を刈る。鼻水が一日中鼻の穴の入り口付近にあって、しょっちゅう鼻をかんでいる。やっと明日大晦日だ。今年は冷え込みが厳しいようだな。
2018年12月29日(土) 晴れ
どうやら風は治まったようで一安心。
夕べも風は吹かなかったし、今日も一日穏やかだった。ただ今朝はほんとに冷えて寒かった。布団を頭までかむって丸くなったのはこの冬初めて。外の水道も凍った。少しあたたくなった10時頃から本堂の掃除と新年の護摩の準備をする。昼食をはさんで午後2時半頃までかかる。これでほぼ準備は整った。山アさんへの矢沢のDVDをダビングする。甲府の柳澤夫婦、相川君暮れのあいさつに見える。
2018年12月28日(金) 晴れ
再び落ち葉掃き。
昨日の夕時から今日午前中まで強い風が吹いた。夕べの風は今年を締めくくるにちょうどいいような強風であった。せっかくきれいにしたのに朝が来てみれば杉の葉などがあちこちに吹きだまった。午前中はまた杉っ葉などの片づけ。駐車場に中部横断道の工事の現場事務所としてH組に貸しているが、工事が遅れていることから3月まで延長させてほしいとのこと。借料入るし断る理由もない。息子は午後相模原に戻る。納めの不動護摩を午後1時から修す。飯富の土橋さん夫婦参座してくれる。終わりごろに豪一兄ちゃんも本堂に上ってくる。午後になってようやく風凪いでくる。本堂の護摩壇の片づけをはじめるも、夕方で時間切れ。内船寺からの贈り物「啓翁桜」届く。
2018年12月27日(木) 晴れ
暮れてゆく。
一年も、日も暮れてゆく。息子はタイヤ交換に行き、仕上がってから家で車を洗う。午後は女房と境内の掃き掃除をしてくれる。僕は本堂の回廊の掃除をし、明日の「納めの不動」の護摩の準備をする。ぼちぼちと檀家の方が暮れのあいさつに見えてくれる。本堂は明日の護摩が終わって掃除をしてから新年の準備となるが、庫裏と客殿は今日お供えなどを飾ってしまう。一年の時間が経ってからやっと、ストーンズの「BLUE & LONESOME」を買った。まあ安くなってからということなんだけど。 Youtubeでは聴いていたのだが、ブルースナンバーたっぷりのご機嫌なアルバムだ。もうこの国にはやりに来てくれないかな。
2018年12月26日(水) 晴れ
年末準備。
神棚から12枚のシメを下し新しいのに付け替える。松も新しくする。大黒さんにも人形のシメ貼りかえる。午後から門松を作る。今年はシンプルに松だけにしてみようと思い、本堂のは手前に高野槇の枝を挿す。松とあまり区別がつかないがまあそれでもいい。八幡神社に行くと梅の開いている枝があったので手折ってきて、庫裏の玄関の小さな竹の筒に松と一緒に挿した。檀家の天野さん親子年末のあいさつと墓参に見える。上野原の若菜さん親子夕方来てくれる。夕のお勤めをしている間にお不動様をお参りしてもらう。一年間毎月欠かさず28日の護摩に来てくれた。もう2年目が終わる。来年もよろしくということで、頭の下がる親子である。陽射しがあったので昼は少しあたたかく感じたが、午後3時過ぎくらいから陽が翳り急に冷え込んでくる。年末年始は寒い予想だ。息子帰省する。
2018年12月25日(火) 晴れ
年末準備。
朝寒くて、朝ドラ見た後、炬燵からなかなか抜け出せない。午前中本堂の入り口のサッシ戸を拭く。この戸が無かったころは、観音扉を開けてしまえば、風は入るまま、寒いときはしびれるように寒いままだった。幕も下げる。角松用の竹を左右の柱に縛る。鐘楼や庚申の祠に縄を張る。年末のガソリン補給に出たついでに下山のセブンイレブンに「やみつきホルモン」を買いにゆく。一昨日手打沢のセブンに行ったがそこには売っていなかった。今日行ったら3袋しかなかったので、在庫を訊くと、見に行ってくれて、「これしかない」とのこと。コメリで福寿草の小さな鉢を買う。年が明けると庫裏の玄関前の福寿草が顔をのぞかせてくれるのがここ数年の楽しみだ。吉田秋生「海街diary9」が発売になったのでamazonで買って読む。これで完結。次は何を書いてくれるのかなぁ。もう少女漫画を読み始めて40年以上経つが、いまはもう吉田さんの漫画くらいしか読まない。思いがけず県内の方からメールで祈願札の申し込みがあった。ありがたいことである。
2018年12月24日(月) 晴れ
御朱印書く。
振替休日で我が家は朝ゆっくり。僕だけは相変わらず。午前中庫裏のトイレの掃除。最近宅配業者が庫裏の玄関に回ってくることが多くなって、何故だろうと話していたがその原因が分かった。住まいの玄関の呼び鈴が押しても鳴らなくなっていたのだ。今日電池を買えたらなtt暮れたのでほっとした。ものすごく年月の立っている呼び鈴で、電池もおそらく30年以上はそのままになっていたはず。電池を変えても壊れてしまってならないかとの不安もあったけどなってくれてホントによかった。呼び鈴がなおったら、今日は4,5回台所で鳴るのを聞いたので、宅配の方にも迷惑をかけてしまったなぁと。午後とくにもうすることもなくて、来年になって必要となる御朱印を80枚ほど書いた。女房と娘は車を洗い、届いたケーキを3時のお茶に楽しんでいた。
2018年12月23日(日) くもり
明王寺祭典。
増穂の明王寺の冬至祭典に行く。今朝は3時半に起き、「白洲正子が愛した日本人 美の旅人 西行と明恵」を見る。6時に本堂でお勤め。7時過ぎから1時間ほど歩く。雨が時折ぱらぱらと舞ってくる。東京の古地里家の娘さん家族墓参に見える。僕は10時15分過ぎに家を出る。時折雨が舞う。結局天候は回復せず、お祭りから帰ってきて本堂でお勤めした今もまた雨がさらさらと降っている。今年から明野町の福性院の副住職が経頭役で加わった。一緒に法螺も立てる。天候はあいにくだったが人出は変わらず、外でのほうとうの接待も雨を気にするほどではなくてよかった。午後1時過ぎから本堂で護摩とお加持。無事に終わる。天皇が退位するので来年はもう祭日にはならないようなので、来年からは冬至に近い日曜日の開催とするらしい。皆どこもそれぞれに頭を悩ませながら寺を維持することに懸命だ。久しぶりにお会いして「同志だなぁ」の感あり。
2018年12月22日(土)
雨が降ったり止んだりでとても寒い。
雨が降って寒い一日となる。外の掃除はもうあまりないが、今年は強い風が吹かないので、しぶとく残っている欅の葉がまだ少し枝にある。いつもならほぼ裸の枝になっている時期なのに。午前中、御朱印用に糊入れを切って朱印だけ押す。85枚書かなければならない。午後秋山さんシメを持ちに来る。明日もこんな天気だろうか。夕べ録画した新日本風土記「演歌」を見る。しみじみと演歌が身に染みる季節だよな。
夜、貰った柚子を浮かべて、今日が冬至の柚子湯を愉しむ。湯の中で柚子を握って絞り、香りもよし、湯温も言うことなし。白洲正子もこういう節目節目にはきっと柚子湯も楽しんだことであろうと想像してみる。
2018年12月21日(金) 晴れ
年末準備。
今日の昼はちょっと暖かくなった。少し気温が上がるだけでもありがたい。寒いのは嫌だ。僕は雪の降る寒い町には住めない。角松用の竹を切ってきて、今年はどうしようかと思案橋ブルース。午後ご朱印のカップルあり。明王寺の祭典に持っていく御幣を作る。NHK BSで再放送した「白洲正子が愛した日本」の前編を見る。ちょうど9月頃に白洲のエッセイ「かくれ里」を読んでいたのでよかった。白洲の本は古本でも高いし、人気の本はなかなか見つけられない。「かくれ里」もヤフオクでやっと手に入れた。番組にはこれまた大好きな車谷長吉氏も出ていて、この人もすでに鬼籍に入ってしまったが、これまたとてもうれしかったのだ。こういうものを見たり読んだりしながら静かに年の瀬を過ごせていい。
2018年12月20日(木) 晴れ
暮れも押し詰まる。
12月も今日が二十日。もう一年の幕閉じもカウントダウンに入った。一人の朝をゆっくりと起き出して、レトルトカレーを食べる。11時の鐘を着いてから外に出て、携帯南側の落ち葉掃き。墓地参道のもみじ掃き。石段の落ち葉掃き。今年はあまり風が吹かないように思う。標さんは23日の冬至祭の準備に忙しい頃だろう。天気予報がちょっと心配なところ。今年最後のお祭り、来山者にいいお加持ができるといい。
2018年12月19日(水) 晴れ
今夜はゆっくり。
今夜は一人なので、夕のお勤めの後に集落をゆっくりと歩いてきて、シャワーを浴びて飲み始めた。年末には懐かしい歌を流す番組が多い。今夜もそんな番組を見ながらまだいつもより長くだらだらと、ストーブの熱を横に感じながら飲んでいる。西城秀樹が亡くなり、こんな同じ世代の人達が鬼籍に入るのは辛い。僕も、高校時代の「仲良しクラブ」のともだちをもう3人も送ってしまった。もしかしたら次は俺かも知れないと、親父が亡くなった年まであと5年に迫っていることも密かに気になっているところだ。昼少し前に父の教え子だという方が訪ねてきて、二人で墓参りをした。時々来てくれる池田さんの同級生の方だが、厳しい経済状態ではあったが、大学への進学のアドバイスを親切にしてくれたことを今はとても感謝していると話してくれた。昭和の時代を何かとても強く感じた。
2018年12月18日(火) 晴れ
墓を建立することも。
バブル景気の時代には、石材屋もかなり景気がよかったようで、墓を建てる人もあとを絶たないくらいにあったと聞いた。家の墓など一度新しく建ててしまえば、家を新築するようなもので、建て返すなどということとはほぼ縁が無い。家は経年変化で補修をしたり増築したり、流行りのリフォームをしたりあるかもしれないが、墓に手を入れることはあまり考えられない。墓は百年くらいはそのままになるのではないか。だから、石材屋の仕事もなかなか厳しくなっているということを聞いた。墓誌に戒名を刻んでもらった石屋さんと、石屋も寺もダメかと笑った。いつだったかこの方は、「次に仕事に就くときは、柔らかいものの仕事に就きたい」と冗談のように話してくれたように記憶している。年の瀬は景気のいい人にもあまりよくない人にも等しくやってきて幕を下ろしてゆく。新潟の山ア師から電話があった。出張で佐渡に行っていて新潟に帰ってきたところだと。雪はないが雨が降っていて、空は灰色で、冬の新潟の色はどんよりと重い灰色なんだそうだ。雨で足元が悪いので、かえって積雪があったほうがいいと話す。28日までもう一頑張りなのだろう。来年もまたこの人と何回かご一緒できる修行を楽しみにしている。
2018年12月17日(月) 晴れ
今年は読書量が落ちたな。
長くかかって中上健次の小説を一つ読み終えた。苦痛だったわけではなかったが、散漫になってしまってなかなか読み進むことができなかった。読書をするという行為自体に興味が薄れてきているということかもしれない。老いとはそういうものか。車の6ヶ月点検と冬タイヤへの履き替えに行ってきた。待っている間近くの百円ショップへ行き店内をうろうろとする。よくロウソクを以前は買ったが、オークションで買った在庫がたくさんある。夜半の雨が朝まで残ったが止むといい天気になった。車を走らせて増穂まで出ると、辺りが開けてきて遠く南アルプスの山々が見え雪化粧した姿が望めた。夕方少し歩く。
2018年12月16日(日) 晴れ
ひたすら掃除。
庚申の祠周りや本堂周りの落ち葉掃き。午後女房焚火で焼き芋をする。境内の梅の枝の剪定をする。剪定といってもただ短くしたり、枝の混んでいるところを間引いたり自己流。冬に剪定するのがいいということだったので今年はそうした。これで少しは花が咲くか。昼食後頭を刈る。足の爪を切る。だいぶ伸びていた。
2018年12月15日(土) 晴れ
掃除。
午前中池の端の落ち葉を掃いて焚火をする。今年初めて池に咲いた蓮も、いよいよ枯れはじめてぐたーっとなってきている。この大量の茎と葉が池に堆積すると池はやがて埋まってしまうかもしれないが、どうにも施すすべがない。甲府の佐田さん暮れのあいさつに見える。昼過ぎご朱印のカップルあり。いやぁ確かにご朱印の人は増えてきているような気がする。御朱印を書いたついでに申込みのあった護摩札も書く。朝晩がとても冷え込むようになってきた。冬至近くになって少し陽が伸びてきたように感じる。
2018年12月14日(金) 晴れ
来客あり。
腕輪やブレスレットの販売の際に、商品を護摩加持してお手伝いをしているところがあるが、新年にまた新たな腕輪を企画していて、販売会社の方と腕輪を製作している甲府のT工房の方がお見えになった。腕輪とかも結構買う人がいるんだな。正直こういうものを買う人の気持ちはあまりよくわからないが、お不動様にお願いして持つ人たちに幸いがもたらされるように祈願している。ここでは商品購入者にご朱印を付けているので、たくさん売れてくれると、ご朱印代もいただけるので寺としては大変にありがたいことである。2年くらいお付き合いさせてもらっているが、どれもみな売り切れとなっているようでこちらもうれしい限りではある。
午後祈願の護摩札書き。散杖用の梅の枝を何本か採ってきて作る。まーっすぐな枝はなかなか見つからないが、護摩木にしてもそう、市販されている見栄えのいいものを使うより、足で歩いて自然の中からいただいたもので祈願する方が、「如来の身口と炉の身口と及び行者の身口と三平等也」の三平等観に満たされるってもんじゃなかろうか。
2018年12月13日(木) 晴れ
掃除。
一日外の掃除。最後の落ち葉モミジがもうすぐ落ち切るが、池の端、墓地参道、寺墓地、客殿裏庭の掃除をする。結局一日午後4時半までかかった。寒いのであまり早くやる気にならなくて、それでも今日は9時頃から始めたのに結局この時間。もう夜の入り口である。
2018年12月12日(水) 晴れ
寒い。
寒いので部屋に居て書き物をする。年賀状を書く。護摩の祈願札を書く。大体毎年同じ人が申し込んでくれる。父の時代からの人もいれば、僕が住職になってからの人もいる。年ごとに頼まれる御札も数が減ってきている。勤めをもっている頃は、なかなかお札書きが始められなくて、意を決して晩飯の後に夜なべ仕事で書きはじめたものだ。祈願をするという行為が家族の間で引き継がれるということがほんとに少なくなった。地域性というのもあるのだろうが、忙しくなくなることは決して喜んではいられないことなのだろう。
2018年12月11日(火) くもり
真冬に突入だ。
一気に寒く冷えてきた。どんよりと重い一日。庫裏の玄関前に置いてあるメダカの瓶に初めて薄氷が張った。午前中、鼻水を下唇ですすりながら台所の外側の窓ガラスを拭く。寒くて冷たくて指の先がかじかんでくる。女房と娘の車はスタッドレスに交換する。午後4時を過ぎて夕のお勤めに本堂に入るころより雨が落ち始める。山間地では雪になるかもしれないとの予報。頭が寒くて毛糸の帽子をかぶる。生活の場所が寒いのは耐えられんなぁ。
2018年12月10日(月) くもり
今日は冬の寒い一日だった。
今朝はよく冷えた。寒くて体を動かしたくない冬の日。7日が二十四節気の大雪で、日本海側はちょうどそのあたりから雪の季節に入っていった。山ア師も雪の新潟や富山辺りで、年の瀬を忙しく仕事しているのだと思う。元旦から始める七福神の準備にこれまた忙しないだろう行藏院や玄法院のご住職のことも想像してみる。とくに忙しくない僕は不用家電を衛生組合に持ち込んだり、山門の蛍光灯、住まいの玄関、庫裏の玄関のサッシ戸を拭いたりする。寒さに丸まってばかりはいられない。
2018年12月9日(日) くもり
法事あり。
10時から市川の遠藤家で施主の母親の七回忌。どんよりとした寒い一日。町営墓地に移動するとき、宝寿院の副住職と出会った。僕のようなボーッとして、チコちゃんに叱られそうな坊主ではなく、飛ぶ鳥を落とすような勢いのある寺の王道をゆく僧侶の風格がにじみ出ている。オレハオレデオレノミチヲユクシカネェ。昼前に帰ってくる。帰ってきたところへご朱印をくださいと老夫婦くる。昨日に引き続いてJohn lennon聴く。大雪だった美麻がしっかりと蘇ってくる。ヒデちゃんに墓誌を見てもらい、戒名を刻む位置を確認する。あー夕方になってホントに冷えてきた。テレビで吉田羊が抱えていた芋焼酎「木挽」をAmazonで6パック購入。
2018年12月8日(土) 晴れ
すす払い。
午前中は寒くて、部屋の中で頼まれた戒名を考えたり、年末のことをしたりする。お昼を食べて少し気温が上がってきたので、風呂場で頭を刈る。その後外に出て竹を切ってきて伽藍のすす払いをする。年末の恒例行事のようなものでこれをしてしまわないと落ち着かない。すす払いが済めば、山門の汚れた蛍光灯のカバーを外して洗える。ちゃんと自分の中で順序が成り立ってるんですね。すす払いを終えて落ち葉を掃く。掃いた落ち葉で焚火して、すす払いに使った竹を燃してしまう。頭を刈った後体が冷えたが外に出て体があったまった。
2018年12月7日(金) くもり晴れ
巡礼者あり。
今日も甲斐百八霊場巡りの巡礼者の二人のご朱印があった。今日が休みの日で廻っているということだった。確かにここ数年ご朱印ブームのようだ。午後になって少し気温が上がってきたので、暮れの掃除をすることにし、部屋の窓ガラスや電気の傘など拭く。こんなことを毎年毎年50年以上も続けてきているのだ。やらなければそれで年が越せないわけではないが、なんか沁みついてしまっている年の瀬行事のようなもの。いまでこそうちでは障子の張替えなどしないが、子供の頃には父と一緒に障子紙を濡らして剥いで、張替えの手伝いをした。積極的にやりたかったわけではなく、寺は大晦日の夜まで年末はただただ忙しなく過ごしていた。冬休みをのんびりと遊んでいるということはなかった。両親は勤め人で、年末休暇になってから暮れの寺の仕事をしなければならなかった。餅もついた。僕も勤めているときは寺の最大のイベントである不動尊祭典や、年末年始が近づくことが何となく恐ろしい事のように感じていたものだ。いまフリーになって、秋の始まりからちょっとずつ支度をしていけるので随分と気分的には楽になっている。逢魔時(おうまがとき)に思いつくままに書いてみた。
2018年12月6日(木) くもり小雨
一転寒い一日。
一日中小雨が降ったりしていて気温の低い日となる。23日の明王寺の冬至祭典に持っていく祓い幣を作る。
昨日セブンイレブンで「やみつきホルモン」を見つけ、5袋買ってきた。5月に京都へ行ったときに夜の酒を買いに行ったコンビニで偶然見つけ買ったのだが、その味と食感にはまった。まさに病み付きになる。ネットでさがしたが高そうで、コンビニに寄ると気にかけてみたが見つからなかった。焼酎の湯割りのお供にとてもあう。
2018年12月5日(水) 晴れ
こんなに温かくて、大丈夫なのでしょうか。いささか不安になります。
この後の年末年始、年明け以降の天候が大丈夫なんだろうかと不安になってくる。反動で大雪になったりとか?朝ドラを見た後から11時まで窓拭き掃除。庫裏と客殿北側の窓ガラスを拭く。今朝は昨日と一転、冷え込むようなことを言っていたのに、布団から出た4時過ぎもなんだかあったかい。Tシャツの上に作務衣を着る。掃除にはTシャツ1枚で十分だった。年賀状を印刷する。年賀状だけのやり取りなんかの人にはもうこの先会うこともないだろうし、元号も改まるというから、今年を最後に出すのを終りにしようかなとも考える。さっぱりと糸を引かないような関係の方が好きだ。あたたかいので、今日もご朱印を貰いに来た一人いる。千円も置いていってくれた。
2018年12月4日(火) 晴れ
ぽかぽかと法事。
雨宮家の法事が11時から。今日は雨が降るかもしれないといっていたが、予報のみで終わり暖かな陽気になった。11月から法事が続いている。来週の日曜が予定の最後になる。ちょっとは坊さんらしいことをして一年を締めくくれるかな。お墓参りの時にNobuko-Chanが、「方丈さん、サルが50匹ぐらい昨日、ユーコさんとこの上に出てきていてびっくりした」と興奮したようにしゃべった。昨日、うちの屋根にもはぐれ猿が音を立てて走ったが、まさか群れがまた近くに現れ始めているとは。わずか一年の穏やかな日々で終わってしまうか。群れがまた現れるようになると、憂鬱な時間が襲ってくる。
2018年12月2日(日) 晴れ
法事あり。
甲府の高松家の法事が10時からある。今日の10時はもう陽射しがあって外も暖かくなっていた。国立から長男夫婦が帰ってきて、甲府の施主、次男夫婦が来寺。高松家は八日市場に残っていた家を取り壊し更地に戻した。これもご主人の終活のひとつと言えるのかもしれない。「子供たちにあと厄介かけたくないからねぇ」と、墓地への坂道を上りながら話してくれた。皆それぞれに何かしらはじめていくんだなぁ。
2018年12月1日(土) 晴れ
師走に入ってもポカポカ陽気。
日中はほんとに温かい。西の山に陽が落ちるまであたたかい。あたたかい昼間に明日法事があるので頭を刈る。裸になって風呂の掃除を兼ねて頭を刈る。ポカポカ陽気に誘われてかどうか知らないが、御朱印の方二組ある。日付に平成三十年師走朔と書く。平成の師走も大晦日もこれが最後。昭和平成○○と、俺も年を取ったなぁと感じてしまうのか?
2018年11月30日(金) 晴れ
11月晦日。
11月が終わり明日から師走だ。何となく過ごしていたらまた今年も何となく一年が終わってしまいそう。拙寺では、今年1年葬儀とは無縁で終わりそう。檀家に葬儀が無いのはそれはそれでみな元気で長生きということだが、寺をやっていくにはこれは正直なところビミョー。東海師から欠礼状届く。お父さんの葬儀以来会っていない。どうしておられるか。午前中、孟宗竹を切ってきたり、香炉をきれいにしたりする。お昼を食べてから年金の受給請求の書類を郵便局から出す。帰ってきたら、池田さんが来ていて、30分ほど午後の風のない外でとりとめのない話をする。氏は執筆や介護で毎日忙しいようだが、たまにふらっと来てくれて父の墓などに参ってくれる。女房は落ち葉を掃き、今日は焼き芋をする。毎年焼き芋が行事になっていて、近所や友人に届けている。落ち葉を掃いて焼き芋するなんてきっと今の世の中じゃ、すごく贅沢なことなのかもしれない。
2018年11月28日(水) くもり
雨になってくるのかなぁ。
例月の護摩を焚く。上野原の若菜さん母子参座してくれる。寒くなってきたので、真夏の護摩のような汗もなくいい。今日は病院の定期受診をぶつけてしまっていたために少し早く始めて病院に行く。薬局で薬を貰ってちょうど1時間で帰ってくる。その後本堂の護摩壇の掃除、仏器洗いなどするも、到底全部はできないので適当なところで切り上げて夕のお勤め。夕べ山ア師から連絡があり娘が予約録画してくれた「ものほん 第2回〜ウワサの東北見聞録〜」を朝見る。絶対妥協を許さない受け継がれてきて受け継がれてゆくものの悠久の神秘のようなものがひしひしと伝わってきた番組。
2018年11月27日(火) 晴れ
猿が裏山で吠えた。
飯富からの買い物の帰り車庫に車を入れて降りると、長源寺の墓地の上の山の林の中から、争うような猿の吠え声が鋭く聞こえた。昨年12月に一網打尽にされた群れとは別に、はぐれが二匹居るらしいので、それがたまたま近くに来て威嚇し合っていたのかもしれない。猿のいない静かな一年だったので、また猿の群れがここに居つくようなことではかなわないなと思っている。
コメリに延長コードを買いに行った際に、桜の苗が450円に値下がりしていたので4本買ってきた。今年は初めてだが、こんな風に値引きされたのを見ると懐具合と相談して桜の苗を何本も買っては植えてきた。だいぶ大きく成長してきたのも何本かはある。無理をせずにできる範囲で寺を護って景観も良くしていこうとは思っている。
新潟の山ア師から立派な一升瓶の酒が送られてきた。まだ12月には数日ある。年末までこの酒を飲むのを待てるだろうか。
2018年11月26日(月) 晴れ
ままにならないこと。
元々寺の所有である土地が個人名義になっているのが何筆かある。それを寺名義に変更してすっきりとしたいと考えている。ネットで「土地の所有権移転登記」を調べて、つくった書類を法務局に持っていったら見事跳ね返された。まあこちらも、素人がやることだから簡単にはいかないだろうと思っていたのだが、法務局へ提出する以前にしなければいけないものがあった。畑などの名義の土地は譲渡するにしても、町の農業委員会にかけて審査してもらわないといけないとのこと。役場の産業課の農業委員会窓口に相談に行くと、なかなかこれがどうにもめんどくさく、ちょっと簡単には審査が通りそうでないことが指摘された。細かなことは省くが、こちらが「元々寺のものだから、返したいだけのことなのだ」という理由では通らないらしいのだ。こんな面倒なことが立ち塞がるのなら、「えーい、このまま永遠に勝手にしろ」みたいな気持になった。まあもうちょっといろいろ勉強してみるつもり。
2018年11月25日(日) 晴れ
法事あり。
大坂の高槻の佐田家の法事。愛知に住む二男家族が名代で来寺。亡き母親の兄弟が千葉から来てくれる。千葉の皆さんは下部ホテルに泊まったとのこと。今日も天気が良くなった。11時前から法事をして墓参。終わって客殿で昼食をとっていく。ほとんどお会いすることもなく、遠いので僕もたとえば盆のお経に行くということもないし、一度も訪ねたことはない。お父さんも90になったという、足が悪くなり、視野も狭くなってきているというが、週一度ほどヘルパーに来てもらって買い物や家の掃除をしてもらっているが気丈だとのこと。今後のことなども少し話す。帰り際に、本堂を案内して不動明王を開帳する。旅客機の機長をしている彼は、人命の尊さをよくよく心得た好人物である。いい法事だった。
大相撲九州場所千秋楽、優勝は大活躍した貴景勝。13勝2敗は立派な成績。3横綱1大関が不在の場所、残った大関2人もとても褒められた成績は残せず、関脇の御嶽海に至ってはまさかの負け越し。みな新年に出直しだ。大関含め上位と初めて取り組みのあった竜電は負け越したものの、6勝9敗という来場所につながる成績で終える。明日から夕方が寂しくなる。
2018年11月24日(土) 晴れ
門札作り終える。
ひとつずつ年末年始のことを片付けていく。いつ何が起こるかわからないので、できることは早め早めに済ませておこうというのがA型のどうにも仕方のない性格のようだ。ゆとりのないいやらしい性格だ。62になっても何ら変わることはない。春から夏、秋と庫裏の襖を全部外しておいたが、寒くなってきたので入れる。一番大きな4枚は外したままにしておく。午前中納戸のあたりの片づけをする。午後2時過ぎ上求寺の貴永、甥っ子を伴って来寺する。リンゴなどお土産いっぱい。年が明けると先代住職のおじさんの七回忌になる。年明け前に家族だけで法事をするというので、急いで塔婆を書き、あげてくれるよう頼む。昨日つくった散杖も持っていってもらう。まだこれから内船寺にも行くといって後にする。
2018年11月23日(金) 晴れ
法事あり。
八王子の佐田家の七回忌の法事が10時からある。朝は冷えたが、10時位から陽が射してきて墓参の時間にはあたたかくなった。寺で分かっている佐田家の由来など少しお話しする。奥さんのご兄弟が福井から来てくれた。夕べは下部ホテルに泊まったとのこと。散杖を作る。畑に行って道端に腰を下ろし、いつものように竹割り用の小振りの鉈で皮を削いで、仕上げはスポンジ状のやすりで磨いて作る。いいのができた。大相撲。怪我で幕内から三段目まで落ちてしまった宇良関。復帰後二場所目の今日、6勝同士の取り組みがあり見事七連勝して優勝する。来場所は幕下30枚辺りの位置になるという。早く関取復帰をしてほしい力士だ。
今朝メールを見ると北海道へ新天地を求めて2年前に旅立ったT君からのものだった。訳あって北海道を離れ再び京都にいるとのこと。詳しいことはわからないが、師走にうちにも来てみたいとのこと。どんな話が聞けることやら。
2018年11月22日(木) 晴れ
梅の枝。
若い梅の枝が冬日に照らされて伸びてきている。新年用の散杖にする梅の枝を何本かとった。なかなかまっすぐに伸びた素性の良い枝を見つけることができない。またなかなかまっすぐに伸びているってのはないのだ。加工品ではなく自然の賜物だから、幾分曲がったりしていても仕方がないし、十分にこれでいける。いつも余計に採りすぎて、結局使わないで終わってしまうので、今年は自分用と、いつも差し上げているお寺さん用くらいにしておいた。今日は採ってきただけで、皮削りは明日以降。新しい散杖を作るとまた気持ちが改まる。いいもんだ。今日も気になる箇所の敷石の補修。午後3時を過ぎて少し陽が出たので、ここぞとばかりに頭を刈る。
2018年11月21日(水) 晴れ
竜電踏ん張る。
7敗の瀬戸際の竜電、今日は朝乃山に何とか勝って4勝目をあげ負け越しは免れた。負け越すとしてもあまり番付を落とさないためには、せめてもう一つか二つは勝っておきたいところ。午前中、丸井紙店に木札と破魔矢を受取りに行く。役場によって年金請求に必要な戸籍などの書類を取る。63になってからだと思っていたが、62からもらえるらしい。共済組合から事前に書類が届いたので、誕生日が過ぎたら申請する。明日62歳になる。裏山に行き畑に入れる腐葉土を二回ほど運ぶ。
2018年11月20日(火) 晴れ
ほんとに寒くなってきた。
どんよりとした思い空の日が続いて、気温も上がらないし、ほんとに寒くなってきた。長袖のシャツ1枚に作務衣だからかもしれないが、今日は一日寒く感じて。明日はもう1枚重ねることにしよう。
大相撲、竜電昨日は御嶽海に勝ったが、今日は貴ノ岩に敗れ7敗目。納めの九州場所を見ていてなんとなくそういうふうに思えるのだが、懸賞の数が少ないように思う。国技館の東京なら、終盤は少なくとも10本くらいは土俵を回るし、優勝に絡むような大関横綱戦なんかだと、呼び出しさんたちが二度も三度も懸賞の垂れ幕を持って土俵を周るなんて光景もあるが、今場所は横綱不在で盛り上がりに欠け懸賞の数も少ないのかもしれないが。で、こんなことを詮索するのはいけないかもしれないが、白鵬も鶴竜もこんな九州場所を見越して、「賞金稼ぎができない場所だから無理して出る必要もない、じっくり休養にあてよう」くらいに割り切って考えていたんじゃないか。白鵬が勝った後に懸賞の分厚い束を受け取って、これ見よがしに、どうだと言わんばかりに懸賞を持った腕を客席に振ってみせるあの礼節に欠ける姿を想像すると、どうもそんなふうに思えてきちゃうんだな。
2018年11月19日(月) くもり
80人の参拝がある。
今年一番の来山者だな、というかここ数年で一番だったかも。県の連合婦人会の研修会ということなのだろうか、とにかくこの方たちの参拝があった。御朱印も10数まい。不動明王の版画をパウチしたのや根付などもいくらか売れたようだ。やはり女性はお買い物が好き。本尊をお開帳して説明する。熱心に質問してくる方もいた。朝から本堂の掃除をしたり、長い簀子を出したりと準備をした甲斐があった。教育委員会の深沢さんも80人は今年一番の民俗資料館入館者だったのではないだろうか。曇り日で薄寒い日だったが、雨は降らずによかった。
2018年11月17日(土) 晴れ
1分59秒。
竜電が大関安に勝った。1分59秒の長い相撲になったが、最後まで体勢を低くして安を棒立ちにさせて相撲を取らせなかった。大波乱の納めの場所になっている。今日貴景勝が負けて、全勝力士がいなくなった。竜電は多分勝ち越せないと思うが、この場所はいい勉強の場所になっている。寄せては返す波のように勝ったり負けたりを繰り返し、やがては大きな岩をも砕く大波となって三役力士になれるに違いない、と信じたい。
2018年11月16日(金) 晴れ
秋の日は釣瓶落とし。
ホントに暗くなるのが早い。お昼ご飯を食べてちょっとボーっとしているともう薄暗くなってきてしまう。午前中、庫裏から鐘楼に向かう敷き石のいくつかが沈んできているので、鶴嘴やシャベルで石を起こして底に小さな石を置いたりして敷きなおした。土や細かな意思が下の隙間を埋めてくれるよう、細い鉄の棒で突いたり水を沁みこませたりする。雨が降ったりすればやがて落ち着いてくるだろう。昨日の続きで檀家に配る門札なども少しずつ作りはじめる。朝夕寒い。竜電、初の大関挑戦も全く歯が立たずに負け。まあこれが大事で、これの繰り返しでけいこを積む力士は強くなっていくのだ。
2018年11月15日(木) 晴れ
稀勢の里休場。
引退かなと思っていたが、夕方相撲を見ると、なんと今日から休場とのこと。この人だけこんなに許されていいのだろうか。長らくお待たせしましたの日本人横綱だからなのか。もう年齢的にもこれ以上は強くなれないだろう。年明けの初場所でまたみっともない相撲だったら、寿ぎの1月が台無しになってしまう。昨日も考えたが、横綱が引退するきっかけになるのは、自分がもう力が出なくなり、明らかに下位力士に追いつかれてきているというようなことを悟った時で、千代の富士は初日に勢いのある貴花田に負け、3日目に貴闘力に敗れて、「体力の限界」「気力の衰え」を語って引退した。稀勢の里は横綱になって里は横綱になってすぐに大怪我をし、横綱になってから何も結果を残していない。横綱としての実績が何もないんだな。ここが彼をして、もう少しなんとかなるまで頑張らせて欲しいと現役に固執することの最大の理由なのじゃないかな。うーんなんとも難しいな。
今朝は冷え込んだ。夕方も冷たい風が吹き始め、いよいよ秋から冬だなぁと感じる。女房は毎日落ち葉を掃いている。僕は正月用のしめを切ったり、御札づくりも始める。
2018年11月13日(火) くもり
どうする稀勢の里。
今日も負け初日から3連敗。どちらが横綱かと問いたくなるようなバタバタしてどっしり感のない取り口。最後は投げられてしまうのだからどうにも情けない。本人が一番つらいのだろうが、内容が悪すぎる。3連敗は休場というような甘いものではなく、横綱自信が進退を判断しなければならない事態だと思う。竜電今日も負け。
午後、畑のピーマンとシシトウを別の場所に植え替えて耕起する。どんよりとした一日で、午後4時過ぎにはもう薄暗い。寂しさが沁みてくる時季だ。
2018年11月12日(月) 晴れ
竜電白星。
今場所は前頭三枚目まで番付を上げたので、ちょっと厳しい位置だが、ここを乗り切っていかないとこの上の小結などの位置は見えてこない。勝ったり負けたりを繰り返しながら乗り越えていかなければならない。昨日の初日負け、今日初白星。さあここからだ。午前中、護寺会の年末の通知づくりをする。

2018年11月11日(日) 晴れ
開眼供養あり。
遠藤家の墓地の開眼が10時からある。後山も最後に2軒だけ残っていたが、2014年2月の豪雪の時にそれぞれ住んでいた人が子供の住むところへ行ってから、そのままもう家に戻れずに後山から家の営みが消えることになった。住まなくなると、山奥のぽつんとある家が荒らされたりもする。2軒とも墓地も寺墓地に移転した。最後の遠藤家の移転墓地の開眼供養をした。立派なお墓ができあがり、4人兄弟の一番下で次男のT君が墓を継いでくれることになった。変わらずにあることなんてできないのかもしれないし、変わっていくことは生きていかなきゃならないってことの決意なのかもしれない。今年最後の大相撲始まる。静かな秋の夕暮れが迫ってきた。
2018年11月10日(土) 晴れ
今日も暑くなる。
朝は曇っていてなかなか陽が射さなかったが、昼前から予報どおりに好天気になり暑い一日になった。柿のもぎ納めをした。今年はよく柿を食った。今朝ももぐときに落下したのを洗ってかじりついたが、晩秋の朝の冷え込みをよく吸っているような甘い味がした。昼飯を食った後に頭を刈る。明日墓地の開眼供養があるので、墓地参道と溝の落ち葉を掃いて畑に入れた。さっき夕のお勤めをしてきたが、眺めるともう坂道には落ち葉がだいぶ降っていた。この時季いよいよ落ち葉掃きが仕事になってくる。境内も紅葉が少しずつ進んでいる。水蓮鉢に入っていたメダカも一番大きな瓶に全部移す。寒くなってきたので、数も少しずつ減ってきているようだ。さて春まで厳しい冬を越えられるのは何匹くらいになるだろう。
2018年11月9日(金)
今日も面白いニュースがあった。
朝5時半前に獣避け柵の扉を開けに行くときに傘をさした。帰ってくるときにはやんでいた。9時ころからまた雨が降り始め、夕方までけっこう一生懸命な雨が降った。ということで一日寒く過ごした。「サルが“ストライキ”」というYahooニュースが目に飛び込んできた。こういうのには関心大だ。大分の高崎山自然動物園でのことだが、猿の頭数を抑制しようと餌の量を減らしてきたことに不満を募らせてサルたちが山に引きこもってしまい、餌場に姿を見せなくなったという。このずる賢く頭のいい猿たちならではの抵抗なのだろう。今年ももう残すところわずかになってきたが、僕の住むところでは、この一年猿が出没しなくなって本当にいい年になった。ストライキではなく、駆除してしまったからなのだが、この状況がいつまでも続いてくれたらいいと思っている。本堂の回廊に遊んで小便やウンコをしていくのを忌々しく思いつつ掃除をしてきた。イノシシ、シカの害はあったが、猿に比べたらというところだ。棲み分けられているというのが一番いい関係なんだから。
2018年11月8日(木) 晴れ
なんて暖かい一日。
ここ3日ほど朝3時半や3時過ぎに起きてしまっていた。起きて映画など見るのだが、字幕をしっかりと終えるほどまだ脳が活性化されておらず、知らず知らず寝てしまっていたりする。どうもこれが僕の「ヤバイ」である。ほんで今朝は夢を見ていたこともあるようだが、5時過ぎまでしっかりと眠りの中に居て気が付いたら5時10分。おっそうだと思い直して起きて着替えて顔を洗い、今日と明日当番になっている、集落の獣除け柵の扉を開けに行く。外はまだ暗い。
11月に入っても暖かい日にはほんとに半袖で日中は十分過ごせる。昨日が暦の上では「立冬」だったが、今日はとても暖かい一日。台風の風で花桃の木が傾いてしまっていたので、杭を打って縄で縛って起こす。11時の鐘を撞いてから女房と甲府へ出かける。祭典の幟を立てる時に使うボルトを買う。経年で曲がってしまっていた。ついでに細縄も購入。スシローで昼飯にする。優待券を12月までに使ってしまわなければいけないので、「カニ祭り」期間中というのを先日テレビで見たので行ってきた。とても昼どき混んでいましたが、なんとか座れカニもマグロも美味しくいただきました。住まいの近くにはこんな店がないので、こういう日は寿司以上に僕も新鮮な気分になってくる。行藏院のご住職に香典を立て替えてもらったのをお返しに行く。大変に日当たりの良いお部屋で、ほのぼのとあたたかいご住職と奥様にお茶をご馳走になって帰ってくる。なんてあたたかな一日。
2018年11月7日(水) くもり
余り天気よくならず。
9時から地籍調査の立ち合い。今日の対象はお寺と僕自身の名義の土地だけで他は居ず。10時半ごろに終了する。雨はなかったが陽が出ずにどんよりとした暗い秋の日。寺に戻っていると訪問者があり外に出ると、エホバの証人の布教活動に歩いている元職場の同僚のYさんだった。一年に一度くらいこっちに来ると寄ってくれるのだが、こちらからは何も話すことが無く、腹の中では「よく訪ねてくるなぁ」ぐらいにしか思えないのが正直なところだ。まあとくに僕に対して彼らの教えを説いていくということはないのだが、時には冊子など置いていくのも、いささか迷惑な話ではある。僕自身は絶対にエホバの証人に入信することはない。そういえば、中米のグアテマラで、エホバの証人の宣教活動をしている女性が殺されるという事件が報道されたばかりだ。朝台所に行くと、先週と今週2回ナメクジが板の間に居るのを見つけた。どこからスリスリと体をくねらせながら入ってくるのか見当もつかんがとにかく居た。ティッシュに包んで捻ってゴミ箱に捨てる。さっきYahooニュースを見ていたら、オーストラリアのことだが、8年前にふざけてナメクジを食べた20代の男性が、ナメクジの寄生虫によって発症し闘病の末死亡したとのこと。生きたままを呑み込まずに加熱したらなんともなかったのかもしれないと、勝手に想像した。
2018年11月6日(火)
雨。
朝から雨で、冷え込みは昨日ほどではなかったけれど、一日中寒い。地積調査の現地確認も行われていて、今日調査のあった人ったちはカッパを着ていたりして大変だったろう。僕のところは明日が調査日で、あすは天気が好転となるようなのでホッとしている。そろそろ年末年始のことの準備を始めようと、檀家への通知のことなど始める。
2018年11月5日(月) 晴れ
畑。
オクラの苗を引っこ抜いて片付け、シャベルで耕起し、最後に管理機で平らにならす。シシトウとピーマンはまだ少し採れそうなので残した。生ごみのコンパスとも新しい場所に二つ移転する。気持ちのいい汗をかいた。
2018年11月2日(金) 晴れ
本山も大変な目に遭われていた。
本山の機関誌「神変」の9.10月合併号が送られてきた。9月4日関西地方を襲った台風21号で伽藍の諸堂に大きな損壊があったことが、巻頭から続く被害状況を知らせる写真で知ることになった。誌に挟み込まれていた「地震・風水害等の被害状況報告のお願い」も読んだが、うちの寺の瓦が何枚か剥がれたことなど報告するに値しないように思えてしまった。倒木も著しい様子で、上醍醐にも大きな被害があったようだ。これを書いている今もYahooには、「11月2日16時54分ごろ地震がありました 観測地域:和歌山県北部など 震度:4」と発表されている。今年はこの自然の猛威が特に激しく恐ろしく感じられた。朝、甲府のT工房から電話がある。もう腕輪などの件も縁が切れてしまったかなと思いはじめていたので、新年の新商品の発注が云々というお話で、本当にありがたい事であった。年末に向け少し上向いてきたのだろうか。気分がよくなったので、女房と飯富の「麺や響」でラーメンを食べてきた。
2018年11月1日(木) 晴れ
葬儀助法に行く。
行藏院の葬儀が正午からあり甲府の葬祭ホールへ手伝いに行く。行き帰りの1時間ずつ外の景色を眺めながらjazzを聞いたり、Beatlesのアルバムをかけたりした。ポール・マッカートニーが久々に来日公演をいま行っているという。朝のニュースは昨日のハロウィーンの騒動を伝えるもので、いつからこんなばか騒ぎを始めたのだと、僕はこういう群衆は到底理解することができない。父の命日である。朝5時過ぎに外に出て見上げると、西の稜線に沈んでいくだろうオリオン座がくっきりと見えた。今朝はまた昨日よりも冷えていた。これからもっともっと朝がつらくなる。朝食後に墓参する。午後永理子、内船寺のお母さんを伴って墓参してくれる。お土産もたくさんいただいた。

2018年10月31日(水) 晴れ
草刈り関係の作業も今年は終わり。

2台の刈払機から燃料を抜いて終りにする。民俗資料館前と参道境内の気になる箇所に除草剤を散布する。柿をもぐ。本堂北側の風鐸が風で飛ばされて落ちているのを見つけ、竹竿でもって軒の風鐸のフックに戻す。今年も良く草刈りをしました。ここに住んでいる限り、草刈りは終わらない旅のようなものだ。除草剤を撒き終わった後はなんとなく気持ちが悪いので、今日は頭を刈ってシャワーを浴びる。午前中で作業終了。10月今日で終わり。

2018年10月29日(月) 晴れ
柿をもぐ。

柿が豊作だが、あまり取らなくて樹上でだいぶ熟してしまっている。今朝2度目の柿もぎをした。竹竿で子供のころ見た父のしぐさを思い出しながらもぐ。あまりとっても食べきらないので5個ほどとり、落下してしまったのを一つ洗ってかぶりつく。甘くて美味。食った後はそのまま畑に放り込む。自由な生活のような感じが湧いてくる。今日も昼間は暖かくなる。女房は旅行帰りの洗濯を大量にする。行藏院ご住職から葬儀の情報を頼まれる。年の瀬が迫ってきてから「いいじゃん、いいじゃん」の様相。

2018年10月28日(日) 晴れ
ツワブキ。

この花の黄も、毎年待ち焦がれる色と姿だ。しっとりと朝露の中に楚々としてある。気高く清いそのものという姿。朝の冷え込みは少しずつ厳しくなるが、負けずにある秋の紅葉も美しい。
旅行から女房と娘帰ってくる。午後から例月の不動護摩。上野原の若菜さん親子。28日と日曜が重なったので、毎月最後の日曜に来てくれる佐藤さん一家も護摩には少し遅れたが、炉の残り火の中に願いを込めた護摩木を入れ祈っていただくことができた。掃除をしている夕方には櫛形から3か月の娘を連れたご夫妻がお参りに来てくれた。

2018年10月27日(土) 晴れ
法事あり。

朝方雨が残ったが、9時過ぎには雨が上がりいい天気になる。午後はとても暑いと感じるような一日。10時から佐田家の法事。昼過ぎに宮木のWくんが軽トラに枝豆を乗っけて届けてくれた。自分で豆を取れとのことで、30分ほどかけてザルに豆を取る。内船寺にこの曙大豆を届けた。帰りには里芋をもらってくる。明日の護摩の準備をする。

2018年10月26日(金) 晴れ
秋一夜。

午後5時から甲府の「木の風(コノカゼ)」という居酒屋で行藏院、玄法院ご住職と夜会をする。なかなか予約の取れない店ということだったが、僕ら自由人は午後5時からでももっと早くからでも飲める。5時にはほかの客はいず、この時間なら店もありがたいお客の部類に入るのではないか。ただ、今の主流から若干逸れたような感じる、タバコOKですの灰皿が置いてあり、これって客に支持されるのだろうかと思う。酒2合も猪口に3回注ぐと空になってしまい、酒好きの僕らには頻繁に追加注文をしなければならずちょっと厳しかった。流石に午後7時頃から店内が埋まるようになってきて人気店ぶりがわかった。人が増えてきたところで僕らはコース最後のご飯とデザートをいただいてお開き。もう今年はおふたり
と会うことはないかもしれない。楽しい秋の一夜だった。

2018年10月25日(木) 晴れ
無題。

午前中、ミニトマトとナスの株をシャベルで堀って引き抜いて片付ける。今年はサルが来なかったので十分に食卓用に重宝した。11時前に、甲府の佐田さんとそのお姉さん家族墓参に訪れる。遠藤家の墓地移転工事終る。立派な墓地が建立された。石材屋より湯葉をいただく。一人でいて食べきれないので、夕方秋山さんに枝豆のお礼として食べてもらうことにした。枝豆も湯葉も大豆。

2018年10月24日(水) 晴れ
昼間暑くなる。

朝晩と昼の寒暖差がだいぶある。今日の午後は半袖でも十分だった。朝食後に、夏のサンダルを片付けて冬のサンダルを出した。家の中で楊枝をしていると庫裏の板の間に枝豆と大根葉が置かれていた。たぶん檀家のAさんである。枝豆もたくさん入っている。一人なのでどうしようかと考え、従姉に電話して昼過ぎにエルクへ届けた。お寺の柿も5個入れて持っていった。甲府へ出かけたのも久しぶりで、帰りにブックオフへ寄った。winkのCDがあったら買おうかと思って捜したが1枚もなかった。JAZZコーナーでMarc Cary/Cary Onを見つけ、これは掘り出しと買ってきた。

2018年10月23日(火) 晴れ
母娘は旅行に行く。

日曜まで留守居である。それでもこれをいい機会と金曜には、甲府のお仲間と飲みに行く予定でいる。静かにあっという間に一日過ぎる。

2018年10月22日(月) 晴れ
葬儀助法に行く。

今朝は9時から地籍調査の立ち合いがあった。今日の該当箇所は1筆だけで寺から少し離れている場所にあったため、正午からの不動寺の葬儀に行くため一番先に立ち会い確認をさせてもらった。来月に入ると寺の境内地の立ち合いがある。寒くなってきて朝が冷え込んでいる。昨日から朝台所は1時間ほど暖房を入れはじめた。11時少し前に出かけた。昼間はあたたかい日になった。今日の方はまだ66歳という年齢で、20代から透析をずっと週3回ほど続けてきたという方だった。遺影は残された奥さんと3姉妹が選んだのであろう少し横向きの笑顔いっぱいの写真だった。庫裏と客殿も冬対応に衣替えして絨毯を敷いたりホットカーペットを出したりした。

2018年10月20日(土) 晴れ
葬儀の助法に行く。

ほんっとに久しぶりに葬儀の助法に行く。2月に行藏院の葬儀のお手伝いに行った以来。七条の袈裟を着けるのにちょっと手間取ってしまった。葬式坊主ではない。祈祷の坊主とも言い難い。「YOUは何坊主?」と問われかねない。去年不動寺の葬儀が例年より多くあったが今年になって僕が呼ばれることが無かったので、今日のはありがたかったのだが、なんと!また不動寺に葬儀があり、明後日もお声をかけていただくことができた。続くので、不思議なもんである。足を向けて寝られん。うちの檀家はみなさん元気で長生きということである。帰ってきて、Eテレこころの時代〜宗教・人生〜「“個”として生きる」を見る。今年1月に57歳でがんで亡くなった、ECDというラッパーの生き方を紹介するものだった。僕はラップという音楽になじめなくて今もって苦手なのだが、ミュージックマガジンとかで読んでこのミュージシャンの名前くらいは知っていた。ECDという名前。この人本名が石田義則さんという。それできっと「ECD」「イーシーディー」「いーしーだー」からきているんだろうなと想像した。心残りがあるような若い年齢で亡くなるということの悲しみは十分に感じられた。

2018年10月19日(金) くもり時々雨
ジュリー。

ジュリーが昨日のさいたまスーパーアリーナ公演を開催直前に中止した理由が今日明らかになった。収容人数に対し、観客数が少ないというのが気に入らなかったらしい。歌手としてのプライドが許さなかったのかもしれないが、公演を楽しみにしていた人たちにはあまりにも無責任極まりない行為だ。僕はジュリーが大好きだ。いまあまりカラオケをすることはないが、7月の醍醐夏の陣では久々に「勝手にしやがれ」を歌った。ジュリー!勝手にしやがれ!ってファンもいるかもしれないが、この責任は何としてもとってもらわなきゃならない。70歳になってここ数年の彼の体型は、十分に往年のプレスリーと重なる。プレスリーの食うドーナツには穴が開いていなかったらしい。ミックやキースを見てごらん。あれがプロってもんだろう。大好きだけど、そういう基本的な姿勢が維持できないのならもう潔くステージ活動からは引退した方がいい。七七日の修行の旅に出ている希林さんが知ったら「そんなジュリーは好きじゃない」とはっきり言うかもしれない。

2018年10月18日(木) 晴れくもり
ケータイ電話。

女房のKタイが、もう何ヶ月も前から深夜零時に10数回のアラームを鳴らすという怪現象が続いている。電源を落としても何故か鳴るというのはまさに“怪現象”である。操作に詳しくはないので、アラームの設定などはしていないので、近くのdocomo
shopでも、あまり親身に取り合ってくれなかったらしい。旅行に行く予定があるので新しいのに買い換えようかと考えていた。件のshopでは、今、5万円くらいかかると言われたそうだ。まあでもこれが仕方がない。娘が休みの日に甲府方面に出かけてdocomoに寄ったら、契約内容を調べてくれ、「ケータイ保証サービス」に入っているので、5000円ほどで新しいのと交換できるという事を聞いてきた。帰ってきて、契約者名が僕になっているので問合わせて症状を話し、無事交換できることになった。ポイントを使って1000円程度の負担で済んだ。こりゃいいじゃないかと、昨日僕も自分のKタイを交換してもらうことになって今日もう届き、新しい電話が使えている。リフレッシュケータイとでもいおうか。スマホに買い換
えるのが本筋なんだろうが、僕は女房よりKタイを使わない。Kタイに依存しない生活が成り立っている。先日貴永さんにメールしたら、翌々日返事が返ってきて、「最近はLINEでのやり取りが多いので、メールを見なくなっている」ということだった。なるほだなぁと思うし、こりゃ困ったもんだとも。でも、僕はこれで十分。I am enough。

2018年10月17日(水) 晴れくもり
いやぁ、こんな日も来るんだなぁ。

午前中日差しがあった。昨日洗った網戸を外に出して乾かし、土蔵と客殿の北川廊下奥にしまう。午後はまた陽がかげり、雨さえ落なかったがどんよりとする。映画を見る。昼時に不動寺から電話あり、土曜日の葬儀の助法を頼まれる。今年不動寺からは初めて。うちには年初から葬儀はない。ありがたい電話だった。そういえば昨日の夕飯どきに、女房が「去年不動寺の葬儀を頼まれたとき枝豆を持っていったね」といい、僕はあまりはっきりと覚えていなかったが、ゲスな言い方かもしれないが読み水になったのかもしれない。何はともあれ一息つけるようなありがたい電話であった。

2018年10月16日(火) くもり
網戸を洗う。

4月の中旬に入れた網戸を外して洗う。ちょうど6か月網戸を入れていたことになる。ここ何年も網戸を入れるのは早い。それだけ暑くなってきたということだ。天気は昨日に引き続きどんよりとしていたが、午後から薄い陽射しを見上げながら、高速洗浄機で水を吹きかけて外で洗った。完全に乾ききらないので客殿の廊下に立て掛けた。

2018年10月15日(月) くもり時々雨
いよいよ寒くなってきた。

朝がなんと言っても冷えてきた。靴下をはきはじめた。夏の作務衣から3シーズン用の作務衣に替えた。まあその日の天気によってもかなり違うのだろうが、自分一人のことなら、今月いっぱいは夏物の衣や改良服ですまそうとは思っている。昨日、枝豆の客用に民俗資料館の便所を開放したので、客が来たついでに玄関フロアに掃除機をかけトイレの掃除をした。遠藤家墓地にもう今朝から石屋さん入ってくれた。富士山も雪化粧とのことだ。

2018年10月14日(日) くもり時々晴れ
八幡神社祭典

秋野八幡さんのお祭り。明け方雨が強く降っていた。夜が明けるころには雨がやむとは分かっていてもちょっと気になるような降り方だった。客殿で理趣経のお勤めをし、朝食の後本堂で短いお勤めとした。娘は今日出勤。午前9時過ぎ後山に向かう。途中伊沼の農協の前にクルマがたくさん停まり、開店前の入り口の前に人が並んでいるのを見る。「あけぼの大豆」の幟も立っていないのに、朝早くから大勢の人が並んでいる。後山の遠藤家墓地で、墓地移転の墓じまいの供養をする。道は先日の台風でだいぶ荒れていた。これでもう、人が住まなくなる後山の道は行政も取り合ってくれなくなる。終えて寺墓地で、墓の地取りの作法をして、無事にここに墓地移転と建立がなることの安全を祈願する。夜明けの雨は止んでいたが、天候はいまいちで、時々細い雨が落ちてきたりする。昨日の続きで、佐野、望月主催の枝豆収穫体験は今日も大変に盛況。多くの客が押し寄せる。台風や、気象や動物の食害などの影響で、きょう開催予定地区が実施できないところが出て、今日もここに多くの人が押し寄せた。午後から地区のふれあい運動会。久しぶりに区民大勢参加して楽しむ。懇親会では食べ物を持ち寄り酒を飲みながらいっときを過ごす。午後からはだいぶ天候も回復してよい八幡神社の秋の祭典となる。

2018年10月13日(土) くもり
枝豆。

2年前から集落の二人の方があけぼの大豆の枝豆を栽培していて、曙大豆を普及するために町が主催している枝豆の収穫体験を今日と明日開いている。午前10時からだが30分ほど前から続々と寺の駐車場に入ってくる。この間駐車場として提供している。なんと駐車場が足りなくなって、雨ではないので急きょ畑も解放した。午後3時の終わりまで終日車がいっぱいであった。今年は9月の長雨がたたって、例年より作柄は落ちるようであるが、枝豆取りに家族でやってくる人たちは楽しみに待っているのである。大勢の人が楽しんでいったに違いない。御朱印を下さいという方も一人おられた。久成の秋山家の枝豆を午後3時に貰いにゆき親戚、知人に送った。

2018年10月12日(金) くもり
涼しかったり、気温上がってみたり。

秋の天気は定まらない。昨日の夕方送った枝豆がもう今朝9時前には先方に届いた。荷物の流れがパソコンで確認できるシステムはありがたい。今年のあけぼの大豆も昨日貰って食べたが美味い。これも定着した秋の味覚だ。午後足場屋来て客殿裏の足場を片付けていってくれる。

2018年10月11日(木) くもり
木喰展に行く。

木喰生誕300年を記念して、生誕の地である身延町が開催中の木喰展に行ってきた。7月14日に始まり今月21日までであり今日行ってきた。先日新聞には入館者1万人目に記念品が贈られた記事が載っていた。町の美術館の開館20周年記念とのことだが、特別展の入館者が1万人を超えたのは初めてのこととあった。さすがに今日も館内は結構混んでいた。秋の観光客などもあるのだと思う。

2018年10月10日(水) 晴れ
皮膚科受診。

イエダニでもいるのか。ここ一か月ほど足のあちこちに湿疹が出て痒い。痒いので、寝ているとき知らず知らずに掻いている。それでまた広がる。身をよじるような痒さでもないのだが、どうも放っておいても治らないようなので今朝皮膚科に行って診てもらった。医者は、「こりゃ、虫だねぇ」という。暑い夏の間、パジャマのズボンをはかずにパンツ一丁だけで寝ているので、足はむき出しのままだ。「女房が、注射打ってもらって薬飲めばすぐ治るよって言われたので来た」というと、「注射はしません、人によっては体に合わない方がいて重篤に陥ることもある」とのことで、チューブの塗り薬を2本いただいて帰ってきた。4年前の11月に、ウルシにかぶれてかかって以来の皮膚科だった。読書。

2018年10月7日(日) 晴れ
夏の暑さだ。

朝8時から地区内の環境美化活動。3組は水路の泥あげと、この間の台風で八幡神社沿いの町道に大量に杉の葉が落ちたのでそれを片付ける。その後、有害獣除けの草刈りがあったが、僕は10時から佐々木家の法事のために1時間ほどで終わらせてもらった。お母さんは入院中ということで、3姉妹とその配偶者子供など8名が来寺。夏のような暑い日になる。昼時から午後にかけて、台所に冷房を入れた。10月になっても暑い日は暑い。御朱印の夫婦一組あり。昨日は朝早く、奈良から前もって連絡してきた男性の参拝もあり。

2018年10月6日(土) くもり晴れ
屋根瓦修復なる。

朝方少し雨が降っていたので心配したが、気温も上がり秋晴れの一日になった。午後屋根屋も来てくれて、30分ほどで完了。これで雨漏りを心配せずに済む。正午からのY君のお父さんの葬儀に行く。暑くて冷房24度で入れる。帰ってきて裏山に行く。気の倒れているのは特に確認できなかった。来年の柴燈護摩用の小木にする木を採ってきて36本作る。いい風が吹いて秋だなぁという空が広がっている。

2018年10月5日(金) くもり時々晴れ
文化財巡視。

今日は雨は無し。曇りで時々陽が射したり。朝早くに足早さん来てくれて1時間ほどで庫裏北側に足場組んでくれる。これで明日屋根なおる。天気も安定していそうなので、担当する地域の町指定文化財(建造物・樹木・石碑)の巡視に行く。宮木の寺の宝篋印塔を初めに見に行く。境内にあるので、庫裏を訪ね名乗って奥さんに案内していただく。終えて、お茶をいただく。ご住職とも初対面ではあったが、お話しながらお互いの寺のこと等交換する。台風でやはり、携帯の樹木が折れたりあったという。久成の大ザクラは大きな張り出した枝が2本折れていた。午後4時前に帰ってきて、巡視結果をまとめてから教育委員会の担当にメールする。久しぶりに町内を歩いた。役場を辞めて以来のところもあり、ちょっと懐かしく、こんな日も
いいなぁと感じた。

2018年10月4日(木) くもり小雨
倒木被害を見つけた。

朝ドラ見てから外に出て、本堂の周りの枯れ枝などの片づけをはじめる。過ぎにしょぼしょぼと雨が降りだすも、そのまま午前中いっぱい外の仕事をする。枯れ枝を燃し始める。雨が降っているのでちょうど良い。回廊は昨日夕方お勤めの後に掃除を済ませた。本堂左側に庚申の祠があるのだが、すぐ後ろの山側の枯れ木が根元から倒れていて、なんと!祠の屋根に30センチほど当たって瓦を割ってしまっていた。直径20センチくらいの木だったので不幸中の幸いというか、これがそっくり被さっていたら祠はきっとつぶされていた。見よう見まねで修理してみようかとも思っている。

2018年10月3日(水) 晴れ
話しトントンと進んでくれる。

お昼過ぎにMI君から連絡はいる。足場屋が金曜に来てくれて、土曜に屋根屋さんが修繕に入ってくれるとのこと。こんなにトントンと進んでくれて上手い具合にレールに乗っかったなぁという気持ち。ありがたい。25号の台風の影響もいまの予想ではここらはあまり大したことない様子。明日明後日が曇り時々弱い雨程度で、土曜には晴れマークになっている。午前中墓地参道の掃除の続きをする。午後病院を定期受診。あと、本堂の回廊と、本堂周りの掃除が残っているが明日なんとかなりそうだ。暑かったが、午後になっていい風が吹いている。

2018年10月2日(火) 晴れ
金木犀薫る。

台風が過ぎて昨日も今日も境内の掃除。ちょうど金木犀の花が咲いて近くによると何とも甘くいい香りが流れてくる。今朝はもう7時前に甲府から瓦屋さんが来てくれた。雨漏りがした庫裏は、何とか上って瓦の差し替え作業ができて無事済んだが、客殿の方はやはり足場を組まないと安全に作業ができないということ。こちらの方が瓦の破損が大きいので週末また雨の予報もあるし、瓦屋さん、M君と話したが、屋根の下にシートなど敷いて養生してあること、台風で雨漏りもしなかったっことなどから、祈りながら足場を組んで安全に作業をしてもらうことにした。「もう昨日は朝から屋根の被害の電話が鳴りっぱなしで、しまいには携帯電源がOFFになった」ということだが、「一番早く連絡もらいましたので」ということで今朝早く来てくれた。ありがたいこと。とりあえず庫裏の雨漏りだけは回避できた。屋根屋さんはこれでまた年末まで休みなく忙しくあちこちの現場をかけもって飛び回らなければならないのだ。
屋根瓦が飛んだだけでこんなにおろおろしている。夏からの気象被害で大きなダメージを受けた方たちの状況を思うと、ホントに切なくなる。午後には足場屋が早速現場を見に来てくれた。屋根屋に急ぎの仕事だからと頼み込まれたという。週末までには足場を組んでくれるとのこと。うまい具合に回ってくれてとてもありがたい。午後3時過ぎ涼しくなってから墓地参道を掃く。

2018年10月1日(月) 晴れ
台風一過。

朝起きてお勤めに行こうとして台所から庫裏への引き戸を開けると、庫裏の玄関からの上がり端の板の間が水浸しになっている。電気を点け上を見ると雨漏りであった。畳でなくてよかった。本堂、客殿のお勤めを短めに済ませ、墓地から建物周りを見回る。雨漏りの原因はすぐにわかる。庫裏の東側の屋根瓦が2枚ほど飛ばされてしまって、そこから雨漏りしたのだろう。墓地からの帰り客殿屋根を眺めると、北側の屋根の中程あたりで瓦が何枚か飛ばされていた。ここは、室内への雨漏りは無くてホッとした。本堂は特に影響はなさそう。檀家の大工Sさんに電話すると、仕事で付き合いのある屋根屋に連絡取ってくれるという。明日来てくれることになる。とりあえず今日は雨の心配はないのでよかった。境内にはおびただしいほどの枝折れが転がっている。本堂から庫裏・客殿も大風の影響で、屋根裏や天井からの散りがあちこち舞い落ちている。終日外の片づけと掃除。一日では終わらない。昼過ぎに落ちた樋を直すために台所の屋根に上がると、枯れたケヤキの枝が屋根にあった。おそらくこの枝が風で飛ばされて瓦に当って割れたのだと思われる。恐ろしいこっちゃ。JAからも保険の判定士が来て写真を撮ってゆく。朝からこういう被害の電話がいくつもあるといっていた。伽藍の大きな寺で生活してゆくということはこれからもっともっと厳しくなっていくのかもしれない。



2018年9月30日(日)
台風24号接近中。
午後2時。いままだ雨はそんなに激しく降っているわけではない。本堂のお勤めをどうしようかと迷ったが、本降りになってきたら閉めればいいやといつも通り。終わってから墓地と寺の建物周りを見回る。溝から泥を上げたりする。お昼過ぎに都留の佐藤さん一家例月のお参りに来てくれる。台風が来ているのによく来てくれた。お開帳して内陣でお参りしてもらう。お不動様はここに座ってから850年もの間。こうして庶民の願い事に耳を傾け救ってきてくれたのだなぁと思う。
午後9時過ぎくらいから雨と風がひどくなってきている。前回より強いかもしれない。外がどういう状況かわからないが、眠れない夜を過ごすのだと思う。

2018年9月29日(土)
『半分、青い。』最終回。

今日が最終回。半年間たのしませてもらった。ドラマの中でスズメが漫画家をしている時代があった。そこで取り上げられた漫画に。くらもちふさこの「いつもポケットにショパン」があった。ドラマの中では豊川悦司演ずる秋風羽織という漫画家の作品となっていた。実は大学に入ってからずっと少女漫画だけを読んでいた。「りぼん」「なかよし」「別冊マーガレット」など。くらもちふさこは大好きな作家だった。いまでもこうして部屋の上の棚を見上げると、コミック漫画がぎっしりと並んでいて、「いつもポケットにショパン」も全5巻がしっかり並んでいる。ほとんど読み返すことはないが処分しきれない。就職してからも今でも時々は買う。もっぱら今は、吉田秋生の新刊だけを買うのだが。ということもあって、半年間たのしませてもらった。なんかさびしい。台風24号の影響でここも朝から雨で、夕方になりだいぶ雨足も早くなってきた。勝沼の茂ちゃんがブドウを送ってくれたので電話を入れると、いま娘の小学校の運動会から帰ってきたところだと。やったんですか?と問うと、30数名なんで体育館でやりましたとのこと。なるほどなぁ。田舎の学校は皆同じだ。台風でブドウは大丈夫かと訊くと、もう一日二日ほどだからとの応えだった。被害がないことを夕のお勤めで祈った。

2018年9月28日(金) 晴れ
例月護摩。

秋の雨の合間今日だけ晴れ。明日はまた雨になるという。暑い日になる。午前中密度の濃い外仕事をする。久しぶりに裏山に上って、山道の草を刈る。夏の間に繁った草を刈る。猪の足跡多数。終えて竹林の中に入りほそーい竹や下草を刈る。竹を2本採り、八幡神社秋の祭典の花の竹ひごを作る。もう20年ぐらい僕が作って同志会に渡している。半分くらいできた。昼食後不動護摩。上野原の若菜さん親子に、今日はたまたま大聖寺のお不動様を訪ねてきたという女性2名来て、今日護摩があるから来たという訳ではなかったらしいが、よかったら護摩に参座してみないかというと内陣に座ってくれた。こういう飛び込みの人たちまた来てくれるとうれしいのだが。終えてから片づけと掃除。何とか5時前には終える。外は暑かったし、護摩壇も熱かったが、もはや真夏ではない。清々しい感じで護摩が焚けた。
新潟の山ア師より、YAZAWAのSTAY ROCK 2018の会場限定キーホルダーの青いのが送られてきた。こういうものを付けて歩くという年齢ではないが、まぁこういうお土産を送ってくれるという気持ちがうれしい。ありがとう。

2018年9月26日(水)
彼岸明け。

彼岸も明け、境内の彼岸花も盛りを過ぎた。今朝起きて新聞を取りに行ったとき庫裏の玄関から外に出ると、今年の春レンガで囲って作った半坪ほどの花壇がイノシシに破壊されていた。どうしようもない奴である。彼岸の終わりに毎年来ていた甲府のEさんご夫妻、相当の高齢の方であるが、今年はお見えにならなかった。いよいよここまで来るのが厳しくなったのかもしれない。檀家ではないが、先祖の墓碑があるということで毎年秋の彼岸に参ってくれていた。佐田さんとこで、大きな梨を届けてくれた。

2018年9月25日(火)
雨。

9時半ごろから雨になる。まあ土曜から昨日までの連休中雨が無かったので、彼岸の墓参にもあまり影響はなかったというところか。天野さん朝9時ごろ墓参に来る。この時間まだ降っていなかったので、ぎりぎり雨に会わずに済んだか。今朝起きだしたのが午前3時40分頃。ちょうど十五夜の月が西の山側に落ちてゆくところで、2度十五夜の月を眺められた。

2018年9月24日(月) 晴れ
十五夜。

振替休日。今日は午後から天気が悪くなるという予報だったが、秋の空模様は人の心のように定まらない。残暑厳しい一日になった。我が家の休憩処の台所兼居間ではクーラー付けて過ごした。墓参者も何組かある。相撲が終わってしまって夕方が寂しくなった。今夜十五夜。女房が台所に十五夜のススキとお供えを用意する。8時前に風呂に入り、中の電気を消して窓を開けると、ちょうど東の空に月が見えた。空が晴れ渡ってはいないようで真ん丸には見えなかったが、静かなちょうどいい心地の月が見えた。

2018年9月23日(日) 晴れ
彼岸中日。

朝からいい天気。メダカ、金魚の水槽を掃除する。午前中から墓参者多し。巡礼の御朱印もあり。千秋楽、竜電勝って10勝。これで来場所だいぶ番付上がるはず。今場所は横綱・大関陣が強かったので、三役力士以下上位がかなり厳しい成績だったので、来場所の竜電の奮起と勢いに期待。

2018年9月22日(土) くもり晴れ
天候回復する。

昼前から天気がよくなり始め、午後には陽射しもあり気温も上がった。彼岸の墓参に来る人たちも今日は何組かあったようだ。寒かったのでためらっていたが、昼食の後頭を刈る。音楽を聴きながら読書。竜電今日は負ける。勝ち越してから後が悪すぎる。せめて明日は勝って二けた白星としたいところ。

2018年9月21日(金) くもり
abema.tvじゃ、序の口の取り組みから中継してるんだな。

インターネットはもうとどまること知らずに進化し続けている。大相撲の序の口の取り組みから中継している。ここでは三段目の宇良の取り組みも見ることができるな。というわけで、今朝も朝からしょぼしょぼと雨が降っていたので、インターネットテレビを見て、昼過ぎには、三段目の宇良関の取り組みも見た。再起の場所6勝1敗の成績。竜電も連敗を脱出して9勝目を挙げる。来月からは、WOWOWもほとんどの番組がテレビと同時にネットで見られるようになるので、今日試しに「WOWOWオンデマンド」を視聴したところ。Google Chromeから入らないと見る環境ができあがらないことがわかり、視聴も完了。寒い一日。墓参する人なし。

2018年9月20日(木)
彼岸の入り。

あいにくの雨になった。彼岸の一週間で晴れマークがあるのは中日の日曜だけであとは皆雨マークが入っている。長月のじとじとした長雨になるのか。明け方まだ雨は落ちてなかった。5時前に客殿本堂とお勤めを済ませ、古紙の回収日だったので、新聞・雑誌を一輪車でステーションに運ぶ。一人で早めの朝飯を食い、雨が落ちてくる前にと墓地をまわる。寺墓地、無縁に塔婆を建て、頼まれていた塔婆を夫々の墓地に建てる。沢向こうを海瀬さんが朝の散歩に来ていて、僕に気が付くとなぜか深々と頭を下げる。彼岸の入りだったからなのだろうか。甲府の佐田さん雨の前に墓参に見える。お地蔵さん前に置いていいか?と古い平鉢に網を張った香炉を持ってきてくれる。地元の佐田さん7時過ぎに彼岸の供物として赤飯を届けてくれる。せっかくなので茶碗に半分ほどあたたかな赤いご飯を頂く。一日薄暗く、本を読んだり。

2018年9月19日(水) 晴れ
竜電連敗。

どうした竜電。昨日今日と幕尻に居る力士との取り組みで、落ち着いて取り組めば勝てるはずなのに連敗だ。しっかりしろよな。朝メールを見たら山ア師から大量に送られてきていた。矢沢のliveへ行ったときのものだったので、guugle photoに早速アップした。安室奈美恵の引退を惜しむ人たちと同じように、山ア師の矢沢愛溢れるコメントも美しい。「もう最高!! 素晴らしい選曲!!
4回泣きました!! 永ちゃん!! 本当に身体には気をつけて下さい。 無理は本当になさらないで!! そして、これからも永ちゃんのステージを楽しみにしています。 永遠に追いかけます!! 
永ちゃん!!本当にありがとう!! 永ちゃん最高!!」。それにしてもこの人たち凄いね。
牛山さん家族彼岸の墓参に見える。従兄夫妻も長野から中部横断道を下って駐車場で待ち合わせということのようだった。今日も暑い一日になった。結局昨日も今日も畑の草を片付ける。秋の空が青く白い雲と夕方の月がそれぞれとてもきれい。風も爽やかだ。

2018年9月17日(月) 晴れ
今日も残暑。

敬老の日。8時から墓地で刈った草を燃したり、片付けたり、墓地参道を竹箒で掃いてきれいにしたり。女房も寺墓地の掃除をやがてはじめ、午前中最後は二人で側溝の掃除をして12時を少し回った時間に終える。やっとこれで終わり、彼岸が迎えられる。まだ少し刈り残しなどあるがもうこれは後日でよい。昼飯後のんびりとする。本を読む。山ア師に録画した矢沢liveのDVDを送る。竜電、なんと!今日も勝手勝ち越し平幕一番乗り。落ち着いている。インタビューもとても謙虚。残りもしっかりと白星積み重ねるだけ。もしかしたら終盤上位陣との取り組みもあるかも。今場所は横綱大関も欠けることなくやっているので、見てる方はとても楽しい。いよいよ上位同士での星取が始まっている。御嶽海は大関昇進微妙。栃の心は用心してかからんと勝ち越しすらおぼつかなる可能性もありか?何せカド番場所だ。

2018年9月16日(日) 晴れ
竜電すごい!

久しぶりに天候が回復し気温もぐっと上がる。残暑残暑。庭木職人も朝7時過ぎには来て松の剪定をはじめる。僕も刈り払い機抱えて墓地の草刈りに出る。午前午後とやって草刈りは終える。明日墓地参道をきれいに掃いたらとりあえず終わりだな。右腕、肩、腰が泣きだしそうだ。終わった後のシャワーだけが極楽。大相撲、竜電。今日の相手は平幕で勝ちっぱなし7連勝の北勝富士。ただ竜電も今場所は初日黒星で、二日目から6連勝。で今日はどうなったのか。竜電とても落ち着いた取り口で、見事勝ちをおさめた。さあ明日は勝ち越し決めるぞ。女優樹木希林が亡くなった。いい女優さんだった。

2018年9月15日(土)
草刈り休み。

今朝も雨。ありがたく休ませていただく。庭木職人は二日続けて休み。雨で草が刈れないから、昨日雨の後草刈りしたのはよかったな。新潟の山ア師からメール。新幹線に乗りましたと。今日東京ドームで「EIKICHI YAZAWA 69TH ANNIVERSARY TOUR 2018 - STAY ROCK -」コンサートがある。僕はWOWOWでなんと最後まで見る。いやぁよかったよ。昨日69歳になったという矢沢。まだまだ歌えるって感じ。海の向こうじゃミックも頑張ってるしな。まだまだ僕もくたばっちまうわけにはいかねぇ。

2018年9月14日(金) くもり時々雨
休めると思ったのに。

強くはないが朝方から雨が降り続いていた。庭木剪定は今日は休み。僕も何となくやすみてぇなぁと思っていたので、朝食後ビデオなど見ていた。10時前には雨が上がり陽射しも少しあったりしたので、仕方なく着替えて外に出て10時から午前中2時間刈る。昼食後午後から3時まで2時間刈る。終えたところでまた雨が少し降りだす。結構捗った。

2018年9月13日(木) 晴れ
毎日草刈り。

午前中墓地の草刈り。10時半終了。11時の鐘を撞いてから二人で出かける。海鮮定食を豪華に食べる。2時過ぎに帰宅。雨降らずに庭木の剪定も休むことなく順調。

2018年9月12日(水) くもり
見学者あり。

一日曇りで涼しく外の作業は程よく気持ちがいい。今朝から墓地の草刈りをはじめる。午前中作業。いやぁ、草ものすごい勢いで伸びて繁っている。墓地の奥から始める。11時半過ぎに終了。午後2時、南アルプス市の白根文化協会から30名ほど来寺。石段を上ってきて本堂前で皆さん池の蓮を見て、歓声をあげながら写真を撮る。いまどきはみなさん高齢者もスマホである。本堂にて不動明王開帳して説明をする。結構みなさん満足して帰ってゆく。ひとり、ケヤキの切り株の置いてあったのを「ぜひ譲ってくれと言い」、「いいですよ。でもいくらかでもお不動さんにあげていってください」というと、3千円手渡してくれた。なんとまあ臨時収入。明日また朝から草刈らなくっちゃ。竜電、対戦相手休場のためラッキーな星拾う。

2018年9月11日(火) くもり
庭木剪定。

今日から亀田さん庭木の剪定に来てくれる。本堂前の松の緑も手を入れてもらってスッキリ、さっぱりとする。参道左の畑の草も午前中で刈ってしまう。裏庭の草も刈る。午後は、のんびりと。あす午後30人ほどの見学があるので本堂の準備をする。竜電今日も勝つ。
矢沢すごいな。YouTubeに「矢沢永吉 大阪京セラドーム 2018.9.8」の開演前の映像がアップされていて、会場前広場で永ちゃんのモノマネする人達がいるんだな。白いスーツで決めて、マイク持って歌ってる。新潟の山崎氏もいよいよ東京ドーム公演迫ってきて興奮しているんだろうな。こっちは、WOWOWで生中継楽しませてもらいけど。

2018年9月10日(月) くもり
午後から雨。

午前中は畑の草刈りの続き。4時間ほど作業し残りあと3分の1。強い陽射しが無くていい。お昼を食べたら雨降ってきて草刈りは断念。腕も重く、ホントは続けたくなかったので、言い訳のような雨にすくわれる。竜電白星。

2018年9月9日(日) くもり
大相撲始まる。

4時に起きて女子テニス全米オープンを見るがまだ始まっていなくて朝のお勤めに出る。その間に娘が起きて見ていた。なんと勝っているではないか。そして試合が運ぶたびに相手がエキサイトしてきて、益々大坂の試合になっていく。結局優勝。4億の賞金だって。すごい!ゴロゴロと本読んだりしていたが、畑の草が気になりだして11時から刈りはじめる。昼食をはさんで4時過ぎまで。終えて夕の勤行を済ませ大相撲の初日。竜電は負け。稀勢の里の進退をかけた場所始まるも初日は勝ち。怪我で三段目まで落ちてしまった宇良も今場所やっと復帰して初日を飾ったようだ。15日間のお楽しみはじまる。

2018年9月8日(土) くもり時々雨
一日変な天気。

雨が降ったり、青空がのぞいて気温が上がったり。朝食の後頭を刈る。裸になって頭を刈るので、もうしばらくして寒くなるとなかなかに体にこたえる時期になってくる。まあもう30年近く一人で刈っているのだが。午後4時前に本堂で夕のお勤めをして堂の扉を閉める時、東の空にうっすらと虹が見えた。

2018年9月7日(金) くもり
彼岸塔婆を書く。

北海道の地震のニュースが一日中。札幌の新興住宅地では地盤が割れ、家が傾いたり倒れ、道路が陥没している。住民は「まさかこんなふうになるとは」と漏らし、「もう住めない」と嘆く。ここはもともと沢の流れていた場所だったらしい。宅地造成して家を建てる時には何の問題もなかったのだろうが、数十年を経て突然地震によって液状化現象が起きた。人には住む場所と手を付けてはいけない場所が自然の掟の中で厳然とあるのかもしれない。神の領域に踏み込むということかもしれない。彼岸の塔婆を書く。

2018年9月6日(木) 晴れ
北海道で地震。

朝4時に起きてテレビをつけると北海道で午前3時8分ごろに起きた地震のニュースを伝えていた。もういまここいらは朝5時過ぎにならないと夜が明けてこない。真っ暗な中での地震の発生と、リアルタイムの様子を伝えていた。台風が過ぎたら今度は大地震のニュースが飛び込んでくる。僕がダメージを受けたわけではないが、気持ちは一日中重かった。坊主なんて生き物もそうたいして世の役に立つものではない。女房は少し乾いてきた境内を掃き、風と雨で落ちた木の細い枝などを集めた。僕も溝の泥を上げたり、台所と土蔵の屋根に上がり、樋の掃除をしたりする。屋根は気持ちよかった。昨日と今日が獣除け扉の開閉当番。今日は暑さ控えめで過ごしやすかった。

2018年9月5日(水) 晴れ
台風一過暑くなる。

この台風は確かに久々の恐怖だった。怖かった。雨が強く当たり、風も寺の周囲の木を大きく揺らし、床に就いても気になってなかなか眠れなかった。眠りに落ちてはまた頭に風や雨の音が入り込み目が覚めた。静かになって台風が抜けたかなぁと思っていると裏切るようにまた強く吹いた。午前2時過ぎてようやく静かになった。午前3時過ぎに起きてしまう。録画しておいた富山県高岡市が財政破たん危機に陥っているという報道番組を見る。北陸新幹線の開業に合わせた過剰投資などが影響しているようだ。4時過ぎに客殿と本堂の朝勤行をはじめる。雨風の止んだ天井には、三日月をも少し細くした月が残っていた。渡り廊下もびしょ濡れ。木の葉や細い枝が散乱している。本堂内も、古い木戸の隙間から雨が吹き込んでいた。本堂も庫裏も朝戸を開け放って一日風を通して湿気を取る。朝飯を食ってから墓地や寺のぐるりを見回る。墓地の細い水路が山から流れてきた泥ですっかり埋まってしまい、それをスコップなどで取り除ききれいにする。風で落とされた木の枝などを拾い歩く。昨日眺めて流れていなかった樋の詰まりをゴミを取り除いてなおす。1時間半ほどかかって終了。午前中から暑くなる。もうこんな台風は勘弁願いたい。

2018年9月4日(火)
台風。

山梨の僕のところがこんなに強く雨も風も吹いているのだから、台風の中心のある関西地方はものすごい事なんだろうと想像する。「25年ぶりに非常に強い勢力」と予報するだけのことはある。町の防災無線では「町内12カ所に臨時避難所を開設しました」と放送した。外を眺めるのが恐ろしい。ケヤキの大木が大きく揺れている。こんなものが倒れたらたまらん。本堂の風鐸も鳴りっぱなしだ。本堂は午前10時過ぎに早々と扉を閉めた。屋根の樋は落ちてくる雨水を呑み込めないで溢れている箇所がいくつもある。ここの天気予報を見ると、日付が変わるころまでは激しい雨が続くようだが、朝方には雨は上がっているらしい。激しい雨だが、非常に速度が速いというのはいくぶんありがたいと言ってもいいのだろうか。

2018年9月2日(日) くもり
涼しい。

朝方少し雨ある。地区の防災訓練は、天候不順のため集会所で行われる。代表で女房参加する。こういう天気になると朝から蚊が出る。一匹がほんとにうるさくて邪魔。蚊取り線香付ける。本を読むにも蚊取り線香。ここ数年の夏は暑いので、ボウフラが涌かないので蚊が少ない、というかほぼ蚊がいない。ハエも飛ばない。昔はアブが夏よく体にまとわりついて、払っても払ってもくっついてきてけっこう本気で頭に来たもんだが、最近はその姿すら見ない。ありがたいことなのか、実はこれは困った現象なのか?毎日のんびりとだけして過ごしている。午後内船寺のお母さん、永理子、裕樹来寺。裕樹も東京で何とか一人で頑張っているよう。夕べ遅く帰ってきてこれからまた無効に戻るついでに、墓参に寄ってくれた。髪を長く伸ばしている。僕にとっての束縛されず自由であることの象徴。寺を退いたら僕もまた長く伸ばしてみたい。

2018年9月1日(土) 晴れ
9月。

残りの4か月が始まる。寺はここまでの八か月まったく閑であった。とてもこんな暮しをしていたら通常では干上がってしまう。若い人にこの寺を継いでゆくことはきっととても厳しい。本を読む時間は十分にある。半村良の「すべて辛抱」を読んでいるがなかなか読みごたえがある。夕方昨日連絡を貰っていた海老原君息子さんを連れてくる。一緒に夕食をとる。

2018年8月31日(金) 晴れくもり
山形じゃ天候が大荒れだ。

お昼に大阪の渡辺師から電話が入った。昨日から月山へ登拝修行に行っていたのに、悪天候で結局中止せざるを得なかったと、山形空港辺りから電話をくれていたのだろうか。僕も参加させてもらいたいと考えていたが、初心者には初めての登山ルートとしては難しいだろうということで断念した。今年はもうほんとに異常というしかない荒れた天候、気象。昨日メールがあった新潟の山ア師とも電話して聴いたが、24日からの出羽三山めぐりも25日の昼近くから26日にかけて月山大荒れだったという。今までの登拝の中で一番大変だったと。いつか行ってみたい山ではあるが、命を賭してまでの修行はあまり考えたくないので、長期予報で安定しているときに行けたら一番いいんだけど。初めてのところは予備知識がないので、もう初老の僕には意気地が年々後退してくる。山梨は雨にはならないが、それなりに今日も暑い。頭を刈る。八月晦日。

2018年8月30日(木) 晴れくもり
御朱印1件。

ただただのんびりと八月の終わりを過ごしている。墓地の草もだいぶ伸びてきたが、せめて9月に入ってから、できるだけ秋の彼岸に近づいてからにしたいと考えている。見て見ぬふりをして状況を放っておきたい。それと外に出て草を刈るにも今年は残暑がひどくつらい。「辛抱」とは、辛さを抱えると書くのだということを改めて実感したのだ。草を眺めて放っておくのも辛抱のひとつなんです。新潟の山ア師から久しぶりにメールをもらった。出羽三山めぐりをしてきたとのこと。だいぶ雨にも降られたらしい。「来年は」と、山梨組への誘いも書かれていた。午前中ご朱印を求めてお一人来寺。秋になって過ごしやすくなるとまたちらほらと巡礼の方々もある。今日の夕はいい風が吹く。

2018年8月28日(火) 晴れくもり
護摩を焚く。

暑さも今日は一服感。午後から曇り空になったがそれでも涼しい感じはしない。28日の護摩を焚く。若菜さんは都合が悪いのでと、昨日お参りに見えた。終わってから片づけと掃除。蒸し暑くて汗をたくさん書く。夏はもういい。読書ここ数日捗る。白のリコリスが咲いた。

2018年8月26日(日) 晴れ
残暑厳しい。

ホントにこの夏の終わりの暑さは体の芯まで応える。熱風と熱波が大きな建物の中の隅々まで入り込んでくる。朝の涼しいうちに引き戸や窓を開け放って、朝の冷気を取り込んで室温を下げてやる。この暑さの中、大月からは佐藤さん一家月参りに来てくれている。こういう人の願望は必ずかなえてあげたいような気持に昂ぶってはくる。8月ももうすぐ終わりになる。

2018年8月25日(土) 晴れ
法事あり。

11時から小林家の三回忌の法要。子、孫、ひ孫ら23人が出席してくれる。昨今は法事もごくごく内輪だけということになってきているので、「大勢ですね」と、思わず施主夫妻に話した。でもこういう風に大勢で供養してくれるのはきっと向こうの世界にいる方もうれしいに違いない。鼻高々といったところだろうか。台風の後でものすごく暑くなった。たぶん35度近くはいったのじゃないか。今日の暑さでは客殿で寝ころびながら本を読むことはできない。暑すぎる。

2018年8月24日(金) 晴れ
台風20号。

夜から午後3時ごろまでよく降った。やっと青空がのぞいて気温もまた上がってきた。名残の風はまだ強い。台風の影響でフェーン現象が起きて、昨日新潟では40度を超える暑さになったという。山ア師も残暑の新潟で仕事がんばっているのだなと思う。まだまだ気を抜くことができないこの夏の猛暑である。雨が降っていたので外が明るくなるのはまたちょっと遅かった。風雨が強く本堂に行けなかったので、客殿で本堂の朝勤行分もする。庫裏の玄関の入り口には外から沁みてきた雨が結構流れ込んでいた。雨は小やみになったり、またいきなり強くなったりを何度も繰り返し、なかなか台風一過となってくれなかった。朝からずっと読書をする。明日の法事の準備も。明日は雨の心配がなさそうなのでとりあえずホッとしている。

2018年8月23日(木) 晴れ
夕方になって雨本格的に降りはじめる。

台風の影響だろうが、昼近くからザーッと雨が降ってきたり、止んだかと思うと強い日差しが照りつけたりした。南アルプス市の児童館からザリガニ釣りに来る。ザリガニ釣りの穴場として知る人ぞ知るという場所になってきている気がする。釣りに来た人なんかの口コミで広がっているかも。読書する。午後3時半過ぎに、「甲府から駿河から 身延久遠寺に続く信仰の道」という旅行会社の企画した一行21名が来山す。講師がついているのでこういうのは説明が不要なのでこちらも楽。本堂に入っている間に希望者のご朱印を書けばいい。蒸し暑くて今日は何度も我慢できなくてシャワーを浴びる。

2018年8月21日(火) 晴れ
残暑が戻ってくる。

今週は暑くなるようだ。午前中久しぶりに外に出て畑の草取りなどする。今年はサルがいないので少し畑に作ってみようということもあったし、まめに草取りや草削りをしているので、例年ミニトマトやオクラを植えても、しばらくするともう草ぼーぼーになってしまっていたが、今年はそれが回避できている。生ごみコンポストも一基を移動する。午後2時から高校野球決勝戦を見る。さすがに大阪桐蔭打線はすごい。圧倒的な強さで春夏連覇を成す。金足農校はやはり吉田投手に疲労があるようで昨日までの切れが無く、桐蔭打線につかまってしまう。これも仕方のないこと。よく戦い見ている僕にも感動をくれた。大阪桐蔭は攻撃、特に走塁に手を抜くことなく次の塁を取るという姿勢は素晴らしかった。ガッツポーズを派手にする学校もあったが、いつだったか解説者が、ガッツポーズなんかしていると次の塁が狙えないというようなことを言っていたが、まさにその通りだと思う。エリート集団だが、そこに到達するまでの厳しい練習や指導がこういう姿勢に現れているのだと感動した。100回大会が終わり、また次の百年のはじまりというのを聞くと、なんかもう幻の世界を見つめるような気分になってきた。残暑がまた舞い戻ってきた。

2018年8月20日(月) 晴れ
高校野球。

夏の甲子園の高校野球準決勝がある。春夏連覇を狙う大阪桐蔭が一番の話題だったが、秋田の金足農業高校がベスト4まで勝ち上がり、今日東京の日大三校を下して明日の決勝に進んだ。秋田の田舎の農業高校というイメージが先行するかもしれないが、結構多くのプロ野球選手も輩出している。でも私立高校が越境で県内外から優秀な生徒を集める風潮にある中で、ここは県立高校で、レギュラーすべてが秋田県出身であるという。今大会の出場校56校中、公立はわずか8校である。山梨学院なんてほぼ外人部隊だ。投手の吉田選手がちょっと突出していて、インタビューもとても強気で闘志むき出しの発言をする。明日の絶対に勝つとしめた。決勝相手はもちろん大阪桐蔭である。プロ野球より数倍面白い。明日までは何もせずにテレビ観戦である。

2018年8月19日(日) 晴れ
のんびりと。

盆が過ぎてほぼ何もすることが無くなってきて、ぼんやりと過ごしている。盆が明けたと同時に一気に秋めいてきた。すずしい。何せ汗というものをかかない。台風19、20号が九州方面からやってきているらしい。学校はまだ夏休みということなのか、「23日にまたザリガニを釣らせてもらえませんか」と以前来た南プスの施設から電話がある。ちょっと台風の足が心配だが。

2018年8月17日(金) 晴れ
今朝はもう秋を思わせた。

4時過ぎに起きて台所のサッシを開けると、網戸からひんやりとした風が入ってきた。ぬるくなく、しっかりとひんやりとした。今日は気温も上がらず、汗もかかず、避暑地の夏を思わせるように肌も汗ばむことなくさらっとして過ごせた。この夏に感じた一番初めの秋だ。お昼にラーメンを食べに早川の南アルプスプラザに女房と出かけた。先日あまりに坂本さんが美味そうに食うものだから、「お盆明けに行ってみよう」と話していた。厚切りのチャーシューが絶品だった。お盆が終わり今日はまたのんびりと過ごす。

2018年8月16日(木) 晴れ
護寺会総会。

午後2時から恒例の護寺会の総会。先だって盂蘭盆の法要をする。いつもより多い12人も来てくれる。蓮の花の効果なのかもしれないと思う。今年は2年任期の役員の交代。佐田会長退任して新たに一宮さん、小林さんが副会長となる。会議を終えて懇親会。1時間ほどお酒を飲みながら歓談する。とくに僕も寺の後継のことなどは話さず。これが終わると何となくほっとする。秋の夕の風になってきた。

2018年8月15日(水) 晴れ
今日はOFF。

今年は今日まわる檀家はないので、朝のお勤めも休みにしてのんびりと映画を見たりしてOFFにしてダラダラと一日過ごした。お盆でも結構墓参に来る人たちがあり、皆さん池の蓮の花を驚きで眺めていってくれる。蓮の花ってちょうどいい時期に開くのだなぁと改めて感心した。

2018年8月14日(火) 晴れ
外回り。

午前7時15分に家をである。昨日雨が降ったので朝はだいぶ涼しいというかちょっと寒さを感じた。下部から本栖への道をいつものように上がる。もう4半世紀もこのことを繰り返している。トンネルを抜けて本栖湖畔に車を停め富士に向かってホラ貝を吹く。湖にはカヌーで朝を楽しむ人たちがたくさんあった。富士は頭の方だけが少し覗いていた。螺の音が湖面に落ちてゆき長く余韻も楽しめた。ちょうど8時に遠藤家に着く。奥さんは盆棚の前で朝寝を楽しんでいた。遠藤家から望月家をまわり、精進湖線を下って市川へ出る。本栖の気温は21度だったが、9時半前に市川の遠藤家に着いた時には26度くらいに上っていた。暑い日になる。甲府の従姉の家で小休止。コンビニでいつものように稲荷寿司を買って食べる。檀家である従姉夫婦には、僕もそれなりの終活をはじめているのだということを打ち明けた。従姉の目に涙が光っていた。でもまだまだ道は険しい。こっちに戻ってきて伊沼、飯富とまわり終える。集落の納涼祭は、夕立が予想されるとのことで、集会所でのカラオケ大会となった。でも雨は降らず。

2018年8月13日(月) くもり
盆。

早朝紙幡を墓地に付けてまわる。頼まれた盆の供養塔婆も建てる。終えてから線香をもって先ず寺の墓地から経をあげてまわる。今朝も早くから墓参する人たちがある。11時佐田家に行き経をあげる。3人の孫たちも一緒に座る。外で焚火をして飯盒でご飯を焚いていた。子供たちが小さかった頃よくキャンプに出かけた。懐かしい思い出になった。午後1時から集落の棚経に出る。自転車で行こうとしたが、雲行きが怪しかったのである気にする。暑い夏で、「昨日クーラーを取り付けてもらった」という家もある。午後4時過ぎから雨降りだす。最後の秀ちゃんとこで二人で酒を飲む。ここが毎年のこと。白衣を着けずに、下に作務衣の下を履いて歩く。これはいい。

2018年8月12日(日) 晴れ
日曜なので墓参もポツポツとあり。

13日に先祖を迎えるという習わしも、昨日が土曜の「山の日」であり、今日が日曜なので、あすの13日は月曜なので、カレンダー通りに休みではないという人もいるのだろう、昨日今日と墓参の人たちが何組かあった。時代で変化していくことは仕方のないことだ。墓地に立てる紙幡用の野竹を朝早く採って各墓地に挿す。早朝にお墓の掃除に来る人もいた。お昼近くに少し小雨がぱらつく。やはり紙幡は明日の朝がいい。今日も暑くなる。檀家の方々も盆の付け届けに来てくれる。

2018年8月11日(土) 晴れ
遍路には夏も冬もなく。

午後4時前に「甲斐百八霊場巡り」をしている方がお参りに来る。本堂前でお経をあげて庫裏にご朱印を貰いに来る。暑い中を本当にご苦労様である。遍路には夏も冬も関係ないのかもしれない。それぞれが願を掛けて成就するために歩いているのだから頭が下がる思いである。午前10時に下八木沢の木村家に盆のお経に行く。奥さんは午後には埼玉へ帰り、ご主人のお墓参りをするのだといった。埼玉に豊山派の旦那寺があるが、息子さんが身延で事業をしているので、近くの僕がこういう頼まれごとをする。ご主人の葬儀から丸5年が経つ。国道は盆の交通混雑が始まっている。信号機が無いので、集落から国道に出るのに、上下線の車の戸切れを待つのに相当時間がかかる。まあこれもしかたがない。

2018年8月10日(金) 晴れ
一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼。

盆には紙幡として各戸の墓にこれを建てる。「この陀羅尼を書写し読誦するか、この陀羅尼を納めた宝篋印塔を礼拝すれば罪障を滅し、三途の苦を免れ、寿命長遠なることを得る」という。
盆の準備も大体できているし、特別にしなければならないこともない。あるっちゃぁあるけど、今日はまだその時でないものもある。なので比較的のんびりと暑い夏をやり過ごす。読書。息子の車は結構高級車である。僕にはこんな車を持つゆとりはなかったし、それほど欲しいとは思わなかった。一つの人間としての生き方だったりは、親子でも全く違ったりするものなんだろう。今日甲府で大学時代の同級生に会って明日帰るといい午後4時過ぎに出発する。食べ物、飲み物、トレペなど、車なのでいろいろと持たせる。僕は夕方、前の職場の上司のお母さんの通夜に参列する。白衣を着けない衣を自分なりに考えて出かける。大阪から来た渡辺さんから話を聞いて、「アー何もこうしなければいけないということなんてないのだ」ということが60過ぎた鈍い頭にもよぎった。今年の盆はこれでいく。通夜の帰りガソリンを補給する。

2018年8月9日(木) 晴れ
猛暑再開。

台風の影響は全くなくここは雨すら降らずに朝を迎える。東京から戻った息子も台風から逃げるように帰ってきて夜8時半ごろには着いた。今日はまた朝から暑くなった。昼過ぎに、エルクの夫婦盆のあいさつに来る。よくもまぁ、こんな暑い中を出掛けてきてくれて、頭では下がらないがご苦労さんだ。午前中、Deep Purple聴きながら読書する。朝の明けるのはだいぶ遅くなってきた。4時半ごろはまだ薄暗くなった。立秋を過ぎたので、それでも早朝はいくらか涼しさが増してきたようにも感ずる。午前中息子の車の安全祈願する。

2018年8月8日(水) 晴れくもり
どうやらこの辺りは台風の影響はほぼないみたいだな。

台風13号はさらに右寄りに位置を変えてきて、山梨の太平洋側から見て山梨の左端に位置するこの辺りはほぼ影響がないような天気予報に変わってきた。雨マークも曇りに変わってしまっている。午前中は陽も差し午後も暑いと感じ、冷房も入れる。池澤夏樹訳の「古事記」読了。時間がかかったが、この夏、二冊の古事記を読んだ。土曜の朝の勤行には「神祇講式」を読んでいるので、幾分興味を持って読むことができた。すめらみことに特段の興味はないが、修験道であったり、神道であったり、僕の体の中に流れている命の水が潤いを覚えることは嬉しいものだ。午後定期受診。久田子のヒサシさんに待合所で会う。東電で町道脇の境内地に1本支柱と支線を張らせて欲しいとのことで了解する。今夜久しぶりに息子が帰ってくる予定。雨の影響がないとよいのだが。

2018年8月7日(火) 晴れ
夕べ雨が降ったので今日はだいぶ過ごしやすい。

大望の雨が夕べ降った。朝はひんやりと体に気持ちよく感じた。引き戸を開けた客殿も、扉を開いた本堂も、夕べの雨を吸った地表が送ってくる風が心地よかった。今日も7時前から畑の草を刈る。気温は上がらないので、何度か休みながら午前中かかって刈ってしまった。盆が迎えられる。台風13号が近づいているが、今日は雨は降らず、気温も30度に届いただろうか。過ごしやすかったし、寺の中も良く風が通って、午後寝転んで本も読めた。白洲正子「夕顔」読了。時間がかかったが、とても心穏やかに優しい気持ちで読むことができた。白洲さんの深い知識の中をさっとなぞるだけかもしれないが、こういう本に会えるのはうれしい。夕方畑に出るとオクラの1本が倒れていたので、シャベルで掘り返し、穴を深く掘ってもう一度埋め戻した。剪定のことなどわからないが、重そうなので下の枝を切って全体をさっぱりと軽くした。ミニトマトも同じく。盆前の草刈りはこれで終わり。

2018年8月6日(月) 晴れくもり
雨は落ちてこない。

朝7時前から8時過ぎまで草刈り。8時から山梨学院の野球の試合があったのでそれを見る。乱打戦になり見ている方はとても面白かったが、残念ながら12対14で高知商業に負け。来年はぜひS君のベンチ入りと登板が叶うようさらに応援する。今日も暑さ厳しく、それでも午後3時半過ぎに草刈りに出て5時過ぎまで刈る。今日は夕のお勤めを午後3時過ぎから始めあらかじめ終える。変則的だがこれが夕方の作業にはいい。行藏院のご住職も朝のお勤めを遅らせて早朝の涼しい時間に草取りなどしているといっていた。臨機応変に対処して酷暑の夏を乗り切らなければならない。5時ちょっと前に草刈り機を使ってきても大きく雷の音が聞こえたけどここは降ってこない。終えて戻ると、「甲府は4時前から降ってるようだよ」と女房がいう。「大聖寺のお不動さんは雨が嫌いだから」という言葉を小さいころから何度も聞いて育ってきた。

2018年8月5日(日) 晴れ
とにかく暑い。

夏の甲子園はじまる。今年は100回の記念大会で出場校も多い。初日の第1試合の始球式に松井が出る。だらだらと午前中は高校野球を見る。護寺会の決算を作る。相川君と秀ちゃん、盆の付届けに来てくれる。「暑さ」の話しか話題がない。特筆すべきことなし。

2018年8月4日(土) 晴れ
大塩の滝に行く。

10時に甲府の行藏院、玄法院ご住職来て僕の車で早川の大塩の滝に行く。30分ほどかかる。ここが35度くらいあったが、早川に入ると3度くらい下がり、滝への道の入り口では30度だった。滝はもっと気温は低くなっていたはずだ。やっぱ夏ここの滝は最高に気持ちがいい。滝前のお不動様の前を新しいシメを張り酒を供え3人で螺を立てて御法楽する。その後滝へ。水温もちょうどよくいつまででも入っていられそう。ただ、落下して滝壺に落ちた後流れが激しいので身体が外へと押されてしまう。踏ん張って岩をつかんだりしながら心経をあげる。滝から駐車場所に下りてくるともうそこは暑い。南アルプスプラザで昼食をとる。壬生さんチキンカレー。坂本さんラーメン。僕冷やし中華。噂には聞いていたけど、坂本さんもまた食べに来たいというほど、噂通りのラーメンのようだ。帰ってきて少し話してから二人は危険な暑さの甲府へと戻ってゆく。今日お寺には来客がいつもより多かったよう。午後には女房のお友達ご夫婦も蓮を見に訪ねてくれた。午前中には知り合いの方が米国人母子を案内して寺に来たとのこと。岩間の伊藤さん月詣でに来てくれたので、お盆が近いので線香とマッチを差し上げると、車からスモモをわざわざ持ってきて置いていってくれた。今日も我が家は暑い暑い一日。雷の音が聞こえるが、(いま17:08)だが雨は降ってこない。短い時間でも降ってくれたらいいなと思うが。少し早いが盆の精霊幡を立てる。

2018年8月3日(金) 晴れ
名古屋でも40℃。

8月に入ったが衰え知らずの猛暑。今日は名古屋でも40℃を超えた。半分、青いを予約録画して、できるだけ気温の上がらないうちにと参道、畑の際、建物周りなどに除草剤を散布する。途中一度水分補給。シャワーを浴びて頭を刈る。午前中の残りはまだそう室温の上がっていない庫裏でゆっくりと読書する。午後2時過ぎに増穂のスーパーへ買い物にいく女房に同行する。たまには外に出てみないとね。暑くても飲んだり食ったりしなけりゃならんので、程よく冷房の効いた店内は結構混んでいる。今のスーパーは、休憩するスペースもあるので、避暑に来るにはもってこいかもしれない。明日、3人で早川の滝に行くことに決まる。

2018年8月2日(木) 晴れ
メダカたちも湯の中に泳いでいる。

午前中メダカのいる睡蓮鉢、瓶の水替えをする。お盆にお墓参りに来てくれる人たちにひとときの涼を感じてもらえたらいい。水は綺麗になったが、午後になって手を入れてみるとまるで風呂のように湯になっている。この水温の中で生きているのはさぞ辛かろうと思う。メダカたちの「いくらなんでもこの熱さはないだろう」という声が聞こえてきそう。睡蓮の葉で影が作れるだろうと、勝手に思っていたが、日中は蓋など置いて水温の上昇を抑えてやらないと危険だ。今日もまた暑かった。庫裏のユニットバスに水を張って、朝でも夕でも水の中に体を沈めて冷やせるようにした。夕方の本堂のお勤めも汗びっしょりになる。庫裏の座敷に折りたたみの椅子を出して読書をする。昼食後昼寝を兼ねて本など去年までは読んでいたが、6月頃も読んでいたのだが、今はもう台所の冷房部屋から出られない。厳しい容赦のない暑さの夏。

2018年8月1日(水) 晴れ
暑い8月はじまる。

庫裏の裏、本堂の周りなどの草を刈る。朝から暑い。陽射しも強い。水を取らずに10時半頃まで働いてしまう。小便が真っ黄色(末期色)になって出てきた。ネットで見たら、「おしっこが濃いのは脱水気味のサイン」とある。確かにそういうことだった。昼過ぎに八木沢の誉建設から電話がかかってきた。盆の棚経を11日にして欲しいとのことで了承する。斜面への吹き付けの仕事などを主にしている会社で、去年伺った時にも話したけど、今年も暑くて大変ですねと聞くと、「とても仕事になりません」と社長の答えが返ってきた。暑さで体調を崩す人も去年はいたというから、今年もまた社員の健康管理には相当苦労をしているのではないだろうか。お盆の月。暑さに負けずに元気で迎えたいものである。

2018年7月31日(火) 晴れ
モーレツな暑さって。

あまり普段「猛烈」などという言葉を使うことはない。耳にすることもないが、暑い暑い夏が毎年続くようになって、この「猛烈」だとか、「今までに経験したことのないような」だとか、「命に関わる極めて危険な」だとかいう言葉を連日テレビから聞いてしまう。これって結構おっそろしいことだと僕は感じている。地球上の今最高の高等動物である生物が、全く予想できない、対応できない天体事象が平然と起こってしまうのだから。ある者はうなだれ、ある者は天を仰ぐ姿は、限界を受け入れるしかない弱い人間が正直に出ている。モーレツって、還暦過ぎの僕には、小川ローザのスカートがめくり上がるモンローの二番煎じの画しかイメージできないが、明日は8月。お帰りになるご先祖様方が、涼しい風を引き連れてきてくれることを期待したいもの。
「一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼」の盆の紙幡を作る。

2018年7月30日(月) 晴れ
また暑い日が戻った。

甲信越というくくりの中で今日は一番暑いのが新潟。新潟は今日も暑いようだ。ここもまた暑さが戻った。35度くらいあればもう十分暑い。昨日の墓地の掃除の続きを午前中にやってしまう。参道を掃いて、側溝に落ちた草や泥を上げるくらいでよかったので8時からはじめて10時半頃には終わった。それでも外はもう十分に陽が射して刺されるように暑かったので水分補給もする。これで盆が迎えられる。外界は暑いので、墓の下の方が涼しくてよいとお盆に帰りたくないというゆらゆらした魂もいるかもしれない。昨日の夕方は不動寺の叔父叔母が久しぶりに訪ねてくれた。池の蓮を見事だと褒めていってくれた。僕はスマホを持たないが、二人はスマホなので写真も撮っていった。午後5時を回った外は幾分涼しくなっていて、蜩がたくさん鳴いていた。この寺で生まれ幼少期を過ごした叔父は、感慨深そうに「蜩はいいねぇ」ともらした。お茶を飲みながら「わたしたちも終活をはじめなければならん」と話したが、車のハンドルを握る叔父はまだまだいけるように思えた。

2018年7月29日(日) くもり晴れ
降ったり止んだり晴れたり曇ったり。

午後2時ごろまで朝から止んだかと思うと20分ぐらいするとザーッと雨が来たり。青空がのぞき陽が射してこれでよくなるかなと思っていると急に暗くなりだしたりと安定しなかった。今日は護寺会で盆前にお恒例の墓地の草刈りがあった。夕べ何件か問い合わせの電話もあったが、「朝降ってたらやらないということで」ぐらいの返事しかできなかった。密かに僕の中では朝には雨が上がっているのではないかと思っていた。今朝は4時に起きてお勤めに行くとき外は絹糸のような雨が残っていた。6時過ぎには雨が上がっていて、7時の開始前に檀家の方々が集まるころには青空も見えだしていたので、できるだけ早く終わりましょうと始めた。今年は鹿が草を大分食べていたので、仮に雨でできなくても盆前に僕一人でも十分間に合うと思っていた。20分ほど作業して一服休みのお茶を墓地に持っていくと雨がポツリポツリと降り始めた。止みそうにない。草刈りは大体片付いていて、あと参道をきれいに掃いて終わればよかったが、雨脚が強くなりだしたので中止にして庫裏に戻った。大人数でやったのでこれだけで十分。午後2時を過ぎてやっと台風一過の青空が広がり、暑い陽射しも戻ってきた。高の皆さんは蓮の咲き乱れる池の姿に皆びっくりしていた。新潟でも今日は39度を超えたとか。山ア師もさぞ暑い事だろう。

2018年7月28日(土) くもり時々雨
台風12号接近中。

午後4時半だがまだここは静観といった状況。空は徐々に重くなりつつある。風は止まり蝉の鳴き声だけが聞こえてくる。例月の護摩の日であるが、昨日のうちに上野原のWさんたちお参りに来たようなので、朝ドラ見て8時過ぎから本堂に入り、暑いので一段だけの護摩を焚いた。雨は時々ザーッと落ちてきたりしたが午前中から今の時間までほぼ止んだ状態。護摩壇と本堂の掃除も午前中いっぱいかかって終えてしまえたのでよかった。明日の草刈りが心配だがこればかりはどうにもならないので、成り行き任せである。龍泉寺の不動明王と神変さんの版を押した白衣を着ている人が何人もいたので、実は奥駈けから帰ってきてすぐに龍泉寺へ問い合わせてみた。郵送で送るから押してもらえないかと。いいですよとのことだったので、2枚お願いしたが今日もう戻ってきた。結構恰好から入ったりするもんだから、これでまた山行きが楽しくなるってもんである。詳細をお知りになりたい方は連絡ください。台風の進路はあまり見たことない西に折れ曲がるような予定進路で、西日本の被災地の方を通るようになるかもしれないという。午後3時前には夕のお勤めをして本堂を閉めた。この辺りも夜から明日午前中にかけて降るということのようだ。大したことなく過ぎ去ってくれることを祈るばかりだ。

2018年7月27日(金) 晴れ
台風が接近中というが。

それでも今日の午後は十分に僕は暑かった。午後からNHK静岡で静岡の高校野球の決勝戦を見た。島田商と常葉大菊川の取られたら取り返すという終盤は素人の僕でも釘付けになってしまった。結局9回裏、常葉大菊川が1点もぎ取ってサヨナラ勝ちした。台風12号が来ていて明日は山梨も雨になるというので、朝から資料館の前庭など草刈りをする。水が出そうなので溝もきれいにしておく。10時半頃終わり、頭を刈ってシャワーを浴びる。午前中は涼しかったが午後からは暑くなった。明日は久しぶりの雨となるか。

2018年7月26日(木) 晴れ
オウム死刑囚全員終ってしまった。

残りの死刑囚6人全員に今日午前中刑の執行がなされた。終わってしまった。危険な暑さであると騒いでいる間、暑さで思考力が極端に落ち込んでいる今のうち、8月は盆の月だから7月の内に、こんな思惑の内に13人の刑が執行されてしまった。これでもうオウムの事件は葬られてしまうのだろう。立ち止まっていたら前に進めなくなってしまい、道端に取り残されてしまう世の中だ。忘れるが一番の夏の涼という風になるのかもしれない。網戸から入るあたたかい風に風鈴が鳴り続けている。悔いていた死刑囚には大聖寺の蓮池の台に眠らせてあげよう。夜にはいくらか涼しい風が吹いてくるかもしれない。

2018年7月25日(水) 晴れ
片付け。

引敷、螺緒、ウォーターキャリーなど日陰干ししてしまう。皆さん暑い下界の現実に戻っていったのか。暑い、暑いとおろおろと家の中でも歩いているしかない。台所に冷房を入れるともうそこから別の部屋には行けない。山梨の高校野球はもう終わってしまったが、静岡の甲子園予選はまだやっているので準決勝の試合をぼーっと見る。暑いので、草刈り機のエンジン音も集落から消えた。下手に外に出て熱中症にでもなったらいい笑いもんだ。適度に体を冷やしてじっとしているに限る。

2018年7月24日(火) 晴れ
暑いよ今日も。

朝4時過ぎ起き。「半分、青い」の録画を見る。5時前にまた日常に戻って朝のお勤め。本堂はさらに熱気が滞っていて暑い。奥駈けの写真をGoogle photoにアップする。池の蓮はさらに面積を広げている。メダカに餌やり。午後スーツケース届く。タイミングがよかったのか早い。女房に汚れ物選択してもらう。地下足袋を洗う。天気は十分にいいので夕方には乾く。新潟の山ア師も今日帰り、また製薬会社の日常生活に戻るのである。暑い暑い夏の大峯奥駈けの思い出が胸の内に沈殿した。上段、「大峯奥駈入峰2018写真」からGoogle photoにリンクしてます。

2018年7月23日(月) 晴れ
大峯山奥駈入峰修行C。

午前4時過ぎ起床、風呂に行く。帰りの時間が気になったが本山の都合で予定時間よりゆっくりの出発。午後1時15分醍醐寺帰山。すぐに隊を整えて護摩道場に進む。峰入り修行を終えて峯からの「駈け出し護摩」。バスを降りた途端ものすごい熱気にくらくらとする。危険な暑さの京都。クーラーで乾いていた衣体がまた汗でびっしょりになる。護摩を終え三宝院玄関で帰山報告。解散。帰りの新幹線の時間までゆとりがないので、すぐに修証殿で帰り支度。スーツケースに詰め込んで着払いで送る。午後4時前の新幹線に乗る。ビールととサンドイッチ。7時半前に下部温泉駅着、迎えに来てもらう。山梨もまた危険な暑さの夜である。

2018年7月22日(日) 晴れ
大峯山奥駈入峰修行B。

翌朝4時前起床。ほんの少し便が出る。5時朝食。杖に焼き印を押してもらった後、ご主人と少しお話しさせてもらう。NHKの新日本風土記「鬼」で小仲坊が映ったが、家の中に向かって息子さんと豆撒きをしていた。残念ながらこのシーンが冒頭のテーマ曲が流れる時だけで、この場面の説明はなかったのである。まあ大体想像はついたが訊ねてみた。五鬼助さん曰く、私は鬼の末裔ですから、節分には「鬼は内、福も内」といって外に出て家の中に向かって豆を撒くのですと。ここまでは想像の通りだったが、「ですから、私どの家にの庭には、ヒイラギも植えてありませんし、ヒイラギの枝に目刺しの頭を指して魔除けとすることもしません。ヒイラギの棘のある葉で目など刺されたら死んでしまいますから」と。この話はとてもいい収穫になった。東京から初参加の清野さんにも話してあげたら喜んでくれた。6時50分御法楽をして小仲坊を出発前鬼口まで2時間半ほど歩く。五鬼助さんご夫妻、息子さん、ずっとずっと手を振って見送ってくれる。ありがたく涙が出そうになる。前鬼口で迎えのバスに乗り込み、熊野三社巡拝に向かう。バスの中は皆心なしかうきうき。今年は雨に打たれなかったので衣体もきれい。10時過ぎ速玉大社に着き正式参拝。宮司よりお祓いを受け内陣で御法楽する。時間が早いのでその後、那智の大瀧を御神体とする飛瀧神社に向かう。日曜で外国人観光客も大勢。珍しそうに法螺貝を吹きながら参道を進む僕らを見ている。夏の中に切り取られた絵画のように静謐な大瀧が落ちている。神々しい景色である。「かまセン」で昼食。もう4度毎夏の決まりごとのように食後トイレで気持ちよく排便。午後1時前那智大社正式参拝。長い長い石段が続き、螺を立てるのに気が遠くなるような感覚になる。続いて隣りの青岸渡寺。御法楽の後、回廊で冷たいお茶とお菓子の接待をいただく。石段を下りながら途中で流しっぱなしの水道の水を法螺貝に貰って、吹き口を首の後ろにあてて背中に水を流し込む。午後3時熊野本宮大社着。これですべて終了。川湯温泉「みどりや」に地下足袋を脱ぐ。3人でまずは乾杯する。大相撲の千秋楽見る。竜電負けるも8勝と勝ち越す。6時より夕食会。飲み食い語る。修行の仲間としての一体感が生まれている。あと6回は来たいと思っている。最後の年には父の亡くなった歳になっているのが、何とか適えたいと思っている。宴が終わって部屋に帰ってからも大先達の部屋を訪ねたり、カラオケルームに行ったり、夜の川に体を沈めてみたり。

2018年7月21日(土) 晴れ
大峯山奥駈入峰修行A。

6時前からバイキングの朝食。峰入りはどうしても排便が気になる。山で催したらたまらんのでいくぶん控えめに。出発前に朝の排便終える。旭登山口に向けバスで出発。快晴。7時45分登山口着。土曜なので一般の登山愛好者も大勢来ている。釈迦ヶ岳に向けて登山開始。すぐに西村大先達の「ザンギ ザンゲ ロッコンショージョー」の駈け念仏始まる。これがいったん始まると前鬼まで休憩を除いてほぼ掛け念仏は止むことなく、交代交代で続けられる。「懺悔(ざんぎ) 懺悔(ざんげ) 六根清浄」。励まされ勇気づけられ山を念仏とともに歩かせてもらう。緑いっぱい、空は吸いこまれるような青さ。暑さは山でも容赦なく暑い。木陰で何度も休憩を取り水を補給する。水場の水はまた別格で喉を潤してくれる。頭襟で受けて飲む。正午過ぎ標高1800mの釈迦ヶ岳山頂着。御法楽。陽射しが強いので少し下って木陰でおにぎりの昼食。山頂の釈迦如来像は、大正13年に「鬼マサ」の異名を持つ岡田雅行という強力が、たった一人で道をつくりながら、3分割して担ぎ上げたものと、広島から来た村上大先達が話してくれた。休み休みでゆっくりなようだったが、天候が良いのが幸いしていて速度が速かったのか、ほぼ予定通りに進む。午後4時半には前鬼小仲坊に到着。今宵の宿の五鬼助さん家族が出迎えてくれる。風呂で汗を流し心づくしの山の幸の夕食。山の修行を終えたということで、大先達たちから冷たいビールなど振舞っていただき、昔話を聞いたりして、発電機で電気を賄っているため9時消灯になるまでの時間を過ごす。

2018年7月20日(金) 晴れ
大峯山奥駈入峰修行@。

朝4時半ごろ起床。朝飯はバスの中。衣体を整え6時前に三宝院玄関前に集まる。朝合流する人たちもやってくる。6時上醍醐に向かって御法楽をし、護摩道場に進列。大峰山系に修行のため入ってゆく「駈け入り護摩」を厳修する。導師は田村峯中先達。いよいよここから始まる。バスに乗り込み醍醐寺を発ち、天川村洞川の龍泉寺に向かう。今日はほぼバス移動。昨年の本コースと違って短いコースなので、寝て、本を読んでの繰り返し。11時龍泉寺着。本堂で御法楽し、護摩道場で柴燈護摩奉修。山深い秘境の地なのにそれなりに暑いし陽射しも厳しい。終えて庫裏で昼食をいただく。公衆便所で排便。山先達の小屋、三原両氏鐘楼前で待っていてくれる。午後1時清浄大橋を渡り、大峯の頂を遥拝しながら御法楽。ペットボトルに冷たい水を汲む。ここよりまたバスにて長い移動。十津川の宿に向かう。午後4時半過ぎに「一乃湯」に着く。山ア、手塚師と今夜も明後日も同部屋。先ずは発泡酒で喉潤す。6時より夕食。豪華料理が並んだが酒は無し。一人ずつ自己紹介する。4度目なので幾分ここの雰囲気にも慣れてきた。大先達たち皆お元気。風呂に入り、部屋に戻って少し飲む。明日の釈迦ヶ岳登山から前鬼への山下りにどのくらい水を持っていくか皆考えている。僕は2リットルのウォーターバッグに500のペットボトルを2本持つことにする。つまり3L。

2018年7月19日(木) 晴れ
醍醐寺行き。

大峯山奥駈修行のため醍醐寺へ登る。朝6時の電車で甲府に行き、甲府発7時30分の京都大阪行きの高速バスに乗る。少しでも出費を抑えようとは思っている。6時間半ほどかかって京都駅八条口着。暑い。夜家に電話したら、「今日とは39.8度」だと知らされる。山形の羽柴師と修証殿で会う。8月末の月山行きの件、今回は厳しそうなので見送りとする。新潟から飛行機で来る山ア師と八条口で待ち合わせて再会。夕飯を食べて再び修証殿に戻る。明朝来る人を除いてほぼ全員来ている。栞によると今回の随喜参加者は23名(うち1名女性)。本山先達は田村峯中先達他4名。天候の崩れは全く心配なさそう。長野から手塚師も参加。関心は水をどのくらい持っていくかが9割がた占める。

2018年7月18日(水) 晴れ
40度超えの所も。

岐阜県多治見市で40.7度、美濃市で40.6度を観測。猛暑、酷暑から、
NHKでも「危険な暑さ」というような表現も使われるようになってきた。Dangerous heat。すごいなぁ、どこまで暑さは危険度を増すのだろう。あすは6時の電車で甲府に出て、7時半の大阪行バスで京都にゆく。バスでは7時間近くかかるが安いので利用する。明日は本山に入りさえすればいい。
午前中境内の草刈り。紫陽花の花も少し切る。とにかく暑く、ペットボトルも2本飲む。東京の海老原君夫妻朝来寺。

2018年7月17日(火) 晴れ
法事あり。

天野家の一周忌の法事が10時からある。東京から弟夫婦と子供も帰省。午前中は幾分柔らかめの暑さ。それでも生後4か月の子供を抱えた嫁さんは涼しい車の中待ちで、墓参には行かず。客殿も風は徹が決して涼しくはないし、幼子が3人いると飽きるので、幾分短目に経をあげる。夏の衣体の下はもう汗びっしょり。夏はたまらん。墓地に行くと、墓地の沢向こうの空き家を解体している遠藤さんと会う。もうあらかた家自体は片付いてしまい、残すは整地のような作業のようだが、何せこの暑さ。大変だ。お盆の棚経の話などする。今日もいささかの衰えもなく酷暑。

2018年7月16日(月) 晴れ
八王子だって暑い。

冷房の効いた部屋で目覚める。ゆっくりと寝る。朝も早く出かけないので十分に寝る。外に出るともう汗が吹き出る。タクシーで佐田家にゆき1時間ほどお邪魔する。タクシーの運転手としみじみと「暑いですね」と言葉を交わす。寺の後継のことなども少し報告し辞す。12時半の電車で帰ってくる。暑い東京から暑い山梨に帰ってくる。「海の日」で休みだが、中部横断道の舗装工事に携わる駐車場に現場事務所をもつ会社は休みではない。この酷暑の中で外で働くということを少し思ってみるが、思考は一向深まらず、表面を漂っているばかりである。竜電、やっと白星先行。

2018年7月15日(日) 晴れ
東京棚経。

昨日より今日、今日より明日の方が気温が上がると言っている。酷暑。ひどいよこのあつさ!これが今日この頃。6時半の電車に甲斐岩間から乗る。電車の中は冷房が程よく効いていて快適。金時鐘「朝鮮と日本に生きる――済州島から猪飼野へ」を読み始める。横浜線に乗り換え町田下車。K家へ。お母さんの住む団地の部屋に、長男、長女家族集まっていてくれる。新宿へ出て地下鉄で東大島のHさん宅。ちょうど正午前になってしまったので、時間調整で中華食堂でお昼と取る。少しゆっくりとお話をして辞す。再び新宿経由で国分寺の伯母宅へ。タクシーに乗ろうと思ったがのりばわからず路線バスに乗る。午後3時過ぎにつく。盆の経を上げて迎えてくれた従兄立ちと飲む。伯母は94歳の誕生日。元気だ。話も
良く通る。伯母は息子にも連絡を取ってくれていて1時間ほどした後に現れる。旨い酒を飲みながら会話を楽しむ。8時半頃息子に国分寺駅まで送ってもらい分かれる。八王子泊。

2018年7月14日(土) 晴れ
大塩の滝。

外はきっと35度くらいにはなっているのだと思う。部屋の温度計は33度を指している。暑い。とにかく暑い。吸っても吐いても暑い。午前中、早川の大塩の滝に行ってきた。シメを切って縄をもって、コンビニでワンカップ酒を買って。40分ほどで着く。林の中を15分ほど歩いて滝に到着。誰もいないので貸切。大聖寺のご本尊の分身であるお不動様の前で御法楽。そして素っ裸になって滝に入る。ここの滝は水温があまり低くない。例えば氷水のような冷たさはない。おそらく落下する前の水の道が陽に照らされているのかもしれない。もう入ったら出たくなくなるほどの心地よさ。いつもとほぼ変わらぬ大塩の滝。螺を立てて少し写真を撮って、作務衣を着てしまえばまた汗が噴き出てくる。こういう場所は秘密にして誰にも打ち明けずに隠しておきたいものだと思う。写真をアップしておきます。

2018年7月13日(金) 晴れ
暑い暑い。

とりあえず草刈りは一休みで、午前中歴史民俗資料館の館内を掃除する。掃除機をかけ、便所の掃除を念入りに済ます。2時間で終了。玉のような汗が噴き出す。外も内も暑さ半端ない。奥駈けの荷物の最終準備をしてスーツケース閉める。19日、20日くらいまでの天気は奈良方面も晴れのようだ。そのあと3日ほどそのまま天候がもってくれたら最高なのに。暑いと水分補給が気になる。一応ウォーターキャリー持っていくことにする。大相撲、鶴竜も今日から休場。もうだめな横綱たちだ。これで栃ノ心の優勝がもう見えてきてしまったのかな。

2018年7月12日(木) 晴れ
暑かったが今日も夜雨あり。

昨日の夕立ちはすごかった。夜にも少し雨があった。今日は夕立はなかったが夜少し降った。昨日の続きの畑の草刈りをする。1時間ほどで終了。外は暑くなる。雨の後の草はごつい草も茎が雨を吸って幾分柔らかくなっているのか刈りやすいように感じた。それから土埃の立たないのが一番いい。雨が降ると草を刈ってもその後の草はまたしっかりと伸びはじめるのだから、終りの無い追いかけっこだ。もう今日はあとは止めにした。午後貴永が桃を持ってきてくれる。雨があって玉割れしたり落下があったようだが味は最高にいい。硬くて皮のままかじるという固い桃が味わえる。味も噛んだ感じもいい。売っている桃はみなやわらかい。夕飯の後に食べた。暑い中を届けてくれたので、僕が代わりに内船寺には届けに行こうといい届けた。家からちょうど30分ほど。もう2年くらいすれば、中部横断道で半分くらいで行けるかもしれない。そして無料だ。うちの池の蓮が満開のことを妹に伝える。住職は東京方面の棚経にすでに出かけているとのこと。明日はまた今日よりも暑くなるという予報。本山より奥駈け日程など送られてくる。天気が少し気になりはじめる。

2018年7月11日(水) 晴れ夕立
凄い夕立。

バケツをひっくり返したようなというのはこういう雨の凄さ激しさ、一時的な雨量を言うのだろう。午後4時突然の夕立ち。昔だったら、こういう夕立で、雷も鳴ったし、これでもって梅雨明けって言ってた。樋から勢いよく雨水が落下し、あっという間に部屋の下の側溝を勢いよく流れる。午前午後と畑の草刈りをしていた。もう30分ほどと思っていたが続行不可能になった。びしょ濡れである。まあそれでもとても気持ちいい。シャワーを浴びてパンツ一丁でこれを書いている。あとどのくらいの時間降り続くのだろうか。こんなのが一昼夜降ったとしたら大きな災害になることは間違いない。この雨では本堂までまだ行けそうにないので、しばらく相撲でも見るか。

2018年7月10日(火) 晴れ
西日本豪雨。

ここ数年は毎年こんな台風災害が発生しているが、今回のこの「西日本豪雨」と名付けられた災害は最もひどいものとなった。行方不明者を合わせると、200名にも上る犠牲者が出た。専門家は温暖化も要因の一つとあげるし、山を切り拓いて住宅地をこしらえていくのも僕はあまり感心しない。生きていくことを試されているような気もしている。明日はわが身になるということをいつも心の内に持っていなければならない。暑くなった。畑の草が気になりはじめていて、午後2時過ぎに少し日が陰ったところで外に出た。5時少し前までかるも片側の3分の2ほどで時間切れ。明日は少し朝早くに出ようか。でも朝も早くからギンギラギンになるしなぁ。夕の風が水シャワーを浴びて火照った体に気持ちいい。奥駈行きの荷物もこしらえる。忘れもんのないように特に気を付けなければならぬ。

2018年7月8日(日) 晴れ
会葬する。

夕べの皆さんと待ち合わせて午後1時からの越石家の葬儀に参列する。喪主の東海師より「夕べは内船寺でも来てくれました」と伝えられる。ご子息と並んで弔問を受けていたが、だいぶ疲れているようにも見受けられた。家も仕事も、その場所の中心となっていかなければならない年齢であるが、体調管理には気を付けてほしいもの。式場には書家であったお父さんの写真や作品が並べられていた。字の上手い人は生涯の憧れだ。僕は下手でも書くことを恐れないが上達はしないし、センスがない。勢いだけで刃ずることなく書いているだけ。塔婆も御朱印帳も「うん。」と言えるものなど書けたことが無い。渡辺師より8月末に月山入峰の計画を伝えられたのでほぼ行こうという気持ちになっている。もしかしたら玄法院も一緒にということになるかもしれない。雨が上がり、久しぶりに強い日差しが照りつけた。初冷房を夕方入れてビール飲む。大相撲名古屋場所始まる。早速竜電は初日負ける。

2018年7月7日(土) くもり時々雨
夏の陣。

各地で雨による災害が発生していることが伝えられる。凄いことになっている。まだまだ深刻な状況が続くようだ。僕の場所はその谷間にあるのか、雨はあるがそれほどではない。富士川の水位もそんなにあがってはいない。昼食後出かける。T工房をはじめて訪ね、頼まれていたご朱印を渡す。次に行藏院の壬生住職を訪ねる。「真言宗醍醐派山梨宗務所」という僕が8年前に作った板をお渡しする。下手くそな手書きで申し訳ないが貰ってくれる。引き継ぎ事項など簡単に説明してあとにする。午後4時から玄法院で宗務所の宗会。今年度宗費の件、役員改選におことを話し決定する。宗務所長を行藏院に、副宗務所長を玄法院に、庶務会計を教昌寺に決まる。5時半から駅前の七賢で恒例の「醍醐夏の陣」。明王寺の標住職もここから参加。楽しく飲んで語る。そしてまたカラオケルームに移動して歌う。RCサクセション、ジュリーなどなど。

2018年7月6日(金)
死刑執行。

オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚ら教団元幹部7人の死刑執行という衝撃的なニュースが流れた。夕べ渡辺師と(僕は飲みながら)遅くまで話した。お互いのこれまでのことなども話した。彼もまた苦悩する人であった。苦悩する人の生き方は直球であるような気がした。雨は相変わらず上がることなく降りつづけていた。5時半に本堂でお勤めをはじめる。理趣経の読みで会わないところがあり後で訊く。経の読みもまた時代の変遷でちょっとずつ変わっていってしまうものなのか。口から伝えられたものは、聴く者によって受け取り方がちょっとずつ違っていってしまうこともあるのかもしれない。オーム真理教の関係者死刑囚13人のうち、なんと7人もが各地で刑執行となった。麻原は結局何も語らず終わった。来年新元号に改まるので、平成の事件は平成の内に完結させてしまいたいというような思惑もあるようだが、そんな短絡的なことで本当によかったのだろうか?台風の影響で関西地方の豪雨災害や、交通機関への影響などが伝えられる。僕も身延線は比較的早くに運行を止めてしまうような弱虫なところがあるので、そこがだんだん心配になってきたので、渡辺氏に予定を早めてとりあえず新幹線の通る静岡まで出てしまった方がよいと勧め、11時半過ぎに身延駅から富士川号に乗車させてさよならした。午後7時前にメールが入り「マンションに到着しました。雨はもう弱まっていますが、名古屋過ぎた辺から何回も新幹線が止まりました。今回はショートステイでしたが大変お世話になりました」と。無事着いてこちらも一安心。この寺が、彼が出家して僧侶となって、残りの人生の魂のことをする場所となってくれたらうれしい。女房と渡辺師のことを話しながら夕飯を食べた。酒を飲まないので、食べることは大好きなようである。身延駅でも電車がちょっと遅れていたので、立ち食いそばを車内への持込み用に早速買い込んでもいたし。8月末に月山へ行く計画があるが一緒に行かないかとも誘いを受けた。奥駈後に返事をしようと思う。東海師のお父さんが亡くなったことが新聞に載っていた。明日の通夜とのことだが、甲府へ相談すると、明日の宗務所の宗会は予定通り行い、日曜日の告別式へ行くということでいいとのこと。

2018年7月5日(木)
渡辺師来山。

大阪から夜行バスで来た渡辺師を朝4時に甲府駅へ迎えに行く。前日からの雨がまだ降り続いているが予定通りの時間に到着。南口のロータリーには、もうこの時間にバスを待つ人たちが大勢待っている。少しゆとりのある席を取って乗ってきたとのこと。5時過ぎに寺に着く。荷物を部屋に置いてもらいすぐに本堂で朝のお勤めをする。お勤め後朝食。台風の影響で雨は降り続き、時々小止みになったりする間に、少し歩いてみたいという渡辺師も誘って集落内の檀家に護寺会の通知を歩きながら配る。庫裏の居間で一日いろんな話をする。お互いの歩みなども話した。夕飯時には僕は彼が持参してくれた日本酒をいただきながら話す。渡辺師は酒が飲めない。この寺の僕の後継になっていただきたい気持ちはさらに強くなったし、師もそれを受け入れたいと思ってくれはじめたようではある。師の今の勤めの関係など早急にとはいかないが、この先10年くらいの時間の中では結論が出るのかなぁと思う。彼の歩んできた生活の総決算が僧侶として生きることだとしたら、そのことをする場所として僕はこの寺がふさわしいと強く思った。

2018年7月4日(水)
雨は少々風強し。

台風の影響を受けているのだろう雨はそれほどでもなく風が強い。時々晴れ間も見えたりする。今週末までこんな天気が続くようだ。東京から仲野夫妻来山。仲野氏のお兄さんが無くなり、仲野家ぼ先祖供養する番が自分に廻ってきたとのことで、古い位牌などは魂を抜いて処分したいとのことでみえる。客殿で撥遣作法と供養する。夕べ布団に入っていたら、連続で8回ほどメールが着信したがそのままにしておいた。たぶん山ア師からだとわかっていた。今朝見たらその通り。で、今回の月山山開き登拝の写真がたくさんなので、google photoにアップすることにした。
午後山ア師より電話はいる。「見た」と。「行ってみたいなぁ」と言ったら、なんと!今年は稀にみる好天気だったのだとのこと。毎年山開きは寒くて寒くてたまらないのだそうだ。最後に写っていたのはやはり羽柴師であった。奥駈けでの再会を約して切る。

2018年7月3日(火) 晴れ
山ア師からの便り。

7月1日の「月山開山祭」に前日から行ってきたという便り。写真豊富にこちらもありがたく載せさせていただきます。即身仏本明海上人 を安置している本明寺の住職と私と埼玉から来られた71歳の方です。
月山九合目 仏生池。 仏生池小屋の中です。 隣に写ってるのが、ここの主人です。 夜ご飯のお膳も送ります。 1日 仏生池前にて朝の御法楽です。 手前の方が南光院の御住職です。(写真削除)

2018年7月2日(月) 晴れ
巡礼の会ご一行来山。

甲斐三十三観音巡礼の途中で一行21名が立ち寄ってくれる。檀家の遠藤さんが一緒に歩いているのでお話をしてくれたらしい。般若心経をお唱えして、久々ににぎやかな本堂になってお不動様もうれしい。午前中早く、本堂脇の雑草地を草刈りする。10時過ぎに切り上げてシャワーを浴び、法善寺の葬儀に行く。お寺の前で不動寺の叔母と永啓の奥さんに会う。正午から宝寿院のご住職が導師で葬儀。1時間で終わり、僕はそのまま帰山。行きも車の中はもう34度になっていたが、今日も相当暑い日になる。午後3時に巡礼の会の皆さんお見えになる。庫裏で喉を潤していっていただく。お守りなども買っていってくれる。甲府T工房より、「今までと別な大阪の会社より数珠の注文が決まったので、御朱印と加持を頼みたい」と連絡ある。「いいぞ、いいぞ!」ってなことに僕の頭の中は勝手に沸騰している。ほんとにありがたいです。永啓、お布施を届けに来てくれる。予想していなかったわけではないが、なんとなく同席することに引け目を感じてしまうのである。嫌な性格である。

2018年7月1日(日) 晴れ
宿老。

7月に入る。早や平成30年も後半に入った。お寺は環境も含むすべてが静かなものである。閑といえば閑だが、何もないことを特別に退屈で苦痛だとは感じていないが、こんなことでよく生活が成り立っているものだと女房には感謝しなければならない。朝墓地の草を刈る。確かに草が少ない。今日はよくその理由がわかった。アジサイばかりでなく、墓地に生えている草も多分鹿が食んでしまっているのだ。草の無いことはこちらにとってはありがたいことだが、こちらが大事に思っている物に害が及ぶというのは何ともやりきれない。法善寺の前のご住職今村大僧正の通夜に行く。午前中不動寺の叔父に連絡をしておいたので、高野山派の方々ともしばらくぶりにお会いし、随喜として本堂に座らせていただいた。明日の本草にも出させていただく。遷化された老僧は102歳。大正6年生まれである。会葬御礼に添えてある略歴を拝見すると「大僧正宿老○○和尚」とある。大僧正には平成9年になられ、その後、学頭、宿老に任ぜられている。宿老とは「年をとり、豊かな経験を積んだ人。老巧の人。宿徳」とある。僕は直接お話をする機会はなかったが、祖父、父の葬儀の大導師をお勤めいただき大変にお世話になった。もちろん今のご住職にもさまざまなアドバイスを受けお世話になった。葬儀事情などの経年変化により、高野山派の方々との交わりがほぼなくなってきてはいるが、20年以上前には彼ら青年会の勉強会にも出席させてもらっていたのが懐かしい。暑い暑い一日ではあったが、大僧正の眠る棺を眺めながら読経をし、祖父、父を導いていただいたことへの感謝も心の内で申し述べてきた。

2018年6月30日(土) 晴れ
梅雨明けと発表しただけで。

もう朝早くからギンギンに暑い。昨日より暑さを感じる。体が重だるい。それでも竹林周りの草を刈ったが、11時過ぎまでやるのが精いっぱい。ノックアウトで午前中で終了。続きはまた朝の涼しいときに。新聞で法善寺の前のご住職が亡くなったことを知る。明日の通夜に入ってどこか後ろの方へでも座らせていただこうと思う。祖父、父の葬儀に今村僧正に導師をしていただいた。昨年奥様が亡くなられたが、暑い時季だったように覚えている。最近はほとんど高野の人たちと交わる機会もないが、明日の夕には少し早目に出かけようと思う。

2018年6月29日(金) 晴れ
史上最速の梅雨明けだ。

梅雨が明けた。6月はまだ明日まである。最速の梅雨明けとのこと。ここは朝から一日強い風吹くも、気温は上がる。雨もパラパラと舞ったりする。おかしな天気だったが真夏のような銀色の真昼。

2018年6月28日(木) 晴れ
護摩。

昼食後定例の護摩。上野原の若菜さんお二人で来山。大変に暑い日。滝のように汗が修法の最中流れる。炉のそばの仏器には熱くて触ることができない。今年は最も早く梅雨が明けてしまうかもしれないといっている。7月初めには梅雨明けか?梅雨らしい雨もほとんどない。昔は梅雨明け前には大きな雷雨があって、その後に湧き立つ入道雲の青空になって、「梅雨が明けた」と。如何にも区切りのついた梅雨明けとなったように記憶しているが最近は、「明けたとみられる」などというあいまいな言葉で片付けられる。終えて、若菜さんと庫裏でお茶を飲んで、その後本堂の掃除をする。5時前までに元通りに片づけ終る。発泡酒が格別に美味い。発泡酒といえば、僕はASAHIのアクアブルーが一番好きだったんだけど、もうここ2年ほど店頭で見かけなくなっていた。クリアアサヒは並んでいるのにアクアブルーが無く、黄色のラベルのクリアアサヒを買っていた。先日も暑くなってきたので一箱買ってきたのだが、どうにも気になって検索してみたら、あるではないか。品薄なのか、田舎のスーパーまで回ってこない流通になってしまっているのか知らんが。amazonを見たら売っていた。もう迷わず注文した。翌々日には右腕で腰に抱えた佐川急便のお兄さんが、もろむき出しのままのアクアブルーの箱を届けてくれた。暑い中を大変だと思った。彼はきっと「こんなもんぐらい、自分でスーパーに買いに行けよ」と腹を立てていたかもしれない。しかしここには売ってないのだから仕方がない。たぶん2年ぶりぐらいにアクアブルーを味わった。やっぱこれが一番うまい。僕はビールよりこっちの方が好き。

2018年6月27日(水) 晴れ
大きな蓮が開く。

直径20センチくらいにはなるかもしれない。今朝一番大きな蕾がひらいた。蜂が花の密を吸いに花の中に飛び込んでくる。トンボは蓮の蕾で一休みする。朝食後一時的に強い雨がザーッと降ってくる。朝ドラを見終わった後に止んだので、昨日の後片付けに出る。蒸し暑くなり汗が噴き出る。明日の護摩の準備する。樒を取っていたら右手の甲を蜂に刺された。先週ツツジの刈込でも右の肩を刺された。午前中で仕事を終え午後は円がを見たり読書したり。古事記を文庫で読み終え、今また池澤夏樹訳の「古事記」を読み始めた。時々白洲正子を読んだりしながら。CAMELを聴きながら本を読んでいると知らぬ間に眠っていた。

2018年6月26日(火) 晴れ
刈り込み。

「半分、青い」を予約録画にして7時前には外に出る。墓地参道のツツジの刈り込み。客殿裏庭の植栽の刈り込み、枝下しなどする。ドラムの延長コード二つを繋げ、あと10メートルのコード2本足して参道の中ほどまで行って刈り込み。11時半頃までかかる。買った枝や葉の片づけは明日にする。とても午後まで働く気にはなれぬ。昨日よりいくぶん暑さは和らいだ。今日は蓮の花がいくつも開き、水蓮の花も3つ開いたのでとても池の面が華やかだった。寺に訪れる人はなく、女房と僕でこの平和な光景を楽しんでいる。午後3時過ぎより風大分出てくる。

2018年6月25日(月) 晴れ
最高に暑かった。

多分今年一番の暑さじゃなかったかと思う。そのくらい暑かったし、昼間はとても外に出られないような熱風というか、熱波が押し寄せてくるような。午前中いっぱいかかってメダカの瓶や飼育容器を洗って水を替える。金魚4匹を大きな陽気に入れ替える。だいぶ大きくなった。で、今日水替えをしていたらメダカの鉢から、新たに二匹の金魚の小さいのを見つけた。これも卵からここで孵った奴だ。今週は暑い日が続きそう。

2018年6月24日(日) 晴れ
法事あり。

一か月ぶりの法事。来月も1件ある。もう半年が終わろうとしている。お寺は全く忙しくない。おかげで大峯にも行けたし、7月には奥駈けにも行かせてもらう。金岡家の三回忌の法事。4月と7月に両親を亡くしたので、間を取って今日三回忌をした。朝けっこう激しい雨が降ったがやがてしすかになり雨が上がる。予報は暑くなるといっていたので心配はしなかったが、法事の始まる10時には上がっていたのでほっとした。帰りがけに池の蓮の花を見ていってもらう。寺の池に蓮があるっていうのは、お寺に来た人にとってはありがたい景色かもしれない。お昼を食べてから、T工房から依頼された半念珠を加持する護摩を焚く。終わって送り返す。海老原君友人二人を連れて来寺。ちょうど護摩を終えたところで、まだ火があったので、添え護摩してもらう。赤沢の大阪屋に泊っているとのこと。天候回復し午後暑くなる。青空も除く。夏の雲湧いてくる。大阪の渡辺師よりメールあり。

2018年6月23日(土) くもり
昼前から雨。

朝込み入った南天を間引き、先日切った木の枝などと一緒に畑で燃す。どんよりとした朝。やがて雨になる。雨になる前に積み上げてあったものを燃してしまいさっぱりとする。湿度が高いのか汗が噴き出てくる。女房と娘出かける。仕事を終えて頭を刈りシャワーを浴びる。久々に「線香まとめて」をYahooオークションで落とす。蝋燭や線香の類はオークションを利用している。なかなか落札まで行かないのは、オークションの終了時間がどれもみな夜遅く9時から11時頃なので、僕の生活時間帯とずれがあり、どうしてもその時間まで緊張が持続しない。先日実はその終了時間が朝の9時過ぎというのを見つけて落札に至った。この時間なら終了間際まで追いかけることができる。ただ、何でもかんでも落とせばいいというものではなくて、落札額に品物の送料を計算しながら落札額を考えて、折り合いのできる額を自分で設定するということが大事になる。明日これもまた久しぶりに法事があるので、香炉などをきれいにする。雨で少し寒さを感じる。まだこの季節になってもちょっと天候が悪いと寒暖差が激しい。Jeff Beck聴く。

2018年6月22日(金) 晴れ
30度超え。

朝イノシシが荒らした墓地の参道を整備する。どうしようもない獣たちの好き放題だ。シカは花桃の葉も少し食べていた。久しぶりにサルを見る。たぶん群れからはぐれたものであろうが2,3匹。畑のミニトマトにいたずらをした。イノシカサル揃い踏みで境内に来ている。女房もサルに石を投げるといってかなり憤っていた。10時に車検の終わった車を貰いにゆく。午後三吉屋へ行く。武士兄ちゃんの命日、今日で七回忌。墓参し終えてから家に寄る。仏壇前で読経し、お姉さんとお茶を飲みながら話してきた。貴史にウィスキーを買ってゆく。毎晩ビールの後にウィスキーを飲んでいるというからちょうどよかった。酒好きの家系だ。今日は暑かった。車の温度計は31度。午後5時になってもまだ外は随分と明るいし暑い。昨日が昼の長さが最も長い夏至だった。ケヤキの枝葉を揺らす夕の風は涼は運んでこないが見ているだけで気持ちが涼しく感じる。

2018年6月21日(木) くもり
車検。

僕の軽自の初の車検。今夕できあがるというが、明日の朝取りに行くことにする。一日曇り日。時々雨ぱらつく。護寺会の夏の積立て通知など作る。午後ご朱印1件あり。なかなかゆかいなご夫婦で、本堂も案内しお開帳する。お守り2個売れる。蓮の花新たに二つ開く。月曜の花はもうしぼんで朽ちそう。3,4日ほどで花は終わるようだ。

2018年6月19日(火) 晴れ
一日外の作業。

昨日本山から奥駈修行の案内が届いた。今年は一昨年のような短いコースでの開催である。去年のようなフルコースを実施するのはかなり本山でも気を使うということなのかもしれない。山はかなり荒れてきている。それでも僕は行くことを決めている。10回まで行きたいと思っている。新潟の山ア師に夕べメールを書いたら今日お昼にかかってきた。参加するという。食事の件などで軽く打合せをして切った。外の作業。ヒイラギの刈り込み。今まで気に留めたことが無かったのだが、このヒイラギ、本堂の建っている位置から北東の方角に植えてある。つまり鬼門に植えてあったということ。本堂の裏に植えてあるあじさいも食害にあっていることが分かった。鹿が獣除けの柵から集落の内側に入り込んでいるということか、夜な夜な富士川を渡って鹿が来ていることなのか、サルが居なくていいなと思っていたら、シカの食害にはがっかりだ。南天、萩、「など、少し間引いてさっぱりとする。

2018年6月18日(月)
大阪で地震。

朝8時前に大阪を中心とする震度6弱の地震が発生。ここのところ列島でまた地震が頻発している。気になったので、大阪のW師にメールを入れると折り返し「私は大丈夫」との返事ある。テレビでは8時からの朝ドラも休止して地震関連の報道を終日続けている。こちらは朝から冷たい雨が降りはじめていたが、大阪は雨は落ちていず、校庭に避難している児童などの様子も映していた。登校した学校のプールの壁が倒れて下敷きになって亡くなった児童が一人いた。何とも痛ましい。
今朝4時半過ぎに本堂へ渡りながら池を見ると蓮が1輪花開いていた。まだ雨は落ちていず、お勤めを終えてから写真に収めた。せっかく待ちに待った蓮の花が開いたのに、こういう天災が起こったので、うれしさも半減してしまったが、たくさんの蕾が出ているので、しばらく池の蓮を楽しめそうだ。お不動様や蓮の大きな池の面の葉や花に平穏で無事な日々の戻ることを祈ろうと思う。

2018年6月17日(日) 晴れ
蓮の花開かず。

開きそうでなかなか開いてくれない。明日からの一週間はまた天気が悪そうで、蓮の花は開くのか?午前中昨日刈り込んだツツジなどの葉を掃き集める。池にもたくさん葉が落ちたので、熊手を使ってすくう。11時頃終了。風呂で頭を刈って汗を流す。これでちょっと一息といったところ。午後4時ごろに昨日来たO君カメラをもって来山す。残念ながら蓮の花は無し。本堂内陣に招き入れ夕方のお勤めに出てもらう。般若心経はいっしょにあげられる。終わって少し話をして帰ってゆく。44歳、良縁のあることを望んでいる。

2018年6月16日(土) くもり
刈り込み。

ツツジ、ハイマツの刈り込みをする。午前中はダラダラと過ごしてしまった。雨にはならなくて気温も上がらず涼しい日だったので、本当はやりたくなかったが、ぼーっとしている後ろめたさが出てきて昼食後外に出た。4時半近くまでかかって刈りこみだけ済ませた。後片付けは明日だ。reggaeでも聴きながらのんびりやるさ。増穂の彼、午後着てしばらく本堂で経をあげて行く。蓮の花が明日は開くかもしれないというと、「じゃ、もしかしたらまた明日来るかもしれません」と帰っていった。

2018年6月15日(金) くもり
きょうはちょっと気温が低い。

池の蓮の花の蕾がだいぶ膨らんできて、おとといぐらいから、あしたは開くだろうかなどと期待しているのだがまだ今日も開かない。二つほど特に丸くなってきて開きそうなのがあるが、天候が回復したら開くのではないだろうか。東京への棚経の通知を檀家に出す。午前中ご朱印書き。新潟山ア師より、引敷と錫杖入れ届いたと連絡ある。よかった。かんばしの朴葉の寿司美味いよなぁ。一週間前は大峯の上り下りの日だった。

2018年6月14日(木) 晴れくもり
だんだん曇ってきた。

あしたは雨になるようだ。池の周りのツツジの刈り込みもしなきゃならんのだが、もう一つ大峯帰りの頭や体がスッキリ、ハッキリしない。今週末まで休むとするか。午後、御朱印書き。読書。数珠の房紐を付け替えてもらうため極楽堂に送る。朝墓地のあじさいはどうだろうと行ってみると、なんと!無残にも葉が皆食べられてしまっていた。猿はもともと食べる習性が無かったし、猪も多分食べないはずで、これは鹿の仕業ということだろう。ほとんど葉が食べられ、葉も花も無くなったのっぺらぼうだけが立っている。何とも悲しい光景だ。もう墓地のアジサイには限界があるようだ。涼しくなって一日が終わりそう。

2018年6月13日(水) 晴れ
本当に蓮の葉の上に8センチほどの蛙が乗っていたんだ。

昨日秋山さんが来たときには巣を眺め、葉の上に蛙が乗っていたら面白いねと話していったが、朝のお勤めを終えて外に出ると、本当に蓮の葉の上にちょこんとカエルが座っていたのだ。客殿のお勤めを済ませてから急いでカメラをもって向かうと、まだ乗っていたが、カメラを向けて近づくと池に飛び込んでしまった。残念だったが、早朝の静かな時間にまたきっと会えるような気がする。コメリで少し値段が安くなっていたので蓮の苗を3株買ってきた。小さいので、去年買った小さな漬物容器で育てることにした。午後飯富病院を定期受診。吉野の車田商店に昨日注文した五色紐房のイラタカ念珠届く。以前上田で買った手持ちのイラタカを極楽堂で房取り替えができるので送って五色紐房にしてもらうことにした。こちらの方が新たに買うよりは安上がり。

2018年6月12日(火) 晴れ
暑い日になる。

旅の汚れ物を天候が回復した今日洗ってもらう。地下足袋も洗う。大体片付いた。旅の日記を思い出しながら書きあげ徒然にアップする。ボケ防止にはいいかもしれない。シンガポールでアメリカと北朝鮮の史上初の首脳会談行われる。金正恩がまっとうな人間になり、本当に自国民のあらゆる段階の人たちにも等しく富と生きる保証をしてあげられるように願っている。行藏院ご住職と午後長電話する。吉野の法具屋へイラタカの五色の紐房の念珠注文する。

2018年6月11日(月) 晴れ
雨の朝。

娘は昨日が勤めで今日が代休。僕はまた日常生活に戻り4時に起き映画など見てから5時過ぎから朝のお勤め。冷たい朝。池の蓮を楽しく眺める。日記をまとめようと思うが別便で送った荷物が届かないと写真もアップできないのでゴロゴロとしている。昼過ぎには雨あがる。やがて宅配便でスーツケース届く。日記は思い出しながらまとめるので、明日にしてgoogle photoに写真をアップする。行藏院、玄法院、山ア師に写真のことメールする。福岡の田村師より帰着のメール来る。秋山さんふらりと寄ってお茶を一杯飲んでゆく。

2018年6月10日(日) くもり
大峯花供入峰D。

5時起床。東寺の毎朝の法要「生身供」に参座す。同宿となった女性が一緒。蓮池のハスが見事に育っていて花がもう開きそう。3人それぞれの予定で変えることとする。坂本師一番に伏見方面へ観光のため出発。僕と壬生師は駅近くで朝食をとり、僕は9時過ぎに宿を出る。9時58分の新幹線に乗り、午後1時半過ぎに帰山。台風の影響で雨になる。うちの蓮も4日留守にしている間に大きな葉が何枚も新たに開き、花の茎も10数本水面に顔を出しているのでびっくりする。楽しみ。雨の中をほとんど歩かず、多分百点満点の大峯花供入峰であった。夕方新潟の山ア師の送ってくれた鱒ずし届く。佐渡へ出張するという山ア師に電話してお礼と少しの峰入りの報告をする。師とは7月の奥駈けで再会できることを期待している。

2018年6月9日(土) くもり晴れ
大峯花供入峰C。

最終日の吉野下り。午前2時朝食。快便。台風災害のため2013年から中断されていた鳳閣寺までの徒歩練行が再会となり、4時前に発足。この行程では、途中つづら折りの山道を歩かずに林の中をまっすぐに直下するけもの道下りが何度かある。これがまた醍醐味。前夜激しい雨に見舞われたが、泥だらけになるほどけもの道はコンディションが悪くはなかった。地蔵峠地蔵堂で御法楽し鳳閣寺へ。ここの上り坂がきつい。予定よりちょっと遅れて8時15分鳳閣寺着。宗務総長導師の柴燈護摩一座厳修。ぜんざいとお茶のお接待を檀家の皆さんからいただく。また林の中の道を歩き吉野への下り。10時ちょっと前に金峯神社着、御法楽、昼食。神社より冷たいお茶とチョコレートの接待いただく。天候完全に回復し気温上がってくる。蔵王堂を遥かに眺めるいつもの場所から少し下って、隊列を整え蔵王堂までの練行。途中部中門跡合流し蔵王堂への石段を上る。土曜だったが境内は参拝者まだら。本堂で御法楽して終了。記念写真を撮り、帰りのバスに乗る吉野駅へ歩く。ケーブルカーは去年から止まったまま、営業する気なし!駅へ降り缶ビールで乾杯。午後1時、宿で運んでくれた荷物を受け取ってバスは出発。静かに皆寝る。午後3時前に醍醐寺着。護摩道場へ進列して最後の駈出し護摩。こちらは参詣者も大勢。全行程を無事に終え三宝院玄関前で最後の御法楽を上醍醐に向かってあげて終了。白書院にて「入峰修行章」いただきビールでのどを潤し帰りの準備。着替えて送り返す荷物をスーツケースに詰めて事務所玄関に置く。軽い身なりになって挨拶を交わし3人でバスにて京都駅に向かい、「御旅庵」にチェックイン。銭湯で疲れと汚れを洗い流し、近くのお好み焼き屋で飲む。

2018年6月8日(金) くもり一時雨
大峯花供入峰B。

午前1時起床。雨は落ちていない。すぐに龍泉寺へ水行に行く。さほど冷たさは感じない。1時半朝食。快便とまではいかないが便出て一安心。午前3時龍泉寺発足。大橋茶屋着。いよいよここから清浄大橋を渡って女人結界門をくぐって峰に入る。今年は茶屋で珍事があった。一心寺の柴田さんが「うどんを食べていきたい」と本山先達に申し出る。いやぁ、大峯に15年も通う経験者はゆとりだなぁと。(後で聞いたら、一心寺は朝食をとらずに峰入りしているのだそうだ)。雨もなく快調に明かりを頼りに登りはじめる。6時過ぎに龍泉寺参籠所に着く。大峯山寺で杖に焼き印してもらってから小篠の道場へ更に歩く。奥駈以来の小篠。小篠で柴燈護摩。大峯山寺へ戻ってもう一座。参籠所で昼食。雨が降ってくる。今年は行場をまわる予定もないので、雨除けの菅笠をかぶって3人+二瓶さんでゆっくり下る。ポンチョを着るまでには至らず。龍泉寺に戻る練行も雨は無し。宿に入る。明朝は2012年以来の龍泉寺から鳳閣寺までの徒歩練行が再開される。今日の大峯往復の疲れが足にきていないことと天候がよくありますようにと願う。洞川の温泉は少し熱めだがとても気持ちがいい。夕食は豪華。8時前だったか雷鳴とともに大粒の雨屋根をたたきはじめやがて激しい雨となる。こりゃすごいと床に就いた新井さんも起きてくる。

2018年6月7日(木) くもり時々晴れ
大峯花供入峰A。

天候が心配されたが雨は幸い落ちていない朝。4時半朝食。院生がいないので、配膳なども手伝いながらいただく。6時三宝院玄関で御法楽し、留守組に見送られてバスで発足。7時半前に大阪:報恩院着。近畿の修験講の皆さん大勢が寺の内外にあふれている例年の光景。休憩の後御法楽し発足。四天王寺まで朝の通勤通学時間帯を練行。四天王寺で護摩。陽射しもあって、今日から明後日までの峰入り日程が安らかであるような予感がする。近鉄阿部野橋駅から貸切電車にて下市口駅へ。車内で早めの昼食。本山からの差し入れがある。下市口駅で下車しそこから洞川へ貸切バス移動。予定時間着。宿「花徳」の車に荷物を預ける。先駈けの醐青連や近畿連合と合流し洞川練行。去年は雨が降っていたが今年はその心配はなし。小中学生から先生、洞川宿の皆さんがいつものように「よーおまいり」で迎えてくれる。この光景に僕は感極まる。如何にここの人たちが大峯を大事に護りつづけてきたかの思いが伝わってくる。龍泉寺に着き、本堂、八大龍王堂で御法楽し柴燈護摩道場に入る。終えて分宿。「花徳」は僕ら山梨3人と、東京:塩船観音寺徒弟の新客二人、それに常連の大阪の新井さんが同部屋。広く広く使えるように配慮してくれてあった。着替えてすぐに「かんばし」に行き、山ア師より頼まれた熊の引敷と錫杖入れを見る。迷っても仕方ないのでご主人にも意見を伺い決める。生ビール飲む。朴葉寿司いただく。天候がいいことを祈って就寝。

2018年6月6日(水)
大峯花供入峰@。

朝4時勤行。5時に朝飯。女房に送ってもらい7時過ぎ下部温泉駅から乗車して行藏院、玄法院ご住職と合流。10時45分京都着。カレーを食べてタクシーで醍醐寺へ。朝から雨。午後2時から駈入護摩。なんと今年の随喜参加は男性のみの16名。その半分が新客。それになんと院生がいない。なんというこっちゃ。先月の所長会では、5名ほどの入学があったと報告されていたのだが。詳しいことはわからず語らず蓋がされてしまっている。5時半夕食は精進カレーに野菜コロッケ二つ。風呂は女性の宿泊者がいないため、二つの風呂が解放された。便所もまたしかり。晴れは期待できそうにないかも。などと思いつつ、恒例の再会祝賀ということで畑山商店へ。なんとシャッターが下りている。柴田師、玄関のチャイムを押して奥さんを呼ぶと、「水曜が定休日だけど待ってました」と気持ちよく開けてくれる。乾杯乾杯。

2018年6月5日(火) 晴れ
今日も草を刈る。

雨を連れてくる風が吹いているので、いくらか暑さをしのげる。参道、駐車場などに除草剤を散布し、民俗資料館前庭と畑の草を紐で刈る。教育委員会の深沢君来て少し話をする。11時過ぎに作業を終えて頭を刈ってシャワーを浴びる。夕方新潟の山ア師より電話ある。洞川の食堂かんばしにて熊の引敷と錫杖入れを選んで、ご主人には連絡入れてあるので、送ってくれるよ頼んでくれとのこと。えらいことになった。昼過ぎに壬生住職より電話ある。

2018年6月4日(月) 晴れ
今日も真夏の暑さ。

朝だけが少しひんやりとしている。4時半過ぎに本堂に入るのが静かで平和な時間。朝食後に本堂裏の枯れ柴を片付ける。10時45分に下山小3年生来山す。この子たちは去年ザリガニ釣りに来て19名のほぼ全員が泥だらけになっていった子たちだ。本堂の中で今日は静かに僕の話を聞いてくれて、2年生よりもちょっと大人な質問もしてくれた。お不動様も今日は慈悲深い優しいお心で3年生を迎えてくれたはずである。S土建の落札した公共工事の期限内完成と安全を祈願す。

2018年6月3日(日) 晴れ
もう真夏のように暑い。

京都行き帰りの切符を身延駅に買いにゆき、ついでに荷物も本山に送る。準備OK。真夏のような暑さ。峰入り中の天候が気にかかるが、もう梅雨なので降られて当たり前。雨が落ちなかったら山の神の褒美だと思うだけ。川口さん芋焼酎届けてくれる。代わりに貰い物のワイン持っていって貰う。録音して送った藤圭子聴きながら飲んでくれたとか。またゆっくりやりたい。東海師よりメール。体調を崩しているらしいので、夕のお勤めにお不動様に祈る。標師より季節の果実サクランボいただく。感謝。

2018年6月2日(土) 晴れ
足が痛い痛い。

朝から足が重く痛い痛い。この症状が大峯なら最終日バス移動組となってしまう。明日の午後には荷物を本山に送ろうと思っているので、あとは間に合うような回復を待つだけだ。アサガオの種がこぼれて勝手に苗が成長してきている。竹を切ってきて蔓が巻きつけるようにしいさな囲い棚を作った。送る荷物を準備する。

2018年6月1日(金) 晴れ
ご来光拝せず。

午前4時25分辺りが富士山からのご来光とのことで、雨の上がった薄暗い朝を4時ちょっと前に外に出てみると、富士の姿が朝を迎える薄闇の中に浮かび上がっていた。これはご来光を拝することができると期待しながら、日蓮宗のお題目の始まる前に僕は心経と諸真言をあげ、雲海に浮かび上がる富士に螺を立てる。余韻が裾に向けて流れてゆく。カメラを忘れたことに気づき持ちに行き帰ってくると富士の姿を雲が覆ってしまい、5時半過ぎまで晴れることなく、時々陽の登った光が雲の間からきらりとするだけで残念であった。朝食後着替えて6時前には出発る。七面山奥之院に向かう。ここからは晴れ渡った彼方に富士を拝むことができた。佐々井師が「般若心経をあげよう」といい、阿形師が頭を取って3巻唱え、終りに僕が螺を立てた。真言僧がいることにも気づかってくれたのかもしれない。ここまでで僕は一足先に一人で山を下りる。10時前に一丁目まで戻る。でも今日の下りは途中からものすごくきつかった。これは日ごろの鍛錬の足りないことがすべてなんだろうから大いに反省しなければならん。来週の今日は大峯の往復の日なのだ。後半は一人で下りながらホントに泣きそうな程にきつかった。夕方内船寺の晩さん会に女房と参加する。また行くことがあるかどうかわからないが、一度は行かないと決めたが妹の誘いを受けて行ったのはやはりよかった。草刈りなどでここしばらく腰が重かったのも要因だったかもしれないが、大峯前に状態がわかったのもありがたかった。

2018年5月31日(木) くもり
七面山登山。

インドから帰国中の佐々井秀嶺師と共に七面山へ登拝する1泊2日の行程に参加する。一行は高齢の佐々井師や他の高齢者のために朝6時半に七面山登山口より歩みを開始するも、僕は9時半近くに家を出てちょうど10時に登りはじめる。雨こそ落ちていないが天候は悪い。初めての山は歩くペース配分ができない。上りり客にも下り客にも会うことなく一人で登る。11時半くらいに一行の最後尾に追いつく。雨が降りはじめる。途中の休憩所で佐々井師にも会い妹より紹介される。あとは黙々と雨中をゆっくりゆっくり上る。甥の正仰が道中休むことなく団扇太鼓とお題目を唱え続けて鼓舞する。午後3時過ぎに敬慎院の到着。雨が小やみになる。濡れた衣体などを大きなストーブで乾かしてもらう。この日の20数名の宿泊客と比較的少人数だったため、お寺の方で僧侶には部屋を別に用意してくれる。ここは電気も水道もあり、携帯もつながる。トイレも水洗トイレ。ほぼ下界と変わらぬ生活ができるようだ。八日市場の同じ組の小林君が4年前から七面山で働いているので会えたらいいなと思っていたらちょうど受付のところで会いうことができた。向こうははじめキョトンとしていたが、僕だとわかると「なんで?」と真言僧の僕がここにいるのかがわからないようすだったので、登山の事情を説明する。自作の杖の初おろしで、「七面山」の焼き印も押してもらった。しかしこの佐々井という在インド半世紀になる僧。結局普段通りに、サンダル履きで七面山に登ってしまった。夜、本堂奥の幣の仏像など魅せていただいたが、役行者の小さな像が祀られているのが確認できた。ここもはじまりは修験道のお山だったのである。岡山から夜通しで駈けてきた真言僧、阿形師と同部屋になる。

2018年5月30日(水) くもり
法事あり。

なんと今年ももう5か月が終わってしまおうとしている。それなのに今年も寺の坊主としての仕事はほぼない。檀家が元気で長生きなのはいいことだ。1月の初めに法事があって依頼の法事になった。お父さんの27回忌ということで二人の娘さんが来られた。あいにく雨が落ち始めたこともあり、墓前で経をあげてくれればよいとのことであった。短い時間だったが、ウグイスも何度か鳴いて渡ってくれ、暑くはなく、雨もほどほどだったのでよかった。夕方になり雨がしょぼしょぼと降り続いている。明日の七面山登山に影響がなければいいのだが。インドから来日中の佐々井秀嶺師が七面山に登りたいということからの計画だというが、あまりにも天候が悪いようであれば中止になることもあるらしい。せっかくなので大峯の足慣らしで行ってはみたいと明日の天気のいいのを期待している。

2018年5月29日(火) くもり
目が早くに覚めてしまう。

寝る時間が早いので、だんだんと夜も暑くなってきて、目が覚めてしまうともう眠りに入っていけなくなる。せめて4時ごろまではと思い眠ろうとするのだがどうにも眠れない。今朝も3時前に起きてしまう。昨日は午前2時ちょっと過ぎくらいだった。台所の居間でビデオを見たりするのだが、つまらないとここでうとうとしてしまう。今朝は録りためたビデオが無く、読んでいる古事記を読み始めた。4時半前に本堂のお勤めをする。朝はひんやりとしていて何とも気持ちがいい。池の面に、ハスや水蓮の成長する姿を眺めるのも楽しみだ。鯉がゆったりと泳ぐ姿も見える。朝妹から電話があり、七面山に一緒に行かないかと誘われる。甲府の大徳方に断わられていたので、行くつもりはなかったが予定があるわけでもないので行くことにした。七面山詣での人たちが途切れることなく歩いているから大丈夫とのことなので、午前中の遅い時間に一人で登って行くことにした。その準備をする。雨が少し心配だが、予報では曇り、弱い雨ぐらいなので行けるかもしれない。佐々井秀嶺師部隊は朝6時半登山開始とのことなので、どこかで追いつけるように歩こうと思う。
午後本堂の裏を草刈りする。ミニトマト色づきはじめる。

2018年5月28日(月) 晴れ
例月護摩。

不動尊の祭典から一か月が過ぎた。梅雨入りの前にもう夏の暑さだ。郵便局で大峯花供入峰の参加費を振り込む。あまり一貫性のないところを申し上げるのだが、今年は事前申し込みに対して参加しの振込用紙を送ってきた。ここ数年はATMから参加費を振り込んできたのでそうしようと思っていたのだが日程表と一緒に振込用紙が送られてきた。82円もったいないという感覚の方が僕にとっては強い。今年は吉野下りの行程に、朝少し歩く時間が復活したようでうれしい。コメリで蓮の苗を二株買ってきて池の底に埋める。午後不動護摩一座。上野原の若菜さん母子参座してくれる。暑くなってきたのでびっしょりと汗をかく。終わってから護摩壇と本堂の掃除、仏器洗い。午後6時前に終えて、お勤めをする。

2018年5月27日(日) 晴れ
夏場所千秋楽。

天皇が来年退位するので、平成最後の夏場所が千秋楽となった。横綱鶴竜が優勝。昨日も今日もとてもいい横綱相撲だったから、琴奨菊戦に立会変化して勝った一番がやはり残念である。こういう相撲を取るところが鶴竜のもう一つ自身を持てないところなのかも知れない。一方竜電。やっと今日3度目の勝ちをおさめ、3勝12敗で今場所を終える。なんとか幕尻にとどまって十両陥落は避けられそうかな?暑い一日。古事記を読んでいる。

2018年5月26日(土) 晴れ
女性二人参拝。

境内の短い生け垣を刈りこむ。ちょっとずつ仕事が捗っているというところ。あらかじめ連絡をいただいていた女性二人が11時過ぎに来山。本堂に案内して御朱印を書き、こちらは外に出ている。1時間ほど本堂に居たのではないか。それでも「よかったです、また来ます」と帰っていく。月曜は雨になりそう。そんなことからか午後は比較的強い風が吹く。

2018年5月25日(金) 晴れ
枝切り。

庫裏の玄関前の梅と池の端の梅の枝を切る。梅の剪定は冬しろということなのだが、どうしてもこの時季葉が生い茂ってきて見栄えが悪くなるので切ってしまう。来年の花芽も摘んでしまうことになるというのも前に読んでいたので知っているがどうもこれが我慢ならない。結局梅の花を楽しむ木を目立つ場所に植えておくことが悪いということになってしまうのだが。わかっちゃいるがやってしまったので、来春も花は楽しめそうにない。去年池に埋めていた水蓮鉢を引き上げて鉢から取り出してスコップで半分に根を割って浅くなった池の中に腕を突っ込んで水蓮を泥の中に埋めた。たぶん根付いてくれると思う。川口さんに「藤圭子」を録って送る。暑い日になる。

2018年5月24日(木) 晴れ
下山小2年生来山。

中部横断自動車道の工事の関係で、駐車場を現場工事のプレハブ事務所用地として早野組に12月まで貸すことにした。今日事務所が建った。橋の上の舗装工事を請け負ったとのこと。中部横断自動車道工事関係では駐車場を事務所用地として貸すのは今度で3度目となる。寺にとってはありがたい申し出なのである。午前10時半に下山小3年生19人が来山する。30分ほど本堂で不動明王を開帳し、資料を配布して説明しその後質問に答えた。「一人で住んでいるのですか」とか、こちらの予測付かない質問がいくつか出た。2年生の一番のお楽しみはザリガニ釣り。昨日雨があったので、だいぶ水が残っていたので、去年の子たちのように泥だらけになる子は少なかったが、持参した竿と糸が短くて、あまり遠くまで糸を投げられなかったのがちょっと残念だったが、それでも10匹ぐらいは釣っていったのだろう。合併した小学校がスタートして2年目。19人の同級生がいるのはなかなかににぎやかでいい。引率した教師は、息子が小学校の時に担任だった女の先生だった。今日は暑くなったが、モミジの青葉が風に揺れて日陰も作ってくれ、1時間ほど楽しんで帰っていった。
4月にコメリでホテイ草を買ったのだが、売り物の金魚の入ったトロ箱にホテイ草が入っていて、ホテイ草の根にいくつか卵が産みつけてあるのが確認できたので、(金魚かメダカか)期待して買ってきてメダカの卵を孵す水蓮鉢に入れておいたが、今日なんと金魚が4匹も孵っているのを発見したのだ。ちょっと高そうな感じの金魚の姿。大事に育ててみたいので、4匹を別の水蓮鉢に移した。竜電今日も負け。

2018年5月22日(火) 晴れ
刈り込み。

ツツジ、黄梅の刈り込み、南天の間引きなど始める。明日雨のようなので午前中にできるとこだけ作業して片付ける。横浜の牛山姉弟、墓参す。明日の予定だったがここも急きょ明日の雨を避けて今日来山。お布施お土産いただく。午後2時から文化財保護審議会。
朝隣りの日蓮宗の墓地で読経が聞こえていたが、知り合いの石屋さんがちょうど通りかかって声をかけてくれた。墓じまいがあったとのこと。「最近はこういう仕事増えています」とのこと。墓じまいだとか、終活だとか、もう他所で起きている事象ではなくなってきている。檀家のTさんも実家の家を解体している。甲府方面に自分たちはすでに家を持って生活していて、生まれたここの家はもう両親が亡くなってから住む人はない。子供らに負の財産を残さないということなのかもしれないし、これもTさんの終活なのかもしれない。
会議から帰ってきてすぐに、YouTubeで日大アメフト部の選手の記者会見を見る。監督、コーチの指示により相手QBに反則行為をしたのが明らか。皆何かずれているし疲弊しきっている。竜電意地の2勝目。鶴竜、琴奨菊戦に変化して勝つ。やはり横綱はどんと相手を正面から受けないといけない。正面から当たっても勝ちと負けは半々なのだから、変化して勝つのは見苦しいの極み。こういう相撲道の奥義をモンゴル力士は何年たっても理解できんのだなぁ。残念。

2018年5月21日(月) 晴れ
草刈り。

参道左側の畑を刈ってしまう。ほぼ一か月前に刈ったのでそれほど伸びていないが、新しい刈り払い機があり、今年はあまり伸ばしてしまわずに、背の伸びる前にまめに刈っていこうかと今は思っている。背丈が伸びると刈った後の草の量がたくさんなので、結局集めて燃したりすることもあり、低いうちに刈ってしまえばその必要がない。やる気の本題が一番だとは思うが。暑くなる。ただ吹く風がとてもさわやかだ。大峯を何回か登った時に使った白足袋を畑や草刈り用に下して使っている。靴下はかずに割と楽だ。
本山より今年度の割当宗費の納入通知が届く。昨年と同額。

2018年5月20日(日) 晴れ
墓地草刈。

腰が痛くて二日外の仕事を休んだ。こういうのって加齢による体力の減退の表れなのだろうな。年毎にこんなふうになっていくのかと思うと、なんだか情けなく寂しい気持ちになってくる。今日は朝から墓地の刈り残しを刈ってしまおうと昨夜から決めていたので、張り切って午前中作業した。終わったあと山道をきれいに掃いて済ます。ちょうどお昼になり、午後はお休み。ドラマ見たり。竜電負け越しに王手をかけてしまう。

2018年5月18日(金) くもり
信じていくということ。

午後3時過ぎに大槻の蔦木さん御夫妻来山す。金婚式を伊豆で祝ってもらっての帰りをお友達を連れて寄ってくれる。お不動様を御開帳し、お茶を飲んで帰っていく。大聖寺のお不動様に守られて生活できていると、熱心に友人にもお話してくれる。信じていくということは委ねるということにもつながるのかもしれないが、僕はこの不思議な空間で、ただただ毎日経を上げてお仕えしているだけだ。竜電今日も負け、今場所は難しい位置の場所で、勝ち越せないかもしれないが、皆こういう場所を経験しながら番付を上げていくのだ。精進精進。
蜂トラップの「集蜂液」を新しく作って入替えする。4月より今月の方が蜂の活動が活発になっているのだろうか、どのボトルにもたいそう立派なスズメバチが何匹も入っていた。6月くらいまでが捕える時期ということなので、液を新しくしたので、さらに捕獲できることを期待したい。

2018年5月16日(水) 晴れ
刈払機1台買う。

円盤と紐と2台で稼働しなければ広い寺の境内の草刈りは効率が悪い。1台が壊れてしまったので買うことにした。昨日の夕方Y兄弟商会へ見に行って今日午前中に届けてもらった。早速午後紐をつけて参道右側の畑の草を刈った。値段が少し高くてもパワーがあって軽量なものが腕や腰に負担が少ない。これで今年の夏を乗り切れる。竜電初日出ず4連敗。

2018年5月15日(火) 晴れ
草刈り。

「半分、青い」みてから11持半過ぎまで墓地周辺の草刈り。朝から天気も良く気温も上がってきたので、もう午前中で十分。途中一度水分補給をするも疲れた。腕もまだ草刈慣れしていないのでずしりと重い。シャワーのついでに頭を刈る。午後は休憩、読書。午後風強くなる。明日も草刈予定。竜電今日も勝てず3連敗。

2018年5月14日(月) 晴れ
暑くなる。

雨上がりで午前の早い時間はひんやりとしている。草刈りは雨露に濡れるので、民俗資料館の生け垣の刈込をする。11時少し前から始めお昼前に刈り込みを終え、昼食後少し休んでから片づけをする。暑くなったので暑い時間帯は体を動かすのが億劫だ。早朝か、午後3時過ぎくらいからだろうな。今週は気温がうんと上がるといっている。

2018年5月13日(日) くもり
夏場所始まる。

また2週間の楽しみが始まる。朝8時から陸の環境整備。側溝の泥あげをし、河川の土手の草刈り、獣除け柵の下の草刈り除草剤散布など。夕べ同志会の定例会へ、お祭りにあがった酒を持っていってみんなで飲み、いささか飲みすぎた。11時過ぎに作業終了。その頃には空は鈍色に変わってきて、間もなく雨が落ち始め、今午後4時過ぎだけど大分勢いよく降り続いている。

2018年5月12日(土) 晴れ
朝はひんやりと冷たい。

陽が出てきてからもしばらく時間が経過しないと外に出ても体が動かないのだ。本山から大峯花供入峰と葛城入峰の案内が届く。大峯の方は早速FAXで申し込む。行藏院、玄法院ご住職にも洞川の宿は「花徳」である旨連絡する。午後から二人は山歩きをしてくるということだった。午後は暑くなってきたので僕の方は歩く気にもなれず、かといって今日を一日だらだらと過ごしてしまうのかという呵責が募り、資料館前庭と竹林周辺の草刈りを3時前から1時間半ほどする。草を刈った後を小さな鳥たちが草の実をついばむ光景をながめていると少し幸せな気分に陥った。

2018年5月11日(金) 晴れ
畑をする。

猿の群れが居なくなったので、(またすぐにやってくるのかもしれないが)野菜苗を少し植えてみようと夕べ話し、コメリでナス、ピーマン、シシトウ、オクラの苗を買ってきた。午前中管理機を畑にかけ、昼食後に苗を下した。先に植えてあったミニトマトはもう実が生りはじめている。庭先に置いてあるミニトマトの脇芽を取って3本ほど挿してみた。いい天気。

2018年5月10日(木) くもり
雹が降る。

荒れた天気で陽が出たり、風が強く吹いたり、雨が舞ってきたと思ったら、いきなり雨粒が強くなって雹が落ち始め屋根をたたいていったり。肌寒く感じなんとなく家の中で一日を過ごす。

2018年5月9日(水) くもり時々晴れ
登山。

東寺の朝6時からの生身供に参座する。鐘が鳴り門が開けられて大日堂に入る。毎朝きているのだろう地元のお母さんたちが道内に入ってゆくのに倣う。お母さんたちが経本を開いて独特の節回しで開経偈から唱えてゆく。なかなかこれにはついていけんわ。法要の終盤で僧侶が空海が持ち帰ったという仏舎利を頭と手に授けてくれる。僕も倣って授けていただいた。清々しい気持ちで帰る。うちのも東寺の蓮池のような眺めになればいいなと思う。妹からもらった蓮が2株池の底に根付いたようで茎が水面に顔を出してきた。9時の醍醐寺行きバスに乗ると、山形北部南部の羽柴、堤両所長と一緒になる。帰りのタクシーご一緒させてくださいと頼む。10時より全国宗務所長会。今日が最後の会議。8年の役を終える。白書院で昼食。3年程前から豪華な昼飯になったが、それ以前は食堂でうどん。まあこれでもよかったのだが。去年午後4時前の新幹線に乗り遅れたので、昼食後本山の方に「予定時間を超過しないように進行してもらいたい」とお願いする。予定通りに終了。日当、旅費の立て替え分などいただいて三宝院唐門前にて記念撮影して解散。新潟の所長さんが「今日はお土産がないねぇ」というので、「あ、ほんとですね」と応えるがあとから出てはこなかった。羽柴僧正が呼んでくれてあったタクシーで京都駅まで。余裕で間に合う。握手してさよならする。羽柴僧正より、「渡辺君のこと様子見ていてよ」と言われ、「7月に何日か来たいといってます」と伝える。昼食の後新緑の中を金堂、五重塔まで行く。花供で6月に来るが、東海さんともまた一緒に来れたらいいなと思う。山ア師にメールする。今日とはっきりしない天気。山梨も同様。

2018年5月8日(火) くもり
京都行き。

朝9時過ぎのふじかわ号に下部温泉駅から乗る。下部ホテルに寄り売店で宿への土産の信玄持ちを買う。午後1時少し前に京都着。天候が回復するとばかり思い込んでいたが、京都はパラパラと雨が降っている。構内のカレー屋「スパイシーマサラ」で昼を取る。地下鉄で丸太町に出て京都御所周辺を散策する。走っている人、犬の散歩の人、太極拳する人、ベンチで食事してる人、葵祭に向けて草刈りする人など。一般公開されている京都御苑「閑院宮邸跡(かいいんのみやていあと)」が無料拝観できた。名前の通りにしずかで時間を忘れそうになる。大聖寺のお不動様は御所内の清涼殿にあったという。遠くから写真を撮る。道を挟んで少し歩いて松屋常盤に寄り【味噌松風】を買う。切れ端をビニール袋にもいただく。京都に来ればほぼ必ずここの松風を買って土産にしている。ぶらぶら歩いて京都駅に戻り、東寺境内を少し歩いてから宿「御旅庵」に着く。東寺DXの前で珍しそうに写真を撮っている旅の女の子が二人いた。泊りは僕一人。銭湯に行き、駅に出て生ビールを飲み、帰ってからも少し飲む。去年は6月の大峯の帰りに山ア師とここに泊り、行列のできる【京都たかばし 本家 第一旭】に朝7時に行って食したのだった。

2018年5月7日(月) くもり
雨降ってくる。

午後になって少しずつ雨降りはじめる。午後5時を回って雨足が強くなってきた。頭を刈り、京都行きの支度をする。京都方面は明日は天候もよさそうだから傘の心配はなし。映画、読書。

2018年5月6日(日) 晴れ
祭祀。

檀家の佐田家の三国院の祭祀。10時から毎年の習いでお祭りに行く。外に設けられた少し高く作られたところでするのだが、僕がいくほんのちょっと前にカラスが供物をつついていったとかでご夫婦ばたばたとしておられた。15分ほど螺を立て経をあげて終える。もううちの檀家で屋敷神さんの祭祀をするのは1件だけである。終わって座敷で接待を受けながらお話しして正午少し前に帰る。山ア師の菅笠に出かける前に柿渋を塗る。もうこれでいいと思う。僕の笠にも一度塗る。比べるとずいぶんと濃さが違うが、多分日が経つにつれ色濃くなってくると思う。長い連休が終わる。明日は雨になる予報。墓地の草刈りは京都から帰った後だ。

2018年5月5日(土) 晴れ
こどもの日。

「こどもの日」といってもここではほとんど子供を見かけることもない。ここにも小中学生も何人かは居るのだろうが、育成会で子らのために行事をするということもなくなっているようだ。僕の子供たちの頃にはまだかろうじて、沢をせき止めて「マスのつかみ取り」やら「バーベキュー」をした思い出がある。子供の為といいながら、親が集まって酒を飲むことの方が中心だったような気もするが。まあそれでもよかったわけだ。御朱印1件。午後甲府から義兄家族遠出をした帰りを立ち寄ってくれる。山ア菅笠、4度目の塗り。今日は原液をそのまま塗る。あと1回塗って放置しておけば勝手に色濃く変化していくだろうと思う。国道は今日も通行量がだいぶ多いようだ。映画、読書、のんびりと過ごしている。

2018年5月4日(金) 晴れ
聖地巡礼。

乃木坂46のメンバーが出演した、映画「あさひなぐ」の撮影地・ロケ地の内船寺へ、家族で聖地巡礼をしてきた。実は妹の嫁いでいる寺である。午後2時過ぎに着き、僕は下から長い石段を法螺を立てながら上った。ゴールデンウィークに入り、毎日巡礼者が絶えないといい、実際に僕らが庫裏に上ってお茶をいただいている間にも何人かが訪ねてきて、妹が親切に撮影場所などを案内もしていた。訪れるのは9割が男性だそうだが、年齢も60代までとまちまちで、台湾や香港からも来ると聞いた。すごいなぁ。
昼食後出かける前に、外の便所の脇にある椿が枯れてしまい、押してみるともうぐらぐらしているので、危ないのでチェンソーで伐り倒した。いい天気だったが今日も強い南風吹く。池の水蓮がもう花開いた。久しぶりに本も読む。連休中はのんびりする。身延駅で、8日の京都行き往復の切符を買う。

2018年5月3日(木) 晴れ
柿渋を塗る。

山ア師が置いていった菅笠に柿渋を塗りはじめる。はじめは2倍に薄めたのを掃けで塗り、今日は2回塗りした。明らかに2回目を塗ると笠の色がしぶくなった。今朝まで雨がたくさん降り、10時頃から晴れてきたので、柿渋を塗った笠も外でよく乾いた。少しおいて今度は原液を何回か塗り重ねれば、自然と色濃くなっていくと思う。映画「山猫は眠らない」を4本見る。

2018年5月2日(水) くもり
天気下り坂。

雨はまだ降っては来ないが夜から明日にかけて強く降るかもしれないという。予想を見ると朝には止むようだ。隣の早川町では明日毎年恒例の「山菜まつり」が開かれる。予定通りに開催できるといいが。結界に使った青竹などを風のない朝方に燃してしまう。大体今日で片付けと本堂の掃除も終えた。遠方の方への御札も昼前に郵便局から発送した。映画など見てのんびりする。メンバーの山口氏の事件について、TOKIOの他の4人のメンバーが記者会見を開いたのを少し見る。山ア師より頂戴した「鮭の酒びたし」を今夜はいただく。

2018年5月1日(火) 晴れ
5月。

本当にもう夏だ。娘はメーデーに行く。片づけやら便所掃除やら。明日から天候が崩れる予報。外のことをする。午前中に行藏院ご住職忘れ物のビデオカメラ持ちに来る。6月花供入峰の宿「花徳」に予約入れたことを伝える。娘が帰ってきて、珍しく「鰻でも食べに行かない?」と提案するので任せる。結局甲府へ行くことになる。久しぶりに豪華なうな重を食う。若いころメーデーに行くともう昼間から酔っぱらっていたのを思い出した。

2018年4月30日(月) 晴れ
山ア師帰る。

何日泊っていってもかまわないと誘ったが、カレンダー通りに勤務なのでと10時過ぎに新潟に帰ってゆく。今回もまたたくさんの高価なお土産をいただいた。それでも彼は、女房の出す山菜のてんぷらやみそ汁を「うまい」感激してくれた。僕はとても素敵な若い友人と知り合えたことがうれしい。7月の大峯奥駈けで会う約束をする。朝昼夕と「あとのまつり」のビールを飲みながら、果てしなく続きそうな片付けものにちょっとだけ手をつける。

2018年4月29日(日) 晴れ
祭典。

朝4時に起きる。少し台所でビデオを見て5時に本堂でお勤め。山ア師も早起きして一緒にする。静かな朝。二人で螺を立てる。6時朝食後に、二人で道場にシメなど付け始める。7時半過ぎには檀家の方々寺に集まりはじめそれぞれ手伝いをはじめてくれる。同志会に人たちも参道に店を出す。店を出して彼らも祭りを一緒に楽しむ日としてくれたらしい。9時過ぎに諸大徳参集し着替えはじめる。10時より本堂護摩。まあ少ないだろうと思っていたが、予想以上の人が入ってくれていてお加持も結構長く続く。予定通り30分で本堂終了。10時50分より八幡神社参拝し、参道より柴燈護摩道場に入る。参道を歩いているときには風がピタッと止んでいた。吹き流しが下にだらーっと降りていたのだが、諸作法が進むうちに風吹いてくる。点火後獅子座に着くと大きな風吹く。鐘楼側の結界の縄を火が舐めて切ってしまう。さすがに例年の様な人出とは言い難いほどの集まりであったが、それでもまぁ、何とか格好つくほどの人出もあり無事終える。町田からわざわざ火渡りするために来てくれたバスの運転手もある。今年はすべて終えてから庫裏で食事をとっていただく。知り合いや遠方の檀家の方々、檀家の皆さんは祭りの片づけをしてから席に着く。手伝いに来てくれた女性たちもっごゆっくりと食事や話を楽しんでいってくれる。これもまた祭りである。東海師は螺がだいぶ上達した。もう1泊する山ア師とゆっくりと飲む。祭りが終わってしまえば何となくさびしさが湧いてくるのが毎年のこと。

2018年4月28日(土) 晴れ
祭典前日。

今日も実に良い天気。朝柴護摩の壇に手を入れ、檜の葉を不要なものと仕分ける。角家の三姉妹東京から来る。今年も当日手伝いに来てくれる。外のトイレの掃除をする。午後1時半から檀家の人たち来てくれて準備作業。のぼり旗、吹流し立て、護摩道場の結界、受付テントなど。明日の朝は8時から。上野原の若菜母子「明日来られないから」と来山す。新潟の山ア師午後3時半ころ到着。桐箱入の酒ほか豪華な供物ばかりいただく。我が家は、山菜の天ぷら、牛蒡の素揚げ、湯葉、妹が届けてくれた筍などでもてなす。二人で半年ぶりに楽しく宵祭りをする。電話が鳴り取ると、赤井の叔母さんからで、「体調がいいので明日連れて行ってもらう」と伝えてくれる。お不動様がきっとしっかりと見守っていてくれる。

2018年4月27日(金) 晴れ
護摩壇作る。

今朝の山梨日日新聞の「どれみるっく」という新聞のミニ広告に不動尊祭典のお知らせが掲載された。有料広告なのであるが、朝食後に早速1本問い合わせの電話があった。あとは無い。Webページにも載っている。昼食後に明日が忙しそうなので祈願の護摩を短く焚く。午後3時ごろから外の護摩壇を作る。下は組んであったので、桧を掛けてたり挿したりしながら柴燈護摩の壇を作っていく。今日の午後は強い風も吹くことなく終わる。いよいよ忙しなくなってきた。

2018年4月26日(木) 晴れ
雨が降った後なので、今朝の外はとても冷たく感じた。

朝の明けが早くなってきたこの季節は毎年いいなと思う。今朝は3時過ぎに起きてBS12でやった向田邦子のドラマの最後の放送分を見る。田中裕子良かったなぁ。午後2時から強制わいせつ容疑で書類送検されたのTOKIOの山口君の記者会見を少し見る。離婚した独身は孤独で寂しいということなのだろうか。仕事も忙しい一方で、実生活深酒の連続で、1月からは入院しながら体調を元通りに戻しながら仕事もこなしていたようだ。退院したその日に「一人快気祝い」で飲み始めてしまったのが事件の発端というのだから。酒好きの気持ちはよくわかる。御札を書いたり、細々としたことをやったり。

2018年4月25日(水) くもり
昨夜からの雨よく降った。

昨日は飲んで帰ってきてそのまま風呂入ってすぐ寝てしまい、雨音にもほとんど気づかずじまいだったので、こんなに降っているのかと驚いた。朝食後にプラスチックごみの収集日だったのでステーションに歩きながら、参道の溝を勢いよく流れる雨水を眺め、帰りは溝に生えている草を引き抜きながら戻ってきた。こりゃ森林組合のヒノキの枝の件は今日は無理かなと思っていたが、予報を見ると午前中には上がるようで、お昼に組合のM氏に電話すると、「枝打ち作業してます、今日届けます」行ってくれたのでうれしかった。約束通り午後4時前に軽トラ3台分を運んでくれた。これで壇の準備ができる。

2018年4月24日(火) くもり
若大将。

2年ぶりくらいだったか夜「若大将」へ行く。法事の際仕出しを願いすることがあるが、店に飲みにゆくのは久しくなかった。祭典に出す料理の打ち合わせをマスターと女房がする。毎年のことだが、今年から時間が変わったのでちょっと少なくなったかもしれない。秋山さんと川口さんご夫妻も呼んで久しぶりに懇親会をした。夕方になって雨が降りだす。森林組合から連絡があり桧の枝を明日の夕方持ってきてくれるというが、それも天気次第になりそう。明日がダメだと金曜になるのだそうだ。何とか明日早く雨が上がって夕方桧が届いてくれるとありがたいのだが。今日も一日朝から強い風吹きまくる。法螺貝の吹き口を削って音の出をよくする。実際によくなった。

2018年4月23日(月) 晴れ
朝から一日風強く吹く。

外のことをしようと思っていたが風が強くて気持ちが折れた。11時の鐘を撞いてから女房とセルバへ、お祭りの賄いもの(酒、茶、つまみ)など買い出しに行く。教育委員会時代の課長だったAさんと会って挨拶をする。お元気そう。明日は公康君の命日で七回忌になる。そういう訳で、買い物から帰って買ってきた酒を早速開けて公康を偲んでしまった。昼飯後うとうとしていたが、本堂回廊の掃除をする。一つ片付いた。夜から雨になるかもしれない。

2018年4月22日(日) 晴れ
暑い。

もうもはや春ではない。もはや戦後ではなく春というには厳しい暑さである。「こんな春わしゃ知らん!」と池の端に紫蘭が咲きはじめた。この花も好きな花だ。午前中草刈り。これで草刈りはとりあえず終了。昨日は結局山梨では30℃越えはなかったようだが、今日の方が暑く体が感じた。この辺りは盆地ではないので30℃には届いていないと思うが。午後になってまた南風が強く吹いてくる。仏像に興味を持ち始めたという大工さんがやってきてお開帳する。お礼にと、祭典の御札を申し込んでいってくれた。

2018年4月21日(土) 晴れ
暑い熱い。

草刈りの続きを午前中する。草刈り機の調子がいまいちで、もう1台の方を使って正午直前に終える。ついでに頭を刈る。頭は電気バリカンです勿論。大阪渡辺師よりメール。法務多忙につき祭典には無理だが、7月初旬に数日来てみたいとのこと。新潟山ア師もメールくれる。28日に来てくれる。午後柴燈の壇の下準備する。甲府の拇速夫妻お参りに見える。午後風ちょっと強くなる。明日もまだ暑いらしい。客殿裏の庭も草を刈らなくちゃ。

2018年4月20日(金) 晴れ
草刈り。

穀雨の今日ということでもないが、今年の草刈りを始めた。参道両側の畑。去年までは、地区の皆さんが八日市の会場として使うので畑の草刈りをしてくれたが今年はもうだれも草を刈ってはくれない。別に刈らなくてもいいわけだが、まあさっぱりと小奇麗にしてお祭りを迎えたい。そうそう、昨日祭りの小さな立看板ができあがってきて山門に立てかけた。朝8時から夕の4時まで草を刈って片側の半分が残った。明日やっつけてしまおう。夏の暑さだ。明日明後日はもっと暑くなるのだから、朝いくらかでも涼しいうちに刈ってしまおう。護摩壇の下組も来週青葉が届く前に拵えてしまわなければならない。何となくせわしなくなってきたぞ。T師、W師からの祭りに来る来ないの連絡まだ入らず。日曜まで待つか。

2018年4月19日(木) 晴れ
暑くなる。

明日から日曜まではもっともっと暑くなるようだ。土日は30℃越えの予想。凄いことになってきた。で来週の天気が気になりかけていた。月曜から水曜にかけてまた天気が下り坂のようで、お祭りの一週間前になると天気予報が一番の気になる事柄になってくる。木曜の予想が「曇時々晴」となっているので、29日にかけて回復してくれて、当日は雨さえ降らなけりゃ曇りだってかまわないのである。もう祈りしかない。
朝早い時間に少し歩いて、午前中は除草剤散布。トマトの苗の残り2本を畑におろす。メダカの稚魚は今日3匹を確認。コメリでホテイ草を買ってきた。

2018年4月18日(水) 晴れ
メダカ孵る。

午前中の雨が昼過ぎに上がり次第に天気は回復してゆく。午後病院を定期受診。帰りにコメリでトマト苗を4鉢買う。トマトの苗を見ていると肩をたたかれ、振り向くとオサムさんだった。お祭りに来てくださいと誘う。猿さえ出なけりゃ畑もできるかもしれない。申し込みの御札書く。書いているとメールや郵便で申し込みがまた届く。右肩上がりに伸びていってくれるとありがたいが。朴保、岡林信康聴く。今月初めからBS12で「向田邦子ドラマ傑作選」を放送している。第1回だけ見逃したが、2回以降はビデオに録ってみている。かなりくたびれた映像だが内容がいい。女優の田中裕子がほぼヒロインを演じているのだが、若い彼女がとてもいい。最近はテレビで見ないが好きな女優だ。向田邦子の作品はちょっと危ないようなところがまた見るものを引き込んでしまうように思える。昭和のドラマも歌も僕は大好きだなぁ。病院から帰ってきてから、メダカの卵を別容器に移していると、何か動くものがあるので目を凝らしてみると、メダカの稚魚が2匹泳いでいた。午後から気温が上がって孵ったのだろう。うれしい。

2018年4月17日(火) くもり
雨が降ってきた。

少し早く夕のお勤めを済ませ本堂を出ると雨が降り始めていた。今日一日寒い。雨の降る前にと、朝少し歩いた。旧原小学校の前を通ると、N先生が立っておられた。止まって5分ほど言葉を交わす。「あけぼの大豆拠点施設」の施設長をやっているとのことで名刺も頂いた。週末はまた暑くなり、日曜には30度近くになるかもしれんという。晴れたら、草刈をしたり、除草剤散布もしなければならん。やさぐれてばかりもいられんなぁ。
新潟県知事の女性問題、福田財務次官のセクハラなど話題に事欠かない。新潟県知事は独身だというし、相手は成人女性だというし、女性に家庭があれば問題なのかもしれないが、互いに独身であればことさらあぶりださなければならないような問題でもないような気もするが。最近の週刊誌ってのはこういういやらしい粗探しばかりに躍起になっているように感じる。安倍は「膿を全部出しきって」という言葉をよく使うが、他人の膿のことばかりをいい、週刊誌記事と何ら変わりがない。我が女房殿は、「膿を出すのはお前だろう」って言ってる。僕もそう感じている。

2018年4月16日(月) くもり
天候定まらない。

今日は一日曇り日で寒い。昨日は雨が上がったとは少し気温も上がった。水曜ぐらいまで天気が悪いようで、明日はまた雨の予報だ。少しずつ祭りの準備を進めている。草もだいぶ伸びてきた。2週間のうちに畑の草も一度刈ることになるだろう。客電の裏庭も草刈が必要になる。頭の中で祭りまでの時計が動き出して、いろいろなことが頭をめぐっている。三寒四温でメダカの採卵を3月末から始めたが、水温が天気の悪い日には低い。多分卵が孵らないのはこの水温が上がっていないことが要因となっているのだろう。やっぱ自然は厳しいわ。

2018年4月15日(日) 晴れ
雨の日曜。

午後2時を過ぎてから天候が回復してくる。朝は雨が降っていて、本堂まで長靴を履いていく。それでも午前9時前には雨の中を二組の不動尊参拝がある。夕方芳名帳を見たら奈良県橿原市の住所が書かれていた。雨は次第に小降りになっていき、時折も陽射しもあったので、メダカの鉢の掃除をした。採卵したがまだ孵化は見られない。15匹ほどメダカが年を越したのだが、どうもメスが4匹しかいないようで、ここのところがちょっと意外だった。映画読書などして過ごす。

2018年4月14日(土) くもり
朝から風つよく吹く。

天候荒れて一日終わる。午後3時半頃に開、相模原に戻ってゆく。独身者はクルマにたくさんの食料や日常必需品を持たされる。朝早く天候が崩れる前に裏山から小学校方面を歩く。閉校されたグラウンドにツツジが鮮やかに咲き始めている。見る人がほどんどいないのだと思うがもったいない。こんなに風が強くても、午後2組ほどお参りある。ひと組は御朱印。祭典の御札書く。

2018年4月13日(金) 晴れ
毎週金曜日に不動尊参りの女の子がいる。

夕べ開、年末以来の帰省。冬のタイヤの交換。一日暑い。なんとか仕事もこなしている様子。外国へ行くことも年2回ほどあるようだ。金曜日にお不動さんをお参りする女の子が居る。金曜が休みなのかもしれないが今日も来ていた。池の蓮、睡蓮も茎が伸びてきて池の面にその存在感が出てきた。今年は池に花開くのが楽しめそうだ。夕方内船寺でタケノコ届けてくれる。初物。茹でてあるので茹でてくれてあるので味付けのみ。ありがたく酒のお供にいただく。

2018年4月12日(木) 晴れ
暑くなる。

数日振りに暑さ戻る。桜は八重がまだ咲き残っているが他はもう葉桜になった。代わってハナミズキ、モクレンが満開。ヤマブキも少し早目に黄を誇っている。花の季節になってきた。いくつかの木でツツジが咲きはじめた。午後裏山を久しぶりに一周する。枯れた大木が何本も風にあおられたか、倒れていた。輪廻。

2018年4月11日(水) くもり
風強く吹く。

一日曇り。午前中から雨混じりの風強く吹く。昨日の続きで畑をやる。スコップで土を起こしてから管理機をかけて耡(うな)う。耕すといった方がいいだろうか。「耡(うな)う」なんて言葉はもう9割がた死語になっているのかもしれない。可哀想な日本語たち。どんどん僕たちは言葉を忘れ、語彙に貧しい頭になってゆく。一応気持ちよく畑の均しは終わる。あとはお祭りでも終わったら何か苗物を買ってきて植えてみようと思う。畑荒らしの猿の一群が消滅してしまったわけだし。寒暖差が激しく体がついてゆけない感じ。ぼちぼちと地元の方からの御札の申込もいただいている。例年並みにはなってほしいと願っているところ。

2018年4月11日(水) 晴れ
外作業。

午前中は、墓地から裏山にゆく道を少しなおす。大雨が降ると山土がどんどん流れてきて、最終的には寺の池に流れ込むような状態で、池が山土で埋まってしまってきている。回避する策があまり僕には見つけられないが、とりあえず雨水の流れる溝をしっかりと掘り、できるだけ沢に水が流れ込むようにする。午後から畑に出て、管理機をかける。なにか作物をという具体的な考えもないが、草のない畑にしておきたいのと、こういう作業は気分転換で楽しい。新年になってから猿が現れないのが不思議に思えていたのだが、その原因を今日知ることができた。ものすごい事が起こっていた。これはホントにすごい。一網打尽。一群がそっくり消滅してしまったらしい。

2018年4月9日(月) 晴れ
今日もまた風強い。

昼過ぎまで強い風が吹く。風の強い時季だけど、こんなに強風なのは珍しい。それから今朝は冷え込んだ。今週はあまり気温が上がらい予報だ。ひんやりとして庫裏や客殿に行くのがめんどくさくなる。午後御札を書く。天野家のお墓参りに来た知人の方を墓まで案内する。Weather Report聴く。

2018年4月8日(日) 晴れ
加賀美遠光公子孫来山。

夕べの信玄公祭りに来たという千葉県市川市の秋山さんご夫妻が来山した。この寺にお不動様を安置した加賀美次郎遠光の5人の息子の長男秋山光朝の子孫で、「第35代末裔」に奥様がなられている。持参した色紙に朱印して墨書きした。話の過程で、次を引き継ぐご子息が御嶽山の噴火で亡くなられたということを知る。御嶽噴火で亡くなった方の身内の方に遭うのは初めてだった。この寺に参れたことを大変に喜んでお帰りになる。

2018年4月7日(土) 晴れ
今日も風強く吹き荒れる。

女房は義兄の七七日忌。午前中風強く吹く。午後1時頃、伊藤さんから電話で、「月参りに行きたいのだが、こんなに風が強くて、本堂開けてありますか?」と問われたが、「開けてありますよ」と応えると30分後くらいにお参りに見える。御朱印のご夫婦もある。夕のお勤めの後、賽銭箱に1800円ほど、外陣の御守りの売り上げの箱に3000円ほど入っている。添え護摩木やお守りを買っていってくれたのだろう。午後3時過ぎに風収まる。裏山を歩き頭を刈る。庫裏玄関前のミツバツツジがきれい。シャガ咲きはじめた。ヒトリシズカ、イカリソウも木々の下にひっそりとその清楚で気高い姿を見せている。

2018年4月6日(金) くもり
一日風強く吹く。

朝から強風。桜の花は散ってしまうが、その後に桜のがくが強い風で散ってくるのだ。今日の風は砂埃を運び、花粉を運び、本堂の廊下はスリッパで歩いても埃が立つ。午後4時を過ぎて雨になってきた。乾燥して埃っぽかったのでいいお湿りだ。女房雛壇を片付ける。「大相撲春巡業で、あいさつ中に突然倒れた市長の救命措置で駆け上がった女性に、日本相撲協会側が土俵を下りるよう求めるアナウンスを流した問題」がまたまた世間をお騒がせしている。相撲協会も踏んだり蹴ったりだ。こういう話がまた取り上げられると、大峯の女人禁制もまたどこかで論じられることになるのかもしれない。松明もこしらえた。

2018年4月5日(木) くもり
気温上がらず肌寒い日になる。

気温の変化が著しいのが体には応える。昨日は夏だったのに今日は一転晩秋のような冷えだ。朝ストーブを点けた。まだ仕舞えない。土曜まで天候は下り坂になる模様。外の風も強い。桜はほぼ散ってしまった。野竹を取ってきて五大明王の幣その他を作ってしまう。檀家の御札を書く。今日は一日靴下はかず。寒いのだから履けばよかったのだが、何となく朝起きた時に、いらないような感じだったのでそのまま過ごしてしまった。

2018年4月4日(水) 晴れ
夏到来ではないかと今日は感じたのだが。

朝飯前1時間ほど歩いてきた。4時起き、5時朝勤行、6時からウォーク。朝もしっかりと明けてきて、いい季節だ。女房は文化学園の講座に出かけ、陽の上がった外で竹を切ったり、レンガで囲って花壇らしきものをこしらえたりする。夏である。Tシャツ1枚でも汗をかく。風は熱を帯びて爽やかさはとっくになくなってしまっている。メールを開くと、新潟の山崎師から御札の申し込みがある。きっと気遣ってくれているのだ。あーこんなにも優しい人に、山梨まで出向いてくれなんて身の程知らずも俺は甚だしいと慚愧に堪えない。メダカの瓶は午後5時半過ぎても水は温かい。なんだか生ぬるい夕暮れどきになり、芋焼酎の水割りをたのしみ始めている。
うちのミツバツツジも開きはじめた。この紫がもう大好きである。

2018年4月4日(水) 晴れ
夏到来ではないかと今日は感じたのだが。

朝飯前1時間ほど歩いてきた。4時起き、5時朝勤行、6時からウォーク。朝もしっかりと明けてきて、いい季節だ。女房は文化学園の講座に出かけ、陽の上がった外で竹を切ったり、レンガで囲って花壇らしきものをこしらえたりする。夏である。Tシャツ1枚でも汗をかく。風は熱を帯びて爽やかさはとっくになくなってしまっている。メールを開くと、新潟の山崎師から御札の申し込みがある。きっと気遣ってくれているのだ。あーこんなにも優しい人に、山梨まで出向いてくれなんて身の程知らずも俺は甚だしいと慚愧に堪えない。メダカの瓶は午後5時半過ぎても水は温かい。なんだか生ぬるい夕暮れどきになり、芋焼酎の水割りをたのしみ始めている。

2018年4月3日(火) 晴れ
網戸。

今日家のぐるり全部に網戸を入れてしまう。ここ3,4年、お祭りのちょっと前に網戸を入れるようになっていたが、その前は、お祭りが終わって5月の中下旬ぐらいにならないと網戸は入れなかったように思う。気温の上昇は明らかに僕の体でも感じるようになってきている。夏がドスンと冬になり、冬がギャーッと夏に突入するような塩梅になってきたのか。メダカの採卵も順調なので、今月中旬ころには稚魚が見られるかもしれない。御札作りを始める。今日までの申込の札を書く。とても御札で食っていけるような状況にはならないのだが、でも申し込みがたくさんあるとやはり気分はいい。散った桜の花びらが池の面を埋め尽くすようになり、ヒキガエルのオタマジャクシが泳ぎ始めている。

2018年4月2日(月) 晴れ
明王寺ご住職来山す。

朝、NHKの新しい朝ドラ『半分、青い。』を見てから甲府建材商会へ細縄を買いに出かける。朝ドラはいつもはじまりがなかなかに厳しい。引き込まれるまでにちょっと時間がかかるのだ。護摩道場の結界用に細い縄を用意するのだが、この辺りじゃ売ってない。縄を買ってから市川に廻り、丸井紙店で注文してあった木札を受け取ってくる。10半過ぎに帰ってくるとちょうど本堂に夫婦らしき人影があり、しばらくすると「ご朱印を下さい」と庫裏を訪ねてきた。御朱印1枚、不動尊の根付2個売れる。便意があったのでウンコをしていると女房が呼びに来る、「明王寺さん」と。久しぶり。12月の明王寺のお祭り以来。松の伐採のお祓いに近くまできたのでと、お土産持参で訪ねてくれた。ほんの20分ほど話をして帰っていかれる。29日のお祭りのこともお願いする。明日からお札書きをはじめようか。

2018年4月1日(日) 晴れ
暑い日続く。

4月の新年度が始まる。でも今日は日曜日。3時に起きて映画やドラマを見て5時に飯を食い、5時半からお勤めをし、6時半から外を歩く。裏山を抜けて閉校した小学校の方へ桜を見ながら歩く。朝の早い時間は日曜なので車も少なく静か。気持ちのいい朝を歩いた。昼前からまた気温上がり熱くなる。手足の爪を切り、頭を刈る。メダカの卵採取する。

2018年3月31日(土) 晴れ
午後少し風強くなる。

春の風が富士川を駆け上ってくる。6月頃まで午後はこの風だ。桜を散らせる散らせる。裏山を歩いていて歩きながらくしゃみが連続で出る。午前中庫裏に網戸を入れる。のんびりと少しずつ祭典モードに切り替わってゆく。まだ今日は3月の晦日だ。John Scofield聴く。本山から宗務所長会開催の通知届く。5月9日。早速「御旅庵」の予約状況確かめて空いていたので予約入れる。最後の所長会になる。

2018年3月30日(金) 晴れ
まるでもう初夏のごとき日和。

メダカは今日、4匹が産卵する。新潟の山ア師から久しぶりにメールが届いた。祭典の案内を出した返事で、遠いのに今年も来てくれるようである。頭が下がる。今年は前日に泊って欲しいと手紙を書いた。あとは好きなだけ泊ってごろごろしていってくれたらいいと思っている。今朝のローカル新聞には、妹の嫁ぎ先の寺が乃木坂46の「聖地巡礼」スポットになっていることが載っていた。おそらく春休み中でもあり、記事を読んだ知らなかったファンが押し寄せるのではないだろうか、というか、もう今日押し寄せたかもしれない。裏山を歩く。夕のお勤めをして、本堂の扉を閉めようとしているところへ男性が一人やってきて、添え護摩木に願い事を書き、お守りなど求めていってくれる。

2018年3月29日(木) 晴れ
メダカ産卵する。

25度近くになる日が続く。何かで以前読んだような記憶がある。この島国も四季がだんだん薄きなってきて、夏が終わると冬になり、冬が終わると夏に突入してしまうと。秋や春という体を鎮めたり、生きる心地の良い季節が短くほんのちょっとで終わってしまうようになると。まさにそんな感じのここ数日だ。寺の桜は満開で、枝垂れはもう散りはじめた。小さな花を咲かせるフジザクラ、花桃、きんぐさりなんかが盛りだ。昼前にメダカの鉢を見ると、一匹卵を抱いているのを確認した。午後産卵用に沈めておいたネットを引き上げてみると、5個の卵を見つけた。小さな水槽に沈めたネットに卵を移した。水温も20度を超えたということだと思う。3月にメダカの産卵を見たのは我が家では初めてだ。祭典までちょうど1か月。その頃には稚魚の泳ぐのが見られるかもしれない。

2018年3月28日(水) 晴れ
例月の護摩。

あたたかくというより一気に暑くなってきた。午後から護摩を焚いたが、混沌するために五穀器、飲食器を取ろうとしたが熱くて触れなかった。壇が小さいのでどうしても夏場は熱くなってしまうのだが、この時期熱くなるのはあまりないのだが、少し炉の火の燃えも勢いがよかったのかもそれない。汗ばむほどだった。女房だけだったので、一段だけの略護摩を修した。終わって片づけと掃除。全部済ますのことができた。夕方少し山を歩く。祭典のお札作りを始める。少しずつ申し込みも入ってきた。

2018年3月27日(火) 晴れ
スズメバチ捕れてるぞ。

trapを確認して回ると、スズメバチのような大きさの蜂が2匹ペットボトルトラップに入っているのが確認できた。好天が続き、蜂たちの活動が活発化してきた証拠かもしれない。この調子でたくさん入ってくれること期待大。今日は朝から佐川君の国会証人喚問をうとうとしながら見てしまう。眠くなってしまうのは、ある程度は予想していたけれど、「刑事訴追を受ける恐れがあるので」答弁を控えるという言葉に都合よくはぐらかされてしまったからだ。こんなものはテレビの向こうの人たちに任せておけばいい。明日の護摩の準備をする。上野原の若菜さん、明日来られないかもしれないと今日午後参拝する。

2018年3月25日(日) 晴れ
玄法院祭典。

甲府:玄法院の祭典に出仕する。春の実にいい陽気で最高の日。教昌寺のご住職のみ欠席で、あとは毎年のメンバー。うちの祭典の案内も渡す。本堂でお勤めの後11時から柴燈護摩。随分と来山者が多い。このお祭りを楽しみにしてくれる方たちが安定して増えてきたということの現れか。いずれにしてもご住職も僕たちも張り合いが出る。終わって昼食をいただく。東海師とも大晦日以来。仕事もとても忙しい様子。お酒もたくさんいただいた。
大相撲千秋楽。なんと!竜電勝ち越す。奇跡のような終盤だった。山梨の人たちはみなテレビの前で今夜は竜電の勝ち越しに酔っている。玄法院写真

2018年3月24日(土) 晴れ
彼岸の明け。

通常の彼岸なら、明けの日に墓参に訪れる人はほとんどないが、入りの日だけ天気が良くて後ずっと雨だったので、朝から好天の今日は朝から墓参りに訪れる人たちが続いた。雨だと線香を手向けるのも大変。百八霊場巡りの御朱印の方もいた。ちょうど枝垂桜が満開で、立ち寄ってお参りしていく人も何人かいたようだ。
大阪のW師からメールが届いた。「今回のお話は大変有り難いご縁だと思いますので色んな可能性を模索したいと思っております。直ぐにはお返事できませんが、しっかり考えたいのでお時間を下さい」とあった。もちろんそれが一番大事で、こちらも大至急という訳ではない。熟して結実するかはお不動様かお大師様だけが知っているのかもしれない。泊る部屋も風呂もあるので、休みが取れたら一度ゆっくりと訪ねていただきたいと返事を書いた。

2018年3月23日(金) 晴れ
晴れたが風が冷たく。

祭典の案内通知を出し、集落の檀家にも配る。風が冷たく、あまり気温が上がったという感じはしなかった。28日の護摩の準備をする。午後甲府から女の子が一人本堂に来ていて、夕のお勤めに行くと外陣に座っていた。芳名帳を見ると、何度か来ている子だった。一人で静かな時間を過ごし、何かを語らっていたのかもしれない。般若心経でも一緒に読める機会があるといいかなとふと思った。

2018年3月22日(木) 晴れ
雨やっとあがる。

よく降った。池の水もあふれた。午前中に雨は上がったが、昼過ぎ手からやっと陽射しが少し出てきた。暑くなるようなことを予報していたがあまり気温は上がらず。でもこれで天候は回復する。
今日は大阪からW師を迎えた。静岡磐田の宗会議員の大乗院のご住職が車で連れてきてくれる。後継者をさがしているという話をしてあったので、W師が一度訪ねたいということで連れてきてもらった。W師には一度お会いしたことがあった。僧侶になって7年目の方である。現在は大阪のお寺にお勤めをしているとのこと。お話をし、寺の内外を案内する。在家からの出家者であるので、よほど僕なんかよりはしっかりとしている。僧侶として生きてゆく将来のことを模索しているようで、既存のこのような寺に縁があればそれはそれでありがたいとのことだ。今度は一人で訪ねますといってくれた。好感の持てる方であったので、こちらとしてもいい感じに進んでいってくれるといいなと期待は大である。
午前中スズメバチトラップを作る。ペットボトルの容器10本ほど。雨が上がった境内のあちこちの木の枝や鐘楼の下などに吊るす。女王蜂が活動を始めるこの時期に女王蜂を捕獲してしまえば効果大とのこと。こちらも大いに期待したいところ。

2018年3月21日(水)
昨日よりも冷え込んで寒く、雨に時々みぞれも混じる。

便器に腰掛けながらFM甲府を聴いていたら、「高校卒業して就職する娘が今日家を発つ日ですが、同居の母がこんな日に行かなくてもいいだろうとしきりに言ってます」というFAXをDJが読んでいた。孫を気遣う祖母の思いが伝わってきた。甲府は午前中雪模様のようだったし、遣らずの雨ならぬ「遣らずの雪」であった。旅立ちの季節でもあり、別れの季節でもある。彼岸の中日あいにくの天気となった。「無理して行かんでもいいだろう」と墓参りを止める人たちが多かったかもしれない。それでも昼前に甲府から若尾屋の人たちが墓参に来る。柴燈護摩私記を手直しして作ったりする。ふと思い立って2度利用した京都のゲストハウスの予約状況を見たら、大峯花供帰りの6月9日がもう一部屋しか空いていなかった。9日が土曜ということが影響しているのだと思う。行藏院のご住職に連絡を取り、とりあえず残っていた部屋を予約する。2名で予約しておいて、4人までは増えても大丈夫だ。京都駅から近いので割と気に入っている。今晩まだ雨は降り続けて、明日の昼ごろから好天に向かうということらしい。

2018年3月20日(火)
寒い。

彼岸中の天気が悪いので、昨日は佐田さんが「天気が悪くなりそうだから」と墓参に来、今日もそぼ降る天気の中を甲斐市から天野さん親子墓参に来る。明日秋分の日だというのに、今夜遅くに霙になるかもしれないという。こういう彼岸も珍しい。天気が悪くても、墓参りしないときっと心が落ち着かないのが仏教徒の習わしだと思うが、ホントに寒い中をご苦労様といったところである。

2018年3月19日(月) くもり
少し寒い。

今週は天気が悪いようだ。肌寒い。本堂前の手水鉢のとこの破裂した水道栓の取り換え工事に来てもらった。地元紙の【Miljanどれみるっく】に、祭典のお知らせを掲載してもらうように土曜日に原稿作って依頼をした。もちろん有料であるが。「営利的要素を含まない場合はパーソナル」広告で比較的安価。「会社、各種商業施設、団体、行政などのお申し込みは、入場無料、参加無料など営利的要素がない場合でもビジネス」広告で高い。パーソナルに属すだろうと高をくくって申し込んだのだが、今日メールが届いて、「ビジネス」であると。27000円もかかる。女房と相談したが、とにかく今年は、「大聖寺のお祭りはやるのかやらないのか」ということを知らせなきゃならん年だと思うので、高いけど広告を出すことにした。来年は必要ないだろうから。集落のお祭りが取りやめになり、お寺は随分と出費がかさみそうである。

2018年3月18日(日) 晴れ
彼岸の入り。

初の彼岸の入り。7時前には寺墓地を参り塔婆を建て、あと頼まれた塔婆も建てる。10時少し過ぎに出かける。西光寺では檀家さんが柴燈護摩の道場を作っている。写真を見ながら「あーだ、こーだ」と言いながら準備を進めている。持っていった幣やシメをつけてもらう。もう僕もここの秋葉尊の祭典に20年以上来ている。行藏院ご住職、瀧本院副住職も元気に到着。来年の祭典には行藏院に導師をしてもらうという話をご住職にすると、「うちは一向に構わない」と快諾していただく。壬生僧正、早速ちょっと練習も始めてしまう。道場が狭いので風が吹くと火の粉が飛んできてたいへんなところ。まさに今年もそうで、午後2時過ぎにはいじめたが、点火すると火が風を招き、煙で真っ白になり、その後猛烈な風で火の粉が全身に飛んでくる。のけ反って避けるわけにもいかず、ただ我慢するしかない。頭にも手甲から伸びた指にも飛んできて、熱い熱い。20年このお祭りのみで着ている鈴懸衣は火の粉で穴だらけである。特に袴の前の部分がひどい。座って修法しているので、股から膝にかけては火の粉で焼かれた小さな穴だらけだ。今日また穴が増えた。曹洞宗のお寺の春のお祭りだが、檀家や地元の方々も楽しみにしてくれている。今年は添え護摩木を持っていったので、皆さんにお渡しして投入れてもらった。強風は春先の毎年のことで仕方がない。彼岸の墓参客もあり、よい春のお祭りになった。来週は玄法院。

2018年3月17日(土) 晴れ
版も消耗品なんだな。

護摩札の注文を出したら、今日丸井紙店から電話がかかってきた。御札の「版」が欠けているので、新しい版を作りたい旨の連絡だった。版も消耗品であるということを忘れていた、というか、先代の頃からずっと版など作り替えたことなかった。だからきっと30年以上は使えていたのだと思う。改めて「版も消耗品」と連絡貰って「そうなのか」と思ったわけだ。で、版代が6千円かかるというが、これが無ければお札が作れないのだから仕方がないし、新しく作れば、この版は死ぬまで使えるというものだろう。

2018年3月16日(金) くもり
竜電ダメだなぁ。

期待して大阪場所の中継を見ているんだけど、初日以外すべて負けの1勝5敗。負け大仏が両肩に重くのしかかっているようだ。
コピー機の入れ替えがある。あまり饒舌に語れないんだけど、5年前にリースで入れてもらったカラーコピー機。今回別の機種がまた5年ぐらいはリースできるということで、なんともありがたいこっちゃ。玉屋さんがパソコンの設定などしてくれている間、祭典用のご幣などを午後までかかって切ってしまう。ちょうどいい日になった。何かのきっかけがないと、なかなかめんどくさい仕事は後回しにしてしまう。今日は一日曇り空。ちょっと雨も降る。そんなに寒くはなかった。
一昨日、amazonでたまたま見つけて注文した「八ヶ岳通販」というところの商品「焚き付け用薪(護摩木)特大容量 携帯焚火台用 長さ約24cm前後 宅配100サイズダンボール箱入り〔産地〕長野県」。今日届いて開けてみると、これはちょっと驚きの安さなんじゃない。寸法の長短などちょっとあるが、表面はきれいだし、去年作った「カンマン」のゴム印を押してみたら全く問題なし。柴燈護摩のギャラリーに配る添え護摩木にうってつけである。ちなみに販売元に電話をかけ、「何本くらい入っているか」訊くと、「数えて入れたことないから」との応え。送料込で3977円は絶対にお得だと思うので、もうひと箱追加注文した。西光寺へも持っていこうと思う。

2018年3月15日(木) 晴れ
桜開花。

あたたかい日が連続して気温も上がってきて、境内の桜も花開いた。今年の彼岸にはだいぶ桜が楽しめるかもしれない。午後になって風とても強く吹く。不動尊祭典の寺院への案内状を作る。18日の西光寺の柴燈護摩のため次第を開いてちょっと頭の中で作法繰り返してみる。持ってゆくものや衣体を準備する。

2018年3月14日(水) 晴れ
メダカの鉢をきれいにする。

冬を越えたメダカが10数匹。これだけいたらまた無限に増える。午前中、一昨日伐った倒木が山道をふさいでいたので、いくつかに玉伐る。立ち枯れの太い木を伐って本堂脇まで何本か運ぶ。柴燈護摩の壇木用。チェンソー気持ちよく春の山に唸る。終えて森林組合のM氏に電話して、今年も桧の葉を祭典間近に用意してほしい旨伝える。協力してくれる返事貰う。一安心。午後、メダカの鉢を掃除して水を新しく入れ替える。水蓮の鉢も二つきれいにする。作業は半袖シャツ1枚。これでも汗を十分にかく。太い木を転がしたり運んだりしたので腰が痛い。夕方池田屋さんみえる。彼岸塔婆頼まれる。

2018年3月13日(火) 晴れ
墓地参道掃除。

大雨で山道の土が流れ出してきて、池に最終的に流れ込む状態が長く続いていて、池はもう50センチも深さがない。弱ったものだ。彼岸前に墓地参道のこの土を掃いて道をきれいにする。たくさん落ちている杉っ葉も集めて燃す。
今日も池からカエルの鳴き声がせわしなく聞こえる。夕方本堂にお勤めに行こうとすると、池の端に烏が2羽、鳶が1羽居て何やら争っている。わかった。毎年この光景を見て、翌日引き裂かれて息絶えたヒキガエルの哀れな姿を見ている。間違いなくカエルに襲いかかったということ。
祭典の案内通知を支度する。今年は少し早めに出そうと思う。

2018年3月12日(月) 晴れ
暑くなる。

外に出て暖かな日をたのしむ。午後には、1年ぶりくらいにチェンソーを持ち出して、寺の墓地の林に枯れたクヌギの大木が強風で倒れているのを伐った。東京から若いカップル来て御朱印書く。チェンソー握った直後で、うまく書けなかったと言い訳したら、「十分にいいです」と慰めてくれた。ありがたい。池にヒキガエルの鳴き声忙しく聞こえる。いよいよ産卵のシーズン。

2018年3月11日(日) 晴れ
不動寺祭典。

10時半に出て不動寺にゆく。31回目の祭典。天気は上々だが少し風が強い。檀家の人たちが大勢で準備をしている。午後1時45分から祭典始まる。今年も添え護摩木が多く、解除する貴永も大変。叔父はますます元気で、叔父の願文はいつも素晴らしい。リスペクトしてますよ。東京から、赤井、佐野兄弟きて、祭りを楽しんでゆく。不動寺に来る前に、もう大聖寺にも寄って墓参りしてくれたらしい。終わってゆっくりと話ししながらイトコ達と飲む。敬さんは今年も花供に行きたいとのこと。「3年は行かなくちゃね」と意気込んでいた。たのしい春の祭典の一日。

2018年3月10日(土) 晴れ
暖かい一日になる。

午前中、ちょっと前に見つけた祖父の書き残したノートを読んで、いくつか参考にする事柄とか、関係する方たちに見せてあげたい古事などを拾い出してパソコン入力した。例えば、本堂の不動明王の厨子の鍵のことに関して。「鍵取りの古事。 片田太兵衛尉、鍵取役として遠光公一族のもの此の地に止まり、都合により後年、身延町大野と東川内大島に移って住むも、毎年正月二十八日、六月二十八日の例祭には、開扉のため来寺する慣例なり。然るに中世に至り、富士川、早川出水にて開扉不能のことありしため、錠鍵は寺に預かり置くことになった。」とある。実際その子孫の方は身延町大野在住で、毎年不動尊祭典にはお札を頼んでくれている。
明日不動寺の祭典なので、衣体など準備し頭もさっぱりとする。

2018年3月9日(金) くもり
寒い寒い。

ちょっとあったかくなると薄着になり、薄着になると、もう1枚着るという行為に容易に移行できなくなり、今日のように寒い寒い一日には、ただただおろおろと、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のごとく、「サムイサムイ」とひとりごちながら、ひろい寺の畳の上を歩いて過ごすのである。で、仕方がないので客殿に冬のあいだ敷いておいた絨毯を丸めてしまい、ホットカーペットも片付ける。気分だけでも春めこうとAllman Brothers Bandかける。グレッグ・オールマンも去年亡くなったんだっけな。あすはあたたかくなって欲しい。

2018年3月8日(木)
大降りの雨になる。

都留から山本さん、正月の祈願札を受け取りに来寺。昼前に来たので、「大雨の中をご苦労様」と労うと、もう朝からうちの方は雪ですと。本堂に入ってお不動様をお参りし、お茶を一杯飲むと早々に辞して帰ってゆく。高齢のお母さんを介護する生活を続けている。「御札送りましょうか?」というと、「お不動様をお参りしたいので、なんとか行ける日を作ります」といつも返事が返ってくる。こういう熱心な方のためにも祈りの日々があるのだと思っている。
外の便所の水漏れがなおる。大降りの雨の中を来てくれているとは思わなかったが、修理が済んでから寺に声をかけてくれた。雨でできない現場があったのでここに来たとのことであった。午後、息子の確定申告書作成。年末にふるさと納税を2市にしてあった。長野のC市の返礼品を見ると、奴の好きそうなウィスキーが並んでいた。寒い寒い一日。熱い芋焼酎でも飲む。

2018年3月7日(水) くもり晴れ
溝の掃除など。

天候が下り坂のようで、春の強い風で舞ってきた杉の葉が寺周りの溝に一杯溜まっているので、雨が降る前にと片付けた。午後からは陽が射して天気がよくなるも風はまた強くなる。西光寺のお祭り用に、幣串にする野竹を取りにゆく。ここは本当に日中誰も外を歩いていない。静かすぎるくらい静かである。正月からこちら、去るもあまり出没していない。どこか山深く潜んでいるのか。生活の場所を移したのか。でも不思議なことに、こういうことを思ったり書いたりすると、翌日、翌々日にサルが現れたりすることがあったので、油断ならないのである。

2018年3月6日(火) 晴れ
夕方になって風強くなる。

午前中は彼岸の塔婆書き。欅坂46の力強く主張する歌を聴きながら塔婆を書く。60を過ぎてもこういう若い子たちの歌を何のためらいもなく聴くことができる。午後墓地の周りを歩きフキノトウを摘む。紅梅も咲きはじめた。不動寺と西光寺へ下げてゆく酒を買いにゆく。陽がだいぶ長くなってきたので、夕方の時間が時計を見ないとわからなくなってきた。今日は啓蟄。午後には作務衣の下に来ているシャツを1枚脱ぐ。僕ももぞもぞとこうして春を感じながら動き出さなきゃいけないのである。

2018年3月5日(月)
春の雨。

今日は一日雨だったが、家の中が寒くて外の方が雨が降っているがあたたかく感じた。お祭りの準備で、掲示するお祭りのお知らせなど作る。看板屋に電話して作りたい旨話すと、今年度末でめちゃくちゃ忙しいのだそうだ。卒業、入学シーズンで、会場に掲示する看板などを書くのに忙しいのだろう。向こうから連絡をくれることになる。

2018年3月4日(日) 晴れ
不動尊祭典についての相談会。

村のお祭りの「八日市」がおしまいになったので、不動尊祭典のことを檀家の皆さんに相談する会を持った。あいにくタイミングが悪くて、いくつかの予定のある方たちが居て、結局8人しか寄ってくれなかったけれど、1時間ほど僕の意向を伝え協力してもらうようお願いした。とりあえず、前日の28日(土)の午後準備するということで了解を得た。来年も休日がらみで開催できる予定なので、2年やってみて変更するとこがあればまた考えればいい。それから、お寺の現状、檀家の状況などについて話しをさせてもらった。ちょうど夕べ宗会議員のO師から電話があり、22日に寺を見たいというW師を伴ってくれるという連絡をもらった。そのことも話しておいた。午後、小金井市から女性1名お不動さんの拝観に見える。

2018年3月3日(土) 晴れ
ふきのとう。

気温の高くなる日が続いてきている。灯油のストーブも夕がたは要らない日も出てきた。昨日の夕飯に初物のふきのとうを食べた。墓地周辺にはふきのとうの出るところが何か所かある。夕べ女房は天ぷらではなく、小麦粉を少しまぶしてフライパンでいため、醤油をかけて食べるふきのとうを出してくれた。さっぱりとしてふきのとうの苦みも程よく感じられ、酒のつまみには最適だった。
3月に入り、もうひとつ彼女の年に一度の雛壇の飾りつけも終わり、庫裏の玄関にどっしりと座った。寺を訪ねてくれる、お遍路さんたちには毎年好評である。なかなかこういう大きなものは簡単には飾れない時世だものねぇ。

2018年3月2日(金) 晴れ
あたたかい。

明け方前には強い風があったが、夜が明けて日中は風も穏やか。気温は随分と上がったようだ。タイヤ交換を汗かきながら済ませた。本堂の掃除も済ませる。車も掃除機をかけ足マットも洗ったりする。メダカの動きもこういう日になると活発になる。少し餌も食べ始める。20匹ぐらい冬を越した。もうひと月半ほどでまた卵を産み始めるだろう。サンシュユ、黄梅も花開く。春は黄の花がきれいだ。

2018年3月1日(木) 晴れ
護摩を焚く。

昨日できなかったので今日に。上野原の若菜さん母子参座してくれる。明け方強い雨が降っていた。今日と明日が、獣除け柵の開閉当番で、5時過ぎに来るまで扉を開けに行く。雷鳴も轟いた。春が来たという合図のよう。午前中に雨は上がりよい天気になるが、昼過ぎから風吹き荒れる。ビニール袋や、肥料の袋などが風にあおられて飛んでくる。本堂前の手水鉢の水道をもう凍結はないだろうと元栓を開けると、水道管の途中が破裂しているようで水があふれ出す。冬の間に裂けてしまっていた。あーまた金がかかる。ちょうど今朝、外便所の間の修理を頼んである業者が管を発注するため取り外しに来てくれてたのに、また連絡しなけりゃならない。タイミングが悪いったらありゃしない。

2018年2月28日(水) くもり
上求寺祭典。

曇り日が意外と幸いしたのかもしれない。寒くなかった。7時20分に家を出て8時40分に到着。やっぱり牧丘は遠いわ。しばらくして行藏院、玄法院ご住職夫々来寺。最後に不動寺永啓夫婦。おばさんは多分ショートステイを利用中。菱山のおばさんが台所の手伝いに来てくれていた。なんと、護摩加持した念珠を買ってくれたのだという。どういう人たちにDMが送られているのかわからないが不思議なものである。「普段ならそういう封筒は開封せずに捨ててしまうのに、たまたま開いたら、大聖寺で祈願した腕輪だとパンフレットに書いてあって写真も載ってたので、息子のSのために私買ったの」と。面白いことがあるものだなぁ。
今日はご近所の方たち4人が一緒に大滝不動のお堂での護摩に参座してくれた。いいお祭りができた。上求寺へ戻って昼食をいただき、たくさんのお土産をいただいて帰ってきた。

2018年2月27日(火) 晴れ
葬儀。

午前4時起床。WOWOW連続ドラマ「監査役 野崎修平」見る。勝手に早飯を食い、朝のお勤め。着替えて7時20分に女房と葬儀のため家を出る。混んでいたら困るのでちょっと早く出たが順調すぎるほどに早く到着。出棺、火葬、正午からの葬儀。終わって僕は初七日出ず帰ってくる。明日の上求寺行きのため最終の持ち物をまとめ確認する。樒など採ってリュックに入れる。3月1日にうちの護摩を焚くが、天候が悪くなる予感がするので、本堂の護摩壇も最後の準備してしまう。

2018年2月26日(月) 晴れ
通夜。

昼飯後に風呂を掃除するついでに頭を刈る。昼間暖かいので助かる。午後3時に義兄宅に向かう。親族集まり納棺。その後葬祭場に移動。早めの夕食後、6時から通夜。南部から妹夫婦も参列してくれる。日蓮宗のため只座っているのみ。妹の旦那は今夜も枯れた太い声で導師に唱和する。叔父夫婦、従弟夫婦も焼香に来てくれる。7時前に終了。帰り道は少し雨に遭う。風呂に入って布団で本を読んでいると、新潟山ア師より電話。雪ももう峠を越え、気温の上がる晴天が続くと雪も一気に溶けるという。春が待ち遠しい雪国人の心が見て取れるよう。今年の花供はもしかしたらダメかもしれないと師。その前に我が不動尊祭典に今年も来てくれたらと思う。

2018年2月25日(日) 晴れ
平昌冬季五輪閉幕。

最終盤になって、カーリング女子の銅、マススタート女子の高木菜那の金があり盛り上がった。韓国開催なので時差はなかったが、欧州の国への放送の関係で、競技によっては夜遅い時間の開始となり日付が変わる時間にまで及ぶこともあったようだ。女子の活躍に涌く終盤になるにつれ、個人的にはもう少しこれはどうにかならなかったのだろうかという思いが募った。高梨沙羅の出た女子スキージャンプ競技。彼女の今シーズンの成績は去年までの圧倒的な強さが影をすぼめ、今期はまだ一度も優勝していない。社会人となり、メイクもそれなりになってきたので、少々そちらの方への誘惑があるのだろうなどとも思っていたが、欧州選手が彼女を上回る実力を身に付けてしまった。高梨を超えたジャンプをして勝っている。で、僕がどうにかならなかったと思ったのは、女子スキージャンプの選手には、ピョンチャン大会では「ノーマルヒル」一つしか種目が無かったということだ。男子には、ノーマル、ラージに加え、団体戦もあったのに、女子にはたった一つしか戦う種目が無かったことだ。五輪での開催競技については、開催国によって異なることもあるのは知ってはいたが、開催国の韓国がスキージャンプにあまり力を入れて無いことなどが要因として考えられる。せめて団体戦があったらもう一つメダルが取れたのではないかと残念だ。高梨や伊藤の見せ場があまりにも短くて、そこのところだけが終盤強く気持ちの中に澱となって残った。そだねー。

2018年2月23日(金) 晴れ
福寿草ひらいた。

今年は4株ほど開きそう。自然に増えていってほしいと思っているのだが。去年牧丘の個人宅の庭に群生している福寿草を見せてもらったが見事なものだった。ただただ感嘆の溜息しか出なかった。地下でつながっているのか、その年その年によって花開く場所が移っていったりしているという。うちのも今年の4株の顔をのぞかせている場所が記憶のものと微妙に違うような気がしているのだが。あたたかい日になった。

2018年2月22日(木) くもり
義兄亡くなる。

女房の姉の夫が今朝早く亡くなった。今日の午前中、女房が病院へ行く予定であったが、朝5時前に亡くなったのだと連絡が入った。寒い時期で亡くなる人が多いようで、葬祭場の予約がうまく取れないようで、27日の葬儀に決まる。自らの死期をある程度悟っていたかのように、年末に入院してからは、静かにその時を待つような過ごし方であったように聞いていた。仕事を退職してからは写経などもし、今日挨拶に行くと、座敷に置かれたテーブルの上に硯と筆、写経された厚い紙束が残されていた。心経と観音経を唱えてきた。今日も陽が出ず寒い寒い一日。

2018年2月21日(水) くもり
三寒四温。

一日陽が出ず、風も冷たく震えるような寒さになる。ロウバイも梅の花も咲きはじめた。午後病院を定期受診。また2か月後の4月に。マスクの人たち多い。僕はまだインフルエンザに罹ったことはなく。ほとんど風邪も引いたことが無い。こういう話をすると、よく「酒で体の中を消毒しているからだ」などといわれる。そうかもしれない。3月4日に檀家の皆さんに相談事をする通知を出したが、いくつかの予定などが重なっているようで、参加者があまり望めそうにないようだが、まあ一応相談をかけるということが大事だと思うので予定通りとしたい。
28日に上求寺の大滝不動のお祭りに行くが、貴永さんから写真が送られてきて、雪もだいぶ残っているようである。あーここもすごく寒そうだ。寒さに震えるお堂で、厳寒の護摩を焚くのだ。今年も長靴で山を登ることになりそうだ。一杯くらい酒を始まる前に呑んだ方がいいかもしれない。

2018年2月20日(火) 晴れ
福寿草顔のぞかせ始める。

日中は大分あたたかくなった。午後は風が強い。夜明けも早くなってきた。庫裏玄関前に毎年開く福寿草が顔をのぞかせ始めた。この黄色を毎年楽しみに待っている。一番の春の楽しみだ。今朝の新聞の「おくやみ」欄で、毎年正月に来てくれたFさんが亡くなったことを知る。去年の正月には病気にもかかわらず奥さんと不動尊を参ってくれた。今年の正月は医者をしている息子さんの家族が代わりにお参りしていってくれ、お父さんの病状のことも教えてもらっていた。残念ではあるが仕方がない。Fさんのお父さんが酉年生まれで、毎年正月守り本尊のお不動様をお参りしてくれていて、亡くなってからはFさんが毎年来てくれていた。医者をしている息子さんがやはり酉年生まれだからと、新年の御札も頼まれていた。昼食後あたたかいうちに頭を刈る。女房と通夜に行く。

2018年2月19日(月) 晴れ
御朱印追加。

T工房からのメールで、ブレスレットの30本の追加注文があったので、御朱印も同じ枚数追加してほしいとのこと。今回のはこれで95枚となる。今日30枚を書く。俗な話になってしまうが、これで一日日当が稼げたということになる。ありがたいことだ。ブレスレットも腕輪も、ヒット商品になっているのかもしれない。このまま何度でも追加注文があったらいいなと期待をしてしまう。夕べのスピードスケート女子500mは、もう寝付いてしまいliveで見ることはできなかったが、戦前の予想通り見事小平さんが金メダルとなった。
不動尊祭典を周知する方法で、町の広報誌に有料広告の枠があるので、それを利用しようかと担当部署に夕べメールを書いて問い合わせておいた。宗教活動には使えないなどの規約の制約部分もちょっと気になったところではあったが、午後電話で返事が来る。町の観光でも取り上げているお祭りでもあるので、広報の記事のなかで4月29日の祭典内容を取り扱って掲載してくれるという。これで出費しないで済みそう。一つクリアというところか。

2018年2月18日(日) 晴れ
眠っていられなくなって。

午前3時過ぎに起きてしまう。布団の中で、不動尊祭典のことを考えたら目が覚めてしまい、やっぱり檀家の皆さんに相談して決めることを決めたいという思いが募り、通知の文面を考え始め、先ず午前中に護寺会長と副会長に連絡を入れることとしようと起きた。撮りための映画や夕べのNHKドラマなどを見る。一人飯を済ませ朝のお勤めをし、日が昇ってから電話をかけ、こちらの思いを開帳に伝え、3月初めの日曜に檀家の皆さんに寺に寄ってもらって相談に乗ってもらうということを決め、午前中に文章を作り昼飯後に峡南郵便局から出す。御朱印一件。「八日市」がなくなったので、街商のSが寺のお祭りに4,5軒出させてもらえないかと訪ねてくる。断る理由もなく、人出のことも想像がつかず、そちらが出したいなら出せばということで出してもらうことにする。尻に火が点いてこないと、なかなか厄介なものには積極的に手が出ない身体になってくる。藤圭子聴く。

2018年2月17日(土) 晴れ
たったの16日で六段に昇段とは、すごい!

朝日杯将棋オープン戦で、注目の藤井五段が午前中の準決勝で羽生竜王に勝ち、午後2時半からの決勝戦も勝ち優勝した。abema.tvというネットテレビが無料中継をしていたので見た。まあ便利になったものである。優勝と同時に六段に昇格となった。本当にすごい人のようだ。勝率なども非常に高いらしい。近いうちにタイトルを取る逸材であることは間違いない。調べたらこのオープン戦の賞金は750万円とのこと。全棋士が参加できる大会なので、文字通り頂点に立ったということなのだと思う。将棋好きにはたまらない一日であったのだろうと思う。
平昌五輪では男子フィギュアスケートで羽生君が連続金メダルを取る。僕は祭典用のシメを切る。

2018年2月15日(木) 晴れ
あたたかい。

午前中墓地から沢沿いに少し歩いてヌルデの木を伐りにゆく。護摩木用。ちょっとある人に差し上げたいと思っているのである。直径10センチくらいの枝を2本伐り、あとから一輪車を持っていって、その場で護摩木用の長さにそろえて運んできた。外気は冷えていたけどやがて暑いほどに汗もかいてきた。午後からは気温も上がる。春を感じる。のこぎりの刃を替えたら全然切れ味が違う。安いもんだからケチって長く使って草臥れることはない。藤圭子を聴く。

2018年2月14日(水) 晴れ
少し冷え込みも和らいでくるか。

日中陽が射して少しあたたかくなってきたのでクロッカスが花開いた。寒さも少しずつ和らいでくるか。水道が凍るのを気に掛けるのももうぼちぼち勘弁してもらいたい。春の小さな花でも、気や白、紫が鮮やかでこちらの気持ちもうきうきとしてくる。さて、今年も福寿草は開いてくれるだろうか。上求寺の祭典に持っていく護摩木や加持物など用意する。灯油ストーブの1台、芯替えをする。もう2回目の芯替え。手入れよく使えばまだまだいける。Yahooニュースに、将棋の新鋭藤井五段に、持ち帰れないほどの大量のチョコが届いたと載っていた。あぁそうか、Valentine's Day。

2018年2月13日(火) 晴れ
苦海浄土。

作家の石牟礼道子氏が2月10日に90歳で亡くなった。代表作である水俣病を扱った「苦海浄土」には深く感銘を受け引き込まれた。そしてとても強烈な思い出がある。まだ勤めをしていて、その勤め先と町の図書館が近かったので、その当時新たに発刊された(池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集) の苦海浄土を借りて読み始めた。ページは2段組で780ページのボリュームである。読み始めたのは新年になってからであったと思う。そしていよいよ本が終盤になりかかったところで、2011年3月11日の東日本大震災が起きた。勤務先も計画停電があったり、自宅でも明かりのない真っ暗な夜があった。3.11後、全く本が読めなくなった。終盤の苦海浄土も本を開くことさえできなくなった。寺の祭典をどうするかとかもあったり、僕自身に苦しみが降りかかったわけではないが、不安や心配で胸苦しい日が続いていた。高い本だったが、結局自分で買ってから6月頃になって本を読み終えたと思う。患者家族が「追弔和讃」を唱えるシーンが、僕も檀家の通夜の時にするので映像のように頭に浮かんだ。忘れられない思い出と本である。この頃、連合赤軍事件関連や「橋のない川」なども再読した。これらの本には、歳を重ねてきたからわかってきたような読後感があった。苦海浄土のタイトルには、震災で海に呑まれて命を失くした人たちのことも連想させられた。本山の法要の願文の、「海を棺とする数多の命云々」という文句はとても僕の心をつかんだ。石牟礼さんの生き方には程遠い距離を置く生活しかしてきていないが、深く頭を下げて見送りたい気持ちになった。

2018年2月12日(月) 晴れ
葬儀に行く。

日付が変わってから目が覚めてしまい、布団の中で、外の便所は冬の間は使えないようにしてしまった方がいいかもしれないという考えが浮かんできた。どういう風にそれをしたらいいかまで考えながら4時を回ったところで起きだす。台所のパソコンで「凍結期間閉鎖中」という周知の張り紙を作り、印刷、ラミネートして朝のお勤め後に外の便所の入り口に板に貼って立てかけた。便所の給水栓を閉めタンクの水もはらってしまう。メータボックスの止水栓を開け、便所のタンクに水が飛び込まないのを確認する。寒い時期、12月中旬から3月初旬くらいまで外の便所を使えなくしても差し支えないと思う。張り紙には、寺に来てくれれば庫裏の便所が使えるということも書いたので問題はないだろう。年がら年中お参りある寺ではない。特に冬は参拝者は少ないし、誰もが必ずトイレを使いたいわけではない。今年は今日からはじめて、いま繋ぎ目から水がポツポツと漏れている箇所の修理が済むまで閉鎖ということにする。繋ぎ目の修理も、厳寒期にやるのは得策ではないと水道屋が言ってくれた、少しあたたかくなってきてからの方がいいと。
JAのあじさい増穂へ行藏院の葬儀のお手伝いに行く。ご住職と玄法院の3人で正午から。控え室もホールも暖房が利きすぎで顔が火照った。外には強い風が吹いていた。初七日の席にまでお呼びいただいて、おいしいものを食べて帰ってきた。久しぶりの坊さんの仕事。葬儀もやっぱり最低3人くらいは欲しいなぁと改めて思う。

2018年2月11日(日) 晴れ
きょうはちょっと暖かくなり。

そうするとお参りの人でもある。御朱印が2件。それ以外にも参拝して本堂で添え護摩木に願いを書いていった方が何人かあった。厳しい冬ももう間もなく終わるだろう。少し春めいてくれば、甲斐百八霊場巡りに発心する人たちも動き出す。明日の葬儀に行く準備をし頭を刈る。春一番ではないだろうが、午後になって強い風吹く。本堂の板戸の隙間から落ち葉など舞い込んでいる。

2018年2月10日(土) くもり
夜になって雨。

一日薄曇り。夕のお勤めを済ませ、外の水道の栓を用心のために閉めると、ポツポツと雨が落ち始めてきた。散歩をして参道を歩いてくる靖さんと会いしばらく立ち話する。行藏院から月曜の檀家の葬儀への助法を頼まれる。予定は何もないので即返事する、「行きます」。今年初めての葬儀の仕事。去年も正月早々にやはり行藏院の助法に行かせてもらった。今夜は甲府に足を向けて寝られない。

2018年2月9日(金) 晴れ
なんでもほどほどがいい。

きょうの「雪国からの便り」。「坂を登れない車がいて前に進めませーん。朝から踏んだり蹴ったりです。」。大聖寺は今朝は庫裏の水回りの凍結は何とか食い止めた。明日から日曜にかけて天候が下り坂のようなので、強い冷え込みはなさそう。ピョンチャンの冬季五輪始まる。それにしても送られてきた写真を見ると、2014年2月の大雪の時がよみがえってくる。こんな雪が毎冬なんてのは到底考えられない。

2018年2月8日(木) 晴れ
洗ってくれない。

今朝も冷え込みが厳しかった。庫裏の便所と洗面所も水が出なくて、やっと昼ごろに出てきた。小便器のボタンは押しても水が流れてこない。大便器は用を足した後お尻を洗ってもらうボタンを押しても、ウーウーとうなるだけで肝心な温かな湯が流れ出てくれない。管の中が凍ってるってことなんだろうね。こんな異常な冷えはあまり覚えがない。
「雪国からの便り」はこんな奴。「
[(@_@)]早く退いてくれー 間に合わないよ」というものです。到底僕なんぞは雪国では生活できない。たったいま山ア師から電話があった。燕市で渋滞に巻き込まれていますと車から。新潟に来て13年になるけど、こんな雪の多い冬は初めてということだった。写真のような高速道路は除雪が優先されているが、一般道は除雪が間に合わなくて、圧雪された雪で、ボコボコ状態になっているとのこと。車高の低い車は腹をついて走行できなくなると。ほんとにえらいこっちゃ。お尻を洗う湯が出んくらいで文句言ってたらばちが当たる。渋滞にはまるとおしっこの方も大変なんですよということもお話しされてました。

2018年2月6日(火) 晴れ
雪国便りということで。

NHKの「ひるブラ」が、金沢からの中継予定だったが、大雪のため中止となり過去の放送に差し替えられた。昨日の小松市粟津温泉からの放送もだいぶ降っているようだったが。日本海側の大雪はすごいことになっているようだ。豪雪の新潟の修験者からもメールと画像が送られてきた。
「今朝の長岡です。会社のプリウスはどこにいった??ここにあった。」と、埋もれてます。それから八海山尊神社での画像も送られてきた。僕は午後護摩木作り。日記のネタに乏しいので「雪国からの便り」はありがたい。

2018年2月5日(月) 晴れ
好天が続く。

日中の温かさは体にいい。雪深いところに住む人たちは春の訪れを本当に待ち望んでいるのだろうなと思う。午前中、T工房からの腕輪の護摩加持に添えるご朱印を65枚書く。こうやって、一日過ごすにも何かやることがあるというのはありがたい。午後、行藏院ご住職と電話で話しをする。

2018年2月4日(日) 晴れ
立春。

昨日も今日も春を思わせるような好天気。家の中で窓を閉め切っていると陽射しで服を1枚脱ぎたくなるほどあたたかい。今朝起きて携帯を見たら、新潟の山ア師からmailが届いていた。どうやら、八海山尊神社の節分前に行われる寒修行に行ってこられたようだ。
「夜中の一時に滝に入ります。終わった後に元宮で護摩。密教での護摩作法とは全くかけ離れた物です。上に吊るしてある切り下げが燃えないのが一つのパフォーマンスになっています」とある。
真夜中の滝に打たれて、この人たちが春を連れてきてくれるのだと思う。

2018年2月3日(土) くもり
節分。

夕のお勤めを本堂で済ませ、そのまま一人で節分の豆まきをしてきた。今日は天気も良くて、近くでは身延山、遠くでは成田山など、大勢の人で節分もにぎわったのではないだろうか。私のところは毎年、一人か女房と二人といったところである。まあこれも恒例となればさびしいも何もなく、これがこの寺の姿なのである。カリカリと香ばしい煎り豆を枡から数粒とって、「鬼は外、福は内」と投げ、そして頬張るのである。バリバリの枝にイワシの頭も付けた。明日の朝はまた寒そうだから、外の水道を元から止める。

2018年2月2日(金) 小雪くもり
夕方になって冷えてきた。

たいした雪ではなかった。先日の雪よりも少ない。午後になって雪がやんで一日曇り日。機能パソコンがなおってきて、今日は書き溜めておいた日記をアップしたりする。少し不具合があって、修理してくれたSさんに電話して、遠隔操作で2時間ほどかかって不具合を直してもらう。すごいもんだ。電話で話しながら、向こうは僕のパソコンに入り込んで向こうのパソコンから僕の画面を操作して直していったり、電源のオフ、オンまで遠隔操作してしまえるのだからすごい。よくハッカーなんてことを耳にするけど、こういうことの最たるものがハッカーということなんだろうか。

2018年2月1日(木) くもり小雪
パソコンやっと戻る。

午前中どんよりとした天気で、昼近くから雪が舞い始める。でも今夜から明日にかけて降る予報の雪は、先日ほどは降らないと思う。寒い。ストーブを焚いてコタツに入っているともう出られない。本を読むのもビデオを見るのもここ。灯油も年末からずっと上がりっぱなしのようだ。この冬は寒いので、どの家も灯油は使うのじゃないか。なければ過ごせない必需品である。灯油で風呂を沸かす家は経済的負担も大きくなるかもしれない。
雪になり始めたので、今日は来ないと思っていたパソコン修理をしてくれたSさん、午後2時過ぎに来てくれ、プリンターなどの接続など済ませてくれる。これでまた快適に使える。夜貴永から電話あり。28日の大滝不動祭典の件。

2018年1月31日(水) 晴れ
1月晦日。

1月も終わり。明日にはまた少し雪が降るかもしれないと予報。節分、立春の札を堂宇の柱、入口などに貼る。春を迎える準備ができた。毎年の同じことの繰り返しだが、毎年これを貼り替えると気持ちが新たになる。
ももクロの有安が卒業してしまったが、乃木坂46の生駒里奈が卒業を発表した。生駒ちゃんは「君の名は希望」でセンターを務め、キレのいいダンスが見ていてとても気持ちよかったのを覚えている。おじさんになっても生き生きした彼女たちの頑張りを見るのは、生きる張り合いが出るような気持ちになっていた。もうひとつ。これはごくごく身近なことで、社協のT君が3月で仕事を辞めて神奈川の実家に戻るということを友人から知らされた。20年近くなるだろうか。僕が社協へ出向していたときに、福祉の専門員として神奈川から応募してきたT君を採用した。僕が仕事を辞めてからはほとんど会うこともなくなっていたが、毎年の「醍醐夏の陣」には誘っていっていた。家庭の事情があるようだがさびしくなる。それから、大相撲が終わってしまってなんか空っぽ状態になっている。

2018年1月30日(火) 晴れ
やっと修理終わったと。

パソコンを修理に出しているのだが、今日連絡があって治療が済んだとのことであったが、頼んだこの方が富士吉田の方で、2月1日に届けると言ってれたが雪予報だ。まあここまで不在ということになっていれば、いつでもいいやという感じ。一応、「徒然」だけはアップできるように毎日書いてはいるんだけれど。
午後から風が吹き、夕のお勤めの時間には体感で「随分と冷えてきたなぁ」と。明日の朝はマイナス7度くらいになるような予報。

2018年1月29日(月) 晴れ
護摩加持依頼。

今朝の冷え込みはここ数日のうちでも一番柔らかだったようだ。少し陽が昇って暖かく感じる時間から本堂の掃除を始める。護摩壇、本堂の内外陣。ちょうど12時頃に終了。1月もまもなく終了。2月28日は上求寺のお祭りがあるので、3月1日に焚くということを若菜さんにも昨日話した。
甲府のT工房からメール。腕輪の販売元からまた追加の注文があるということで、護摩加持を頼むと。2種類なので、別々に加持してくれということ。品物に付ける御朱印も65枚ということ。誠にありがたい話である。甲府に足を向けて寝られない。

2018年1月28日(日) くもり
初不動。

今日は一日陽が出ず、風も午後から強くなり、陽が射さないので締め切った部屋の中も暖かくならず、ストーブやエアコンに頼る不経済な一日になってしまった。
初不動。午後1時前に本堂に入る。洒水器の水がカチカチに凍っていた。上野原の若菜親子に、下部:丸畑の岩松ご夫妻、富士宮の若いカップルなど来てくれる。富士宮の方は、お不動様に惹かれるようになって、調べたら大聖寺がヒットしたので来てみたとのこと。こんな風に不思議な縁がまた今年も生まれるのかもしれない。ありがたいことだ。

2018年1月27日(土) 晴れ
10勝。

今朝も厳しい寒さで、水道の凍結はなんとか避けられた。外の水道はなかなか水が出てくるまでに時間がかかる。民俗資料館の前にはまで足を運ぶと、シュウシュウ水の漏れて吹き出しているような音が聞こえる。館の南側に行くと、管がむき出しになっていた箇所が破裂して、まるで氷アートのように飛沫が太く凍っていた。すぐにメーターボックスを開けて栓を閉じる。教育委員会の課長に連絡を入れる。寒い日が続きなかなか外を歩くことがなかったので、いつ破裂したのかわからないが、それでも今朝見つけることができてよかった。
大相撲。なんと!竜電10勝の大台に白星を伸ばした。栃ノ心優勝決める。二人ともすごい!

2018年1月26日(金) 晴れ
西光寺から。

市川三郷町の西光寺から、今年の秋葉尊祭典の連絡をいただく。3月18日になる。2ヶ月先のことだが、その頃に思いを馳せてみると随分と春めいて少しは暖かくなってきているように思えて、気持ちがワクワクしてくる。柴燈護摩の助法をしていただいている、行藏院と瀧本院にもこのことをメールで伝える。それぞれ「今年も楽しみにしています」との返信が来る。新潟の山ア師は佐渡から新潟に帰れたであろうか。今朝も厳しい冷え込みだった。11時の鐘を突く時刻になっても地表は霜柱が立っていて、歩くとサクサクとする。こんな日の続くのはホントに記憶にない。
竜電今日も勝つ。ほんとに強い。9勝目。三賞候補にも上がってくるかも知れない。夕になってまた一段と冷えてきた。もうこのくらいの時間から、庫裏の北側の便所、洗面所周りは細く水を出しておく。

2018年1月25日(木) 晴れ
佐渡に。

今朝も冷え込みは厳しかったが水道凍結は無し。ただ、外の便所と水場のは、毎日夕方メーターボックスのところで止水するのだけど、今朝は開栓しても水が実際に出るまでに時間がかかった。陽が射さないと水が出ない状況。まだしばらく続きそうだ。今朝9時過ぎに新潟の山ア師から電話が入り、仕事で出かけた佐渡にもう4日も足止めくらっているとのこと。海が荒れてフェリーが欠航しているのだと。雪が多くて大変だなぁと気にはかかっていたんだけど、佐渡ヶ島に幽閉されてしまっていたとは。いつ運行が再開されるかわからないので、
毎日宿をチェックアウトして、終日の決行が決まると「もう一泊します」という具合なのだそうだ。佐渡汽船のHPを見たら、波の高さ6メートルで、今日も最後の1便が就欠航未定になっているが、多分無理なんじゃないだろうか。天候が荒れているからな。この異常な寒波は今週末も続きそうだし。
竜電勝ち越し。十両時代に怪我で幕下まで落ちた男が、念願の新入幕を果たし見事勝ち越しを決めた。インタビューに答える竜電の感慨に浸るような表情がとても印象に残った。

2018年1月24日(水) 晴れ
勝ち越しに王手。

竜電、今場所調子が良くすでに勝ち越している大栄翔に寄り切りで勝ち、新入幕での勝ち越しに王手をかけた。
今朝の寒さも厳しかったが水道管は大丈夫。今日は御幣を作り替えたりした。毎年節分の時期に改めている。歳徳神、三宝荒神、五大明王、神変大菩薩の弊など。夕のお勤めをす本堂がすごく冷えてきていた。今夜はまた冷え込みがきつそうだ。気をつけなければ。

2018年1月23日(火) くもり
1センチくらい積もったか。

ここは大したことなく雪が降りやんで良かった。朝見たら1センチほどうっすらと。地表の熱によってか、日陰でないところなんかは溶けていた。そのかわり、墓地の道を開けていくと、ほぼ日当たりのない墓地の奥まったところは3、4センチくらいあり、放っておくと凍りついてしまいそうで、スコップで雪を除けて正解だった。天気予報じゃ日中晴れると言っていたが今日はほとんど陽が出ず、気温も3度から4度くらい。明日からまた強い寒波により朝の気温はぐっと下がりそう。竜電勝つ。勝ち越しが見えてきたか。

2018年1月22日(月)
初雪。

お昼前頃から雪が降り始めた。いま夕の6時を過ぎたが、外は細かな雪が降っていてほとんど積雪はない。ただ今夜まだ降り明日の午前3時ころまで降り続く予報だ。都心の雪の方が多いようだから、ここら辺はあまり心配することもないのかもしれないが、気を緩めずに。今日は竜電負け。

2018年1月21日(日) 晴れ
初大師。

来週の日曜日が初不動。今日は気温も上がる。こういういい天気の後に、あすの雪予報はちょっと心配。お昼前に飯富のDさん夫婦、娘さんが無事出産を終えたことのお礼参りにきてくれる。夕方頭を刈る。
竜電今日も勝つ。今場所横綱の休場などあるが若手の活躍が楽しませてくれている。

2018年1月20日(土) くもり
竜電いいぞ。

今日初めて竜電の取り組みをライブで見た。これで白星先行。幕内に残って相撲を取るってのは相当厳しいものだと思うが、なんとか頑張って欲しい。やはり地元力士がいるってのは、見るにも張り合いが出るってもんだ。月曜に雪になるかもしれないという予報だし、水曜日以降はまたぐっと気温が下がり、木曜はマイナス10度なんて予想なので、水道の凍結にだけは十分に注意を払わなければならない。1月も20日を過ぎた。

2018年1月19日(金) くもり
なかなかなおってこないなぁ。

パソコンを修理に出しているが10日たったがまだ連絡がない。大きなダメージを受けているのか?パソコン歴は結構長いが、中身に関しての知識は皆無である。スマホもやらないし、意外と遅れている。
初場所。今日は竜電勝ち星を3勝3敗に五分に戻した。よしこれでいい。横綱稀勢の里は、なんと!今日から休場。もう世間の多くの人が呆れているわ。出ては途中休場という情けない状態が続いていて、こんなことをいつまで続けるのか。心情わからんでもないが、横綱だからな。明治維新で断髪しないのを許されたのは相撲取りだけだったというのは、この大きな体の人たちが神の近くにある存在であったからだ。次の場所、自らが決着をつける場所としなければいけない。

2018年1月18日(木) 晴れ
もうだめだぁ、引退だー。

稀勢の里3連敗。1勝4敗。もうこりゃダメだわ。お父さんから引導渡されるかもな、「辞めろ!」って。悲劇の横綱だわ。引退だなもう。白鵬も今日から休場だけど、若手の高安、御嶽海は頑張っているので内容はしっかりとある初場所だ。可哀想だけど、現実を回避して生きて行けないのが定めってもんだろう。新入幕の竜電は今日よく踏ん張った。2勝目を上げ序盤をなんとか乗り切った。4敗と3敗では勝ち負けの差で随分と開きがある。白黒の差が開かぬよう中盤も凌いで、なんとか勝ち越しに結びつけて欲しいもの。

2018年1月17日(水) くもり
浅川マキ上映会。

桜座で浅川マキのビデオ作品の上映会と金子マリのライブがあった。今日は浅川マキの命日で、彼女は2010年に公演の名古屋の宿泊先で亡くなっている。桜座でマキを聞いたのは2005年10月で、早川の望月さんと一緒に行った。もう15年も経っていたのかと改めて時間の経過を思った。今夜は壬生さんと待ち合わせていたが、玄法院の坂本さんも仕事を終えてから来ていて入口で会った。内藤君御夫妻も来ていた。皆楽しみにしていたのか。東京あたりから来た人達もいたのではないか。1時間ちょっとの上映会がありその後金子マリのライブが始まった。ピアノに渋谷毅、ギターに石渡明廣。がそのライブなんだけど、こちらが期待をしすぎたってことになってしまうんだろうか?金子マリのシャウトするボーカルを楽し
みにしていたんだけど、完全にはぐらかされてしまった。多分今日の観客の誰もが不完全燃焼な気分を味わったのではないか。渋谷毅のピアノを聴きに来たわけではなくて、あくまでも金子マリを聴きにきたのだというところからはズレまくっていたライブで、こんなクソ面白くなく、裏切られたライブって記憶にない。

2018年1月16日(火) 晴れ
母の命日。

朝早く妹と三吉屋のお姉さんが墓参に来てくれた。1月16日は、妹の夫が兼務している上佐野の寺で法要を営んでいるので、そちらに行く前にと、もう7時半ころには着いて墓参りしていたようだ。墓参後に声をかけられて、お茶を一杯飲んで早々に帰ってゆく。今日の冷え込みは少し和らぎ、あすは雨模様になるらしいので水道の凍結は安心だ。午後、娘と僕の確定申告書を作る。女房がユニセフに月々3千円の寄付をしていたので、娘の確定申告にそれを使ったが、夕方もう一度ネットで調べてみると、寄付金控除はあくまでも納税者本人でなければダメということが書いてあったので、もう一度やり直し。
水上勉「醍醐の櫻」という小品を読み終える。彼は「敗戦の前年、伏見墨染町の輜重輓馬隊にいた」とのことで、醍醐寺も何度か訪れている。仁王会前行の案内が本山から届いたが、61歳になってこの冬の寒さを京都で朝6時から味わう法要には、完全に心が折れた。

2018年1月15日(月) 晴れ
決着。

母が亡くなって明日で3年になる。そして亡くなってから諸事あったが、今日でやっと決着をつけて終わりにすることができた。たまたま今日でケリがついたということで、たまたまちょうど3年でということであったが、感慨深いものがある。寒さは今日までで、明日から少し天気は下り坂のようである。昼食後に昨日の護摩の後を片付け仏器を洗い、壇と本堂を掃除した。今月はあと28日に初不動の護摩を焚くと、3日、昨日と三度の護摩焚きとなる。昨日祈願した御札は今日午前中に東京へ届いたと連絡があった。きっとお不動さまの加護があるものと信じている。

2018年1月14日(日) 晴れ
今朝も寒い。

午前中に獅子舞が来る。若者と言われる世代は少ないが、僕よりちょっと下の人たちがずっと長くそれに携わって行事を行ってくれている。頭が下がる。僕に出きることは後方支援する。会長がお祓いで使う幣束は毎年作っている。昨日の夕方のどんど焼きの後の始末も今朝僕が済ませた。今朝は昨夜少し水を出しておいたのが幸いしたのか、凍らせずに済んだ。
船橋のSさんから、東京板橋に住む弟さんが入院しているので、急ぎ護摩を焚いて御札を送って欲しいと頼まれ、昼食後急ぎ壇を準備して一段護摩を焚いて、当病平癒・寿命長遠の祈願をする。終わって送る用意をして郵便局に行くと、日曜は午後3時までとのことでアウト。仕方がないのでクロネコに行く。「中身はなんですか?」というので、御札だと応えると、「念じてありますか?」と訊くので、ご祈願をした札だと応える。すると「そういうものは送れないんですよ」と。まあ今回はということでただ「板」と書き、送ってもらえることになった。「でも今は遺骨だって送れるらしいじゃないですか?」と訊くと郵便局だけはそういうものが送れるのだということ。システムがよくわからんが勉強になった。

2018年1月13日(土) 晴れ
例年にない寒波だ。

庫裏の洗面所が凍結。朝マイナス4度ほど。昼過ぎまで通水せず、やっと午後になって湯の方は出るようになったが、水の栓の方はちょろちょろとしか流れなかった。このままでは今夜また危ないので、夜通し少し水を出していたほうがいいだろう。それにしても厳しい寒さで、この冬のような冷え込みは珍しい。
夕方小正月のどんど焼き。皆「寒いなぁ」と言葉を交わす。

2018年1月12日(金) 晴れ
新潟は大雪らしい。

夜呑気に山ア師からの牡蠣を食べていた頃、彼の住む新潟は大雪に見舞われていた。「雪で立ち往生 列車の430人一晩明かす」などのニュースを朝見る。昼のワイドショーでも、新潟市内も大変な積雪量になっていると報じた。山ア師にメールを書こうと携帯を手に取ると、昨夜のうちに彼からの着信があった。「僕のアメ車が雪に埋まってる? 明日の道路はガタガタだなぁ」と写真添付で。女房の誕生日。母が亡くなってからの事後処理がやっとカタがつくことになってホッとしている。ちょうど間もなく3年だ。

2018年1月11日(木) 晴れ
ぷりぷりの牡蠣を喰らう。

1月も10日を過ぎ、なお一層の寒さに入ってきた。起き出すのが億劫になって
精神が腐ってくる。夜、山ア師より回していただいた広島の牡蠣を酒蒸しで喰らう。女房も娘も「旨い旨い」と感嘆の声を上げながら、ぷりぷりしたぶっとい牡蠣の身を腹に入れる。こういう困り事ならいつでも引き受けたいと思う。憂歌団をYouTubeで久しぶりに聴く。車谷長吉の本一冊読む。

2018年1月10日(水) 晴れ
牡蠣。

昼過ぎに山ア師から「着払い」で牡蠣が送られてきた。発泡スチロール箱に詰められた殻つきの豪華なもので、殻を開ける専用のナイフと軍手、調理用パンフレット付きである。娘が今夜いないので明日の晩いただくことにした。今日は昨日ほど気温は上がらなかったが、風が少し強く吹いた。お寺のJA建更の保険料を支払う。護摩の杓の柄を年の暮れに自作したのだがちょっと細すぎて扱いにくいので、野竹を割って添え持つところを太くする。そこにテニスラケットの柄に巻いてあるようなテープを買ってきてしっかりと養生した。this is plenty。

2018年1月9日(火) 晴れ
パソコン修理。

天気予報で気温が上がると言っていたが、3月中旬並みとか。ポカポカ陽気になる。県内の学校も今日から3学期が始まったようだ。3学期はあっという間に過ぎてしまう。僕も退職する年の1月の仕事始めには、土日、祭日を差し引いてあと何日勤めればいいのか数えたもんだ。午後パソコン修理屋さんが来てくれ、持ち帰りで修復するということ。一週間ぐらいかかるという。「徒然」は別ノートで書き溜めておこう。新潟の山ア師から牡蠣をもらったが冷蔵庫にゆとりがなく入らないので、貰ってくれないかというメールが届く。「着払い厳守!]でならということでいただくこととした。

2018年1月8日(月)
雨。

やがて雨が降り始めるという予報の朝。10時過ぎにはぽつぽつと降り始める。そんな朝だからいつもの冷え込みはなく、外の止水栓を開くと外の水場の水道もすぐに水が出た。娘と女房は甲府へ出かける。僕は一日映画やドラマや落語や高校サッカー、高校ラグビーの決勝戦を見る。雨でどんよりとして寒い一日だった。成人式は大方が昨日の日曜に済ませたところが多かったはずだが、今日予定の成人式に、予約していた晴れ着が届かずに式に出られなかったりした可哀想な新成人がいたとのこと。こういう逃げてしまった業者はいかんなぁ。明日からしばらく更新できないかもしれない。修理で。

2018年1月7日(日) 晴れ
法事あり。

今朝の冷え込みもきつい。11時から法事。焼津、三島から13名で来寺。法事の時間帯は少し暖かくなるも、墓地は冷え込んでいて少し風もあった。終えて庫裏で食事。法螺貝の話になり、来ていた男性が太鼓のグループに入っていて法螺貝も吹くというので、まず僕が吹いてから渡すと、ただストレートに乙音を立てるだけのようなもの。そのうちにその子供たちまでが吹かせろといい、ぷーぷーぷーと始まってしまう。なかなかに正月としては異例の法事になる。古い法螺を一つ差し上げた。

2018年1月6日(土) 晴れ
明日の準備。

明日佐野家の七七日忌の法事があるのでその準備をする。準備をしながら、正月の供え餅なども片づける。昼間は穏やかで日差しもあり、部屋の中はあたたかであった。95歳の若尾刀自から年賀状が届く。自分で書いて送ってくれたので、僕もうちの年賀状をA4に拡大印刷して封書で返信した。

2018年1月5日(金) 晴れ
去年の今日は。

去年の1月5日は行藏院の檀家の葬儀の助法に、玄法院の住職とともに行っていた。今年も寒い時期なので突然の訃報が入ってくることがあるかもしれない。昨日お札配りで富士豊茂に行ったとき見た富士に、雪が少ないように思えたのだが、今朝のサンニチには例年より雪が少ないと写真入りで載っていたので、僕の感覚に狂いがなかったことが証明されちょっと気持ちがよかった。それにしても朝夕寒すぎる。新潟の山ア師から昼食時に電話が入った。今日から仕事始めとのこと。新年のあいさつを交わし、今年も何度か会えることをお互いに話した。

2018年1月4日(木) 晴れ
お札配り。

新年のお札を檀家に配る。朝7時15分出発。昨日の夕方外の便所のところの止水栓を止め忘れてしまい、ちょっと心配しながら出かける。まあ大丈夫だったのだが。マイナス5度の朝。下部から本栖湖へと上がる。トンネルを抜けて本栖湖に出ると、ちょうど朝日の出た富士山が目の前に臨めた。なかなかこの光景に出合えることがなかったのだが今朝はよかった。さっそく車から降りて富士に向かって法螺を立てる。写真を撮っていた人たちも静かに聞いてくれる。豊重の遠藤さんから市川、甲府へと回り、お昼過ぎに帰ってきてそのまま地元の檀家を回ってしまう。日差しのあたたかな昼になる。頼まれたお札なども送る。

2018年1月3日(水) 晴れ
護摩を焚く。

箱根駅伝終わってみれば結局青学が優勝し、山梨学院は18位に沈んだ。来年また予選会出場となる。古豪もあるが新しく出場する大学も出てきたので、選手に優劣があまり顕著にあるとは思わない。上田監督の指導力に陰りが見えてきたと言うしかないのではないか。午後大月の蔦木家の皆さん参拝に来寺。双子のお孫さんが2月に看護師の国家試験を受けるため、合格祈願の護摩を焚く。きっと大丈夫。3が日もあっという間に終わってしまった。

2018年1月2日(火) 晴れ
新年会。

午前中恒例の大学箱根駅伝見る。山梨学院の成績がやはり気になるが往路終わってみればさんざんなもの。期待の5区の上田主将も大ブレーキ。2区のニャイロの活躍がなければ本当にどんじりに沈んでいた。もう今年の箱根は終わった。往路が終わる頃に川口さんと秋山さん来山。頼まれていた御札を渡し、庫裏で毎年の新年会。もう20年くらいになるか。たくさんの話をしてよく飲んだ。近くに生活していても、なかなか最近は会って飲むことも減ってきた。暗くなる頃に奥さんが迎えに来て変える。赤井の伯母さんから電話ある。90歳超えてまだまだ頭ははっきりしていて会話もしっかり。夏また伺うというと「待っている」と応えてくれる。

2018年1月1日(月) くもり晴れ
あけましておめでとう。

6時半に起きお勤めをして、護摩壇を掃除する。寝たのが2時過ぎだったのであまり睡眠をとれていない朝。毎年のことだ。東海師に年越しの護摩を手伝っていただき、彼はまた甲府へと帰る。元日と2日の、玄法院と行藏院の初護摩にも参座するとのこと。今年は飯富の土橋夫妻だけが護摩に来てくれた。外に初詣はあったようだが、女房が鐘を撞く時間が長くかかったってことは、もうだんだん夜中に詣でる集落の人たちも少なくなってきたってことだ。除夜の鐘がうるさいと昼に鐘を撞く都会の寺もあるが、鐘を撞きに来る人が少なくなる寺というのもさびしい限りだ。10時から集落の新年互礼会。終わってから同志会の新年会。新しい年がまた始まった。